勇気 | 横山隆一
欧米流の「ナンセンス漫画」を作風にいち早く取り入れたことでも知られる昭和期の漫画家・アニメーション作家、横山隆一の作品集。デフォルメされた人物や風景とユーモアと風刺を効かせたモノクロのイラストレーション作品を多数収録。
船の本2 | 柳原良平
寿屋(現・サントリー)宣伝部でユニークなキャラクターを産み出し一世を風靡した、イラストレーター・柳原良平のエッセイ集。船キチと称されるほど筋金入りのマニアだった柳原良平による、船にまつわるエッセイとあらゆる国々の船イラストで構成された一冊。
〈raregem〉のポップアップイベントを開催します。
9月2日(土)・3日(日)の2日間限定で「自分たちが本当に使いたい物だけを提案する」という哲学のもと、主張しないシンプルなデザインでありながら、存在感のあるプロダクトを数多く生み出すデザインレーベル〈raregem〉のポ […]
B砂漠の40日間 | メビウス
フランスの芸術家・漫画家、メビウス(ジャン・ジロー)の作品集。独自の世界観と画風の作品を多数発表し、世界中のアーティストたちに多大な影響を与えたメビウスによる、下書きや修正を一切行わずに仕上げた奇跡のような絵物語。巻末にはインタビューも収録。
Picasso: Minotaurs and Matadors | パブロ・ピカソ画集
ピカソの伝記作家ジョン・リチャードソンによってキュレーションされた展覧会図録。ピカソの1897年から1972年までの作品から、幼少期からスペインの伝統である闘牛への愛着と30年代のシュルレアリスム解釈による神話的要素を取り入れた作品などを対比させながら考察した一冊。
Graffiti, Le Langage Du Mur | Brassai ブラッサイ
パリで活躍した写真家、ブラッサイの作品集。1933年から25年以上に渡り、パリの壁を撮影した「グラフィティ」シリーズをまとめたもの。また、ピカソ、デュビュッフェ、プレヴェールらの作品も当時の文脈に沿って紹介。 フランス語表記。
Jon Setter: The Urban Text | ジョン・セッター
シドニーを拠点に活動する写真家、ジョン・セッターの作品集。街を独自の視点で写し取った抽象的な作品群を収録。建築物の壁面や手すり、階段を幾何学的に切り取り、その素材の質感、色、影などの組み合わせによる美しい空間表現が広がる。 英語表記。
Bernd & Hilla Becher | ベッヒャー夫妻 写真集
給水塔、ガスタンク、溶鉱炉などの工業建造物を彫刻的なオブジェとして表現した写真家、ベルントとヒラ・ベッヒャー夫妻の作品集。ベッヒャー夫妻の代表作である「タイポロジー」に加え、ベルントの初期のドローイング、ヒラの単独写真、二人のノートやスケッチブック、日記からの抜粋を収録。 英語表記。
No Plan At All: How the Danish Printshop of Niels Borch Jensen Redefined Artists
1979年にコペンハーゲンにニールス・ボルク・イェンセンよって設立された版画工房「BORCH Editions」の舞台裏を紹介するビジュアルブック。ゲオルク・バセリッツ、オラファー・エリアソン、タシタ・ディーン、マーティン・キッペンベルガーら、世界的に活躍する現代美術家たちがこぞって依頼する、先進的かつ熟達した技術を持つ版画工房がどのようにして運営されているのかを、インタビューや図版を交えながら紹介している。 英語表記。
Dieter Daemen: No Place Like Home | ディーター・デーメン
ベルギー人フォトグラファー、ディーター・デーメンによる写真集。欧州難民危機の際に制作された本書では、ヨーロッパという要塞の外壁ではなく内側に目を向け、いかにして人と人との間に生じた壁や距離が長きにわたり社会の中枢で停滞し続けているかを表現。驚くほど美的かつ几帳面に手入れされた生垣や茂みを写し取ることで、不可入性や閉鎖性によって特徴づけされた一社会を描いており、我々のコミュニティの中でこうした垣根や木の柵のような構造がどのように個人の土地を区切り必死に部外者の視線や存在をブロックしてきたかを明らかにする。英語表記。
粟津潔作品集 1 イラストレーションとデザイン
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、粟津潔の作品集。線画やペインティング、ブックデザイン、劇画など、様々なイラスト作品を多数収録。粟津潔自身による論文「イラスト論考」「死とドラマのデザイン」「肖像と風景」「複製が本物である時代」なども併せて掲載。
佐藤敬之輔記念誌
書体デザイナー・佐藤敬之輔を偲び、浅葉克己ら有志が集って発行された記念誌。勝見勝、浅葉克己など多数の人々が寄せたエッセイのほか、佐藤敬之輔による主要論文を掲載。
Bob Gill, So Far | ボブ・ギル
アメリカのイラストレーター、ボブ・ギルの作品集。ラフなタッチで描かれた皮肉とユーモア溢れる作品に加え、子供向けの絵本にあてたイラストレーションなど幅広く収録。
Tomi Ungerer: It’s All About Freedom | トミ・ウンゲラー
『すてきな三にんぐみ』『月おとこ』などの名作絵本で知られるイラストレーター、トミ・ウンゲラーの作品集。イラストレーションのほか、幼少期のドローイング、コラージュ、オブジェまで、これまで未発表の作品を取り上げ、ウンゲラーがジャンルを超えて試みた、社会や政治に対する風刺的な作品を中心に収録。 英語表記。
Naoto Fukasawa | 深澤直人
プロダクトデザイナー、深澤直人の英語版としては初となる作品集。自身が監修を務め、INFOBARやカリキュレーターなど100点以上にのぼる作品を豊富な図版で解説。同じくプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンや原研哉、芸術家のアントニー・ゴームリーなどが寄稿している。装丁は原研哉。
Nordic Light: Mordern Scandinavian Architecture | Henry Plummer
季節によって極端に変わる日照時間を考慮した設計や、木材を中心にした素材、高度に洗練された建築技術など、日本の建築に大きな影響を与えているスカンジナビアの建築を紹介する写真資料集。プロジェクトを詳細に掲載するとともに、建築の歴史や参考文献、建築家名鑑、観光スポットなども収録。 英語表記。
Isabelle Stanislas: Designing Spaces, Drawing Emotions | イザベル・スタニスラス
パリを拠点に活動する建築家、イザベル・スタニスラスの作品集。建築、建設、インテリアデザイン、オーダーメイド家具など、スタニスラスが手がけた12の作品を通して、そのクリエイティブなアプローチの幅を紹介する。アート、ランドスケープ、建築、素材をさりげなく織り交ぜた空間を多数収録。 英語表記。
12の話のカレンダー クレオパトラの眼 | 真鍋博
推理作家・SF作家、都筑道夫とイラストレーター、真鍋博がタッグを組んで制作された12の話のカレンダー。都筑道夫のショート・ショートに呼応するように描かれる真鍋博のイラストレーションが貴重な一冊。
what? モンタージュワールド | 木村恒久
グラフィックデザイナー、木村恒久の作品集。見るものの予想を超えた物語を生み出すモンタージュ作品をカラーで多数収録するほか、村上龍「クオリティとか市場価値があるものだけが残ればいい」、南伸坊「アインシュタインの夢」などのテキストをあわせて掲載。
Takeo Desk Diary 2014 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2014年版。中国を代表するブックデザイナー呂敬人が監修。中国の書籍文化を造本・装幀の観点から紹介。多種多様で鮮やかな彩りの書籍を写真とともに解説。
Takeo Desk Diary 2016 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2016年版。デザイナーであり彫刻家の五十嵐威暢のコレクションより選定、編集された1920年代からバウハウスを経た近年までのレターヘッドを紹介。
Takeo Desk Diary 2017 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2017年版。「花の色・実の色・紙の色」と題し、月ごとに季節の花の色、枝に実る果実の色に合わせてファインペーパーを綴じ込み、デザイン造本にこだわった一冊。
「流行通信×nostos books」のPOP UP STOREが渋谷パルコに限定オープンします。
8月25〜30日の6日間限定で流行通信とのコラボストア「流行通信×nostos books」のPOP UP STOREが渋谷パルコ1Fに限定オープンします。 渋谷パルコ50周年を記念して1号限りで復刊する「流行通信」の販 […]
Francesco Clemente: Three Worlds | フランチェスコ・クレメンテ 作品集
ナポリの画家、フランチェスコ・クレメンテの作品集。ローマ、マドラス、NYの3スタジオで制作された作品を、制作場所ごとに分け、それぞれの場所から受けた影響の解説と共に収録。 英語表記。
庭端 | 桑田太
写真家、桑田太による写真集。街の通りから死角の路地や庭の端々を撮影した写真をモノクロで収録。看板や植木、トタン張りの家など、被写体がどこか無機質であるのに対し、写真には写らないそこに暮らす人々の日常が垣間見れるような一冊。
Water Rites | Lucinda Devlin ルシンダ・デヴリン写真集
Water Rites/アメリカの女性写真家、ルシンダ・デヴリンの写真集。ドイツのリラクゼーション施設をテーマに、サウナや温泉・マッサージチェアなど、トーンやカラー・コンポジションまでも計算され尽くした作品を多数収録。独特の空気感とテーマに反する緊張感が感じられる一冊。
Dennis Hopper: Photographs from 1961-1967 | デニス・ホッパー写真集
Dennis Hopper: Photographs from 1961-1967/イージーライダーなどで活躍していた60年代に、デニス・ホッパーがアメリカ各地でファインダーに納めた風景、俳優仲間のオフショットなどを収録した写真集。
John Cowan: Through the Light Barrier | Philippe Garner
1999年に英国で開催された写真家、ジョン・コーワンの作品展の図録。1960年代のファッションフォトやポートレートなど、時代の息吹を感じることのできる作品を多数収録。 英語表記。
Lorna Simpson | Phaidon Press
米国のアーティスト、ローナ・シンプソンの作品集。ニューヨーク近代美術館の「プロジェクト」シリーズで個展を開催した最初のアフリカ系アメリカ人女性アーティストでもあるシンプソン。その代表的な写真作品や立体造形、フィルム、ビデオインスタレーション等を収録。 英語表記。
Album | Hans-Peter Feldmann ハンス・ペーター・フェルドマン
ドイツのビジュアルアーティスト、ハンス・ペーター・フェルドマンの作品集。ロックスター、ピンナップガール、通販カタログ、新聞の切り抜き、赤ちゃんの写真など、フェルドマンが長年にわたり収集してきた写真コレクションをまとめたアーカイブブック。 英語表記。
Alma Allen & J.B. Blunk: In Conversation | Brooke Hodge
2018年にカリフォルニア州パームスプリングスで開催された展示の様子と、アルマ・アレンとJ.B.ブランクのそれぞれの生活空間をまとめた一冊。彫刻とデザインの境界線を曖昧にし、自然素材を用いた作品を多数掲載しながら、二人のアーティストの繋がりを探る。英語表記。
Studio Pottery | Oliver Watson
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵する陶芸作品のコレクション集。バーナード・リーチ、ハンス・コパー、ルーシー・リーなどの代表的な作家はもちろん、19世紀末のアーツ・アンド・クラフツ運動から20世紀の作家が手掛けたものまで、700点以上の作品を収録。
Jakob Berg: Furniture | ヤコブ・ベルク
デンマークの家具デザイナー、ヤコブ・ベルクの作品集。1980年代の美術・デザイン展で発表された初期の一点ものから、屋内外の家具、世界各地で手がけた数々のプロジェクトまで、ベルクの代表的な仕事を200枚以上の写真、図面、スケッチとともに紹介。 英語表記。
おもちゃ画譜 全10冊揃 | 川崎巨泉
郷土玩具収集家、川崎巨泉の作品集10冊揃。30年にわたり収集した日本各地の郷土玩具を絵に描き、土地・由来・素材・サイズなどを記録した貴重な資料集。各巻の巻頭には木版彩色刷の挿絵を収録している。
Handicraft: Traditional Skills in the Digital Age | Christoph Thun-hohenstein ほか
2017年にブダペストで開催された展示に際して出版された図録。手工芸の歴史をたどり、デジタル技術を駆使した新たな展開を探る現代の作家8名の作品を紹介。 英語表記。
都市を触発する建築 ホテル イル・パラッツォ | 六耀社
1989年に福岡に開業したホテル イル・パラッツォの写真資料集。基本設計をアルド・ロッシ、レストランやバーを内田繁、倉俣史朗、エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェらが手がけ、日本におけるデザイナーズ・ホテルの先駆けとなったイル・パラッツォを細かに紹介。アートディレクションは田中一光によるもの。 日本語・英語表記。
Graphis Annual: The Essential 1952/1986 | Thierry Hausermann
スイスの出版社Graphisが1952年から1986年までに出版したデザイン年鑑『Graphis Annual』から、特に優れたページを厳選してまとめたもの。時代とともに移り変わるグラフィックデザインを一望でき、リバイバルするトレンドの参考書としても重宝する1冊。 英語表記。
鳥獣虫魚 熊谷守一 クロッキー集 限定100部 | 神無書房
画家、熊谷守一の画集。鳥、虫、魚、獣、花、草木をテーマにしたクロッキー(速写画)を厳選して収録。巻末には氏自身のエッセイに加え、妻である熊谷秀子と白洲正子との対談をあわせて収録。熊谷守一が生涯見つめ続けた、身近にいるいきものや自然がいきいきと描かれている一冊。蟻、蝦蟇、鳥のクロッキーのシルクスクリーン3枚を付属。
EZMD | 大竹伸朗、タイ・テオ・チュアン 作品集
現代美術家の大竹伸朗とシンガポール人の画家タイ・テオ・チュアンが、マルセル・デュシャンをテーマに綴った作品集。大竹伸朗のコラージュ、タイ・テオ・チュアンのコミック調ドローイングをそれぞれ収録した2冊組。
Yasai Book | 彦坂木版工房
彦坂木版工房の2冊目となる作品集。みょうが、なす、かぼちゃ、しそなど、手触りや質感まで再現した30種類の野菜の木版作品を収録。刷りを複数回重ねる工程も垣間見ることができる。
デイヴィッド・ホックニー展 図録
1989年に開催された「デイヴィッド・ホックニー展」の図録。ペインティングに加え、フォト・コラージュ、デッサン、版画など様々な作品をカラーとモノクロで収録。美術評論家の桑原住雄や写真評論家の飯沢耕太郎らによる寄稿文も併せて掲載。
キース・ヘリング大回顧展
キース・ヘリング大回顧展/1993年に三越美術館で開催された、20世紀のアメリカを代表する画家、キース・ヘリングの展示図録。カラフルでポップなペインティングやドローイングを多数収録。エイズに侵されながらも制作を続け、自身の境遇をメッセージとして込めてきた作品の数々は、愛と生きる意欲に満ち溢れている。
Kazimir Malevich: The World as Objectlessness | カジミール・マレーヴィチ
シュプレマティズムを代表するアーティスト、カジミール・マレーヴィチの資料集。2014年にスイスのバーゼル美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。「黒の正方形」などの抽象絵画を生み出し、「無対象の世界」に辿り着いたマレーヴィチの道程を、ドローイングや図面とともに解説。 英語表記。