iichiko design 2016 | 三和酒類
三和酒類株式会社から1979年より発売されている麦焼酎「いいちこ」の広告作品集。アートディレクター、河北秀也がディレクションを手がけたことで他の酒類とは一線を画したブランドイメージを打ち出したいいちこの、洗練された作品の数々を多数収録。
ペーター佐藤作品集 Portfolio | 玄光社
1970年代にエアブラシのタッチで一世を風靡したイラストレーター、ペーター佐藤の作品集。エアブラシを用いた作品はもちろんのこと、パステルとペンシルによるものやドローイング作品なども収録。本人による作品解説や思い出話なども併せて掲載。
レターズ ゆいほどける文字たち | 東京都渋谷公園通りギャラリー
2021年に東京都渋谷公園通りギャラリーで開催された「アール・ブリュット ゼン&ナウシリーズ」の第1回目にあたる展覧会の図録。文字に魅了され文字にとりつかれた8名の作家による作品を収録。喜舎場盛也、佐久田祐一、ハラルト・シュトファース、新城千奈、富塚純光、西川匠、西山友浩、松本国三が参加。
幻のロシア絵本 1920-30年代
2004年に芦屋市立美術博物館、東京都庭園美術館で開催された「幻のロシア絵本 1920-30年代」展の公式カタログ。1920年代から30年代のソヴィエトで、新しい国づくりに燃える若い画家・詩人たちによって盛んに作られた絵本。ロシア・アヴァンギャルドによる新鮮なデザインと言語感覚が注ぎ込まれた作品の数々を紹介する。
文字をめぐる愛とよろこび | ベン・シャーン
20世紀アメリカを代表する画家、ベン・シャーンが文字への愛を綴った作品集。日本語版。多数のレタリング、ドローイング作品とともにベン・シャーンの自叙的なテキストを添えて収録。
ヴォルス 路上から宇宙へ | DIC川村記念美術館
2017年にDIC川村記念美術館で開催された展覧会の図録。水彩、油彩、銅版画、彫刻、写真など多岐にわたる分野で活動したドイツの芸術家、ヴォルス(本名はアルフレート=オットー=ヴォルフガング・シュルツ)。38年という短い生涯でありながら、芸術運動「アンフォルメル」動向の先駆者として評価されるヴォルスによる写真作品と水彩、油彩、銅版画などを多数収録。
Michael Kenna Japan: A Love Story | マイケル・ケンナ
2024年に東京、ロサンゼルス、ロンドンで開催される巡回展の際に刊行された、写真家マイケル・ケンナの作品集。湖上の鳥居、霧けぶる森、荘厳な山々など、神秘的で静謐な美しさで写し出される日本の風景が収められている。 日本語、英語表記。
Arno Fischer: The Garden | アルノ・フィッシャー
2007年から2008年にかけて開催された展覧会の際に刊行された、ドイツの写真家アルノ・フィッシャーの作品集。1978年に写真家、ズィビレ・ベルゲマンとともに住居とスタジオの場として農場を購入し、自然とともに生活した農場の庭を撮影。ポラロイドによって撮影された、飾らないありのままの風景が収められている。 英語表記。
Heidi Specker: Im Garten | ハイディ・シュペッカー
ドイツのアーティスト、ハイディ・シュペッカーの作品集。樹木などの植物と建物が1枚の写真に収められており、建築と自然、それぞれ対比されるかのように配置された構図と色彩が目を惹く一冊。英語表記。
Luigi Ghirri | ルイジ・ギッリ
イタリアの写真家、ルイジ・ギッリの作品集。2017年にタカ・イシイギャラリーで開催された展覧会「Works from the 1970s」の開催に際して刊行されたもの。ギッリの制作活動の中でも重要な70年代に撮影された作品を中心に、カラー写真の図版29点を収録。
サイ・トゥオンブリーの写真 変奏のリリシズム | DIC川村記念美術館
2016年にDIC川村記念美術館で開催された「サイ・トゥオンブリーの写真 変奏のリリシズム」の展示図録。アメリカ抽象表現主義の第2世代の芸術家として活躍したサイ・トゥオンブリーが、1951年から逝去する2011年までに日々撮り続けてきた写真100点を収録。巻末には絵画、彫刻、ドローイング、版画も数点ずつ掲載し、芸術家の目に映る世界と創り出した作品を照らし合わせる。装丁は田中義久。
Bottom Ash Observatory | Christien Meindertsma クリスティン・メンデルツマ
オランダを拠点に活動するアーティスト、クリスティン・メンデルツマの作品集。タイトルの「ボトムアッシュ」とは焼却炉での不燃性燃焼残留物のこと。25kgのバケツに入っていたボトムアッシュをふるいにかけ、乾燥させ、レーザーで分析し、手作業で分離するというプロセスを160ページにわたって紹介する百科事典的なアートブック。 英語表記。
Gerhard Richter: Pictures / Series | ゲルハルト・リヒター
2014年にスイスのバイエラー財団美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。現代を代表する芸術家、ゲルハルト・リヒターが60年にわたり制作した代表的ななシリーズを中心に紹介。フォト・ペインティング、カラーチャート、アブストラクト・ペインティングなど、作品図版とともに解説を収録。 英語表記。
漕 Kogi | 津田直
写真家、アーティストの津田直の作品集。琵琶湖を舞台に撮影した「漕 Kogi」シリーズをまとめたもの。波打つ水面、湖上の月、日本家屋、雨の空気...。かつて江戸時代に琵琶湖を行き来した「丸小船」のごとく、写真と散文によって過去と現在が繋ぎ、水の記憶を紡ぐ物語。 日本語、英語表記。
熊谷守一 クロッキー集 鳥獣虫魚 | 神無書房
画家、熊谷守一のクロッキー集。長年にわたり描かれたもののなかから、鳥、虫、魚、獣、花、草木をテーマにしたものを、谷川徹三監修のもと厳選して収録。巻末には氏自身のエッセイに加え、妻である熊谷秀子と白洲正子との対談をあわせて収録。植物やいきもの、身の回りの何気ないものごとに向けた、優しいまなざしがにじみ出る一冊。限定860部発行のもの。
小杉小二郎 | 求龍堂
画家、小杉小二郎の大判作品集。観るものを異空間へと誘う静物画や風景画にくわえ、様々な紙や布などを組み合わせたコラージュ作品なども大判で掲載。
土地 | アントニー・ゴームリー
人体を再現した彫刻作品で知られる、イギリス出身の彫刻家、アントニー・ゴームリーの作品資料集。2003年、中国の広州・北京・上海・重慶の4都市で開催された壮大なインスタレーションの制作過程をまとめたもの。ゴームリーの指導のもとに、一般市民が共同して作品制作、展示を行う。約200,000体の膨大な数の素焼きの像を、共同作業によって創りあげる壮大なプロジェクトの全容が収められている。 中国語、英語表記。
Terri Weifenbach: Cloud Physics | テリ・ワイフェンバック
米国の写真家、テリ・ワイフェンバックの作品集。生物、自然、水、空気、光、火についてなどの自然現象について調査し、繊細な現象の儚さをとらえたもの。雲の形成など気象現象を正確に測定する科学機器のデータに基づき、光、湿度、熱の密接な変化を通して知覚される自然を、彼女の作品の特徴である詩的で繊細な写真作品を通して表現している。 英語表記。
Lee Ufan: Open Dimension | 李禹煥 リ・ウーファン
60年代後半から「もの派」の中心的存在として活動し、現在も国際的に活躍するアーティスト、李禹煥(リ・ウーファン)の作品集。米国・ワシントンD.C.のハーシュホーン博物館に展示されているサイトスペシフィックな屋外彫刻を紹介したもの。それぞれの彫刻は美術館の建築に呼応して制作され、ステンレスや巨石といった対照的な素材を呼応させるがごとく設置されている。 英語表記。
Beni Bischof: Bambi | ベニ・ビショフ
スイス出身のアーティスト、ベニ・ビショフの作品集。映画「バンビ」を繰り返し鑑賞し、何百もの水彩画を制作。森で遊ぶバンビ、母との別れ、森の動物たちとの出会い。誕生、生と死、再会、終わりのない生命の循環を、色鮮やかな水彩画でユニークにときにダークでシニカルに描く。 英語表記。
In Paul Klee’s Enchanted Garden | パウル・クレー
20世紀を代表するスイスの画家、パウル・クレーの作品集。クレーが生涯にわたり抱いていた、自然との対話を多角的な視点から創造へとアプローチする。自然をテーマに油彩、水彩、素描ほか、図版166点とともに解説を収録。 英語表記。
Paul Klee: Kunststuecke der Tiere | パウル・クレー
20世紀を代表するスイスの画家、パウル・クレーの作品集。クレーによる「動物」をモチーフとした代表的な作品を通して、色彩や形、その創造の世界を紐解く一冊。 ドイツ語表記。
Alexander Calder & Richard Wilbur: Bestiare | アレクサンダー・カルダー、リチャード・ウィルバー
アメリカの彫刻家、アレクサンダー・カルダーとアメリカの詩人、リチャード・ウィルバーの作品集。カルダーによるゆるやかなドローイングに、ウィリアム・シェイクスピアやウォルト・ホイットマンの作品など、ウィルバーが選んだ詩や物語、戯曲などの古典文学からの引用が添えられている。 フランス語、英語表記。
Le Monde Selon Arp | ハンス・アルプ
彫刻家、画家、詩人であるドイツの芸術家、ハンス・アルプの作品集。コラージュ、レリーフ、彫刻作品、詩などの作品を収録。多才な芸術表現の数々を、ユニークなエディトリアルデザインによって綴じ込めた芸術家の創作プロセスを再考する1冊。 ドイツ語表記。
Neverland Lost: Une Portrait de Michael Jackson | Henry Leutwyler ヘンリー・ルートワイラー
スイスの写真家、ヘンリー・ルートワイラーが、マイケル・ジャクソンの遺品を収めた写真集。「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンによって建設された夢の施設、「ネバーランド」。そこに収められていたステージ衣装や靴、ハット、グローブなど、氏の遺品コレクションを多数収録。輝かしくも寂しさの宿るコレクションの数々は、氏の生涯の光と影をも語っているかのように感じられる。
没後40年 熊谷守一 生きるよろこび | 東京国立近代美術館
2017年から2018年にかけて開催された「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」の展覧会図録。初期の重厚感ある作品から、猫などをモチーフに鮮やかな色彩とくっきりとした輪郭で描く代表作まで、豊富なカラー図版を収録。闇から光へと変貌を遂げた作風と、その背景にあった氏の人生を照らし合わせていく。
杉本博司 ロスト・ヒューマン展 | 東京都写真美術館
2016年に東京都写真美術館で開催された「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展の図録。「廃墟劇場」、「仏の海」シリーズの他「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない(Lost Human Genetic Archive)」などを収録。
Tribute from Green Forest | 津田直
写真家、津田直の作品集。青森県にある三内丸山遺跡の冬の景観や「縄文ポシェット」と呼ばれる縄文時代に使われていた編みかごを撮影した作品14点を収録。時間の深層、人間と自然の共存など、物事の根源のあり方を問いかけてくるような一冊。
Richard Diebenkorn | リチャード・ディーベンコーン
20世紀アメリカを代表する画家の一人であるリチャード・ディーベンコーンの作品集。1950年代半ばから60年代後半にかけて制作されたドローイング、ペインティング、ガッシュの42点の未発表作品を初収録。ディーベンコーンを知る貴重な一冊。 英語表記。
Matisse Picasso | アンリ・マティス、パブロ・ピカソ
20世紀を代表する2人の芸術家、アンリ・マティスとパブロ・ピカソの関係性と影響について紐解く作品集。2002年から2003年にかけてニューヨーク近代美術館やロンドンのテート美術館などで企画、開催された展覧会の際に刊行されたもの。お互いに影響を与え続けた2人の作家による34の作品を比較・検証し、6人のキュレーターたちによる興味深い分析の論考をあわせて収録。 英語表記。
恩地孝四郎展 | 東京国立近代美術館 ほか
2016年に開催された、恩地孝四郎の回顧展の図録。抽象表現の先駆者として知られる氏が手掛けた、版画、油彩画、水彩画、デッサン、写真、ブックデザインなどを多数収録。
Collection agnes b. | 著者名
2008年にベルリンの写真美術館C/Oベルリンで開催された展示に併せて刊行されたもの。フランスのファッションデザイナー、アニエス・ベーが所蔵する美術コレクションを紹介。ブラッサイ、ウィリアム・エグルストン、ジャン=ミシェル・バスキア、アレクサンダー・カルダー、ロバート・フランクら、様々な現代アーティスト達の作品を収録。 英語表記。
未来派 1909-1944 | セゾン美術館
1992年に開催された「未来派 1909-1944」展図録。ジャコモ・バッラ、ウンベルト・ボッチョーニ、ブルーノ・ムナーリほか未来派を代表する芸術家たちの作品図版や、未来派創立宣言、エンリコ・クリスポルティによる作家解説など豊富な内容を収録。
フェリックス・ティオリエ写真展 いま蘇る19世紀末ピクトリアリズムの写真家 | アプトインターナショナル
19世紀中期から後期にかけて活動した写真家、フェリックス・ティオリエの展覧会図録。絵画的な写真=ピクトリアリズムの写真家として活動しながら、限られた範囲でしか作品を公表していなかったため長きにわたりその存在を知られることのなかったティオリエ。写真黎明期に撮影され、情緒と郷愁をたたえる美しい作品の数々を多数収録。
Andy Warhol: A Retrospective ハードカバー版 | アンディ・ウォーホル
1989年にニューヨーク近代美術館で開催されたアンディ・ウォーホル回顧展の際に刊行された展覧会カタログ。ハードカバー版。ドローイングや写真、シルクスクリーンなど、600点以上の図版を収録し、ウォーホルが生涯をかけて制作し続けた膨大な作品とその人生を網羅する一冊。 英語表記。
チャイナ・ダイアリー | スティーブン・スペンダー、デイヴィッド・ホックニー
画家のデイヴィッド・ホックニーと詩人のスティーブン・スペンダーによる旅行絵日記。香港や北京、西安、南京、杭州、上海など中国各地を訪れた際の記録を、ホックニーによる写真と絵、スペンダーによる文章で綴られている。現地で出会った人々や建物、風景をカラー、モノクロ図版で多数収録。
生誕100年 岡本太郎展 | 東京国立近代美術館
芸術家、岡本太郎の生誕100周年を記念し、2011年に開催された展示の図録。「対決」をテーマに、岡本太郎が立ち向かった相手を7つの章に分け、絵画、彫刻、写真、デザインなど様々な作品を収録。
画家の眼差し、レンズの眼 近代日本の写真と絵画 | 神奈川県立近代美術館
2009年に神奈川県立近代美術館で開催された展覧会の図録。19世紀に西洋から伝わった洋画や写真、印刷技術などの影響から、近代日本における絵画と写真の関係性を豊富な図版と解説で検証する。
驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥 | 世田谷美術館
2020年に世田谷美術館で開催された展示のカタログ。高松次郎、若林奮、李禹煥、現代美術を代表する3人の芸術家たちが取り組んだ『版』の世界を紹介する。木版、リトグラフ、シルクスクリーンなどによる数々の作品図版と併せて解説を収録。
ネイチャー・センス 日本の自然知覚力を考える | 森美術館
2010年に森美術館で開催された「ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆」の図録。3人のインスタレーション作品を通じて、現代を生きる日本人の感性や、文化的記憶と自然観との関係性を紐解いていく。
藤井豊写真集 僕、馬 I am a horse | 藤井豊
写真家、藤井豊の作品集。2011年の4月から5月にかけて、東日本大震災で津波の被害に遭った青森・岩手・宮城を撮影。隆起した道路、大きな亀裂の上を歩く子供、瓦礫の山、壊れた校舎など、自らの足でその当時の現状を記録に残した一枚一枚が収められている。
福井良之助孔版画展 | 岩手県立美術館 ほか
2005年に開催された巡回展のカタログ。戦後を代表する版画家の1人でもあり、洋画家の福井良之助の作品を紹介。孔版画を中心に、水彩、ドローイングほか、作品図版とともに解説を収録。繊細な線と静謐な世界が表現される。