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【新刊書籍】蓮のうてな | 津田直
2025年9月5日
写真家・津田直による作品集。宗祖弘法大師(空海)誕生1250年を記念して刊行されたもので、2020年に高野山・金剛峯寺へ奉納された日本画家・千住博による障屏画〈瀧図〉〈断崖図〉と、高野山の風景を撮影した写真群を収録している。荘厳な自然と絵画作品を重ね合わせることで、信仰の場に息づく精神性を可視化する構成となっている。全長12メートル78センチに及ぶ蛇腹折り装丁が特徴的で、写真と造本が一体となった美しい一冊。
Sigmar Polke: History of Everything, Paintings and Drawings, 1998–2003
2025年9月5日
ドイツ出身のアーティスト、ジグマー・ポルケの作品集。1998年から2003年にかけて制作された絵画とドローイングを収録している。アメリカやヨーロッパの新聞や雑誌を引用し、メディアが生み出すイメージと人々の認識の関係を探る構成。アフガニスタンや中東の紛争、アメリカの銃社会といった時事的テーマを取り込み、社会や政治、そして視覚文化の在り方を鋭く照らし出している。
Marks of Distinction | Karen Knorr
2025年9月5日
写真家カレン・ノールによる作品集。〈ベルグラヴィア〉〈ジェントルメン〉〈カントリー・ライフ〉〈コノサーズ(目利きたち)〉の4つのシリーズで構成されている。英国社会に根付く空間、階級、趣味の慣習を忠実に映し出すかのように構成されているが、そこにはユーモアと風刺的な視点が交錯している点が特徴。形式的な美しさと批評性を併せ持つ作品群を通じて、英国文化の階層性とその表象のあり方を浮かび上がらせている。
Signs | Lee Friedlander リー・フリードランダー
2025年9月5日
アメリカの写真家リー・フリードランダーによる作品集。2019年にサンフランシスコのフランケル・ギャラリーで開催された展覧会にあわせて刊行されたもので、代表的モチーフのひとつ〈サイン〉に焦点を当てている。コカ・コーラやペプシの看板、ネオン、道路標識、店舗のガラスに貼られた広告やTシャツの文字など、アメリカ各地で撮影された144点を収録。日常に氾濫する文字や記号を通じて、都市の表情と視覚文化の断片を浮かび上がらせている。
マルセル・デュシャン 紙の上の仕事
2025年9月5日
1991年に京都のビギ・アートスペースで開催された「マルセル・デュシャングラフィックス展」にあわせて刊行された作品集。株式会社ビギが所蔵する約190点のコレクションの中から、素描、複製、版画、印刷物、書籍、図面など、デュシャンの「紙の上の仕事」に焦点をあてて網羅的に紹介している。代表的な作品群とともに、複製や資料性を重視した活動も含めて収録され、デュシャン芸術のもうひとつの側面を明らかにしている。
絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで | デイヴィッド・ホックニー、マーティン・ゲイフォード
2025年9月5日
画家デイヴィッド・ホックニーと美術批評家マーティン・ゲイフォードによる美術評論。ホックニーの著作『秘密の知識』に続く一冊として、洞窟壁画から現代のiPadドローイングまで「画像」の歴史を読み解いている。三次元の世界を二次元の画面へと置き換える方法の多様性に注目し、映画、写真、絵画、素描のあいだに潜むつながりを探る構成。豊富な図版と対話形式のテキストを通じて、イメージ表現の過去と現在を照らし出している。
Architecture, Sculpture & Something | 落合多武
2025年9月5日
現代美術家・落合多武によるドローイング集。ミース・ファン・デル・ローエやアルヴァ・アアルトの建築、カール・アンドレやイサム・ノグチの彫刻作品などを題材とし、スケッチブックをそのまま一冊にまとめたような構成となっている。即興的で自由な線描は、建築や彫刻といった既存の造形物に新たな解釈を与えており、落合独自の視覚的思考を伝えている。限定250部刊行。
John Baldessari | ジョン・バルデッサリ
2025年9月5日
アメリカのアーティスト、ジョン・バルデッサリを紹介する図録。モノクロ写真の一部をカラーで塗りつぶすといった手法に代表される、独自のコンセプチュアルアート作品を多数収録している。言語とイメージの関係を探り、写真や絵画の意味を再構築する試みが一貫して展開されている点が特徴。展示風景や関連資料も併載され、バルデッサリの幅広い活動と批評的な視点を包括的に提示している。
語るピカソ | ブラッサイ
2025年9月5日
写真家ブラッサイが、親友であるパブロ・ピカソの83歳の誕生日に捧げた対話と写真の記録集。二人の交流は30年に及び、本書には創造の歓びや日常のやり取り、ピカソをめぐる芸術家仲間との交わりが記録されている。写真とテキストを通じて、巨匠の芸術活動と人間的な一面が立体的に描かれる構成となっている。芸術家同士の親密な視点から、ピカソの創作と生涯の歩みを浮かび上がらせている。
Color | Sheila Metzner
2025年9月5日
アメリカの写真家シーラ・メッツナーによる作品集。初期に撮影した子どもたちのポートレートをはじめ、ファッション写真、静物、風景など多様なモチーフを収録している。独自の淡い色調は、フレッソン・プリントの技法によって生み出されたものであり、メッツナー作品の大きな特徴となっている。柔らかな光と繊細な色彩をまとったイメージは、被写体に詩的な奥行きを与え、写真表現の新たな可能性を提示している。
Peekaboo | 五木田智央
2025年9月5日
2018年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展覧会にあわせて刊行された図録。モノクロームを基調とした独自の作風で知られる画家・五木田智央の作品を収録している。新作ペインティングに加え、レコードジャケットのために描かれたドローイングなど多様な作品を掲載。ポップカルチャーや日常のイメージを昇華させた表現を通じて、五木田智央の絵画世界の新たな展開を見せている。
Tomoko Kawai: Intimacy of Paradise | 河合智子
2025年9月5日
ベルリンを拠点に活動する写真家・河合智子による作品集。動物園の内部や植物を撮影した鮮明なカラー図版を多数収録している。人工的に管理された環境と自然界の生命との対比を通じて、人間と動物、自然との関係を可視化する独自の視点が特徴的。被写体に向けられるまなざしは動物や植物の存在感を浮かび上がらせるとともに、自然と人工が交錯する現代の在り方を探る視点となっている。
TOPコレクション 東京・TOKYO
2025年9月5日
2016年から2017年にかけて東京都写真美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された図録。「東京」をテーマに、同館の所蔵作品から戦後から現代に至る写真を収録している。多層的で一面的に捉えることのできない都市を、写真家たちがそれぞれの視点とアプローチで切り取った構成となっている。都市の断片が重なり合うことで、変化を続ける東京の姿を多角的に見せている。
赤い糸 | 米澤純子
2025年9月5日
写真家・米澤純子による作品集。アパートの玄関先に掛けられた赤と白の傘、朽ちた花、女性のポートレートなど、日常の断片を静謐な視点でとらえている。懐かしさや哀しみを湛えた風景は、個人的記憶と普遍的な感情が交錯する場を示しており、見る者の心に静かに語りかけてくる。本作は「Visual Arts Photo Award 2014」大賞を受賞しており、写真表現の可能性を広げる作品として評価されている。身近な光景を通して記憶と感情のつながりを映し出している。
生誕100年 岡本太郎展
2025年9月5日
芸術家・岡本太郎の生誕100周年を記念して2011年に開催された展覧会の公式図録。「対決」をテーマに据え、岡本が立ち向かった相手を7つの章立てで提示し、絵画、彫刻、写真、デザインなど幅広い表現を収録している。前衛的で力強い造形と思想を通じて、岡本が生涯をかけて問い続けた芸術の根源に迫る内容となっている。多様な資料と図版によって、その挑戦的な創作の軌跡を明らかにしている。
彫刻家エル・アナツイのアフリカ
2025年9月5日
2011年に開催された展覧会の公式図録。ガーナ出身の彫刻家エル・アナツイの作品を、美術史と文化人類学の双方の視点から紹介している。伝統的な彫刻表現に加え、瓶キャップや金属片、廃材を素材とした大規模なインスタレーション、さらに絵画やドローイングまで幅広い活動を収録。リサイクル素材を用いた作品は、アフリカの植民地支配や交易の歴史と密接に結びつき、社会的・文化的な文脈を読み解く手がかりを与えている。豊富な図版と解説を通じて、エル・アナツイが示す現代アフリカ美術の多様性と革新性を浮かび上がらせている。
アンセル・アダムス作品集 クラシック・イメージ
2025年9月5日
20世紀アメリカを代表する風景写真家、アンセル・アダムスの作品を収めた写真集。1999年に日本橋三越本店ギャラリーほか全国各地で開催された展覧会「アンセル・アダムスの世界」を記念し、1995年に刊行された『Ansel Adams: Classic Images』を翻訳出版したものである。川や渓谷、植物や建築物などを題材に、アメリカ各地の自然と人々の営みをモノクロームで撮影した写真75点を収録。雄大な自然観と写真芸術の精緻な表現を伝達している。
Donald Judd Furniture Retrospective
2025年9月4日
アーティスト、ドナルド・ジャッドの家具作品に焦点を当てた作品集。1993年にロッテルダムのミュージアム・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲンで開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。ミニマリズムを提唱したジャッドが手がけたシンプルで精緻な造形の家具を多数収録し、芸術と機能のあいだを横断する活動を伝えている。木材や金属を用いた作品群は、彫刻的存在感を備えつつも実用性を保持し、ジャッド独自の美学を形づくっている。
バウハウスと茶の湯 | 山脇道子
2025年9月4日
茶の湯の世界に生まれた著者・山脇道子が、20歳で造形大学バウハウスに入学した体験を綴った回顧録。カンディンスキー、ミース・ファン・デル・ローエ、パウル・クレーらとの交流や、学生生活の記録が生き生きと描かれている。日本の伝統文化を背景に持つ著者が、モダンデザインの源流に身を置き、その思想や教育を直接体験した証言は、バウハウス研究において貴重な資料となっている。個人的な視点を通して、東西文化が交錯する学びの場を照らし出している。
Le Corbusier: RONCHAMP
2025年9月4日
建築家ル・コルビュジエによる代表作、フランスのロンシャン礼拝堂を収めた写真集。外観や内部空間から細部の意匠に至るまでを、大判のカラーおよびモノクロ図版で紹介している。さらにコルビュジエ自身によるスケッチや図面、イラスト、テキストも収録され、多角的な視点から建築の全貌を伝えている点が特徴。戦後建築史において特異な存在感を放つ礼拝堂の造形と思想を、豊富な資料を通して照らし出している。
琉球陶器 人間国宝 金城次郎
2025年9月4日
沖縄県で初の人間国宝に認定された陶芸家・金城次郎の大判作品集。魚や海老を大胆かつ伸びやかに描いた壺や瓶、食器など、多彩な陶芸作品を豊富に収録している。素朴で力強い造形と躍動感あふれる絵付けは、琉球陶器の魅力を端的に示している。本書には作品写真に加えて、琉球陶器の歴史を辿る解説や、柳宗理・柳宗悦によるテキストも収録され、工芸史的視点からも価値の高い内容となっている。限定1000部で刊行された希少性の高い一冊であり、沖縄陶芸の伝統と精神を伝えている。
Frank O. Gehry: Guggenheim Museum Bilbao
2025年9月4日
建築家フランク・O・ゲーリーによる代表作、ビルバオ・グッゲンハイム美術館の設計と建設過程を記録した書籍。産業都市ビルバオの再生を象徴する本建築は、フィリップ・ジョンソンから「我々の時代で最も偉大な建築」と評されるなど、世界的に高い評価を受けている。ゲーリーの自由な造形を実現したチタンパネルの外装や革新的な空間構成に加え、設計プロセスを支えた自動的なドローイングや模型制作の手法を紹介。
Sou Fujimoto | 藤本壮介
2025年9月4日
建築家・藤本壮介による初の作品集。国内外で展開してきた数々のプロジェクトを収録し、建築写真や模型、図面を通じてその独自の思考をたどる内容となっている。自然と建築の境界を探りながら、人が心地よく過ごすための空間を実験的に構築してきた藤本壮介の活動は、同世代の建築家の中でも際立った存在感を放つ。豊富な図版とテキストによって、創造性と実験性に満ちた建築の世界を描き出している。
型染 添田敏子作品集
2025年9月4日
型染作家・添田敏子による作品集。着物や帯、裂地、屏風、額など130点に及ぶ型染作品を収録している。鮮やかな色彩と独創的な意匠によって知られる添田敏子の仕事は、伝統的な技法を継承しながらも独自の表現世界を切り開いてきた点に特徴がある。図版は細部まで丁寧に掲載され、型紙の精緻な美しさや染色の奥行きを堪能できる構成。日本の染織芸術における現代的展開を提示している。
Vlaanderen Nieuwe Architectuur / Flanders New Architecture
2025年9月4日
ベルギー・フランダース地方における新しい建築の動向を紹介する資料集。個人住宅から公共建築、都市計画に至るまで幅広いプロジェクトを収録し、地域性と国際的潮流が交錯する建築の姿を映し出している。写真を中心に図面やテキストを交え、1990年代以降に台頭した新世代の建築家たちの活動を紹介。素材の扱いや都市との関わりを通じて、フランダース建築の現在を多角的に示している。
円周の羊 | 望月通陽
2025年9月4日
造形・染色作家、望月通陽の表現世界を集成した作品集。ブロンズ、型染、紙版画、リトグラフなど151点を収録し、多様な技法を通じて生み出された作品を紹介している。一遍の詩から始まる構成は、素朴でありながら繊細な線の表現と響き合い、作品に深い抒情性を与えている。
白磁 Vessel | 具本昌
2025年9月4日
韓国を代表する写真家、具本昌(クー・ボンチャン)による『白磁』シリーズを収めた写真集。日本民藝館や大英博物館、韓国国立民俗博物館など、国内外の博物館・美術館に収蔵される白磁の器を、静謐な光の中で撮影。器の形や佇まいを通して、東洋の美意識やそこに流れる時間の深さを映し出している。
Josef + Anni Albers: Designs for Living
2025年9月4日
ジョセフ&アニ・アルバース夫妻の活動を紹介する展覧会図録。バウハウスで学び、後にアメリカへ渡った2人は、アーティストであると同時に教育者としても戦後美術・デザイン界に大きな影響を及ぼした。本書ではアニによるテキスタイルやジョセフの家具、さらにグラフィックデザインやプロダクトに至るまで、多岐にわたる仕事を網羅。芸術と生活を結びつける実践を通じて、モダンデザインの理念と教育のあり方を浮かび上がらせている。
手仕事の道具百科
2025年9月4日
ロンドンを拠点に活動する芸術家集団・ダイアグラム・グループが編纂した道具事典。製本、書道、版画、コラージュ、陶芸、家具づくりなど、多様な手仕事に関わる道具を網羅的に収録している。2,000点以上の道具を精緻なイラストと簡潔な解説で紹介し、その用途や特徴をわかりやすく示している点が特徴。伝統的な技法から現代的な実践まで幅広くカバーし、ものづくりの背景にある文化的文脈を照らし出している。
Fifties Furniture | Leslie Piña
2025年9月4日
1950年代のミッドセンチュリー期に生み出された家具を網羅的に紹介するデザイン資料集。チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン、イサム・ノグチらをはじめ、数多くのデザイナーによる作品450点を図版で収録している。さらに、各デザイナーの略歴や関連企業の歴史、製造過程に関する解説を加え、当時のデザインの背景を立体的に示す構成となっている。機能性と美しさを兼ね備えた家具の黄金期を伝達している。
Powers of Ten: A Flipbook
2025年9月4日
建築家チャールズ&レイ・イームズによる映像作品『Powers of Ten』を基にしたフリップブック版。ページをめくるごとに視点が10倍ずつ拡大・縮小し、宇宙の彼方から人間の身体内部、細胞、DNA、さらには素粒子の世界へと降りていく構成となっている。1億光年のスケールからミクロの領域に至るまでを視覚的に体験でき、宇宙と人間の位置づけを直感的に理解させる仕掛けが魅力。科学的知見とデザイン的発想を融合させた、教育的かつ視覚的な旅を提示している。
Braun: 50 Jahre Produktinnovationen
2025年9月4日
ドイツの小型電気器具メーカー、ブラウン社による50年間の歩みを紹介するビジュアル資料集。オーディオ機器、時計、電卓、キッチン用品、シェーバーなど、1955年から2005年までに生み出された製品群を網羅している。ディーター・ラムスをはじめとするデザイナーが手がけた造形は、シンプルで合理的な機能美を体現し、インダストリアルデザイン史に大きな足跡を残した。約500点に及ぶ図版と解説を通して、ブラウンの革新性と美学を伝達している。
The Gift to be Simple: Life In Amish Country | Bill Coleman
2025年9月4日
写真家ビル・コールマンが25年にわたり記録した、アーミッシュ共同体の暮らしをまとめた写真集。近代社会と距離を置き、自給自足の生活を続ける人々が暮らすペンシルベニア州南部の村を舞台に、昔ながらの営みを鮮やかに写し出している。農作業や家族の団らん、四季の移ろいとともに映される日常は、素朴さと信仰に支えられた共同体の姿を伝えている。限られた外部者しか立ち入ることのできない空間で撮影された貴重な記録は、現代に残る伝統的生活文化を映し出している。
Shaker Design | June Sprigg
2025年9月4日
1986年から1987年にかけて開催された展覧会の図録。シェーカー教徒が生活の中で生み出した家具や籠、編み機などの道具類を紹介している。装飾を排し、機能性と実用性を重視したデザインは、同時に高い美的価値を備え、後世のモダンデザインにも大きな影響を与えた。豊富な図版を通じて、シンプルさの中に宿る造形美や、信仰と労働が結びついた生活文化の一端を明らかにしている。
フランク・ゲーリー 建築の話をしよう
2025年9月4日
建築家フランク・ゲーリーへのインタビューを収録した書籍。聞き手を務めるのはジャーナリストのバーバラ・アイゼンバーグで、幼少期の体験から日常の習慣、建築家として抱いた理想や成し遂げてきた成果に至るまで、多岐にわたるテーマが語られている。ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめとする代表作に触れつつ、建築に向き合う姿勢や創作の背景を明らかにし、人物像を浮かび上がらせる構成となっている。
ロジック/ヴィジュエル ルイ・ヴィトンの建築
2025年9月4日
2003年にルイ・ヴィトン表参道ビルと東京国際フォーラムで開催された展覧会「MATHEMATIQUE DES OBJETS SENSIBLESールイ・ヴィトンの建築」展に際して刊行された図録/「ロジック編」と「ヴィジュエル編」の2冊揃え。「ロジック編」ではルイ・ヴィトン建築についてモーセン・モスタファヴィ、青木淳、隈研吾、乾久美子らがテキストを寄せている。「ヴィジュエル編」ではルイ・ヴィトン建築の構造や表皮、ロゴサインなど、ビジュアルをメインに収録。
KUNSTMUSEUM LIECHTENSTEIN
2025年9月4日
中欧における優れた美術館建築のひとつとして高く評価されている、リヒテンシュタイン美術館の写真資料集。設計はバーゼルを拠点とするモルガー&デゲロ建築事務所とクリスチャン・ケレツによる共同チームで行われた。建築批評家ハンス・フライが「ブラックボックス―ホワイトキューブ」と評したように、鋭く切り取られたモノリシックな外観が街並みに強い印象を与えている。内部には明快で軽やかな展示空間が広がり、光と空間の構成によって作品を際立たせている。現代美術館の建築的特質を映し出している。
Institut du Monde ARABE | Hubert Tonka
2025年9月4日
建築家ジャン・ヌーヴェルが中心になって設計したパリのアラブ世界研究所を紹介する建築資料集。1987年に完成した同館は、アラブ文化圏の幾何学的パターンを応用した可動式スクリーンをファサードに採用し、光の調節と装飾性を融合させた革新的な建築として知られる。本書は写真家ジョルジュ・フェッシーによる図版とともに、ヌーヴェル本人や批評家ユベール・トンカのテキストを収録。建築の造形美と設計思想を多角的に提示している。
藤本壮介 武蔵野美術大学 美術館・図書館
2025年9月4日
建築家・藤本壮介が設計した武蔵野美術大学美術館・図書館を記録した写真集。国内外で注目を集める藤本壮介の代表的建築を、阿野太一、笹岡啓子、石川直樹の3名の写真家がそれぞれの視点から捉えている。光や素材の表情を強調する写真、空間の広がりを描き出す写真、利用者の気配を写し込む写真など、多様なアプローチを通して建築の新たな魅力を提示している。
Wabi-Sabi Welcome | Julie Pointer-Adams、Julie Pointer Adams
2025年9月4日
日本独自の美意識である「侘び」と「寂び」をテーマに、現代の暮らしにどう取り入れるかを探ったビジュアルブック。静けさや不完全さに宿る美を背景に、インテリアや食卓の設え、人を迎える場の工夫を紹介している。日本、デンマーク、アメリカ、フランス、イタリアの5地域を舞台に、それぞれの文化に根ざした実例を豊富な写真で収録。素材感を活かした住空間や、素朴さを尊ぶライフスタイルを通して、国境を越えて共有される美の価値観を描き出している。
建築と都市 a+u #590 スリランカの現在 ジェフリー・バワ 100周年
2025年9月4日
建築専門誌『建築と都市 a+u』2019年11月号は、スリランカの現代建築をジェフリー・バワの生誕100周年にあわせて特集。バワの遺産を踏まえつつ、次世代の建築家による19のプロジェクトを「物質性とプロセス」「批評的保存と再利用」「環境の倫理」という三つの章に分けて紹介している。経済や文化、社会の変化と向き合う建築の姿を通して、スリランカの現在と未来を見据える構成となっている。
建築と都市 a+u #403 オランダの若手建築家
2025年9月4日
建築専門誌『建築と都市 a+u』の2004年4月号は、オランダの若手建築家を特集。OMAやMVRDVといった先行世代の潮流を踏まえつつ、独自の建築的アイデンティティと信念を持って活動する26組に焦点を当てている。住宅や公共建築から都市的スケールの計画まで、幅広いプロジェクトを写真や図面で紹介し、当時のオランダ建築界の新たな動向を示す内容となっている。
建築と都市 a+u #398 OMA/Experience
2025年9月4日
建築専門誌『建築と都市 a+u』2003年11月の臨時増刊号は、OMA(Office for Metropolitan Architecture)を特集。レム・コールハース率いるOMAのプロジェクトを取り上げ、ホイットニー美術館拡張計画、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ハーグのコーニンギン・ユリアナ広場複合施設などを収録している。既成の枠組みに挑むOMA独自のアプローチを、写真や図面など豊富なビジュアルで紹介。
建築と都市 a+u 臨時増刊 MVRDV files : projects 002-209
2025年9月4日
2002年11月に刊行された建築専門誌『建築と都市 a+u』の臨時増刊号。オランダを拠点に活動する建築家集団MVRDVを特集し、初期作の〈ベルリン・ヴォイド〉から当時最新の〈WHO増築とUNAIDS新本部〉まで、約60のプロジェクトを収録している。実験的でスケールを超えた都市的提案から実際の建築に至るまで、多様な活動を網羅。さらにヴィニー・マースと青木淳の対談も収められ、都市と建築を横断するMVRDVの思想を明らかにしている。
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