特集 / 戸田ツトムの装幀
デザインは電子の世界へ
1970年代からグラフィックデザイナーとして活動し、日本におけるDTP(デスクトップパブリッシング)の先駆者としても知られる戸田ツトム。システマチックで理知的な面持ちのデザインと、戦闘的といえるほどの前のめりな精神。トライ・アンド・エラーを繰り返しながら生み出された実験的なデザインの数々は、年月を経てもなお、わたしたちに新たな発見をもたらします。今回の特集では氏の手を経て世に送り出された書籍を、ほんの一部ではございますがご紹介します。
戸田ツトム とだつとむ
1951年、東京生まれ。グラフィックデザイナー。エディトリアルデザインを中心に活動し、現代思想書をはじめとする造本装幀を多数手がける。DTPの可能性をいち早く国内外に示した。そのほか、映像制作、新聞・雑誌のアートディレクションなどにも携わる。
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