Out&About | Ari Marcopoulos アリ・マルコポロス
ストリートを撮影し続けたオランダ出身の写真家、アリ・マルコポロスの写真集。80年代のBボーイや90年代のスケーターたちの姿を通して、当時の空気感を味わえる一冊。町並みやファッションの参考にも。
Portals | Keith Sonnier
ポストミニマリズムを代表するアーティストのひとり、キース・ソニエの作品集。14点のネオン管を使用したオブジェ作品とともに、製作時のスケッチなども収録。 英語表記。
DADA | Laurent Le Bon
1916年頃にチューリッヒとニューヨークで勃興した芸術・文学・政治運動「ダダ」。パリのポンピドゥー・センターが、ワシントンのナショナル・ギャラリーとニューヨークのMoMAと共同で2005年から2006年にかけて開催した巡回展を書籍化したもの。展示風景を中心に、1000点以上の作品を紹介。 フランス語表記。
Cloud Behavior | Nanna Debois Buhl
ファイン・アーティスト、ナンナ・デボワ・ブールの作品集。中判フィルムで数ヶ月にわたり、雲の行動パターンを撮影。雲のニュートラルな形からドラマチックで色鮮やかな姿までを「雲の振る舞い」として、雲の動き、気象学的な影響、雲の意味、雲の触感や変動性を考察する。英語表記。
きのこのなぐさめ | ロン・リット・ウーン
最愛のパートナーを失った著者が、喪失の痛みのさなか、ふと参加したきのこ講座で、足下に広がるもうひとつの世界、きのこ王国に出会う。驚きと神秘に満ちたきのこワンダーランドをめぐる旅をつづけ、魂の回復のときを迎える、再生の物語。約120種類のきのこが登場。
宮澤賢治 科学の世界 教材絵図の研究 | 高村毅一、宮城一男
宮澤賢治 科学の世界 教材絵図の研究/詩人で童話作家の宮澤賢治が、かつて羅須地人協会での講義に用いた教材図絵を収録した資料集。土壌、地質、植物、天文、気象など、農芸化学を中心とした詳細な図解は、当時の賢治の活動や思想を示唆している。戦火を逃れた貴重な資料の数々を解説とともに多数収録。
だが、虎は見える | 草森紳一
膨大な蔵書を持ち、あらゆるカルチャーにたいして造詣が深いことでも知られる草森紳一のエッセイ。葛飾北斎、タイガー立石、サルバドール・ダリなどの虎にまつわる絵画の他、歴史、文化、詩などを考察し、登場する虎の分析や古来より虎が示唆してきたものが何かを顕にしていく。口絵はタイガー立石。装丁は羽良多平吉。限定950部。
鬼は逃げる | ウチダゴウ
言葉を生業にしながらも、意味や想像、夢や希望によって拘束されまいと、町から町へと逃げていくおのれを鬼に喩える表題作「鬼は逃げる」。東京から松本、安曇野へと居を移し、またスコットランド・エディンバラでの定期的な詩作を経て、積み重ねてきた10年のしごとを〈朗読会〉として振り返る、ウチダゴウ自選詩集。 新刊書籍。
向井詩織さんのブロックプリントWSへ行ってきました
向井詩織さんのブロックプリントワークショップへ行ってきました。
時代を駆けるデザイン 亀倉雄策賞の作家たち | 新潟県立近代美術館
年鑑「Graphic Design in Japan」の応募作品の中から選出される「亀倉雄策賞」歴代受賞者の作品を紹介。田中一光、永井一正、原研哉、佐藤可士和ら日本を代表するグラフィックデザイナーたちの作品を掲載。
Fotografiks | デヴィッド・カーソン David Carson
グラフィックデザインの世界に多大な影響を与えてきたグラフィックデザイナー、デヴィッド・カーソンの作品集。「The End of Print」、「2nd Sight」に続き3作目。被写体そのものを生かしたり、光・アナログの粒子感・デジタルの量子感など、写真の性質を見事に利用したデザインをカラーで多数掲載。 表紙にスレ有。小口にキズ有。本文に極僅かなヤケ有。
Maija Isola: Life, Art, Marimekko | マイヤ・イソラ
フィンランドのデザイナー、マイヤ・イソラの作品集。Unikko(ウニッコ)をはじめ、マリメッコの代表的作品を多く生み出したマイヤ・イソラ。1950年代の初期の作品から、娘との共同制作など晩年までの作品をシリーズや年代に沿って紹介。氏の人生と功績を綴った寄稿も多数掲載。 英語表記。
湯村輝彦ヒットパレード | 湯村輝彦作品集
イラストレーター・湯村輝彦の作品集。「ガロ」の表紙、糸井重里「情熱のペンギンごはん」など、広告や雑誌・書籍に提供したイラスト作品を多数掲載。愛妻・湯村タラやデザイナー・マーチン萩沢らとのテンポの良いインタビューも収録。
Retro Fonts 1830-1990 世界のレトロフォント大事典 | グレゴール・シュタヴィンスキー
9世紀から20世紀における芸術運動、カルチャームーブメントごとに編纂された書体見本帳。1920年代のVOGUE誌、ナチスのプロパガンダ、ヤン・チヒョルトやネビル・ブロディの作品、マドンナのジャケットまでをモチーフとしながら、時代を象徴したレトロフォントを掲載。CD-ROM付属。
The Rudi Gernreich Book | ルディ・ガーンライヒ、ペギー・モフィット 写真集
1960~70年代を中心に活躍したファッションデザイナー、ルディ・ガーンライヒの作品集。監修はモデルのペギー・モフィット、撮影はウィリアム・クラクストンによるもの。個性的なヘアスタイル、ドレス、水着などのデザインはまさにシックスティーズ。
1986 有元利夫展 | 彌生画廊
1986年に彌生画廊で開催された有元利夫の展示に際して出版された作品集。絵画、ドローイング、版画、書影、彫刻作品などを多数収録。
アンリ・ミショー ひとのかたち | 東京国立近代美術館
2007年に開催された展覧会「アンリ・ミショー ひとのかたち」に際して刊行された作品集。ペインティングとともに詩をあわせて収録し、画家や詩人として活躍したミショーの作品の広がりと、「ひとのかたち」という永遠のテーマに向き合う姿を探る。瀧口修造による寄稿文「アンリ・ミショー、詩人への私の近づき」も掲載。
向井詩織ブロックプリント展
「反復する地平。インドの西果ての染布」を開催します
2021年7月17日より、向井詩織ブロックプリント展「反復する地平。インドの西果ての染布」を開催します。
Edward Lear’s Birds | Susan Hyman
イギリスの画家、エドワード・リアの鳥類図集。ジョン・ジェームズ・オーデュボンと並ぶ、オウム、猛禽、水鳥など様々な精密で美しい鳥類画を多数収録。また、自身によるユーモラスなイラストレーションが随所に掲載されている。 英語表記。
漢聲雑誌 39期 鄂溫克獵民
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第39期。巻頭特集では、中国最北端の大興安嶺山脈に暮らすツングース系少数民族「エヴェンキ族」を紹介。トナカイとともに生きる彼らの生活、文化、歴史などを多数の図版とともに解説する。 中国語表記。
鳥聲集 | 加福多恵
画家、加福多恵の画集。鮮やかな色彩で描かれた花鳥画を多数収録するほか、種村季弘のテキストなども収録。初版限定500部発行のもの。
A Magazine: Floragatan 13, Curated By Acne Studios | 著者名
スウェーデンのファッションハウス、Acne Studiosがストックホルムに立ち上げた新オフィスを、美しい建築とアトリエ兼オフィスとしての機能の両面から紹介。上階の管理事務所から始まり、デザイン・プロダクションのアトリエ、共同スペース、写真スタジオなどを巡る。 英語表記。
New Nordic Gardens: Scandinavian Landscape Design | Annika Zetterman
北欧のの美しい庭園を紹介した資料集。広大で美しい自然と、人々がそれを生活に取り入れるライフスタイルにより、洗練された庭園やランドスケープを生み出している北欧。スタイルや雰囲気によってテーマ別にわけられた実例を豊富な写真とテキストで掲載。英語表記。
日本の民家 | 二川幸夫、伊藤ていじ
日本の民家/建築写真家、二川幸夫が撮影した日本の住宅建築の写真集。京都、四国、信州、北陸など日本各地の民家の内外観をモノクロで多数収録。冒頭には建築史家・伊藤ていじが「日本の民家」と題して文章を寄せている。
作り手インタビュー:SIRI SIRI 岡本菜穂
意外性を感じさせるマテリアルと伝統的な職人技術との組み合わせにより、コンテンポラリーな作品を発信する、2006年にスタートしたジュエリーブランドSIRI SIRI。ベースにあるものは日本の工芸技術や伝統的な美意識。 現在 […]
Yves Saint: Laurent et le Theatre
イヴ・サンローランがデザインした舞台衣装の資料集。1986年に開催された展示に際して出版されたもの。ローラン・プティやルノー・バロー・カンパニーのために制作したバレエ、演劇のセットや衣装のスケッチを収録。 フランス語表記。
愛蔵版 茂田井武の世界 | すばる書房
昭和期に活躍した童画家、茂田井武の作品集。活動初期から晩年までに手掛けた膨大な仕事から代表的な児童向け出版物に焦点を当て、カラーとモノクロ図版で紹介。瀬田貞二「茂田井武の世界」。奈街三郎「『こどもペン』のころの茂田井さん」などのテキストも収録。
The Futurist Cookbook | Filippo Tommaso Marinetti
詩人、フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティによる未来の食に関するエッセイ。未来派の動向と、19世紀のイタリア料理の課題を関連付けたエッセイを図版とともに掲載。巻末にはレシピ付き。英語表記。
Cuts | Gimme 5 & DoBeDo
ロンドンでカルト的な人気を博した美容室「Cuts」の顧客ポートレート写真集。経営者のひとりであったスティーブ・ブルックスが90年代から00年代にかけて撮影したもの。当時のロンドンのカルチャーシーンを色濃く記録している。 英語表記。
マックス・エルンスト 美しき女庭師の帰還 | ヴェルナー・シュピース
マックス・エルンスト 美しき女庭師の帰還/ドイツの美術家、マックス・エルンストの作品集。解説・評論はヴェルナー・シュピース。エルンスト画の「美しき女庭師の帰還」を手掛かりに、その創作活動を紐解いていく。日本語版。
JOMON 縄文土器コレクション | 京都造形芸術大学 芸術館
2014年に開催された展示の図録。京都造形芸術大学芸術館所蔵の土器、土偶、石器類をカラー図版で収録。荒々しく不協和な造形からは、強い生命力と当時の人びとの自然観を感じることができる。
夢のある部屋 | 澁澤龍彦
夢のある部屋/文化服装学院出版局の女性誌「ミセス」に「環境のイメージ」として連載されていた原稿と、様々な雑誌やPR誌に10年間に渡って寄稿したものを編纂した、澁澤龍彦によるエッセイ集。「楽器について」「振子の音」「階段あれこれ」「アダムとイヴの匂い」など、著者が“リラックスして書いたものだから、ごく軽く読みとばしていただきたい”と語る日常のエッセイを収録。装丁・挿絵は野中ユリ。
尾崎翠全集 | 尾崎翠
近年再評価が進む作家、尾崎翠の完成期・中期の作品、評論・随想・詩、そして初期作品集や短歌・書簡などを収録した全集。装丁は野中ユリ。
稲垣足穂全詩集 1900-1977
稲垣足穂全詩集 1900-1977/新感覚派を代表する作家、稲垣足穂の詩作品45篇をまとめた一冊。「シャボン玉物語」「香炉の煙」「宇宙に就て」「へんてこな三つの晩」「犬の館」などを収録。編者は詩人・歌人の中野嘉一、装幀は多くの足穂作品を手がけた亀山巌によるもの。
中・四国おもちゃ風土記 | 著者名
80箇所以上の工房を訪ね、中国・四国地方の郷土玩具をまとめた資料集。カラー図版とともに、玩具の由来や役割、制作過程などを丁寧に紹介。
建築とマカロニ Architects Garden’95 | 日本デザインセンター 原デザイン研究所
15人の建築家と5人のゲストアーティストが「マカロニ」を設計するという、なんともユニークな作品集。誰もがよく知る身近な食べ物・マカロニが自由な発想のもと、様々なデザインへと発展した様子を、テキストとイラストで紹介する。葛西薫、隈研吾、原研哉、福田繁雄などが参加。イラストレーションはこぐれひでこ。
デンマークの椅子 | 織田憲嗣
ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンなどデンマークの代表的な椅子デザイナー64名170作品をカラー写真で紹介。主要作品には面図、デザイナーの紹介、作品解説付。
Superstructures: Notes on Experimental Jetset Vol.2
オランダを拠点に活動するデザインユニット、Experimental Jetsetがおくる自省的シリーズ第2段。構成主義、シチュアシオニストインターナショナル、プロボ、ポストパンクという4つの重要なムーブメントを通して、言語のインフラとしての都市の役割、そしてその逆の役割についてリサーチしたプロジェクトをまとめたもの。オリジナルの展覧会のデザイン・タイポロジーにズームインした26ページのZINEも付属。 英語表記。
ポール・ランド デザイナーの芸術 | ピー・エヌ・エヌ新社
ポール・ランド:デザイナーの芸術/アメリカのグラフィックデザイナー、ポール・ランドによる名著「Paul Rand: A Designer’s Art」の復刻日本語版。氏の代表的な著作や、1930年から1980年代の優れたグラフィックデザインを幅広く収録した一冊。
Happy Birthday Bach | Seymour Chwast シーモア・クワスト
作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハの生誕300年を記念して制作された、シーモア・クワストのイラスト作品集。誕生から音楽家としての姿まで、様々なテイストで描かれたバッハが楽しめる遊び心に溢れた一冊。
Food Is Fiction | Linda Roodenburg
人類学、食文化を専門する作家、リンダ・ルーデンバーグの著作。ヴァン・ホーテンやヴァン・ネルといった古典的なブランドの初期の広告から、フード・ポルノ、宇宙飛行士の食事など、歴史的・現代的なビジュアルを用いて食品産業とデザイナーの関係を紹介し、食の未来を考察する。 英語表記。