Walter Niedermayr: Recollection | ウォルター・ニーダーマイヤー写真集
イタリアの写真家/ウォルター・ニーダーマイヤーがイランを撮影した写真集。露出オーバーのような白い光、2枚組の写真をパノラマのように見立てる作風など、イランの風景をニーダーマイヤーの特徴的な視点で捉えた写真作品集。 表紙に僅かなキズ有。小口に僅かなキズ有。本文極僅かなヤケ有。
東京画廊 4人の作曲
1962年に東京画廊で開催された展示の図録。作曲家の一柳慧、黛敏郎、高橋悠治、武満徹が参加。デザインは杉浦康平、ブルーノ・ムナーリ、和田誠らが担当。二つ折りの冊子にシート4枚付属。
東京画廊 ロベルト・クリッパ展
1961年に東京画廊で開催されたアーティスト、ロベルト・クリッパの展示図録。解説は美術評論家の瀬木慎一。二つ折りの冊子にシート2枚付属。
東京画廊 前田常作展
1963年に東京画廊で開催された芸術家、前田常作の展示図録。解説は美術評論家の東野芳明。二つ折りの冊子に「人間誕生」シリーズの8作品を収録。 日本語、英語表記。
De Rome a Giverny | Eva Jospin
パリを拠点に活動するアーティスト、エヴァ・ジョスパンの作品集。ドローイングから刺繍、彫刻、巨大な段ボール製のインスタレーションなど、代表的な作品を収録。壮大な神話を思わせるスケールと、有機的な豊かさをあわせ持つジョスパンの作品を堪能できる1冊。2021年にジヴェルニーの印象派美術館のために制作された、ブロンズと真鍮の彫刻2点も収録。 フランス語表記。
ゑげれすいろは人物 南蛮幻想 2冊セット | 川上澄生
版画家の川上澄生による画文集。濤書房による復刻版。ノスタルジックな木版画とともに、テキストをあわせて掲載。
包結図説 伊勢流図解 紙包みと紐結び | 伊勢安斎、屋代弘賢
江戸時代中期の旗本であり、伊勢流有職故実研究家であった伊勢貞丈が記した『包結図説』を再現し、現代語訳をした資料集。様々な「つつみ」と「むすび」の作法を、目的ごとに整理し、図版とともに解説している。
Le Corbusier: 5 Unite - Marseille, Nantes, Berlin, Briey, Firminy | Peter Ottmann
1945年から1967年にかけてル・コルビュジエが建設した、マルセイユ、レゼ、ベルリン、ブリエ・アン・フォレ、フィルミニーの5つの「ユニテ・ダビタシオン」を撮影した写真集。戦後の住宅不足が深刻化したことにより手がけられたこれらの建物の革新的アイデアは、都市計画における社会的、美的、構造的な課題に対する斬新な解決策を提供したと言われている。撮影はArthur Zalewski。編集はピーター・オットマン。
Richard Batterham: Studio Potter | リチャード・バターハム
英国の陶芸家、リチャード・バターハムの作品集。英国ドーセット州ダーウェストンの窯元で60年以上にわたり活躍したバターハム。彼が自ら選んだ代表的な作品の写真を収録し、作品とその意義を深く理解する執筆陣による寄稿で構成されている。 英語表記。
芹沢銈介手控帖
芹沢銈介手控帖/型絵染の人間国宝、芹沢銈介の習作を杉本健吉が編纂。氏が仕事の準備の心覚えのためにかき留めたイラストをカラーで多数収録。本来は人に見せることのない極めてプライベートな備忘録は、実に伸びやかな筆使いで、氏の目から見た景色や頭の中を覗き見ることができる貴重な逸品。「この芸術家の平常着の体温のような温かさが一層生き生きと発散しているのを感じる。」(序文より)
Through Objects: Nature back to Design vol.1
人と自然との調和を尊重したデザインの未来を提案する雑誌『Through Objects』第1号。Nienke Hoogvliet、Kaja Solgaard Dahl、Studio David Pompa、GT2Pなど、先駆的なデザイナーやクリエイターによる24点のデザインオブジェクトが、美しい写真とともに紹介されている。 英語表記。
Atelier Zanolli: Fabrics, Fashion, Craft 1905-1939 | アトリエ・ザノリ
スイス・チューリッヒで営まれた工房「アトリエ・ザノリ」のビジュアル資料集。エアブラシを用いて模様を描き込んだ絹織物、豪華な刺繍のクッション、カラフルな真珠細工、精巧な革製品や木製品など、600点を超える図版を収録。前衛的なものから、1930年代にナチス・ドイツの脅威を感じた国民的防衛意識から生まれた様式まで、様々な文化やスタイルの影響が見て取れる。 英語表記。
猫の肖像 | 山城隆一
亀倉雄策、原弘とともに日本デザインセンターを設立したグラフィックデザイナー、山城隆一の作品集。個展のために描いた作品や、雑誌に掲載された挿絵など、猫にまつわるペインティングやコラージュをカラーで収録。当時の出来事などを綴ったエッセイも掲載されている。猫をやさしく見守るような視点の、あたたかみのあるタッチが印象的な画集。
Printed Matter: Drukwerk, 2nd Edition | Karel Martens カレル・マルテンス
オランダを代表するグラフィックデザイナー、カレル・マルテンスの作品集。マルテンスの手がけた仕事の中から、特にブックデザイン、切手、カードのデザインなどといった「印刷物」に焦点をあてて纏めた内容。粘葉装を採用した一味違う造本の貴重な一冊。2ndエディション。
ケルムスコット・プレス ウィリアム・モリスの印刷工房 | ウィリアム・S・ピータースン
イギリスの詩人でデザイナーのウィリアム・モリスが立ち上げた印刷工房/ケルムスコット・プレスの変遷をウィリアム・S・ピータースンが辿る。「ヴィクトリア朝時代の印刷事情」「モリスと書物の芸術」「モリスとケルムスコット・プレスの遺産」などを収録。翻訳は港典子。
The Serving Library 2019/20: Bruno Munari Obvious Code | ブルーノ・ムナーリ
デザイナー、アーティスト、ライター、研究者など、世界中の人々を特集する文化誌「The Serving Library」2019年度版。本号ではイタリアのデザイナー、アーティスト、発明家であるブルーノ・ムナーリに焦点を当てて特集。自身が綴った作品に関するテキスト、スケッチ、詩を集めた「Obvious Code」、手作りのプロジェクションスライドシリーズ、そして「読めない本」シリーズなど、ムナーリの視覚的実験に様々な分野の専門家が解説を添えている。 英語表記。
Accidentally Wes Anderson | ウェス・アンダーソン
英国の脚本家・映画監督、ウェス・アンダーソンの作品のセットやスタイルを彷彿とさせる実在の場所をコレクションしたビジュアルブック。パステルカラー、対称性、パターンなど、アンダーソンファンならではの視点で収集された写真を地域ごとにまとめ解説している。 英語表記。
Fiorucci | David Owen
イタリアのファッションデザイナー、エリオ・フィオルッチによって創設されたファッションレーベル「Fiorucci」。本書はブランドの50周年と新たなコレクションの発表を記念して発行されたもの。ブランドイメージを印象づけるグラフィックデザインや当時の写真などを収録し、ポップアートやポップカルチャーの流れをファッションに取り入れたFiorucciの歴史をたどることができる一冊。英語表記。
Jazz Covers | Joaquim Paulo
1940年代から1990年代初頭までに発表されたジャズのレコードジャケットから特にすぐれたものを集成したアーカイブ。各レコードのカバーには演奏者とアルバム名、アートディレクター、フォトグラファー、イラストレーター、年号、 […]
This Brutal World | Peter Chadwick
世界中のブルータリズム様式の建築物を集めた写真集。ブルータリズム様式とは第二次世界大戦後に誕生した新たなスタイルの建築様式であり、打放しコンクリートを用いるなど、荒々しい彫刻のような造形が特徴。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライト、ルイス・カーン、マルセル・ブロイヤー、ザハ・ハディッド、デイヴィッド・チッパーフィールドら、巨匠たちの建築作品を多数収録。
ダネーゼ : プロダクトの編集者 日用品 アートエディション 知育玩具 | 武蔵野美術大学美術資料図書館
2007年に武蔵野美術大学で開催された同名展示の図録。ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マリらがデザインを担ったことでも知られる、イタリアの家具メーカー「ダネーゼ」のプロダクトを紹介。家庭やオフィスで使われる日用品、アートエディション、知育玩具などのカラー図版を解説とともに掲載。
黒谷の紙 | 黒谷和紙組合
京都府綾部市黒谷町で生産される手漉き和紙の見本帖。前半は黒谷和紙の原料や製法についての解説、後半は実物和紙が見本として111種収録されている。200部限定。
Ettore Sottsass: The Glass | エットレ・ソットサス
イタリアの建築家・デザイナー、エットレ・ソットサスによるガラス工芸に焦点を当てた作品集。1970年代にヴィストージのためにデザインしたシリーズから、1980年代のメンフィスコレクション、1990年代のカタールのミレニアムハウスプロジェクトまで、ソットサスのキャリアから代表的なガラス作品をセレクトして紹介。 英語表記。
Vo Trong Nghia: Building Nature | ヴォ・チョン・ギア
アジアで最も革新的な建築家の一人、ヴォ・チョン・ギアの2冊組ビジュアル資料集。竹を建築材料として初めて使用した「風と水のバー」から、複合リゾート施設、アートインスタレーション、画期的なレジデンスシリーズ「木のための家」などを収録。グリーン・アーキテクチャの実践を通し、大気汚染や気候変動の影響が深刻な地域における新しいアイデアや解決策を生み出している。 英語表記。
Rose Tarlow: Three Houses
ロサンゼルスを拠点とするインテリアデザイナー、家具、テキスタイルデザイナー、ローズ・ターローのビジュアルブック。カリフォルニア州ストーンキャニオン、サンタバーバラ、フランス・プロヴァンスにある自宅を紹介する一冊。彼女のデザイン哲学を体現した住空間は、魅力的な奇抜さとデザインのインスピレーションの宝庫である。 英語表記。
You Can Go Anywhere: Josef & Anni Albers Foundation at 50 | ジョゼフ・アルバース、アニ・アルバース
ジョゼフ・アンド・アニ・アルバース財団設立50周年を記念して発行された写真資料集。財団が長年にわたってアルバース夫妻の遺産をどのように受け継いできたかを幅広く明らかにするとともに、アルバース夫妻の作品、アーカイブ資料など […]
Alte Bestecke: Ein Beitrag zur Geschichte der Tischkultur
スプーンやフォークなど、ヨーロッパのカトラリーの写真資料集。先史時代から1970年代まで、カトラリーの歴史を追うとともにそのデザインの変遷を紹介している。 ドイツ語表記。
Metall: Werkformen und Arbeitsweisen | Wilhelm Braun-Feldweg
金属の工芸品や工業用製品をまとめた資料集、改訂版。カトラリーから、家具、装飾品にいたるまで、多数の図版を解説とともに収録。
西洋書体の歴史 古典時代からルネサンスへ | スタン・ナイト
石碑や書物に用いられた西洋書体の歴史を解説する資料集。古典文字から大文字、小文字、ゴシック体、ヒューマニスト体などに分類し、その変遷を豊富な図版で紹介。カリグラフィーの実践者や愛好家、歴史学者、中世文学者、書体研究者、デザイン・美術関係者の必携書。
生誕100年 亀倉雄策展 | 新潟県万代島美術館
2015年に新潟県万代島美術館で開催された「生誕100年 亀倉雄策展」の図録。戦後まもなくから晩年までの代表的なポスター作品のほか、雑誌・書籍の装丁、広告デザイン、写真、スケッチなどを多数収録し、氏の偉大な業績を振り返る。
Dorfsman & CBS | ルウ・ドーフスマン
米国最大のテレビ・ラジオ放送局CBS社のもとで副社長、そしてクリエイティブディレクターを務めたルウ・ドーフスマン。過去40年間におけるドーフスマンとCBSの番組新聞広告、宣伝ポスター、CM映像、番組セット、グッズなど膨大な作品を収録。
An Initiation in Typography | Anne Denastas、Camille Gallet
エディトリアルデザインにおける版面設計からタイプフェイスまでを網羅した、精巧で美しいタイポグラフィ入門書。数学的システム、黄金分割、紙のフォーマット、グリッドシステム、タイポグラフィの測定単位といった実践的な解説、さらに文字の形の起源、タイプファミリー、歴史的書体などを紹介。 英語表記。
年鑑イラストレーション 1963-66 | 東京イラストレーターズ・クラブ
1964年に設立された東京イラストレーターズ・クラブによる1963-1966の年鑑。粟津潔、柳原良平、横尾忠則、和田誠らが名をつらねたメンバー達の審査によって、時代をうつす新聞や広告ビジュアル、ポスターなど全国の公募から […]
東京画廊 チャールズ・ヒンマン展
1966年に東京画廊で開催された芸術家、チャールズ・ヒンマンの展示図録。解説は美術・文芸評論家の針生一郎、デザインは杉浦康平によるもの。蛇腹折りの冊子にチャールズ・ヒンマンの作品と解説、略歴が掲載。 表紙に少汚れあり。中 […]
東京画廊 岡本太郎 鐘と炎展
1965年に東京画廊で開催された岡本太郎展図録。解説は音楽家の武満徹と僧侶の水田勇賢、デザインは杉浦康平によるもの。二つ折りの冊子にシート2枚、ステレオファインダー付属。
東京画廊 岡本太郎展
1961年に東京画廊で開催された芸術家・岡本太郎展の図録。解説は作家であり文芸評論家の花田清輝。二つ折りの冊子に二つ折りシートとイラストシート2枚付属。デザインは杉浦康平によるもの。
東京画廊 昆野勝展
1965年に東京画廊で開催された昆野勝の展示図録。解説は美術・文芸評論家の針生一郎。二つ折りの冊子に三つ折りのシート、展示情報紙1枚付属。デザインは杉浦康平によるもの。
吸血妖魅考 | 日夏耿之介
イギリスの悪魔学研究者モンタギュー・サマーズの「ヨーロッパに於ける吸血鬼」と「吸血鬼―その同族と血縁」の二著を、詩人・英文学者の日夏耿之介が再編成した奇書。吸血鬼思想の発生から様々な事例までを考察し、解説したもの。装丁は清原悦志。
黄金時代 | 澁澤龍彦
ユートピア論、悪魔論、サド裁判、幻想文学等、澁澤龍彦がこよなく愛したテーマを生き生きと描いたエッセイ集。加えて、バタイユの畸形論と三島由紀夫とのエピソードを絡めて言及、万博への嫌悪を露わに現代社会への鋭い批判を展開するなど、当時の著者の思考を探ることができる1冊。 上製クロス装・金箔押しの意匠は澁澤龍彦本人によるもの。薔薇十字社版。
Albers and Morandi: Never Finished | ジョセフ・アルバース、ジョルジオ・モランディ
20世紀を代表する2人の画家、ジョセフ・アルバースとジョルジオ・モランディの形式的、視覚的な親和性と対照性を探る「Albers and Morandi: Never Finished」展の図録。色、形、フォルム、形態、連続性など、2人の作家の特徴的な表現を対話形式で紹介。 英語表記。
Stephen Shore: Steel Town | スティーブン・ショア写真集
ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイロウィッツとならび「ニュー・カラー」を代表する写真家、スティーブン・ショアの作品集。1977年、ニューヨーク州、ペンシルバニア州、オハイオ州東部など、後に「Rust Belt(錆びた地帯)」と呼ばれる産業衰退の真っ只中にある地域を旅しながら撮り集めた写真を収録。工場閉鎖で職を失った鉄鋼労働者たちとの出会い、荒廃した工場、寂れたバー、衰退したメインストリート、愛情を込めて飾られた家など、彼らの突然壊れてしまった世界が写し出されている。 英語表記。
ニューヨーク・イヤーズ ジョージア・オキーフ画集
画家、ジョージア・オキーフの画集。ニューヨーク滞在中に制作したペインティング作品を大判で多数収録。お馴染みの力強くかつダイナミックな自然や植物の絵画が並ぶなかで、オキーフの目に写ったニューヨークの風景も描かれている。