Sean Scully | ショーン・スカリー | Thames & Hudson
アメリカを拠点に活動する画家・版画家、ショーン・スカリーの作品集。ロンドンで過ごした幼少期の1950年代から、ニューヨーク、バルセロナ、ミュンヘンに至るまでのキャリアとその生涯を辿る。縞模様やチェック模様、長方形を組み合わせた抽象画ほか、カラー・モノクロ含む図版200点、解説を収録。 英語表記。
Baselitz | ゲオルグ・バゼリッツ
2018年にバーゼルのバイエラー財団とワシントンのハーシュホーン美術館で開催された展覧会の図録。現代において最も影響力のあるーティストのひとり、ゲオルグ・バゼリッツによる過去60年間における絵画や彫刻をカラーの大型図版で多数収録。英語表記。
Botero New Works on Canvas | フェルナンド・ボテロ
南米コロンビア出身の芸術家、フェルナンド・ボテロの作品集。あらゆるモチーフをふくよかに描く独自の作風で知られるボテロによる、1987年から1997年までのドローイングやペインティングをカラー図版で多数収録。英語表記。
Hannah Hoch: Album | ハンナ・ヘッヒ
ベルリン・ダダ運動のメンバーの一人であるハンナ・ヘッヒが残したアルバムを再現した一冊。ヘッヒが興味を持って集めた自然、テクノロジー、スポーツ、ダンス、ニューウーマン、映画、民族学など、400点以上の写真を114ページで構成。 英語、ドイツ語表記。
Hannah Hoch: Picture Book | ハンナ・ヘッヒ
フォトモンタージュの創始者のひとりとしても知られるダダイスト、ハンナ・ヘッヒの絵本。1945年に刊行されたものの複写版。4匹の神話上の生き物の冒険を描いたもので、フォトモンタージュと幻覚的な植物のイメージが組み合わさった不思議な一冊。英語表記。
手のなかの空 奈良原一高 1954-2004 | 島根県立美術館
島根県立美術館で開催された「手のなかの空 奈良原一高 1954-2004」展図録。戦後日本を代表する写真家のひとり、奈良原一高の写真シリーズ「人間の大地」「王国」「ヨーロッパ・静止した時間」「スペイン・偉大なる午後」「ジャパネスク」「消滅した時間」「ヴェネツィア」「空/天/円」を編纂した内容。そのほか奈良原一高自身の写真アルバムなども併せて収録。
The Stanley Kubrick Archives | スタンリー・キューブリック
1999年に他界した映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックの初期作品「非情の罠」から、遺作となった「アイズ・ワイド・シャット」までをタイトル通り一挙にアーカイブした一冊。ポスター、ラフスケッチ等の映像資料、撮影風景、キューブリックにまつわる記事、エッセイほか、豊富な図版とともに解説を収録。スタンリー・キューブリックの綿密な思考とその仕事を知ることができる。英語表記。
Gerhard Richter: Florence | ゲルハルト・リヒター
ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品集。1999年から2000年にかけて制作された、フィレンツェの街角で撮影されたスナップショットにパレットナイフで油彩で描く「オーバーペインテッド・フォト」シリーズを収録。力強い色彩とそこに隠れた風景の断片による絵画と写真の狭間を行き来する。
斉白石 中国近代絵画巨匠 | 東京国立博物館 ほか
2018年から2019年にかけて開催された巡回展の図録。中国近代水墨画の巨匠、斉白石(さいはくせき)の作品を多数紹介する。花木、鳥獣、山水、神仏、人物、書、印など、カラーによる図版とともに解説を収録。
Art School: Richard Bevan, Tamsin Clark & Sophia Phoca
2015年に評論家で研究者のソフィア・フォカがカンタベリーのクリエイティブ・アート大学のファインアートコースのために制作したもの。 4つ折りになったA3用紙それぞれに、これからデザインを学ぶ学生たちに送る言葉のテキストなどが写真などのコラージュとともに掲載された、デザインとしてもユニークな出版物。英語表記。
Roni Horn: Gurgles, Sucks, Echoes | ロニ・ホーン
2002年にMatthew Marks GallerとGalerie Jablonkaで開催された展示の際に刊行されたもの。アメリカの芸術家、ロニ・ホーン自身が綴った短いテキストを収録。手書きで切り貼りしたように描かれた作品の数々が収められている。2000部限定。ドイツ語、英語表記。
ヨーゼフ・ボイス 国境を越えユーラシアへ | ワタリウム美術館
1991年にワタリウム美術館で開催された展覧会に際して刊行された図録。ドイツのアーティスト、ヨーゼフ・ボイスによるドイツからポーランドへの国境を越えたアクション「ポーレントランスポート1981」を中心に、「地球大のシャーマン」「ウサギという不思議」「蜜蜂の熱と彫刻」「〈革命〉のアクション」を、解説、ボイス自身の言葉、モノクロ図版で紹介した一冊。
Redheads ペーパーバック版 | Joel Meyerowitz ジョエル・マイヤーウィッツ
ニュー・カラー派の一人として知られる写真家、ジョエル・マイヤーウィッツの写真集。赤毛の老若男女のポートレートを多数収録。一部地域では古くから偏見や差別の対象になってしまっていた人々が、マイロウィッツの手によって個性としての輝きを放つ。
マティス展 | 国立西洋美術館
2004年に国立西洋美術館で開催されたマティス展の図録。20世紀を代表する画家、アンリ・マティスの世界を「過程(プロセス)」と「変奏(ヴァリエーション)」をテーマに展示したもの。油彩や切り絵作品のほか、素描、版画、挿絵本、彫刻など、多彩な作品を収録。
竹尾洋紙店70周年記念 手漉和紙 | 株式会社竹尾
竹尾洋紙店(現・株式会社竹尾)の創業70周年を記念して出版された日本の手漉和紙見本帖。208種類の実物和紙を収録。また、解説編では手漉和紙の歴史や製法などを解説し、産地や特徴などもあわせて記載。装丁は原弘によるもの。
The Japanese Garden | Sophie Walker
日本庭園の芸術とその影響について解説した資料集。古代の神社から、皇室の庭園、現代の禅のデザインまで、ガーデンデザイナーのソフィー・ウォーカーが日本庭園の歴史とその美しさを、豊富な写真と丁寧なテキストで紹介。英語表記
Ettore Sottsass: Architect And Designer | エットレ・ソットサス
ポストモダンを代表する建築家でありデザイナー、エットレ・ソットサスの写真資料集。ソットサスがメンフィスを離れてからの20年間の作品を中心に収録。モダニズムとポストモダニズムの関係を分析し、彼の個人的なデザイン哲学、信念、そして根源的な人間性を照らし出している。英語表記。
The Couture Secrets of Shape | Homer Layne、Dorothea Mink
アメリカ初のクチュリエと呼ばれたイギリス系アメリカ人デザイナーで、技術と方法論の両面でファッション界に多大な影響を与えたチャールズ・ジェームズ。1973年に出版された著書「The Charles James Approach to Structural Design」のはじめての復刻版を収録。さらにジェームズの仕様に従ってカスタマイズしたマネキンの制作過程も紹介した、教科書的な一冊。英語表記。新刊書籍。
日本の屋根 | 伊藤ていじ、高井潔
写真・高井潔、文・伊藤ていじによる、日本の屋根に特化した建築写真集。茅屋根、皮屋根、瓦屋根、石屋根と種類ごとに外観やディテールの写真をモノクロ図版中心に掲載。巻末には日本の屋根に関する評論と屋根設計資料を収録。
Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams ハードカバー版 | ディーター・ラムス
家電製品メーカー・ブラウン社のプロダクトデザインなどで知られるドイツのデザイナー、ディーター・ラムスの個展図録。ブラウン社の豊富な製品写真・図版に加え、コンセプトとなったデザインスケッチも掲載。機能主義のインダストリアルデザインを象徴する傑作の数々を紹介する。ハードカバー版。 ドイツ語表記。
Naoto Fukasawa 日本語版 | 深澤直人
プロダクトデザイナー、深澤直人の作品集。無印良品のCDプレイヤーや、TAKEO PAPER SHOWのためのパッケージデザイン、その他数々の日用品や家具などを紹介。ジャスパー・モリソン、アントニー・ゴームリー、原研哉らによるテキストもあわせて掲載。日本語表記。
Le Corbusier and the Power of Photography | ル・コルビュジエ
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエと写真の関係を紐解く資料集。建築家として旅をしていた頃に撮った写真や周囲の風景のスナップショット、グラフィックデザインへの実践的なアプローチ、建築空間のための大規模な写真イメージやコラージュまで、ル・コルビュジエが写真というメディアとどのように関わり、視覚文化にどういった影響を与えたのかを探る。 英語表記。
アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 | 国書刊行会
2018年から2019年にかけて各地で開催された展示会「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」の図録。モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求したアルヴァ・アアルト。家具、照明器具、ガラス器をはじめ、建築、都市計画にいたるまで、その多彩なる創作活動をたどる。
芹沢銈介 作品/コレクション 函入り2冊組 | 東北福祉大学
型絵染の人間国宝、芹沢銈介の展示図録2冊セット。デザインは杉浦康平、佐藤篤司。「作品」には着物から暖簾、屏風、カレンダー、装丁を手掛けた書籍、ガラス絵などを掲載。「コレクション」には世界中をまわり蒐集した家具や器、装飾品、テキスタイルなどを掲載。
用の美 柳宗悦コレクション 日本の美 上下巻 セット | 日本民藝館
日本での民藝運動の第一人者、柳宗悦によるコレクション集2冊揃え。上巻では、柳が蒐集した器、家具、衣、裂、彫刻、絵画などの日本の美を、下巻では李朝、中国、西洋の美を特集。日本民藝館が選び、監修、解説した名品の数々をカラー図版で多数収録。撮影は藤森武によるもの。
吉村順三・住宅作法 | 世界文化社
日本の建築家、吉村順三と中村好文の対談集。吉村によるおよそ70年の仕事やこれまで手がけた作品を振り返るとともに、建築のスケッチや写真などもあわせて掲載。
吉村順三を囲んで | 吉村順三、宮脇檀、六角鬼丈、藤森照信、中村好文
日本の建築家、吉村順三のモノグラフ。同じく建築家の宮脇檀、六角鬼丈、藤森照信、中村好文による公開座談会「吉村順三を囲む」を中心に、吉村が手がけてきた建築作品の数々を写真や図面などの資料で紹介。
前川國男 コスモスと方法
日本の建築家、前川國男の作品集。前川國男建築設計事務所の創立50周年を記念し刊行された二部構成。「I 素描」には前川が手がけた東京都芸術文化センター、トロント市庁舎、前川自邸、東京都美術館などの構想のためのドローイングやメモを多数掲載し、「II 断章」では前川による言葉や発言の数々を収録。
Chairman | Tibor Kalman
スイスの家具ブランド・vitra(ヴィトラ)のビジュアルブック。古今東西の人々と椅子の関わりを想起させるイメージと、ヴィトラ社が世に送り出した椅子の写真を収録。編集・アートディレクションはティボール・カルマンによるもの。 英語表記。
apartamento issue 18 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第18号。アーティスト、アンドレア・ツィッテルの「A-Z West」への旅や、NYグラムパンクのレジェンド、ケンブラ・ファラーなどを特集。英語表記。
apartamento issue 10 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento」の第10号。南アフリカの芸術家エスター・マハラング、映画監督のヨルゴス・ランティモス、中国の現代美術家アイ・ウェイウェイらのインテリアを掲載。
日本の町並み 上下2冊揃 | 馬場直樹
日本の古い町並みを記録した写真集2冊揃え。上巻には侍屋敷、宿場、門前町を、下巻には町屋、農漁村・港町、職人町の町並みをモノクロ図版で多数掲載。町並み保存のために観光化した景観ではなく、近代化が強いた価値観の変化ゆえに失われつつある町並みを記録したというもの。
写真集 郷土の民家 | 伊藤ていじ
建築史家・建築評論家、伊藤ていじによる日本の民家の写真資料集。北海道から沖縄まで、日本各地の伝統的な民家を記録し、その歴史や特色を解説したもの。メインページはカラーとモノクロ図版を掲載し、巻末に解説を収録。
WALLPAPERS 空間概念と様相をめぐる〈写経〉の壁紙 | 原広司
2014年に市原湖畔美術館で開催された展覧会の図録。建築家、原広司が取り組み続けている写経の作品の数々、そして原自身による解説の論文、また、代表的な建築作品やプロジェクトなどを資料とともに掲載。見開きに著者のサインあり。
ガラスの家 ダルザス邸 La Maison de Verre | Pierre Chareau ピエール・シャロー
フランスのデザイナー、ピエール・シャローが手がけた「ガラスの家」(ダルザス邸)の写真資料集。ガラスの家の内観、外観はもちろんのこと、詳細な図面や素材にいたるまで豊富な図版資料とともに追求した一冊。企画、撮影は建築写真家、二川幸夫によるもの。
仕事! | スタッズ・ターケル
アメリカの作家、スタッズ・ターケルによる記録集。アメリカに住んでいる133人の人々にインタビューを行ったもので、警官、タクシー運転手、工場長、レジ係、ピアノ調教師、専業主婦など様々な職業に就く人たちが話し言葉でそれぞれの仕事や人生を語る、ユニークな一冊。装丁は平野甲賀。
ヴィジョンズ・オブ・ジャパン展 | ヴィクトリア&アルバート博物館
1991年にイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された展覧会のカタログ3冊揃え。デザイナーの矢萩喜従郎や磯崎新が参加し、日本の伝統やカルチャーを紹介するもので、テキストのカタログ、伝票やパッケージ、バランなどを実際に貼り付けたコラージュシート、蛇腹折りの写真集が組み合わさった豪華なカタログ集となっている。英語表記。
アイヌの民具 | 萱野茂
アイヌ民族の使用していた生活道具を編纂した資料集。用途ごとに道具の写真と図面、解説を収録。木工や染織の素材から祭り、葬式の儀式道具まで多様な民具に、アイヌ民族ならではの紋様も散りばめられている。
戸隠の民具 | 清永安雄
長野県戸隠の民具を撮影した資料集。農具、家具、食器、祭事の道具など、機能的な形状と素朴さを兼ね揃え、日本の暮らしの営みを支えてきた民具の数々をカラー図版で多数掲載。
村上慧 移住を生活する | 金沢21世紀美術館
2020年から2021年にかけて金沢21世紀美術館にて開催された展覧会のカタログ。自作の発泡スチロールの家を担いで、生活することをテーマに活動するアーティスト、村上慧。本書は現地での人との出会いや日記、スケッチ、写真などの記録で構成されたおよそ800ページにもわたる一冊の記録。
絣 Kasuri | 長崎巌
服飾研究者の長崎巌による、文様織の一種である絣(かすり)を集めた資料集。日本と世界各地にある絣の歴史や特性など、詳しい解説とともにおよそ350点あまりの豊富な資料を掲載。
ピカソの陶芸 | パイインターナショナル
20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソによる陶芸の作品集。フクロウや闘牛、魚、花瓶、顔など様々なものをモチーフにしたユニークで色彩豊かな陶芸作品201点を掲載。
バーナード・リーチ展 Bernard Leach: Potter and Artist | オリヴァー・ワトソン
1997年に各地で開催された「バーナード・リーチ展」の図録。日本の民芸運動を牽引するのみならず、自国イギリスの近代陶芸の道を切り開いたバーナード・リーチ。デッサンやエッチング、陶器などといった作品を丁寧な解説とともに多数収録しながら、日英陶芸界の架け橋となった氏の全貌に迫る。
東と西の出会い 生誕125年 バーナード・リーチ展 | 朝日新聞社
2012年に開催された「東と西の出会い 生誕125年 バーナード・リーチ展」の図録。幼少期を日本で過ごし、柳宗悦や富本憲吉らとともに日本の民藝運動を率いたのち、日本、そしてイギリスにおいて陶芸が進みべき道を示したリーチ。陶芸への歩みをはじめ、約100点にわたる陶芸作品の紹介、そして版画・デッサンなども多数収録し、氏の芸術の全貌を明らかにする。