驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥
¥2,420 (税込)
2020年に世田谷美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された公式カタログ。高松次郎、若林奮、李禹煥という、日本の戦後美術を語るうえで欠かせない3名の作家が手がけた“版”の表現に焦点を当て、その創造の背景と展開を紐解く。木版・リトグラフ・シルクスクリーンなど多様な技法による作品図版を豊富に収録し、立体や絵画と往還しながら探究を深めた彼らの思考の軌跡を可視化する構成となっている。素材への感受性、反復による形態の生成、媒介としての「版」がもたらす距離感など、三者それぞれの実践を比較しながら、現代美術における版表現の新たな位置づけを提示している。
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