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Rachel Whiteread Drawings
2025年10月3日
イギリスの造形作家、レイチェル・ホワイトリードによるドローイング作品集。1980年代後半から近年にかけて制作された作品を通じて、創造の過程をたどることができる。色とりどりのグラフ用紙に描かれた線や形、コラージュによって重ねられた断片的なイメージなど、繊細な表現が多く収録されている。立体作品で知られるホワイトリードの思考の軌跡が紙面に残され、造形に向かうまなざしの深まりを明らかにしている。
Die Wandlungen | David Weiss
2025年10月3日
スイス出身のアーティスト、ダヴィッド・ヴァイスによるドローイング作品集。1975年から1979年にかけて制作された全82シリーズを収録している。恋人との別れを機に各国を旅するなかで描かれたもので、マッチ棒が人影に、三角形が島に変化するなど、連続的なイメージが幻想的な物語へと展開していく。ヴァイスの初期活動を示す重要資料であり、後年のコラボレーションへとつながる創造的思考の源泉を映し出している。
A Field Guide to Snow and Ice | Paula McCartney
2025年10月3日
アメリカの写真家、パウラ・マッカートニーによる作品集。氷や氷柱、降雪、凍った滝や鍾乳石、雪の結晶といった冬の造形を抽象的に捉え、独自の視覚世界へと導いている。自然がつくり出す多様な形態を再構成することで、想像上の冬景を体感させる構成。異なるサイズの図版を配した蛇腹綴じの美しい造本となっており、背表紙を外すと全長約10メートルのインスタレーションとして展開できる。
Measure of Emptiness: Grain Elevators in the American Landscape | Frank Gohlke
2025年10月3日
アメリカの写真家、フランク・ゴールケによるモノクロ作品集。20年以上にわたり撮影されたアメリカ中西部の穀物エレベーターを中心に、農地や市街地、自然環境とともに記録。巨大な産業建築物の存在感と、それを取り巻く空間の静けさを静謐な眼差しで捉え、人の営みと風景との関わりを浮かび上がらせている。構造物と大地が織りなす時間の厚みを示し、アメリカのランドスケープを深く考察する視点となっている。
The Heart of the Matter | Carrie Mae Weems
2025年10月3日
アメリカのアーティスト、キャリー・メイ・ウィームズによる包括的なモノグラフ。歴史、アイデンティティ、権力といった主題に一貫して取り組んできた活動を、初期作「Family Pictures and Stories」(1981–82)から近年のブラック・チャーチを題材としたシリーズまで豊富な図版で収録している。ウィームズ自身による精神的・哲学的な考察に加え、多世代の批評家や研究者による論考を併載。時代や地域を超えて展開される作品世界を通して、社会の複雑さと不正義に向き合うその視線を明らかにしている。
Bas Princen - Wiel Arets
2025年10月3日
オランダの建築家ウィール・アレツによる12の建築を、同じくオランダの写真家バス・プリンセンが撮影した作品集。柱を樹木のように見立てたり、フリット加工が施されたガラス面を抽象画のように写し出すなど、アレツの建築を独自の視点で捉えている。写真を通じて建築の物質性と空間性を再考させ、造形がもつ多層的な意味を探る手がかりを提示している。
A Game of Photos | Cai Dongdong
2025年10月3日
中国出身のアーティストで写真家、蔡東東(カイ・ドンドン)による作品集。2014年から2021年にかけて制作されたもので、前半には収集した写真を用いた構成、後半には自身が撮影した写真を組み合わせたコラージュやインスタレーションを収録している。既存のイメージと新たに撮られた写真が交差することで、鑑賞者の知覚に揺さぶりを与え、写真表現の可能性を拡張している。視覚と言葉を超える関係性を提示している。
Luigi Ghirri: Thought Landscapes
2025年10月3日
イタリアの写真家ルイジ・ギッリによる作品集。2016年に開催された展覧会にあわせて刊行された1冊。日常の一場面や風景を被写体としながら、一見するとありふれた情景に独自の視点を重ねることで、新たな意味を見出させる写真を収録。静けさを帯びた構図や色彩の選択には、被写体の存在を改めて考察させる力が宿っている。見慣れた風景に潜む詩情を探り出し、写真が持つ思考の可能性を提示している。
One Hundred Models and Endless Rejects | Marlene Dumas
2025年10月3日
南アフリカ出身の画家、マルレーネ・デュマスによる作品集。1980年代から「人間のイメージ」を軸に具象絵画を探求し続けてきたデュマスは、モデルを用いず新聞やテレビ、自身の写真を素材に制作を行ってきた。本書では「Models and Rejects」シリーズを含む過去10年の作品を収録し、ジェンダー、抑圧、性的・民族的暴力といった社会問題に向けられた視線を解説とともに提示している。挑発ではなく切実なリアリズムと精神性を浮かび上がらせている。
マイケル・ケンナ写真集 Michael Kenna: A Twenty Year Retrospective
2025年10月3日
世界的に評価を受ける風景写真家マイケル・ケンナの20年にわたる活動をまとめた回顧的写真集。建造物や自然、庭園などを静謐なモノクロームでとらえ、時間と光の移ろいを繊細に描き出している。厳密に計算された構図と広がりを持たせた余白が特徴で、現実の風景が幻想的な空間へと変容する瞬間をとらえる表現。代表作を通して、写真における静けさと精神性を形づくっている。
Blind Spot | Teju Cole
2025年10月3日
アメリカのフォトグラファーであり作家、美術史家でもあるテジュ・コールによる作品集。サンパウロ、シカゴ、ラゴスなど世界各地で撮影されたイメージに短いテキストを添えて構成。詰め込まれたペットボトルの山や路上に置かれたブランドバッグといった光景は、都市の日常に潜む断片を鋭く切り取るものとなっている。写真と言葉が響き合い、グローバルな視点から現代社会の姿を照らし出している。
エリザベス ペイトン Still life 静/生
2025年10月3日
アメリカの画家、エリザベス・ペイトンによる展覧会「Still life 静/生」にあわせて2017年に原美術館で刊行された図録。ミュージシャンや歴史上の人物、恋人や愛犬といった憧れや身近な存在を描いた肖像画を中心に構成されている。繊細な筆致と親密な眼差しによって新たな肖像表現を切り拓き、現代絵画に新たな流れをもたらしたペイトンの25年にわたる画業を、42点の作品を通して概観できる内容となっている。
Le Nom qui Efface la Couleur | Israel Arino
2025年10月3日
スペインの写真家、イスラエル・アリノによる作品集。フランス中部のサントル地方でアーティスト・イン・レジデンスに参加した際に撮影されたもので、ポートレートや風景をモノクロで収録。どこか退廃的でありながらも、光と影の対比の中に詩的な静けさを漂わせる点が特徴的。日常と非日常の境界を探るように、被写体は寓話的な物語性を帯びて表現されている。写真を通じて記憶と幻想が交錯する世界を映し出している。
SYNTAX | Ralph Gibson
2025年10月3日
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンによる作品集。黒と白のコントラストを強調した構図や、断片的に配されたモチーフの連なりによって、視覚的リズムと意味生成の構造を探っている。初期三部作を経て到達した本作ではより抽象性と形式性が強まり、写真表現における「構文(syntax)」の可能性が示され、ギブソンが築いた独自の視覚言語の深化を浮かび上がらせている。
Brazil: As Origins Visuais da Cultura | Ralph Gibson
2025年10月3日
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンによる作品集。ブラジルの芸術、音楽、文化を題材に、その多様な魅力を視覚的に探っている。熱帯の自然と人工物が織りなす色彩、太陽の光が降り注ぐビーチの風景、リズムに満ちた音楽の気配、そして女性のポートレートなどを収録。鮮烈なイメージの数々は、ギブソン特有の親密で詩的な眼差しとともに、ブラジルという土地の活力と感性を映し出している。
Ex Libris | Ralph Gibson
2025年10月3日
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンによる作品集。古代ローマの石彫やグーテンベルク聖書に象徴される印刷技術の革新など、文字と書物への憧憬を背景に構成。モノクロームで収められた断片的なイメージが連なり、知と視覚の関係性を多角的に示している。写真表現を通して、文字文化が築いてきた記憶と想像力の広がりを照らし出している。
KYKLADES | Ali Bosworth
2025年10月3日
カナダのアーティスト、アリ・ボズワースによる作品集。ギリシャのキクラデス諸島を旅する中で撮影された写真を収め、風景と記憶の断片を記録している。裸で海を泳ぐ女性や広大な自然、積み上げられたプラスチックケース、錆びつき放置された車など、日常と非日常が交差する光景が並ぶ。穏やかな光に包まれたイメージは、時間の流れと土地に刻まれた記憶を静かに浮かび上がらせている。限定300部発行。
CHANEL: The Making of a Collection | Laetitia Cenac
2025年10月3日
世界的ブランド、シャネルのコレクション制作の舞台裏を紹介する一冊。ファッションジャーナリストのラエティシア・セナックが密着取材し、スタジオでの構想からショーに至るまでの流れを記録している。カール・ラガーフェルドのデザイン哲学に加え、刺繍や花飾り、靴や帽子などを手がける職人たちの高度な技術を紹介。ジャン=フィリップ・デロームのファッション画を多数収録し、シャネルの創造性と文化的遺産を映し出している。
CHANEL Croisier Collection 2021/22
2025年10月3日
2021年に発表されたシャネルのクルーズ コレクションにあわせて制作されたコレクターズボックス。インド出身のデザイナーデュオ、イネス&ヴィノードとのコラボレーションによって実現した特別仕様で、プレスキットとビジュアルブックを収めている。ガブリエル・シャネルとジャン・コクトーの親密な関係に着想を得ており、キャリエール・ドゥ・リュミエールやプロヴァンスの花々、シャネルのアパルトマンに飾られた動物の置物、さらにコクトーからの手紙や映画『オルフェの遺言』のイメージが収録されている。
CHANEL COLLECTION Métiers d’Art 2021/22
2025年10月3日
フランスのメゾン、シャネルによる「COLLECTION Métiers d’Art 2021/22」のビジュアルブック。パリを拠点とするアニメーションスタジオ「REMEMBERS」による8本の映像作品をもとに構成され、シャネルが設立した複合施設 le19M を舞台に8人のモデルが登場し、メゾンを支える8つの職人技術を幻想的に描き出している。スケッチや図版のほか、le19Mの解説冊子や、職人技術をテーマに7人の作家が寄稿した小冊子も付属し、多面的に構成されている。
Gucci Garden Archetypes
2025年10月3日
イタリアのラグジュアリーブランド、グッチが2021年に開催した没入型エキシビション「Gucci Garden Archetypes」にあわせて刊行された限定書籍。アレッサンドロ・ミケーレのクリエイティブ・ディレクションのもと、グッチの広告キャンペーンを再構築し、過去のビジュアル資料や冊子、カードなどをケースのポケットに収録し、ブランドが紡いできた視覚的物語の豊かさを凝縮。
ソニア・ドローネ展
2025年10月3日
フランスの芸術家、ソニア・ドローネの展覧会にあわせて2002年に刊行された図録。初期から晩年に至るまでの創作活動を包括的に紹介している。服飾デザインやテキスタイル、絵画といった幅広い分野にまたがる作品を図版と解説で収録。アートとデザインを自在に横断し、色彩と形態を探求した革新的な表現を展覧する内容。20世紀美術におけるドローネの独自の位置づけを照らし出している。
David Hockney: Drawing from Life
2025年10月3日
ポップアートの第一人者として知られ、ドローイング、絵画、版画、写真、舞台美術と幅広い分野で活動を展開してきたイギリスのアーティスト、デイヴィッド・ホックニーによる作品集。1950年代から2010年代にかけて制作された約60年分のポートレート・ドローイングを中心に構成されている。友人や家族、同時代の人々を描いた作品からは、造形の変遷とともに芸術家のまなざしの深まりが明らかにされている。
写真はこころ | 蓮井元彦
2025年10月3日
写真家・蓮井元彦による作品集。福岡の昭和喫茶で店主から贈られた言葉「写真はカメラじゃない、こころよ」がタイトルの由来となり、全篇の核として静かに響く。2020〜2021年のコロナ禍に撮影された日常の断片――道端のごみ、酔い潰れた男性、デモの列、花や植物、女性のヌード――を通して、イメージが生まれる瞬間の呼吸を見つめ直す。個と社会、記憶と現実のあわいを照らし出している。
瀧口修造 夢の漂流物
2025年10月3日
詩人・評論家として知られる瀧口修造の展示会「瀧口修造 夢の漂流物」にあわせて2005年に刊行された図録。世田谷美術館と富山県立近代美術館で開催された展覧会に基づき、自宅書斎に私蔵されていた美術品やオブジェ、関連する作品や資料を多数紹介。瀧口のもとに集まった「夢の漂流物」を通じて、芸術の本来の意味や在り方を問い直し、思考と創造の軌跡を照らし出している。
エリック・サティとその時代展
2025年10月3日
2015年にBunkamura ザ・ミュージアムで開催された「エリック・サティとその時代展」にあわせて刊行された図録。フランスの作曲家エリック・サティの楽譜や肖像画をはじめ、演劇ポスターやプログラムのデザイン、イラストレーションを多数収録している。さらに、フランシス・ピカビアやマン・レイなど、サティを取り巻いたダダイストたちの作品も掲載。音楽と美術、演劇が交差した20世紀初頭の前衛的な文化の広がりを照らし出している。
Die Zerstorung Kolns Photographien 1945-46 | August Sander
2025年10月3日
ドイツの写真家、アウグスト・ザンダーによる写真集。1985年に終戦40周年を記念して刊行されたもので、1945年から1946年にかけて撮影された作品を収録している。爆撃によって瓦礫と化したケルンの街並みや崩壊した教会の姿が36点の写真に刻まれ、戦後直後の荒廃を静かに伝えている。ポートレート作品で知られるザンダーが記録した都市の姿は、戦争の爪痕と再生への途を浮かび上がらせている。
Sight and Insight | Philippe Halsman
2025年10月3日
アメリカの写真家、フィリップ・ハルスマンによる作品集。独創的な演出やユーモアを取り入れたポートレート表現で知られるハルスマンの活動を紹介している。なかでもシュルレアリスムの要素を取り入れた作品群や、サルバドール・ダリとのコラボレーションはその代表例として収録。写真を通じて被写体の内面を引き出し、同時代の芸術と結びついた表現の広がりを映し出している。ブックデザインはハーブ・ルバリンによるもの。
エリオット・アーウィット写真集 ふたりのあいだ
2025年10月3日
フランス出身の写真家エリオット・アーウィットによる作品集。マグナム・フォトの一員として国際的に活動したアーウィットが、アメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカなど各地で「カップル」をテーマに撮影。ダンスホールや公園、ビーチ、さらにはヌーディストまで、多様な場面で交わされる人々の関係性をユーモラスかつ温かな視点でとらえている。
生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙
2025年10月3日
2020年から2021年にかけて東京都庭園美術館で開催された展覧会の図録。青木美歌、淺井裕介、加藤泉、康夏奈、小林正人、佐々木愛、志村信裕、山口啓介ら、現代日本を代表する8名の美術作家がそれぞれの視点から「生命」と「芸術」の交差点を提示し、人間と自然との関係を根源的に問い直す試み。自然豊かな庭園に囲まれた歴史的建築・旧朝香宮邸(現東京都庭園美術館)を舞台に、絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど、多様な表現が空間と共鳴しながら展開される展示風景を、豊富な図版とともに収録。
Nam June Paik: eine DATA base
2025年10月3日
アメリカの現代美術家、ナム・ジュン・パイクによる作品集。ビデオ・アートの先駆者として国際的に知られるパイクが、約30年にわたり手がけた代表的な表現を網羅している。映像作品を中心に、パフォーマンス・アートやロボットを用いた作品など、多様な実践を図版と解説で紹介。テクノロジーと芸術を融合させ、新たな表現領域を切り開いた軌跡が示されている。パイクの活動を総合的に見渡す資料として位置づけられている。
GAS BOOK 13 JULIE VERHOEVEN
2025年10月3日
イギリス出身のアーティスト、デザイナーであるジュリー・ヴァーホーヴェンによる作品集。ファッションとアートの境界を横断しながら展開される多様なプロジェクトを紹介。イラストレーション、「GIBO」のデザイン、コラージュ、インスタレーションなど、作品図版とともに解説を収録。ヴィジュアルとアイデアの両面から、ジュリー・ヴァーホーヴェンの創作の軌跡をたどる。
おいしい浮世絵展 北斎 広重 国芳たちが描いた 江戸の味わい
2025年10月3日
2020年に森アーツセンターギャラリーで開催された展覧会「おいしい浮世絵展」の図録。「浮世絵」と「食」を切り口に、江戸時代の暮らしと食文化を紹介している。葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳らの浮世絵を中心に、作品に描かれた食材や料理の姿をたどり、当時のレシピや解説も併載。芸術作品としての魅力と同時に、食をめぐる文化的背景を多角的に伝えており、江戸の味覚と美意識の豊かさを照らし出している。
Lift | 久家靖秀
2025年10月3日
写真家・久家靖秀による作品集。街角や住宅街、自然など、ごく日常的な光景を撮影した作品を収めている。ありふれた風景でありながら、眺めるうちに個人の記憶や感情を呼び覚ますような独特の感覚をもたらす点が特徴的。装丁は無綴で断裁されていない仕様を採用し、紙面をめくることで写真そのものの存在感が際立つ構成となっている。写真と記憶の関わりを静かに探る視点となっている。
山本之夫の表具展 美の裏方
2025年10月3日
2002年に池坊短期大学むろまち美術館と東京美術倶楽部で開催された展覧会の図録。作品を引き立てる裏方である「表具(表装・額装など)」の仕事・技術・意匠に焦点をあて、多くの名画や名作に携わってきた表具師、山本之夫による表具や修復の実例を紹介。修復前と修復後の作品を比較して掲載し、作品解説とともに、それぞれの表具の意図や工夫も丁寧に記録。50年にわたる職人としての歩みを振り返る構成となっている。
Memoraphilia メモラフィリア | 藤部明子
2025年10月3日
写真家・藤部明子による初の写真集。記憶や感情の残像をすくい取るように撮影されたイメージが収録され、日常の風景や身近なモチーフに潜む静けさと親密さを映し出している。タイトルに込められた「記憶への愛着」をテーマに、写真と記憶の結びつきを探る試みとして位置づけられる一冊。
シュテファン・バルケンホール 木の彫刻とレリーフ | 東京オペラシティアートギャラリー ほか
2025年10月3日
ドイツの彫刻家、シュテファン・バルケンホールの展示図録。2005年に国立国際美術館と東京オペラシティアートギャラリーを巡回した展覧会にあわせて刊行されたもので、人物や動物を題材とした木彫やレリーフを多数収録。素朴な木の質感を生かしつつ、現代的な造形感覚を宿した作品群が特徴で、造形と素材の関係を再考させる内容となっている。
2020年のさざえ堂 現代の螺旋と100枚の絵
2025年10月3日
2020年に太田市美術館・図書館で開催された展覧会「2020年のさざえ堂 現代の螺旋と100枚の絵」の図録。「さざえ堂」と「螺旋」をテーマに、高橋大輔、蓮沼執太、三瀬夏之介、持田敦子の4人のアーティストによる多様な表現を紹介している。展示風景の写真や解説に加え、高橋大輔による連作「100枚の絵」を全点収録。建築的モチーフと現代美術を重ね合わせながら、新たな視覚体験を提示している。
建築家・坂本一成の世界
2025年10月2日
建築家、坂本一成の設計活動50年を振り返る、集大成とも言える作品集。1966年から2016年までに手がけた実作と計画案、全32作品を写真、図面、ドローイングなど多彩な資料とともに掲載。作品ごとに丁寧な解説を添え、坂本自身の発言や、批評、考察も随所に織り交ぜることで、建築の背景にある思想や思考の軌跡が浮かび上がる内容となっている。
Martin Margiela: The Women’s Collections 1989-2009
2025年10月2日
パリ発のファッションブランド「メゾン・マルタン・マルジェラ」創設者、マルタン・マルジェラの20年にわたるウィメンズ・コレクションを総覧する資料集。1989年から2009年のランウェイを軸に、非常設の会場構成や音楽、モデルの動き、衣服のディテール、デザイナーの意図を綿密に記録している。記録写真や資料、テキストを通じて、日常の転覆と再解釈、匿名性と詩情が交差する美学を読み解き、ブランドの革新の系譜を形づくっている。
Portraits of Interiors | Axel Vervoordt
2025年10月2日
インテリアデザイナーでありアートディーラーとしても知られるアクセル・ヴェルヴォールトの写真集。ニューヨークやロンドンのペントハウス、フランダースの納屋、ベネチアのパラッツォ、ニューイングランドの海辺の家、イビサの隠れ家など17の住まいを収録。静謐さをたたえた空間には、アートと建築、自然が溶け合い、ヴェルヴォールト独自の美意識が表れている。写真を通して、暮らしと芸術が重なり合うインテリアの世界を提示している。
千年 | 久留幸子
2025年10月2日
広告、雑誌、レコードジャケットなどの分野で活躍した写真家、久留幸子の大型写真集。インド、モロッコ、ネパール、アルジェリアといった国々で撮影された、鮮やかな“赤”と“黒”のコントラストが印象的な作品群を収録。高橋睦郎による詩が随所にちりばめられ、静かに響き合う構成が久留の醸し出す独自の世界観をより深く引き立てている。視覚と詩情が織りなす、静謐で力強い一冊。構成は高岡一弥。
Cassina As Seen by Karl | Karl Lagerfeld
2025年10月2日
イタリアの家具メーカー、カッシーナの依頼により、ファッション界の巨匠であり写真家でもあったカール・ラガーフェルドが手がけた写真集。ル・コルビュジエ、リートフェルト、ペリアンらによる名作家具を、日常の使用価値から切り離し、彫刻やオブジェのような芸術作品として撮影している。高光沢プリントによるカラー写真21点を貼り込みで収録し、家具を造形的対象として捉え直す視点を提示している。
ZumthorSehen/Seeing Zumthor | Hans Danuser
2025年10月2日
スイスを代表する写真家ハンス・ダヌーザーと建築家ピーター・ズントーによるコラボレーション作品集。ズントーが設計した3つの建築、チュールの考古学的発掘を保護する構造物、サムヴィットの聖ベネディクト礼拝堂、ヴァルスのスパを収録している。丹念に撮影された写真は、素材の質感や光の変化を映し出し、建築が持つ空間的な深みを視覚的に伝えている。建築家の思想と写真家の眼差しが交わることで、作品の新たな解釈を提示している。
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