没後150年 歌川国芳展 | 静岡市美術館
2011年に静岡市美術館で開催された展示の図録。浮世絵・歌川国芳没後150年を記念し、代表作、初公開の作品含む420点を紹介。武者絵、美人絵、風景画、戯画など、カラー図版452点、モノクロ51点、解説を収録。
グリッドシステム グラフィックデザインのために | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの主著であり、世界各国で翻訳され読み継がれてきた1981年刊行『Grid systems in graphic design』の日本語版。グリッドシステムによるデザインを学ぶための357の豊富な事例と図版、解説を掲載。デザイナーにとっての手引書となる一冊。
A History of Visual Communication | Josef Muller-Blockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスを代表するグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン著。写真・図版などを利用して視覚的に情報を伝達する手法であるビジュアルコミュニケーションの歴史をまとめた書籍。広告デザインなど多数掲載。 英語表記。
Ryohei Yanagihara | 柳原良平
サントリーのウイスキー「トリス」の広告キャラクター、「アンクル・トリス」の生みの親、柳原良平によるイラストレーション集。トリスウイスキーのPR誌『洋酒天国』のイラストをはじめ、絵本やグラフィックデザイン、アニメーションなど柳原が手がけてきた仕事をまとめた一冊。
断章集 二角形 | 羽良多平吉
エディトリアルデザイナー、羽良多平吉による初の単著散文集。1960年代から現在にかけて執筆した詩的言語77篇とともに、書き下ろしの序文、新作デッサン1点、ヴィジュアル・ポエトリー2点、そして1964年から現在に至る著作目録を収録。署名入り500部限定。
ブルーノート アルバム・カヴァー・アート 新装版 | 美術出版社
1991年に刊行された『ブルーノート アルバム・カヴァー・アート』の新版。ブルーノート黄金時代のアートワークを手がけたリード・マイルスによるアートワークを中心にカラーで多数掲載。アルフレッド・ライオンやマイルスによるジャケットデザインをめぐる証言も収録。
A Gallery in Type Cases: The Arno Stolz Collection
植字工であるアルノ・シュトルツが、30年以上にわたり世界中のデザイナーに手紙でコンタクトを取り続けて完成させた300あまりのタイポグラフィのミニチュアギャラリー作品。本書では作品だけでなく、デザイナーたちと交わした手紙や年賀状など貴重なコレクションも併せて収録。
NT Rasha | 株式会社竹尾
紙の専門商社、株式会社竹尾の特別見本帳。紙は「NTラシャ」を使用。繊密で温かく柔らかな質感の紙に、印刷、加工を加えたものの他、全119色を掲載。オレンジや空、タバコ、口紅などの写真とともに収録。アートディレクターは古平正義。
廣告表示 | 陳柔縉
日本統治時代の台湾で掲載された、日本企業の広告をまとめたもの。1900年代から1940年代にかけて、資生堂、花王、キリン、森永ほか、新聞広告を中心に収録。時代背景とともに、台湾の生活へ日本が与える影響が伺える。 中国語表記。
球体 vol.1 文字のはなし | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」創刊号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号では立花文穂「文字のはなし」、伊勢克也「macaroniのための覚書」などを収録。
球体 vol.2 東北 | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」2号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号は「東北圏」と「平田五郎」特集。舞踏、美術、建築ほか、専門家がそれぞれの視点の「東北圏」を紹介する。「平田五郎」の作品や活動の記録などを掲載。
球体 vol.3 建築のはなし 荒木信雄のしごと | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」3号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号は「建築のはなし 荒木信雄のしごと」特集。吉野伊佐男(吉本興業・代表取締役会長)、荒木信雄との対談などを収録。連載は石田千、島袋道浩他。
かたちのみかた | 立花文穂
グラフィックデザイナー・アーティストの立花文穂によるデザイン指南書。美術大学での授業を題材に、デザインの手前にある「みる」「考える」そして「つくる」までの行程を立花独自の切り口と視点で展開する。
遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
20世紀を代表するスイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの貴重な肉声をもとにまとめられたデザイン資料集。ブロックマンによるグラフィックデザインの仕事やレイアウト手法『グリッドシステム』をはじめとする著書の数々、教育者としての立場など、デザインの意義、デザイナーという職業を捉え直す一冊。豊富な図版資料とともに、デザイン史家の佐賀一郎による解題「美学としてのグリッドシステム」も合わせて収録。
Ladislav Sutnar: Visual Design in Action
チェコスロバキアのグラフィックデザイナー、ラジスラフ・ストナルの作品集。情報デザインのパイオニアでもあり、グラフィック、広告、企業のアイデンティティなど、ストナルの哲学的な思考に基づいた仕事を纏めた一冊。1961年に出版された『Visual Design in Action』の復刻版。
アイデア No.313 ワープ・レコードのグラフィックス/2 x 4/生意気 | 誠文堂新光社
アイデアNo.313、ワープ・レコードのグラフィックス特集号。イギリスのインディペンデントレーベル、ワープ・レコード周辺のグラフィックデザインを多数収録。デザイナーズ・リパブリックなどが手がけたジャケットやフライヤーなどを多数収録。その他、デザインスタジオ・2x4がアイデアに提案する「アイデアのための12のアイデア」、クリエイティブユニット・生意気によるグラフィックワークなどを掲載した特集も。
アイデア No.336漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈後編〉 | 誠文堂新光社
アイデアNo.336、2009年9月号。漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン特集後編。漫画雑誌のデザイン特集では横尾忠則の少年マガジン、羽良多平吉のMOMOなどを掲載。アニメーション関連デザイン特集では、村田蓮爾、草野剛、ミルキィ・イソベらによる漫画単行本の装丁、グッズ、映像作品のパッケージなどを掲載。手塚治虫による書き文字タイトルも収録。
アイデア No.385 デザインとローカリティ Graphics Interchange にみる関西・東北の実践 | 誠文堂新光社
アイデアNo.385、2019年3月号。2018年12月に山形市で開催された展覧会「Graphics Interchange」を軸に、グラフィックデザインにおける「ローカリティ」というキーワードについて考察を行う。同展は大阪に拠点を置く原田祐馬(UMA/design farm)と、山形に拠点を置く小板橋基希(akaoni)が発起人となり企画されたもの。本誌では前半部分で若手デザイナーの展示の誌面化を、後半部分ではUMA/design farmとakaoniの仕事を紹介。
岡康道の仕事と周辺 | 六耀社
クリエイティブディレクター・CMプランナーの岡康道の仕事をまとめた一冊。1988年から1997年にかけて手がけてきた様々なCM作品を写真や解説とともに年代ごとに紹介。岡自身によるテキストも合わせて収録。装丁は服部一成。
Pierre Guariche | ピエール・ガーリッシュ
戦後のフランスを代表するプロダクトデザイナー、ピエール・ガーリッシュの資料集。1950年代に登場した工業用素材や生産技術をいち早く取り入れ、量産可能な照明器具やシンプルでエレガントな家具のデザインで知られるガーリッシュ。その200を超える内装デザイン、家具、そしてサムモードから復刻された照明器具などを収録。 英語、フランス語表記。
Dieter Rams: The Complete Works | ディーター・ラムス
ドイツを代表するプロダクトデザイナー、ディーター・ラムスの作品集。ラムスが生涯にデザインしたすべての製品のカタログレゾネであり、プロダクトデザインの分野におけるラムスの偉大な功績を300点のカラー図版とともに記録したもの。各品は年代順に構成され、詳細な説明と仕様が添えられている。 英語表記。
Lucie Rie: The Adventure of Pottery | ルーシー・リー
2023年にイギリスのケンブリッジで開催されたルーシー・リー展に合わせて刊行されたもの。ボウルや茶器、花器など150点以上の作品写真と5つのエッセイを収録。繊細でうつくしい作品とともに女性陶芸家としてキャリアを確立したルーシー・リーの生涯を辿る。 英語表記。
Art Plastic: Designed for Living | Andrea Dinoto
プラスチックを用いたデザイン製品を集めた一冊。装飾、工業デザイン、おもちゃ、インテリアなど幅広く用いられるプラスチック製品を紹介。エドワード朝からアールデコ、ポップ、ポストモダン、あらゆるデザインの作品とテキストを収録。 英語表記。
中央アジア探検史 | 深田久弥
小説家、登山家でもあり『日本百名山』の著者、深田久弥の探検史。アレキサンダー王、マルコ・ポーロ、そして急逝する5日前に書かれたブルジェワルスキーの章ほか、20世紀初頭までの中央アジアを語る。
オーパ! | 開高健
小説家、開高健のブラジル・アマゾン川での60日間をまとめた一冊。ブラジルで出会った人々、様々な種類のピラニア、解体されたワニ、アマゾン川での釣りの様子など、カラー・モノクロ含む写真、テキストを収録。釣り竿片手に仲間たちとの大冒険といえる旅の記録。
White Porcelain | 黒田泰蔵 作品集
現代的な感性を発揮して創作を繰り広げている陶芸家・黒田泰蔵の白磁作品集。白いうつわをモノトーンのストイックな写真で多数紹介。
Theaster Gates: Young Lords and Their Traces | シアスター・ゲイツ
シカゴを拠点に活動するアーティスト、シアスター・ゲイツの作品集。本書は、2022年11月にニューヨークのニューミュージアムで開催された回顧展に併せて出版されたもの。過去20年間のゲイツの芸術活動のすべてを網羅し、絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、工芸コレクションなどを収録している。 英語表記。
日本の寺 | 土門拳、二川幸夫、渡辺義雄 他
土門拳、二川幸夫、渡辺義雄ら6名の写真家が日本の代表的な寺院を撮影した写真集。法隆寺、薬師寺、東大寺、唐招提寺、金閣寺など14ヶ所において、荘厳な建築の内外観や絢爛な装飾品のプロダクトデザインをモノクロで多数収録。執筆は井上靖、加藤周一、大仏次郎ら。
渡辺義雄写真集 日本の塔 信仰とその象徴 | 毎日新聞社
写真家、渡辺義雄による日本の塔を集めた写真集。各地に建立された三重塔や五重塔の外観や内部、初層などを鮮やかなカラー写真で多数収録。
Berlin Living Rooms | Dominique Nabokov ドミニク・ナバコフ
アメリカとフランスを拠点に活動するフォトグラファー、ドミニク・ナバコフの作品集。「New York Living Rooms」と「Paris Living Rooms」に続くもの。ベルリンのアーティストや作家の部屋を、無人の状態で撮影。 英語表記。
伊丹潤 手の痕跡 | TOTO出版
日本の建築家、伊丹潤の作品集。「墨の家」、「石彩の教会」などの代表的な建築、スケッチとドローイング、エッセイ、解説を収録。作品とともに伊丹潤の詩的な言葉が散りばめられている。
Billy Sullivan: Still, Looking. Works 1969-2016 | ビリー・サリヴァン
アメリカのアーティストで写真家のビリー・サリヴァンによる作品集。1970年代初頭からニューヨークのアンダーグラウンドやアート、ファッションシーンをカメラに収め、その写真を油絵やパステル画、インスタレーションにアウトプットしてきたサリヴァンによる、1969年から2016年までのポートレートや静物画などのペインティングや写真を多数収録。 英語表記。
Alec Soth: Songbook | アレック・ソス
マグナムフォトに所属する写真家、アレック・ソスの作品集。2012年から2014年にかけて、ニューヨークからシリコンバレーへと横断しながら、独自の文化が形成されているコミュニティに集まる人々の生活を撮影。根源的な繋がりを求める人間の感情に焦点をあてたモノクロ作品とともに、様々な音楽の歌詞を併せて収録。良好。
Sophie Taeuber-Arp: Living Abstraction | ゾフィー・トイバー=アルプ
スイスの芸術家、画家、彫刻家、テキスタイルデザイナー、ゾフィー・トイバー=アルプの作品集。アメリカで40年ぶりに開催された回顧展にあわせて出版されたもの。テキスタイル、ビーズ細工、多色刷りのマリオネット、建築・インテリアデザイン、ステンドグラス、紙作品、絵画、レリーフ彫刻など、約400点の作品を通して、アルプの学際的かつ異種混合的な抽象画へのアプローチを紹介する。 英語表記。
Marc Nagtzaam: Reissue | マーク・ナグザーム
オランダ出身のアーティスト、マーク・ナグザームの作品集。1995年から2011年に制作されたドローイング作品、テキストを収録。細密に描かれた幾何学的なパターンと空間の表現を探る。 英語表記。
Robert Longo: Men in the Cities | ロバート・ロンゴ
アメリカのアーティストで映画監督のロバート・ロンゴによるドローイング作品集。ロンゴの作品の中でも代表的なシリーズ「Men in the Cities」から、シンプルでありながらも躍動感のある人物たちを描いたモノクロの図版44点とインタビューを収録。 英語表記。
Robert Frank: Story Lines | ロバート・フランク
「アメリカ人(The Americans)」で現代写真界に多大な影響を与えたアメリカの写真家、ロバート・フランクによる写真集。2004年から2005年にロンドンで開催されたテート・モダンでの展覧会に合わせて刊行され、1949年から2003年にかけての作品を年代順に掲載。
クラックアップ | ハーモニー・コリン
映画「KIDS」の脚本や「ガンモ」の監督としても知られるアメリカの映画監督、ハーモニー・コリンによる初の小説作品。イラストや写真、メモのような手書きのテキスト、まるでコリンの頭の中を視覚化したような不思議な一冊。日本語翻訳版。
アルフレッド・ウォリス 海を描きつづけた船乗り画家 | 塩田純一
船乗りとして働き、70歳になってから独学で絵を描き始めた画家、アルフレッド・ウォリスの生涯についてまとめた評伝集。2007年に東京都庭園美術館で開催された「だれも知らなかったアルフレッド・ウォリス」展を企画した美術史家・塩田純一が書き下ろしたもの。素朴派の画家として、そして異色の芸術家としてのウォリスの根源に迫る一冊。
Andy Warhol: A Retrospective | アンディ・ウォーホル
1989年にニューヨーク近代美術館で開催されたアンディ・ウォーホルの回顧展の際に刊行された展覧会カタログ。ドローイングや写真、シルクスクリーンなど、600点以上の図版を収録し、ウォーホルが生涯をかけて制作し続けた膨大な作品とその人生を網羅する一冊。 英語表記。
消滅した時間 | 奈良原一高 写真集
世界的に高い評価を受ける日本の写真家・奈良原一高の写真集。1970年から1974年のアメリカ滞在中に撮影され、別種の世界の如く写された超現実的な風景101点を大判で収録。装丁は勝井三雄によるもの。
Uwe Hand: Maler/Painter | ウーヴェ・ハンド
ドイツ出身のアーティスト、ウーヴェ・ハンドの作品集。コラージュのような独特なタッチで描かれた風景、人、動物、壮大な自然を描いた作品など、あらゆる手法で描かれた作品を多数収録。 英語、ドイツ語表記。
ドナルド・ジャッド展 | 静岡県立美術館 ほか
1992年から1993年にかけて静岡県立美術館と北九州市立美術館で開催されたドナルド・ジャッド展の図録。ミニマルアートを代表するジャッドによる立体作品やスケッチ、作家本人のテキストも合わせて収録。 英語、日本語表記。
Osma Harvilahti: Ethiopia | オスマ・ハヴィラティ
フィンランド人の写真家、オスマ・ハヴィラティの作品集。エチオピアの首都アディスアベバにある無法地帯となっている大きな交差点、メスケルスクエアでわずか2日間で撮影されたもの。人々の営みやそこにある風景の一瞬をハヴィラティの視点で鮮明に切り取っている。500部限定刊行。 英語表記。