History Database | Luke Stettner
アメリカのアーティスト、ルーク・ステットナーの作品集。モノクロの世界で構築され、写真やドローイング、ピクトグラムが入り交じるように掲載された本書は、文化的、物質的、学術的な保存と破壊についての考察を通して、物体が消え去ったあとには何が残るのか、という根源的な問いを読者に問う一冊。英語表記。
Le Nom qui Efface la Couleur | Israel Arino
スペインの写真家、イスラエル・アリノの作品集。アーティスト・イン・レジデンスでフランスのサントル地方に滞在していた際に撮影されたもので、ポートレートや自然、どこか退廃的なモノクロの世界観を、アリノ独自の視点と物語性を持って捉えている。フランス語表記。
The Beat Scene | Burt Glinn
マグナムフォトの一員でもあったアメリカの写真家、バート・グリンの作品集。1957年から1960年にかけてニューヨークとサンフランシスコで撮影された、ビート・ジェネレーションの未公開写真を収録したもの。モノクロ写真のほか、この時代の写真としては珍しく、70点以上のカラー写真を掲載。アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアックら、シーンに関わった人々のエネルギーを捉えた貴重な資料集。 英語表記。
Evolution | Jean-Baptiste de Panafieu、Patrick Gries
パリ国立自然史博物館に所蔵されている脊椎動物の骨格標本を記録した写真集。数十億年の進化の痕跡が刻まれた骨の造形美を、シンプルかつエレガント、そして神秘的にアーカイブしている。フランス語表記。
The Shapes of the Heart | 青山希望
グラフィックデザイナー、青山希望による初の作品集。「こころのかたち」と見立てて描いたまる、円をそれぞれリソグラフで刷りだしたもの。微かなズレや重なりにより同じものが一つとして作られないというリソグラフ特有の制作過程の元で生み出された、温かな色彩のまるを多数収録。リソグラフプリント3枚付属。
鳥は泳ぐ | 羽田誠
雑誌や広告などの幅広い分野で活躍する写真家、羽田誠の作品集。どこにでもある何気ない日常の風景を、優しさ、奇妙さ、愛おしさを持って切り取った写真の数々を収録。
ちゃいろときいろ | 彦坂木版工房
彦坂木版工房の4冊目となる作品集。これまでに制作してきたパンやお菓子のイラストを多数収録するほか、パン屋「ベーカリーヒムカ」のコラムや、彦坂木版工房のロングインタビューなども掲載。
Ralph Gibson: Ex Libris | ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの作品集。古代ローマの石彫やグーテンベルク聖書の革命的な印刷など、文字と書物に対する憧憬、そしてギブソンのイメージの数々をモノクロ図版で断片的に収録した一冊。 英語表記。
メモランダム 古橋悌二 | ダムタイプ
世界で活躍するマルチメディア・パフォーマンス・アーティスト集団、ダムタイプの中心メンバーであった古橋悌二の晩年までの記録をまとめたもの。遺稿、書簡、インタビュー、ダムタイプの作品などを収録。35歳の若さで亡くなった古橋悌二の遺した言葉の数々が綴られた一冊。
江戸の花鳥版画展 プリティープリント | 山口県立萩美術館
2017年に山口県立萩美術館、浦上記念館で開催された展覧会の図録。四季折々の草花や樹木に小鳥をはじめ小動物や昆虫、魚などを取り合わせた花鳥画。江戸時代の版画において花鳥画がどのように展開していったのか、数多くの作品を詳しい解説とともに紹介する。
表現としての写真150年の歴史 タルボット「自然の鉛筆」から1980年代まで
1990年にセゾン美術館で開催された展覧会の図録。カロタイプを発明したW.H.フォックス・タルボットの作品をはじめ、エル・リシツキーやマン・レイ、ロバート・フランク、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートンなど、各時代を代表する写真家約80人による作品270点を通して、150年に渡る写真の歴史を振り返る一冊。
Tokyo Grafica-1 | 佐藤晃一
グラフィックデザイナー・佐藤晃一の、コンピューターグラフィックスやエアブラシを駆使して表現した作品集。色使いやモチーフの選び方は日本的なものが多いが、独特のグラデーション処理やぼかし表現など、斬新かつ繊細。
Alexey Brodovitch | アレクセイ・ブロドヴィッチ
1867年にニューヨークで創刊した世界最古の女性向けファッション雑誌、ハーパーズバザーでアートディレクターとして活躍したアレクセイ・ブロドヴィッチの作品集。完成した誌面のほか、レイアウトカンプなども掲載。
日本文様類集 全8冊揃 | 芸艸堂
日本の風土や文化をモチーフにした文様集8冊セット。『雲霞集編』『むすび雛形・しきし編』『幾何学文様編』『蒔絵大全編(一)』『蒔絵大全編(二)』『美術海編』『花の丸文様編』『光琳道しるべ編』を収録。
金属活字活版印刷ものがたり | 活版工房艸林舎
東京都板橋区にある活版印刷所、内外文字印刷株式会社による活字書体見本帳。イワタ明朝体(最大42ポ常用・外・大外・旧字書体)、現有金属活字用母型五千有余字種の全てを新規鋳造し、以下3.5ポまでの各ポイントを収録。また呉竹書体には42ポ、21ポイント常用、人名漢字体も加えて掲載。
A デザイナーズ・アート | ポール・ランド
様々な企業のコーポレートアイデンティティを手がけ、20世紀を代表するグラフィックデザイナーのひとりとして名高いポール・ランドの作品集「A Designer's Art」の2冊組日本語版。ポスター、広告、装丁、コーポレートアイデンティティなど代表的なグラフィック作品を編纂。そして別冊には日本語訳、そして亀倉雄策・福田繁雄による解説も併せて掲載、
30センチメートルの友情 ヘルマンツァップ氏への30人の手紙 | 木村雅彦、白井敬尚 他
デザイナー30人が、ドイツの書体デザイナー/ヘルマン・ツァップに宛てた手紙をまとめたもの。各々自由に書かれた手紙ではなく、岡倉覚三の著作『茶の本』のテキストを引用し、金属活字や写植など様々な手法を用いて、A4判・墨一色刷りというミニマムな表現を試みている。収録デザイナーは、白井敬尚、ヘルムート・シュミット、山口信博、高岡昌生、高岡重蔵ほか。
ヴァチカン教皇庁図書館展 II 書物がひらくルネサンス | 印刷博物館
2015年に印刷博物館で開催された展示図録。ヴァチカン教皇庁図書館所蔵の中世写本、初期刊本、地図、書簡類計21点を中心に、印刷博物館および国内諸機関所蔵の書物を加えた計69点を収録、紹介した一冊。
Cosmic Type 1 | Benedikt Taschen
ドイツの出版社、Benedikt Taschen(ベネディクト・タッシェン)から刊行された、デジタルセリフ書体見本。さまざまなサイズとウェイトのフルタイプサンプルを約790ページを超える大ボリュームて収録。 英語、ドイツ語、フランス語表記。
Cosmic Type 2 | Benedikt Taschen
ドイツの出版社、Benedikt Taschen(ベネディクト・タッシェン)から刊行された、デジタルセリフ書体見本[サンセリフ体]。さまざまなサイズとウェイトのフルタイプサンプルを約780ページを超える大ボリュームて収録。 英語、ドイツ語、フランス語表記。
YUNI YOSHIDA WORKS 2007-2009 | 吉田ユニ
アートディレクター、吉田ユニの作品集。2007年から2019年までの12年に渡る活動をまとめたもの。渡辺直美、安藤サクラ、夏木マリらがモデルを務めるビジュアル作品、キャンペーン、CD・DVD、企業やブランドの広告作品などの作品図版を収録。
The Best German Book Design 2018 | Stiftung Buchkunst
Stiftung Buchkunstより60年以上に渡り、毎年『ドイツで最も美しい本』として作品を選出する『The Best German Book Design』2018年度版。 文学、教科書、ガイド、美術・写真、児童書の分野における25冊の受賞作品を、それぞれの本の特徴によりデザインやレイアウトを変え紹介する。ドイツ語、英語表記。
The Best German Book Design 2020 | Stiftung Buchkunst
Stiftung Buchkunstより60年以上に渡り、毎年『ドイツで最も美しい本』として作品を選出する『The Best German Book Design』2020年度版。文学、教科書、ガイド、美術・写真、児童書の分野における25冊の受賞作品を、それぞれの本の特徴によりデザインやレイアウトを変え紹介する。ドイツ語、英語表記。
The Best German Book Design 2021 | Stiftung Buchkunst
Stiftung Buchkunstより60年以上に渡り、毎年『ドイツで最も美しい本』として作品を選出する『The Best German Book Design』2021年度版。文学、教科書、ガイド、美術・写真、児童書の分野における25冊の受賞作品を、それぞれの本の特徴によりデザインやレイアウトを変え紹介する。ドイツ語、英語表記。
The Best German Book Design 2022 | Stiftung Buchkun
Stiftung Buchkunstより60年以上に渡り、毎年『ドイツで最も美しい本』として作品を選出する『The Best German Book Design』2022年度版。 文学、教科書、ガイド、美術・写真、児童書の分野における25冊の受賞作品を、それぞれの本の特徴によりデザインやレイアウトを変え紹介する。 ドイツ語、英語表記。
おそろし山 | アイナール・トゥルコウスキィ
おそろし山/アイナール・トゥルコウスキィによる絵本。人々が恐れ、誰一人登ったことのない山に挑んだ男が、頂にたどり着く道中で見たものとは。「本の芸術家による、芸術家についての寓話(帯より)」。
文字の博覧会 旅して集めた”みんぱく”中西コレクション | 国立民族博物館
2016年にLIXILギャラリーで開催された同名展示の図録。印刷会社の経営者、中西亮が世界各国を訪問して収集した文字にまつわる膨大な資料。国立民族学博物館に収められたその「中西コレクション」を中心に、世界の文字から約50 […]
超・大河原邦男展 レジェンド・オブ・メカデザイン | 兵庫県立美術館
2013年に兵庫県立美術館で開催された展覧会の図録。アニメ作品に登場するロボットをデザインするメカニックデザイナーの代表的な存在、大河原邦男。科学忍者隊ガッチャマンやヤッターマン、機動戦士ガンダムなど数多くのアニメ作品を支えた大河原デザインの秘密を、豊富な図版資料を通して探る一冊。
世界のトップ・グラフィックデザイナー68人
オーストリア・カナダ・チェコスロヴァキア・イギリス、そしてアメリカ・ドイツ・日本など、各国で活躍するグラフィックデザイナー68人の作品を編纂した作品集。ソウル・バス、ミルトン・グレイサー、ホルガー・マティス、バートン・クレイマー、ヘンリー・スタイナー、横尾忠則、亀倉雄策、中村誠、田中一光等々の作品を収録。
サイトウ・マコトの仕事と周辺 | 六耀社
元グラフィックデザイナー・現アーティストのサイトウ・マコトの仕事をまとめた一冊。常に斬新で多彩な作品を作り続けるサイトウの仕事を、コラージュ、オブジェ&ロゴタイプ、写真などのジャンルごとに豊富な図版と解説で紹介。発想、制作過程のエピソードに横尾忠則や高倉健との対談も収録。
副田高行の仕事と周辺 | Director and Designer SCAN
グラフィックデザイナー、アートディレクターの副田高行の仕事をまとめた一冊。「photography・typography・illustration・celebrity・series etc.」と大きく5つの章に分けた仕事を紹介。写真、新聞、タレント広告、色の話などをテキストによる解説と豊富な作品を収録。
12月の店舗営業日
2024年12月の店舗営業日をお知らせいたします。 今月は、7〜8日の週末はARP COFFEE @__arp_coffeeさんとenliven @enliven_flowers.designsさん(7日のみ)の出店、そ […]
Diane Arbus: The Libraries | ダイアン・アーバス
アメリカの写真家、ダイアン・アーバスのプライベート蔵書を撮影したもの。書棚に並べられた本や遺品をアーカイブのように並べて紹介する。様々な本や写真、オブジェ、ショルダーバッグ。アーバスの書棚をそっと覗くような1冊。図版とともに解説を収録。英語表記。
マルセル・デュシャン語録 | 瀧口修造
瀧口修造自ら編集・翻訳を行ったマルセル・デュシャンの語録選集。瀧口の構想した架空の店の名「ローズ・セラヴィ」をデュシャンに贈られたことへ返礼に制作されたもの。チェスをするデュシャンの写真やジャスパー・ジョーンズ、荒川修作らの作品も収録。限定500部発行。
Sophie Calle M’AS-TU VUE? | ソフィ・カル
2003年にポンピドゥー・センターで開催された展示の際に刊行されたもの。フランスを代表するアーティスト、ソフィ・カルの「The Blind」「No Sex Last Night」「The Hotel」「The Address Book」「A Woman Vanishes」など、これまでのシリーズの代表作、写真、エッセイほか、カラー・モノクロ含む図版とともに解説を収録。
中平卓馬 火氾濫 | 東京国立近代美術館
2024年に東京国立近代美術館で開催された展示の図録。戦後の写真史に大きな影響を与えた写真家のひとり、中平卓馬の初期から晩年にかけての作品を紹介する。季刊誌『PROVOKE』、『なぜ、植物図鑑か』ほか、400ページを越える豊富な図版とともに解説を収録。中平卓馬の生涯とその仕事を辿る。
Paris | Jil Sander ジル サンダー
JIL SANDER(ジル サンダー)の2022年夏のクリエイションを表現した写真集。クリエイティブディレクター、ルーシー・メイヤーとルーク・メイヤー夫妻の依頼により、これまで多くのプロジェクトを手がけてきた写真家のクリス・ローズが撮影。コレクションの大切な創造の源である都市を背景に、すべての都市の象徴であり、都会のシンボルとして自由への願いが込められたパリの街をブランドの美学の視点で捉えている。
Time in Air, Time in Paper | Seiko Morikawa 森田幸子
フランス、アンジェを拠点に活動するアーティストの森田幸子による作品集。イタリア製水彩画紙に刷毛で感光剤を塗布し印画紙を製作、35mmフィルムカメラで自然光の中で撮影された写真をアンティークの引き伸ばし機を使用し印画紙に焼き付け、お湯と絵筆で感光剤を細心に取り除くという長い行程を経て創作活動を行っている。本書は、20年以上にわたる51作品を再編したもの。植物、果物、魚などの静物をモチーフに、時間をかけて丁寧に編み出された奥深さがにじみ出る作品群を掲載。英語表記。
Helix | 山上新平
写真家、山上新平による初の作品集。作家の地元、鎌倉の森林を撮影した本書は、モノクロで撮影したシリーズ「SPECTRUM」とカラーで撮影した「The Disintegration Loops」の2つのシリーズにより構成されている。個人の感情が削ぎ落とされたモノクロの世界と、カラーシリーズの色と光の優しさが対比するように存在しながらも、調和が美しく取られた一冊。
Painting | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄の作品集。1枚の布のように滑らかな滝、絵画のような果樹園の風景など、自然や人工物の巧みな切り取りによる抽象的な美しさを映し出す。未発表のカラー作品16点の図版を収録。背に紐がついており、壁にかけて掛け軸のように飾られる装丁となっている。
荒川修作展 意味のメカニズム | 西武美術館
1988年に開催された展示の図録。日本の美術家・荒川修作と、パートナーであるマドリン・ギンズの共著。荒川修作の「意味のメカニズム」シリーズをカラーとモノクロで多数収録するとともに、氏自身による解説や詩的テキストをあわせて掲載。また作品に描かれたことばの全訳と註をおさめた別冊付属。
複製にして真正なり Reproduced Authentic | ジョセフ・コスース
1990年にバーニーズニューヨーク新宿店のオープンを記念して開催された展覧会「複製にして真正なり」展に際して出版された展示カタログ。コンセプチュアルアーティスト、ジョセフ・コスースによって企画され、デヴィッド・バーンやバーバラ・クルーガー、ハイム・スタインバッハなどのアーティストたちが参加。ニューヨーク・東京間をファックスと写真のプロセスを用いて作られた、まさに「複製」にして「真正」の作品群であり、本書では透明のフィルムと作家の作品が各1枚ずつ収録されたユニークな一冊。
篠山紀信写真集 パリ | 新潮社
写真家、篠山紀信による写真集。市場や花屋の店先、古びた建物、どこかブラッサイを思わせる雨に濡れた石畳。当時のパリの街並みをありのままに映し出す。ジュール・ロマン作、堀口大學訳の詩や瀧口修造らによる寄稿を図版と併せて収録。
写真家 アンリ・カルティエ=ブレッソン | 朝日ソノラマ
20世紀を代表するフランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集。タクシーの運転手、パリの街の風景、日本の葬儀、アルベルト・ジャコメッティ。世界各国の様々な風景や人々の表情、その瞬間を捉える。ブレッソンの代表作155点を大判の図版で解説と併せて収録。