奈良美智展 Moonlight Serenade 月夜曲 | 金沢21世紀美術館
2006年から2007年にかけて金沢21世紀美術館で開催された展示の図録。現代美術家・奈良美智のインスタレーション「Voyage of the Moon」をはじめ、小学生の子どもたちが犬の着ぐるみを着て美術館を探検するプロジェクト「Pup Patrol」などを収録。
The Kinfolk Table 小さな集いのためのレシピ集 | ネコ・パブリッシング
ポートランド発のライフスタイル誌「KINFOLK」の日本語版レシピ集。著者であるネイサン・ウィリアムスが世界中を旅するなかで出会った、さまざまな家庭料理をまとめたもの。理想的な朝食から、友人と楽しむディナーまで、大切な人とテーブルを囲むというささやかな喜びを感じさせてくれる一冊。
平成の紙譜 全3冊揃 | 全国手すき和紙連合会
全国各地の和紙を集めた和紙資料集。上巻・下巻・資料集の3冊揃。北海道から沖縄まで、各地から集めた350点の実物標本紙を収録。そのほか規格、原料、特徴なども掲載。緑資源を大切に保護してきた伝統文化として、未来へと繋げていくための貴重な資料。
石山修武 建築がみる夢 12の物語展 | 世田谷美術館
2008年に世田谷美術館で開催された展示会「建築がみる夢 石山修武と12の物語」の図録。「カタログ編」と「物語編」の2冊組。「カタログ編」では、鈴木博之、柄谷行人らのテキストや、国内外で進行中の12のプロジェクトを豊富な模型、図面、スケッチなどとともに紹介。「物語編」では、12のうち8つのプロジェクトにかかわる“物語”を、石山修武ならではの視点で語る。
原視紀行 地相と浄土と女たち | 石山修武
建築家、石山修武による日本の地相と歴史を訪ねた旅行記録集。地質学や女性史などの観点から、フォッサ・マグナや奥州平泉、いわき市白水の浄土庭園、伊勢松坂など日本列島の各地を哲学的思考を通して紐解いていく一冊。写真家、中里和人による写真と、作家の野田尚稔による解説をあわせて収録。
おそうざい十二ヵ月 | 暮しの手帖編集部
暮しの手帖社から出版されたレシピ本。見栄えや豪華さにこだわったおもてなし料理ではない、日常の暮しを豊かにする毎日のおかずを、丁寧なレシピとレトロな写真で紹介。ほんの少しの心遣いを込めた、四季を感じながら味わえる一品が満載。装丁は花森安治。
特別展 中近東遊牧民の染織 松島コレクション | 松濤美術館
1985年に松濤美術館で開催された展示の図録。中近東の遊牧民の衣類、テント、敷物、袋類などの図版とともに、生活と織物について、織物のデザイン、遊牧民族についてなどの解説を収録。
Bamboo Architecture: Vo Trong Nghia & The Work of VTN Architects | ヴォ・チョン・ギア
アジアで最も革新的な建築家の一人、ヴォ・チョン・ギアの写真資料集。アジアの建築で古くから使用され、軽量で強度が高く、入手しやすい理想的な素材である竹を駆使した設計例を収録。柔軟な「タムボン」と頑丈な「ルオン」の2種の竹を使った新しい方法を開発し、標準化したモジュールを製造できるワークフロー、素材を長距離にわたって使用できる編み技術などを、美しい写真とともに紹介。 英語表記。
山陽山陰の民芸 | 大下米造
中国地方の民芸品を紹介した資料集。岡山県の倉敷みなと窯や、広島県の備後絣など、その土地に受け継がれた民芸品を紹介するとともに、手工芸の実情をあきらかにしていく。序文は民芸運動家の外村吉之助。
オットー・クンツリ展 I made it - You name it | 東京都庭園美術館
2015年に東京都庭園美術館で開催された展覧会の図録。スイスのジュエリーデザイナーで、コンテンポラリー・ジュエリー界における第一人者、オットー・クンツリによる1967年から2012年までの主要な作品に加え、展覧会のために制作された新作200点余りを収録。
鳥獣戯画 京都 高山寺の至宝 | 東京国立博物館、朝日新聞社
2015年に東京国立博物館で開催された特別展「鳥獣戯画:京都 高山寺の至宝」の図録。擬人化した動物や人々の営みを、墨線のみで躍動的に描いた鳥獣戯画。甲乙丙丁の全4巻にわたり、その全貌を紹介する。
白洲正子 神と仏、自然への祈り 生誕百年特別展 | 滋賀県立美術館ほか
2010年から2011年にかけて滋賀県立美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。随筆家、白洲正子が自身の紀行文や評伝の中で触れた、国宝や重要文化財を含む仏教美術や絵画、美術工芸品の数々を、白洲正子の言葉を添えて紹介する。ソフトカバー冊子10冊に解説1冊、折りたたみシート2枚を付属。
ヒョウタン美術館 The Gourd Museum | 港千尋
写真家、映像人類学者の港千尋による「ヒョウタン」をテーマにした一冊。2012年の台北ビエンナーレでキュレーターのひとりとして参加した「ヒョウタン美術館」を土台にまとめたもの。ヒョウタンの歴史、神話、世界における芸術としてのヒョウタンなど、モノクロの図版を交え解説。蝋引きされた透けるデザインの装丁は、松田行正。
Le Corbuffet: Edible Art and Design Classics | Esther Choi
エスター・チョイによるレシピ集。チョイが友人のために開催したディナーパーティーから生まれた独創的な一連のレシピは、ロバート・ラウシェンバーグや、デイヴィッド・ホックニーなど、著名アーティストや建築家の作品をオマージュしたものとなっている。 英語表記。
渡辺康啓 Printed Matter 2冊セット | Qullo&Co.
料理家、渡辺康啓が料理と写真、印刷物の新しい可能性を探る試みとして、自主制作で発行しているプロジェクト『printed matter』の第1弾、第2弾の2冊セット。第1弾はレシピが記載された帯と料理の写真が印刷されたポスターサイズのシート3枚を付属。第2弾は「森」をテーマに、春夏秋冬の野山の景色をイメージしたレシピを掲載。レシピの世界観を写真とデザインに落とし込んだB4サイズのシート7枚を付属。限定500部発行。
Neue Grafik: New Graphic Design: Graphisme Actuel 1958-1965
ヨーゼフ・ミュラー=ブロックマンによって創刊され、1958年から1965年にかけて18号まで発行されたデザイン誌『Neue Grafik』をラース・ミュラー社が復刻。グローバル化する企業のコーポレート・デザインにおけるコンセプチュアルなアプローチの模範となり、ポスターや展覧会、出版物など世界中のグラフィックデザインに影響を与えたスイス・スタイルを一望できる。 ドイツ語、英語、フランス語表記。
sacai A to Z | 阿部千登勢 ほか
ファッションブランド『sacai』の作品集。『sacai』のコレクションアーカイブ、ファッションジャーナリストらによるエッセイ、『sacai』誕生までの漫画など、カラーによる200点以上の図版、解説を収録。創立者であり、デザイナーでもある阿部千登勢のデサインのプロセスを紐解く。 英語、日本語表記。
Henry Wolf: Visual Thinking | ヘンリー・ウルフ
「Esquire」、「Harpers BAZAAR」などのファッション誌でアートディレクターを務めたデザイナー、ヘンリー・ウルフが編纂する優れたグラフィックデザインの資料集。記憶に残るビジュアルデザインの秘訣を解説する。 英語表記。
英字デザイン | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔著。英字の書き方から基本知識、歴史、英字の構成、書体の選び方、現代の代表的な書体など英字デザインの包括的な情報を提供する。
染め文字 伊藤紘型染作品集 | 芸艸堂
デザイナー・伊藤紘の作品集。文字と日本の風物などをモチーフに、日本の伝統染色技法である型染で制作された版画作品を多数掲載。序文は篠原栄太、秋月繁によるもの。
日宣美の時代 日本のグラフィックデザイン1950-70 | 佐野寛
戦後復興期、日本のデザイン史に大きな足跡を残した日本宣伝美術会=JAAC20年間の活動の記録と検証を収めた作品集。豊富なカラー図版に加え、細谷巖、永井一正、中村誠、福田繁雄ら日本を代表するグラフィックデザイナーのテキストを多数掲載。
Contemporary Japanese Posters | Gian Carlo Calza
1964年の東京オリンピックから三宅一生のロゴ、そして大阪博覧会からデザイン会議の公式ポスターまで、85人のグラフィックデザイナーと756点のポスターを掲載。日本のグラフィックデザインの発展に見られるトレンドと美的意識を幅広く取り上げ、纒めた一冊。
Fax You: Urgent Images, the Graphic Language of the Fax
FAXアートをテーマにしたビジュアルブック。世界各国のアーティスト、デザイナー、建築家、映像作家、音楽家など数百人に向けて作品を募集し、その中から最も独創的な作品を集め、創造的なツールとしてのファックスの成果と影響力を検証。 英語表記。
名取洋之助と日本工房 1931-45 | 岩波書店
国内に報道写真やその方法論を持ち込み、先駆的な写真家・編集者として活躍した名取洋之助。木村伊兵衛、原弘といったメンバーとともに設立した制作集団、日本工房の仕事を主に特集し、テキストと豊富な図版資料で構成された1冊。
にっぽんのえ 7 早川良雄 vs. 井上嗣也
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、早川良雄vs.井上嗣也第7号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、イラストレーション、ポスター、広告作品やインタビュー、「7つの質問」などを掲載。
にっぽんのえ 4 大橋歩 vs. ペーター佐藤
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、大橋歩 vs. ペーター佐藤号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、それぞれのイラストレーション作品やインタビュー、「7つの質問コーナー」などを掲載。
にっぽんのえ 3 日比野克彦 vs. 中村幸子 | 小学館
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、日比野克彦vs.中村幸子第3号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、ダンボール作品、オブジェ、ポスター、広告作品、イラストレーションやインタビュー、「7つの質問」などを掲載。
サン=テグジュペリの星の王子さま展
2007年に松屋銀座などで開催された展示の図録。世界中で愛読されるサン=テグジュペリの『星の王子さま』。初公開となる原画やテグジュペリ自筆の手紙やデッサンを通して、作品を紐解く。アートディレクションは祖父江慎によるもの。
Top 100 Rock ’n’ Rol Albums of All Time | Paul Gambaccini
1960年代から1980年代後半を代表するロックンロールの名盤トップ100をまとめた一冊。ビートルズ、ボブ・ディラン、エルビス・プレスリー、マイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイ、パティ・スミスらのアルバムジャケットの図版、テキストを収録。 英語表記。
日本タイポグラフィ年鑑 1994 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した1994年度の年鑑。ロゴタイプやタイプデザイン、グラフィック、パッケージなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは三木建。装丁は味岡伸太郎。
河目悌二展 生誕120年記念 | 刈谷市美術館
2009年に刈谷市美術館で開催された展覧会の図録。絵雑誌「良友」や「子供之友」で知られ、大正から昭和にかけて活躍した童画家、河目悌二。本書は絵雑誌の原画や初公開の学生時代のスケッチ、ほとんど紹介されてこなかった広告デザイナーとしての仕事など、河目の画業を豊富な図版とテキストで紹介する。
Katsura: Imperial Villa | Phaidon Press
日本建築の金字塔「桂離宮」を紹介する写真資料集。詳細な図面や記録資料、歴史的な分析を、新たに撮影された写真と併せて収録。ブルーノ・タウトによるテキスト、図版を掲載。数々の名だたる建築家たちを魅了してきた空間、モダニズム建築を再認識できる一冊。 英語表記。
デザイン 柳宗理の作品と考え | 用美社
インダストリアルデザイナー、柳宗理の作品集。食器や家具、建築物といった氏の作品図版を多数掲載するとともに、デザインにおける様々なテーマについて綴ったエッセイ「デザイン考」を収録。
Textiles Africans | Michele Coquet
アフリカのサハラ以南のテキスタイルデザインをまとめた写真資料集。遺跡調査で発見された布、北アフリカからのイスラムの影響が見受けられるデザインなど、様々なテキスタイルを紹介。図版170点を収録。ケースには泥染め布(ボゴランフィニ)を再現した布が貼られている。 フランス語表記。
平安の文様 世々のみけし | 三一書房
平安朝の衣服の文様を集めた資料集。年中行事絵巻や源氏物語絵巻、扇面写経などの絵巻から、色目文様を組織的に分類、カラー図版で各頁6種類ずつ掲載。巻末には文様の用途、男女、老少、階級などに着目し、文様の発達や特色についての解説を収録。1000部限定刊行。
村田森展 | 鎌倉芸術館
2012年に鎌倉芸術館で開催された展示の際に刊行されたもの。京都を拠点に活動する陶芸家、村田森の作品、展示の様子、創作過程がおさめられている。会場に展示された9つの巨大な大壺、白磁、刷毛目などによる作品とともに解説を収録。
エジプト古代染織展 コプト織の世界 | 鐘紡
1979年に銀座シグナスにて開催された展示の際に刊行されたもの。鐘紡株式会社が(現・カネボウ)創業以来50年以上にわたり収集した染織工芸品の中から、世界の古代染織を代表するエジプトの「コプト織」に焦点を当て紹介。2世紀から12世紀までの、コプト織の種類や人物文、唐草文、幾何文などの様々な文様の図版、解説を収録。
Connaissance des Teintures Vegetales | Figue-Henric Eric
植物染料に関する研究をまとめた資料集。羊毛と染料について、植物の品種と染料を採取するための技術、詳細を図版、解説とともに収録。 フランス語表記。
19世紀アメリカインディアンの染織 | ナバホブランケット実行委員会
1984年から1985年にかけて開催された巡回展の際に刊行されたもの。 19世紀に米国南西部で生み出されたナバホ族が織るブランケットに焦点を当て紹介。 ナバホ族の染織とその背景、歴史、ストライプやひし形、楔形模様のブラン […]
幽霊・妖怪画大全集 美と恐怖とユーモア
日本画家であり風俗研究家でもあった吉川観方が収集した、日本の幽霊・妖怪画の名品を一挙に公開した展示会図録。円山応挙、伊藤若冲、歌川国芳、月岡芳年、歌川国貞らによる妖怪画、百鬼夜行図、幽霊画など158点をカラーで掲載。
日本伝奇伝説大事典 | 乾克己ほか
日本各地に伝わる、上代から明治期にいたるまでの神話・伝説・昔話・説話・奇談・人物の逸話などを集大成した事典。時代の変遷とともに文芸化、芸能化された虚像の部分にまで叙述。
つづく で起こったこと 「ミナペルホネン/皆川明つづく」展 93日間の記録 | 青幻舎
2019年から20年にかけて東京都現代美術館で開催された「ミナ ペルホネン/皆川明つづく」展を振り返り記録したもの。各界で活躍するクリエイターやアーティスト12名と語り合うクロストークやファッションショー、演劇、食などの幅広いイベントの内容を収録。
Shio Kusaka: One Light Year | シオ・クサカ
2022年にDavid Zwirnerで開催された陶芸家、シオ・クサカの展覧会を機に出版された作品集。縄文土器をもとにつくられた作品、繊細な文様の器など、展示作品の豊富な写真、解説を収録。 日本語、英語表記。