Norman Parkinson: Always in Fashion | ノーマン・パーキンソン 写真集
20世紀を代表する写真家の一人、ノーマン・パーキンソンの作品集。ポートレートやファッション写真家として、各年代のルック(50年代のパリのニュールック、60年代のスウィンギング・ロンドンなど)を決定づけたパーキンソン。60年にわたるキャリアの中から代表的な作品を厳選して収録している。 英語表記。
Brassai/Picasso: Conversations Avec la Lumiere | パブロ・ピカソ、ブラッサイ
2000年にピカソ美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された作品集。20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソの彫刻作品を夜のパリの写真で知られる写真家、ブラッサイが撮影したコラボレーションであり、写真と彫刻という2つの芸術の表現方法における対話と複雑な相互作用が織りなす写真や版画作品などを多数収録。 フランス語表記。
Brassai: The Eye of Paris | ブラッサイ
1999年にヒューストン美術館で開催された展示の際に刊行された、パリで活躍した写真家ブラッサイの作品集。最高傑作のひとつである夜のパリや踊り子や上流社会、ダリやマティス、ジャコメッティらのポートレート、ピカソの作品などあらゆるモチーフやテーマで撮影された作品が収められている。モノクロによる作品とともに解説を収録。 英語表記。
KAZAN | 細倉真弓
写真家、細倉真弓の作品集。若者たちの姿を捉えたポートレートと淡い自然の景色が交互に写し出され、儚さや脆さの中に一本の強い芯が通っているかのような一冊。装丁は中島英樹。
ODDS & SODS | 市川孝典
アーティスト、市川孝典の作品集。シリーズ作品「Scrape Works (スクレープ・ワークス)」の作品を集めたもので、インクや水彩の層を重ね削る作業を繰り返すことで色と形が表出された、ぼやけた淡い色彩が印象的な作品をカラー図版で多数掲載。デザイナーの宮下貴裕や中島佑介との対談も収録。700部限定刊行。アートディレクションは田中義久によるもの。
Assembly | 横浪修
広告やファッション誌など多岐に渡る分野で活躍する写真家、横浪修の作品集。自然の中で同じ服装を身に包んだ少女たちを写真に収めたポートレートシリーズ「Assembly」のひとつであり、集合体としての美しさと強さを捉えている。
ドガ、ダリ、シャガールのバレエ 美術の身体表現 | ポーラ美術館
2006年から2007年にかけてポーラ美術館で開催された展覧会のカタログ。ポーラ美術館が所蔵する絵画、工芸、彫刻などの様々なジャンルの作品の中からバレエなどの舞踏をテーマとした作品を紹介。踊り子たちを描いたエドガー・ドガをはじめ、マリー・ローランサン、マルク・シャガール、アルジー・ルソーらの作品とともに解説を収録。
The Vintage Showroom | Douglas Gunn, Roy Luckett
ロンドンのヴィンテージショップ・The Vintage Showroomの創設者、ダグラス・ガンとロイ・ラケットによる、20世紀のメンズウェアの決定版コレクションである。ベアスキンのボンバージャケットや、毛皮の裏地が付いたパンツ、アメリカ海軍のピーコート、イギリスの南極観測隊で着用された防水服まで、デザイナーやスタイリストのためのアイデアの宝庫ともいえる貴重なアイテムが満載。
Gruau: Memorie de la Mode | ルネ・グリュオー
ファッションデザインの最前線に立ち続けたイラストレーター、ファッションデザイナー、ルネ・グリュオーの作品集。L'OFFICIEL、VOGUEのファッション誌などの表紙や広告作品、デッサン、写真を収録。クリスチャン・ディオールやGIVENCHYのドレスを描いた華やかなイラストレーションが収められている。
Type&Typographers | Manfred Klein、Yvonne Schwemer-Scheddin、Erik Spiekermann
タイポグラフィを代表する26の書体についてまとめたもの。デザイナーの伝記、歴史、考案スケッチ、使用例など、図版とともに解説を収録。印刷業界、デザイナー、文字に関わる人々の資料に。英語表記。
粟津潔 造型思考ノート | 粟津潔
グラフィックデザイナー・粟津潔のデザイン解説書。白い紙、指紋、活字、書、亀、阿部定、映像論、分割……これら書物への観相を通して、作品誕生の瞬間を書き綴った造型思考ノート。
DSOS1: The User’s Manual | Designershock
ベルリンを拠点に活動したグラフィックチーム、DesignerShockの作品集。グラフィックデザインが紙上からウェブへと拡張された過程に誕生した近未来的な作品を多数紹介。80種のオリジナルフォント、スクリーンセーバー、壁紙、アイコンなどを収録したCD-ROM付属。 英語表記。
The Cultivated Life Delhomme | Jean-Philippe Delhomme
フランスのイラストレーター、作家のジャン=フィリップ・デロームによる作品集。ダミアン・ハーストのホルマリン漬けを置いたダイニング、ドレスやスーツで絨毯に寝転ぶ紳士淑女、現代アートのような工事現場。アートやデザイン業界、都会に住む人々の様々な「問題」をユーモアでアイロニカルに描く。英語表記。
ポスターのユートピア ロシア構成主義のグラフィックデザイン
2003年から2004年にかけて開催された「ポスターのユートピア ロシア構成主義のグラフィックデザイン展」の図録。アレクサンドル・ロトチェンコ、バーバラ・ステパーノヴァ、ステンベルク兄弟、エル・リシツキーといった代表的な構成主義者による作品をもとに、革命に直面した芸術家と社会が夢見たユートピアを探る。
TROPICAL MODERN | 永井博
大滝詠一をはじめとする音楽家のレコードやCDジャケット、広告、ポスターなどさまざまなシーンを彩ってきたイラストレーター・永井博の作品集。近年に描かれた作品を中心に建物や風景をモチーフとした作品に焦点を当てる。美しく切り取られた風景が鮮やかな色彩で描かれる。
NITEFLYTE | 永井博
大滝詠一をはじめとする音楽家のレコードやCDジャケット、広告、ポスターなどさまざまなシーンを彩ってきたイラストレーター・永井博の作品集。夜景シリーズをアナログレコード7インチサイズにて収録。夜のビル群、東京タワー、スカイツリー、ヤシの木と海、夜空を飛ぶ飛行機。静かな夜の景色が鮮やかに描かれる。
大橋歩のセーターの絵本 | 主婦の友社
イラストレーター、大橋歩の描いたイラストレーションと編み物の教本。Vネックのベスト、クルーネックのセーター、なわあみのカーディガンなど、大橋歩の愛らしいイラストレーションとともにニットの編み方の図版を収録。
スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。 | 朝日新聞社
2013年から2014年にかけて森アーツセンターギャラリーで開催された「スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。」の図録。「ピーナッツ」の生みの親であるチャールズ・シュルツの生い立ちから、初期の漫画作品、選りすぐった「ピーナッツ」の漫画、そして作品やキャラクターたちの広がりを、豊富な図版で紹介。翻訳は谷川俊太郎、ADは祖父江慎によるもの。
Fotoplakate: Von den Anfangen bis zur Gegenwart
20世紀を代表するポスターデザインを集成した資料集。監修はヨゼフ・ミューラー=ブロックマン。ヘルベルト・バイヤー、田中一光、ヤン・チヒョルト、マックス・ビル、オトル・アイヒャーら、様々な作品をカラーとモノクロで掲載。
Oh So Pretty: Punk in Print 1976-1980 | Toby Mott
イギリスのアーティストでありパンク史家でも知られる、トビー・モットが収集したUKパンク・サブカルチャーにまつわるエフェメラコレクション集。1976年から80年に焦点を当て、ZINEやポスター、フライヤー、バッジなど視覚的にもインパクトのある作品約500点を紹介。 英語表記。
Design Vignelli | Germano Celant
イタリアのデザイナー、マッシモ&レッラ・ヴィネッリ夫妻の作品集。パッケージデザイン、グラフィックデザイン、インテリア、NYの地下鉄マップなど、2人によって設立されたヴィネッリ・アソシエイツによる幅広い作品を多数掲載。 英語表記。
フラーニャと私 | ユーリー・ノルシュテイン
「キツネとウサギ」「霧の中のハリネズミ」「話の話」などの作品で知られるロシアのアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテインの画文集。素描や油彩作品、写真、作品にまつわるエピソードや叔父の思い出などを収録。
杉浦非水のデザイン | パイインターナショナル
近代日本におけるグラフィックデザインの先駆者、杉浦非水のデザイン集。「三越の仕事」、「デザインの仕事」、「図案集」、「百花譜」の4部構成で紹介。三越のポスターやPR誌、その他広告、雑誌、装丁、ほか、豊富な図版、解説を収録。
粟津潔のブック・デザイン | アート・テクニック・ナウ 20
本シリーズの装丁を手がけた粟津潔がブック・デザインの技法を公開。カバー、箱、表紙、見返し、扉、本文組など分りやすく解説し、豊富なカラー図版、作例、そして新人へのアドバイスも収録。
ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展 | Bunkamura ザ・ミュージアム
2016年から2017年にかけてBunkamuraザ・ミュージアムほか全国各地で開催された展覧会の図録。ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念し、彼女の人生に焦点をあてながら、絵本の自筆原画やスケッチ、愛用品などを紹介。
廣重 限定版 | 鈴木重三
葛飾北斎とともに幕末浮世絵を支えた風景版画家、歌川広重の作品集。代表作である「東海道五十三次」や「江戸名所」「京都名所」のほか、婦人、動物などの作品も収録。巻末では、鈴木重三が氏の生い立ちから画歴までを解説。装丁は原弘。
ブランクーシ作品集 | ラドゥ・ヴァリア
20世紀を代表する彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシの作品集。ブランクーシによるほぼすべての作品をカラー・モノクロの大型図版で掲載するとともに、彼の生涯と芸術、オリジナリティーを著者による長年の研究によって実像に迫る一冊。
カフカ素描集 | みすず書房
小説家、フランツ・カフカによる全素描を集めた初の作品集。2019年、没後100年を目前に公表され、世界的な話題となったカフカの素描群を実物大、オールカラーで掲載。また、関連する資料や解説、哲学者のジュディス・バトラーによる論考テキストなども合わせて収録。
Stephan Balkenhol: About Men and Sculpture | シュテファン・バルケンホール
ドイツ出身の彫刻家、シュテファン・バルケンホールの作品資料集。1992年から1993年にオランダ・ロッテルダムで開催された展示に際して出版されたもの。ブロンズやさまざまな木材を使ってさまざまな人間や動物の像を制作してきたバルケンホールの新旧の作品を紹介するとともに、ジェフ・ウォールによるテキストや、作家たちとの対話を収録している。英語・ドイツ語表記。
Alberto Giacometti: Toward the Ultimate Figure | アルベルト・ジャコメッティ
スイス出身の彫刻家、アルベルト・ジャコメッティの作品集。2022年に米国のクリーブランド美術館で開催された大規模な回顧展に際し刊行されたもの。ジャコメッティの初期から中期にかけてのキャリアをたどり、彼の独特な人物表現が形成される過程を、豊富な図版とともに詳しく探る。さらに制作プロセスや詩人や作家との協働、未発表の素描なども収録。英語表記。
Lee U-Fan Print Works 李禹煥 全版画 1970-1986 | シロタ画廊
「もの派」を主導し、国際的に活動する美術家、李禹煥(リ・ウファン)の版画集。1970年から1986年までの間に制作された木版、石版、リトグラフ、シルクスクリーンなどの版画作品を多数掲載。限定2000部刊行。
Chanel: Cafe Society Collection | Sarah Moon
カフェ・ソサエティや1930年代にインスパイアされた、シャネルのファインジュエリールックブック。「チャールストン」「タキシード」「バブルス」「スモーキング」と名付けられたクラシックなジュエリーのデザイン画と、サラ・ムーンが撮影した写真を多数収録している。 英語表記。
Richard Hamilton | リチャード・ハミルトン
1991年にロンドンのAnthony d’Offay Galleryで開催されたリチャード・ハミルトンの展覧会の図録。イギリスのポップアートの巨匠とも呼ばれるハミルトンによる油彩やコラージュ、セルフポートレートなどの作品群およそ60点を収録。英語表記。
Stills & Stones | Mark van den Brink
アムステルダムを拠点に活動を行う写真家、マーク・ファン・デン・ブリンクの作品集。自然光だけを頼りに、ミノックスのカメラで静物を撮影した写真をまとめたもので、スツールに置かれた石やレンガ、家具など、無機質に見える淡いぼやけた境界線と独特の色合いが印象的な一冊。英語表記。
Marcel Broodthaers: Section Publicite du Musee d’Art Moderne | マルセル・ブロータス
ベルギーの詩人・映像作家・美術家、マルセル・ブロータスの展示図録。1968年から1972年にかけてブロータスが創作し展開した架空の博物館「Section Publicite」の一部を収録。時間や文化を超越するシンボルである「鷲」を題材にし、制度がその時代のイデオロギーや言説にどのように根ざしているかを探り、広告がしばしば引き起こす劣化、すなわち芸術的実践を消費財へと変容させる現象を暴き出している。英語表記。
菅木志雄 Suga Kishio 1997-1998 | 千葉市美術館 ほか
1997年から1998年にかけて千葉市美術館ほか全国各地で開催された菅木志雄による個展の展示図録。1960年代末後半から日本に現れた美術運動「もの派」を代表する作家として知られる菅木志雄。本書では菅木氏による作品を1967年から1997年まで年代ごとにモノクロ図版で紹介。対談の記事も合わせて収録。
Water Calling | イザベル・ダエロン、永井佳子
フランスの都市・空間のリサーチデザイナー、イザベル・ダエロンのイラストレーション集。2022年に京都に滞在し、京都の地下水に関するリサーチを行ったダエロンによる、はるか昔から現代に至るまでの水の源流、そして水と京都の町の関わりをドローイングとテキストで表現した、絵本のような一冊。
魅惑のコスチューム バレエ・リュス展 | 国立新美術館 ほか
2014年に国立新美術館で開催された「魅惑のコスチューム バレエ・リュス展」の図録。パリで鮮烈なデビューを果たすと、その革新的なステージで人々を魅了した伝説のバレエ団、バレエ・リュス。その衣装やデザイン画といった資料を多数収録し、その魅力の全貌を紹介する。
第11回ヒロシマ賞受賞記念 アルフレド・ジャー展
2023年に広島市現代美術館で開催された、第11回ヒロシマ賞受賞者のアルフレド・ジャーによる受賞記念展の展示カタログ。写真、映像、インスタレーションを通して、社会や政治的な問題を取り上げる作品を数多く手掛けてきたジャーによる、これまでの代表作とヒロシマをテーマにした新作の作品群を掲載。
Daiwa Press Viewing Room vol.08 高松次郎 | 大和プレス
大和プレスのコレクションシリーズの第8弾。現代美術家、高松次郎の未発表ドローイング作品を紹介。ドローイング、インク、しみ、点、などあらゆる作品の拡大された一部分に焦点を当てる。
ファンタスティック12 第4巻 | 民族博覧会 | 荒俣宏
荒俣宏編著、ファンタスティック12シリーズ第4巻/民族博覧会編。18〜19世紀に刊行された人類誌の図録から、アジア、アフリカ、ヨーロッパなど各地域で発展した民族それぞれの文化と意識を読み取る。装丁は鈴木成一。
ファンタスティック12 第6巻 | 悪夢の猿たち | 荒俣宏
荒俣宏編著、ファンタスティック12シリーズ第6巻/悪夢の猿たち編。西洋では神と人の合わせ鏡として捉えられていた猿。「悪魔」あるいは「堕落した人間」のイコン(聖像)として描かれた猿たちのポーズや、愛らしくも妖しげな表情を読み解き、猿の図像学をここに確立する。装丁は鈴木成一。
ファンタスティック12 第9巻 極楽の魚たち | 荒俣宏
荒俣宏編著、ファンタスティック12シリーズ第9巻/極楽の魚たち編。奇抜な形と眼にも鮮やかな魚類たちの図版をコワイエト写本、ファン・デル・ステル写本、フォン・ベア写本から編纂した水中生物のカラー図鑑。装丁は鈴木成一。