Hussein Chalayan | フセイン・チャラヤン
イギリスのファッションデザイナーでファッションブランド名でもあるフセイン・チャラヤンの作品集。ドレスに変身するアームチェアのカバー、コーヒーテーブルにも変形する木製のスカートなど、革新的で実験的、そしてコンセプチュアルなファッションデザイナーの一人であるチャラヤンによるコレクション、ドローイングなどを多数収録。 英語表記。
情熱のペンギンごはん | 糸井重里、湯村輝彦
原作を糸井重里が、作画を湯村輝彦が担当した漫画作品集。独特の世界観を放つ15作品とともに、評論家の草森紳一による解説、著者紹介、ペンギン百科事典などを併せて収録。
大阪中之島美術館開館1周年記念展 デザインに恋したアート/アートに嫉妬したデザイン
2023年に大阪中之島美術館で開催された展示の図録。大阪中之島美術館の活動の両輪であるアートとデザインを並行的に紹介し、その境界はどこにあるのか鑑賞者に問いかける。出展作家は会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温ら70名以上。
Line Style | 三嶋典東
イラストレーター・グラフィックアーティスト、三嶋典東の作品集。25年にわたり「線」の表現を研究してきた三嶋による構想10年、500点にも及ぶ線画作品を掲載。当時の制作ノートや描線論などのテキストも収録し、三嶋典東の創作の全貌に迫る一冊。
Tomi Ungerer: A Treasury of 8 Books | Tomi Ungerer トミ・ウンゲラー
フランスの児童文学作家、トミ・ウンゲラーの作品集。「The Three Robbers」「Moon Man」「The Hat」など、氏の代表作8作品を収録するほか、インタビューや絵コンテ、スケッチなどをあわせて掲載。 英語表記。
剣持勇の世界 第一分冊 その結晶の核 作品 | 河出書房新社
20世紀日本を代表するインテリアデザイナー、剣持勇の作品集。全5冊の中の第1分冊。剣持勇の死を悼んで制作されたもので、編集委員には交流があった出原栄一、勝見勝、小池岩太郎、松本哲男、宮内嘉久、杉浦康平、丹下健三、豊口克平、渡辺力が名を連ねる。ジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創った剣持による代表的な作品の数々をカラー、モノクロの大型図版で多数掲載。編集委員によるテキストも収録。写真は石元泰博、装丁は杉浦康平によるもの。
Ico Parisi | イコ・パリシ
20世紀半ばにイタリアで起こったインテリアデザイン革命の立役者の一人、イコ・パリシの資料集。建築と芸術を多元的に結びつけ、多彩な個性を発揮したパリシが1940年代から1960年代までにデザインした家具やインテリアアクセサリーを網羅。 英語、イタリア語表記。
はにわ | 三木文雄
考古学者、三木文雄による埴輪の写真資料集。埴輪の起源から種類、歴史、出土分布地名まで幅広く網羅して解説。全国各地で発掘された埴輪を80点のモノクロ図版と12点の貼りこみカラー図版で紹介。
生誕130年記念展 綜合デザイナー 児島虎次郎 生活の芸術化をめざして | 高梁市成羽美術館
2011年に高梁市成羽美術館で開催された展覧会の図録。日本の洋画家・児島虎次郎が収集した世界各国の陶器コレクションや自身の陶芸作品、着物、デザイン画、自ら指導監修した建築資料など、綜合デザイナーとしての児島虎次郎の仕事を豊富な図版とともに紹介する。
志村ふくみの紬織り 初期から現在まで | 滋賀県立近代美術館
2004年に滋賀県立近代美術館で開催された展示の図録。紬織(つむぎおり)の重要無形文化財保持者の染織家・志村ふくみが手がけた、初期から開催当時の最新作までの約100点を紹介。伝統的な織り文様と、植物染料を用いた染糸を組み合わせた美しい紬織り着物を展望する。
樂 吉左衛門作品集・樂 吉左衛門館 | 佐川美術館
2007年に佐川美術館・樂吉左衛門館の開館を記念して出版されたもの。楽焼の茶碗を作る茶碗師の樂家十五代当主・樂吉左衛門の手がけた作品図録と、美術館としては珍しい地下展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室にフォーカスした建設資料集の2冊セット。
Eames Design イームズ・デザイン展 | 東京都美術館
2001年から2002年にかけて東京都美術館などで開催された展覧会の図録。ミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ夫妻によるプロダクトの全貌と、生涯を通して行ってきた多様なデザインワークを豊富な写真、資料とともに紹介。
ミセス全集 全7冊揃 | 文化服装学院
文化服装学院から出版された『ミセス全集』全7巻揃。日々の暮らしのなかの楽しみや手ほどきを、さまざまな切り口で紹介する。ミセスとして歩む女性に捧げられた、優しさと気品あふれるシリーズ。
Wilder Mann 欧州の獣人 仮装する原始の名残 | シャルル・フレジェ
人類学的な視点から撮影するポートレートで知られるフランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。ヨーロッパの各地に伝わるワイルダーマン(獣人)の仮装を集めたもの。仮面や角を付けたり、獣毛を着込んだり、鳴り物を提げたりと、奇妙かつ独創的な生き物に扮する人々のポートレートを収録。
AAM AASTHA インドの信仰と仮装 分かち合う神々の姿 | シャルル・フレジェ
人類学的な視点から撮影するポートレートで知られるフランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。無数の伝統や宗教とともにそれぞれの祭りや儀式が混在するインドの民族文化や宗教儀式を力強いビジュアルで表現している。色鮮やかで奔放な衣装で彩られるポートレートを250点収録。 巻末には各衣装の解説を掲載。
ガウディの宇宙 | 細江英公
ガウディの宇宙/日本の写真家、細江英公がガウディの建築作品を撮影した写真作品集。225点の写真図版を収録するほか、ジョアン・ミロによる絵序詩、瀧口修造による序文も併せて掲載。造本構成は亀倉雄策によるもの。
Xiaowen Zhu: Oriental Silk
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、シャオウェン・ズーの作品集。マルチメディアプロジェクト「Oriental Silk」を書籍化したもの。1970年代にロサンゼルスで設立された同名の会社を題材に、その歴史に登場する製品、人、場所に焦点を当てた物語が、美しい写真と装本とともに展開されている。 英語表記。
Continuum | Ryoji Ikeda
パリを拠点に活動する音楽家・現代美術作家、池田亮司の作品集。ポンピドゥー・センターでの展覧会を機に出版されたもの。視覚と聴覚に没入する2つのインスタレーション「Datascape」と「Environnement sonore」を中心に記録。 英語表記。
Paul Delvaux: Graphic Work | ポール・デルヴォー
ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家、ポール・デルヴォーの作品集。1960年から1975年までに制作された幻想的な世界観と裸婦像を主題としたリトグラフ作品を多数収録。 英語表記。
レトロ・モダン 神戸 中山岩太たちが遺した戦前の神戸 | 兵庫県立美術館
2010年に兵庫県立美術館で開催された展覧会「写真家 中山岩太「私は美しいものが好きだ」第2部の展覧会図録。戦前の日本の新興写真を代表する1人、中山岩太が神戸をテーマに撮影したヴィンテージプリントを中心に、同時代の作家たちによる作品や当時の資料などから戦前のモダンな都市、神戸の姿を検証する。
堀内正和の世界展 | 神奈川県立近代美術館 ほか
2003年から2004年にかけて神奈川県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会「堀内正和の世界展」の図録。戦後日本の抽象彫刻界を代表する作家のひとり、堀内正和による初期から晩年にいたるまでの幾何学的形態作品などおよそ80点の作品とともに、創造の源泉ともいえる多数のペーパー・スカルプチャーやドローイングなどを収録。
山本正道展 | 宮城県美術館 ほか
1999年から2000年にかけて宮城県美術館ほか全国各地で開催された展覧会「山本正道展」の図録。やさしさと静謐が宿る作風で知られ、風景彫刻家と呼ばれる山本正道による彫刻作品48点とデッサン56点を掲載。
安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ | 北海道県立近代美術館
2003年に北海道立近代美術館で開催された展覧会「安田侃の世界 天にむすび、地をつなぐ」展の図録。イタリアを拠点に活動する彫刻家、安田侃が手がけた全国各地にあるモニュメントの彫刻作品を写真資料とともに掲載。また、代表的な作品のフォルム系譜や年譜などもあわせて収録。
耳をすまして 美術と音楽の交差点 | 茨城県近代美術館
2011年に茨城県近代美術館で開催された展覧会「耳をすまして 美術と音楽の交差点」の図録。視覚の芸術、聴覚の芸術として対比的でありながら密接な関係である美術と音楽を、西洋絵画や日本美術、そして現代のインスタレーションなどの作品を通して美術と音楽の結びつきを解き明かしていく。特別付録CD付属。
蒸気機関車讃歌 白い息遣い | 山岸起一郎
日本の写真家、山岸起一郎による蒸気機関車をおさめた写真集。漆黒の車体とそこから吐き出される白い煙、そして厳冬の北海道の雪景色という白と黒のコントラストが力強く美しい一冊。巻末に当時の時刻表や入場券などの図版資料も収録。
Back in the Days | Jamel Shabazz ジャメール・シャバズ写真集
1980年から1989年にかけてのヒップホップカルチャーを、写真家のジャメール・シャバズが記録したドキュメント写真集。アディダス、プーマ、ガゼル、ラジカセをシンボルに、アフロ・アメリカンだけではなくヒスパニック・プエルトリカン・白人層も等しく担っていた初期のヒップホップカルチャー。温かく、エネルギッシュで最高にカッコいい人々のポートレートを多数収録。序文はアーティストのファブ・ファイヴ・フレディ。
Touch Me I’m Sick | Charles Peterson チャールズ・ピーターソン 写真集
初期グランジシーンを記録した作品で広く知られる写真家、チャールズ・ピーターソンの写真集。ソニック・ユース、サウンドガーデン、パール・ジャム、メルヴィンズ、そしてニルヴァーナといったシーンを象徴するバンドを撮影、当時の熱気を生々しく伝える一冊。 カバーにスレ・少キズ有。小口・本文共に状態良好。
Interiors | Orri Jonsson オーリー・ヨンソン
アイスランド出身の写真家、オーリー・ヨンソンの写真集。アイスランド全土で撮影した荒廃家屋の内装のうち、1999年から2010年の間に撮影されたものからセレクトして収録。朽ちて塗装が剥がれた床や壁、破れたカーテンなどといった、かつての生活の残骸からは、得も言われぬ静寂と喪失感が立ち上る。別冊でトラベログが付属。言語はアイスランド語。
自然史 | 露口啓二
写真家、露口啓二の作品集。アイヌ文化にかかせない儀式が行われていた「漁川上流域」、夕張、三笠などの「空知炭鉱地帯」、福島第一原子力発電所の事故により立ち入りが制限された「帰宅困難区域の内側・境界線・外側」などを撮影。あらゆる事態が起こった場所が「自然」に覆われていく、その後の姿を映す。
Federico Clavarino: The Castle | フェデリコ・クラヴァリーノ
イタリアのフォトグラファー、フェデリコ・クラヴァリーノの作品集。4つの章で構成されており、第二次世界大戦後のヨーロッパにおける人や物、都市の壁に残された歴史上の痕跡を辿る一冊。 英語表記。
ベン・シャーン画集 | リブロポート
20世紀アメリカを代表する画家のひとり、ベン・シャーンの作品集。油彩、水彩、テンペラ、石版画、ドローイング、レタリング、壁画、素描などを多数収録。バーナーダ夫人による詳細な考察、ベン・シャーン自身による評論、略年譜も収録。
有元利夫展 花降る時の彼方に | 宇都宮美術館、東京ステーションギャラリー 他
2001年から2002年にかけ、宇都宮美術館や東京ステーションギャラリーなどを巡回した「有元利夫展 花降る時の彼方に」の展示図録。ペインティング、ドローイング、版画、立体を氏の遺した言葉とともに収録。
絵で読む宮沢賢治展 賢治と絵本原画の世界 | 千葉瑞夫、平澤広 他
2007年から2008年にかけて開催された「絵で読む 絵で読む宮沢賢治展ー賢治と絵本原画の世界」の図録。「雨ニモマケズ手帳」や、賢治の書簡、直筆水彩画などにより氏の人生を紹介。さらに賢治作品に添えられた挿絵原画や、氏の作品に触発されて描かれた絵画作品などをもとに、宮沢賢治の絵本原画の世界を紹介していく。
ひかりさえ眠る夜に | 小林健二
2003年に福井市美術館で開催された展示会に際して刊行された作品集。絵画や立体など、ジャンルを越えた自由な創作活動を発表している小林健二。氏の内面から生まれたこれまでの代表作と共に、ある光の夢からつくられた作品を紹介。巻末には展示のために描かれた絵図、15歳の体験記、ワークショップの様子なども掲載。
文明開化を描いた版画家 川上澄生展 | 財団法人そごう美術館
2009年に横浜・そごう美術館で開催された川上澄生展の図録。横浜出身の版画家、川上澄生の生まれから晩年までの作品を4つの章にわたり紹介。「文明開化」「横浜」「南蛮」の他、様々なの題材の木版画、油彩、ガラス絵などを収録。
何必館拾遺 | 梶川芳友
何必館 京都現代美術館に収蔵されているコレクションから12作品を紹介。ジャコモ・マンズー、松本竣介、北大路魯山人、パウル・クレーらの作品とともに、京都現代美術館長のエッセイを収録。美術品の蒐集に至るまでの経緯、困難と喜びを綴る。
Pero 伊坂芳太良作品集成 The Works of Yoshitaro Isaka
PEROの愛称で親しまれ、60年代後半に活躍したイラストレーター、伊坂芳太良の作品集。マンガ雑誌ビックコミックの表紙やエドワーズの広告などでも有名な著者のイラストレーションをふんだんに収録。編集・構成は田中一光、小池一子。
サントリーPR誌 can・can vol.3 壮観号
サントリーが1980年代初頭に展開した宣伝PR誌『can・can』第3号。ファッションフォトやサントリー商品を使用したグラフィックのほか、文化人達によるエッセイや対談などを収録。パロディが散りばめられた、80年代の熱気があふれる1冊。
流行通信 No.217 1982年2月号
ファッション誌『流行通信』No.217 1982年2月号。坂田栄一郎撮影によるスペシャルストーリー『Flowers Start Blooming』、Pierre Houles 撮影による『THE BEAUTIFUL PEOPLE IN NEW YORK:イッセイを着る』などを収録。安齊重男、田原桂一らがカメラマンとして参加。アートディレクションは鬼澤邦。
Broken Line | Olaf Otto Becker オラフ・オット・ベッカー
ドイツの写真家、オラフ・オット・ベッカーが、2003年から2006年まで約4年間滞在したグリーンランドの風景を収めた写真集。そびえ立つ氷河と広大な岩山を写し出した作品は単なる風景写真という枠を超え、非現実的な美しさを放つ。 英語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第2巻。1973年代から1985年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなど、フルカラーの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PIII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第3巻。1986年代から1996年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなどの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Jasper Johns: A Retrospective | ジャスパー・ジョーンズ
1996年から1997年にかけてニューヨーク近代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ポップアートの先駆者、ジャスパー・ジョーンズが手がけた930年代から1995年までの作品を年代順に紹介。絵画、ドローイング、彫刻、版画などのカラー・モノクロ含む作品264点の図版、テキストを収録。 英語表記。
暗なきところで逢えれば | 米田知子
2013年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。ロンドンを拠点に活動する写真家・米田知子による、日本やアジアの近代化における記憶や歴史をテーマにした静謐で美しい作品を収録。「サハリン島」「見えるものと見えないもののあいだ」「Japanese House」などのシリーズを紹介している。