中島英樹作品集 Works of Hideki Nakajima | &salon
グラフィックデザイナー・アートディレクター、中島英樹の作品集。2011年にマカオで開催された展示に際して出版されたもの。ポスター、ブックデザイン、坂本龍一のアートワークなど、1990年代から2011年にかけて制作された作品を紹介している。 英語、中国語表記。
大友克洋 GENGA展 | 3331 Arts Chiyoda
2012年に3331 Arts Chiyodaで開催された展覧会の図録。デビューから39年間にわたる、漫画家・大友克洋の軌跡を辿るもの。初期作品から、代表作『童夢』『AKIRA』、広告仕事などの多数の原画を紹介。カラー・モノクロ含む大判の図版、テキストを収録。
Suiza Constructiva | Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
2003年にスペイン・マドリードのソフィア王妃芸術センターで開催された展示のカタログ。マックス・ビルをはじめ、スイスのアーティスト達がバウハウスの教えを学び、発展した「スイススタイル」を紹介。1920年代から1950年にかけての工業デザイン、グラフィックデザイン、建築、家具などの図版、テキストを収録。 スペイン語表記。
ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
2021年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された同名展示の図録。ルーマニア出身のイラストレーター、ソール・スタインバーグのドローイングを中心とした作品154点を収録。1940年代から晩年までのユーモアと風刺が織り交ぜられたスタインバーグの世界が広がる。
デザインのぐう・ちょき・ぱぁー | 五十嵐威暢
グラフィックデザインや環境デザイン、彫刻などの分野で活躍する五十嵐威暢の作品集。グー=コンセプト、それを包むパーは経験や伝統からくる影響、チョキはイメージの開拓といったように、氏のデザイン観をジャンケンになぞらえ、分野をまたぐ仕事の数々を収録。
Roe Ethridge: American Polychronic | ロー・エスリッジ
アメリカの写真家、ロー・エスリッジによる1999年から2022年までの作品を網羅した作品集。個人的な作品は時系列に並べられる一方、商業写真は反時系列に織り込まれており、ファインアート、ファッション、広告の領域と、日常的、個人的な写真が混ざりあった、新しい視覚体験が楽しめる1冊。 英語表記。
境界 boundary | クロヌマタカトシ
木彫作家のクロヌマタカトシの作品集。木に止まったカラス、並んだ雀たち、人物像、花など、あらゆるモチーフの作品を収録。流木や陶土の材質を生かした質感、線の美しさを感じることのできる一冊。フルカラーの図版、テキストを収録。
Dirt Ollies: A Skate Board Trip to Mongolia | Henrik Edelbo
2004年にCarharttの17人のスケートボーダーたちがモンゴルへ旅した1ヶ月をまとめたもの。目標は、人里離れた場所に巨大なスケートボードパークを作ること。木の壁面や階段の手摺、アスファルトのブロック、手作りのセクションなどでライディングする様子と併せてモンゴルの伝統の中で暮らす人々が収められている。モンゴルのスケートボード・カルチャーを探る旅の記録。DVD付属。 英語表記。
Ryuichi Sakamoto & Dai Fujikura Selections: Music of the 20th century II | 坂本龍一
坂本龍一が総合監修を務める音楽全集『コモンズ・スコラ』シリーズの第15巻。テーマは「20世紀の音楽Ⅱ(1945年から現在まで)」。坂本、浅田彰、小沼純一、岡田暁生、藤倉大らが選曲と解説を担当。20世紀後半以降における現代音楽の精髄を厳選して紹介する一冊。ジェルジ・リゲティやルチアーノ・ベリオ、藤倉大まで、時代の名曲を収録したCDも付属。
Yellow Magic Orchestra Photography by Masayoshi Sukita | 鋤田正義
2011年に31年ぶりに開催されたYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)のアメリカでのライブ公演を記念して刊行された写真集。デヴィット・ボウイら名だたるミュージシャンを撮影した写真家、鋤田正義が捉えたライブ写真やスチールカット、オフショットなどをカラー、モノクロで多数掲載。巻末にはデヴィッド・ボウイ、オノ・ヨーコ、ジム・ジャームッシュ、中西俊夫、横尾忠則らがコメントを寄せている。 英語表記。
大辻清司の写真 出会いとコラボレーション | 渋谷区松濤美術館
2007年に渋谷区松濤美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。「グラフィック集団」の結成にも関わり、シュルレアリスムや前衛的な作品を特徴とする写真家、大辻清司の作品を紹介。斎藤義重や瀧口修造、実験工房との出会い、写真の新たな表現、人や芸術など、大辻清司のさまざまな出会いを辿る。作品図版とともに解説を収録。
Candida Hofer: Belgisches Haus | カンディダ・へーファー
ドイツの写真家/カンディダ・へーファーの写真集。1950年にオープンし、2020年に70周年を迎えたケルンのベルギーハウスを記録したもの。独特の建築的特徴を持ち、ケルンを代表する文化交流の施設として知られるベルギーハウスの姿が美しい写真で収められている。
マーク・マンダースの不在 | 東京都現代美術館
2021年に東京都現代美術館で開催された展示の際に発行されたもの。オランダの芸術家、マーク・マンダースの彫刻やオブジェ、インスタレーション、ドローイングなどの作品と図版、本人による解説を収録。展示作品、展示未作品含む全26点を掲載。表現の世界と作家マーク・マンダースを探る一冊。
Daiwa Press Viewing Room Vol.11 大衆絵画選抄 A Selection of Popular Painting | 大和プレス
大和プレスのコレクションシリーズの第11弾。今号では「大衆絵画選抄」をテーマに構成された展示の様子を収録。喜多順子、針宮由衣、南川史門、村上友晴ら12名のアーティストが参加。油彩、水彩、立体作品など、様々な作品をカラーによる図版と併せて解説を掲載。写真は郭允による撮影。
Lake Tajo: Libertas | レイク・タホ
スタイリストの熊谷隆志としても知られる写真家、レイク・タホの作品集。アメリカ、ニュージーランド、日本など、各地で撮影された作品を収録。「日常から解放されたい人たちへ…」の一文から始まる、自然と人々、動物たちのありのままの瞬間を切り取る。
Nathalie Du Pasquier: Big Objects Not Always Silent | ナタリー・デュ・パスキエ
イタリアのポストモダンを代表するデザイン集団、メンフィスの一員であるナタリー・デュ・パスキエの作品集。2016年に開催された同名の展覧会に際して出版されたもの。アフリカへの旅やウィーン工房の装飾、ル・コルビュジエ、ジョルジョ・デ・キリコ、ジョルジョ・モランディらによる影響が見て取れる静物画を中心に、ペインティング作品やドローイング、展示風景を多数収録。 英語、ドイツ語表記。
Fenna Schilling: Through the Looking Glass | フェナ・シリング
DJやヴィジュアル・アーティストとして活躍するフェナ・シリングの作品集。2022年にLAID BUGにて開催された個展に際して出版されたもの。特殊なスキャニングによって抽象画のようなコラージュ作品を生み出すことで知られるシリング。本書では、彼女の内面世界を写し出したかのような、ガラス細工の写真を使用したコラージュワークの数々を多数収録。100部限定刊行。
Antoine Bruy: Scrublands | Editions Xavier Barral
フランスの写真家、アントワーヌ・ブリュイの作品集。フランス、ルーマニア、スイス、スペイン、アメリカなどに点在する、自給自足で生活を営むコミュニティを撮影したもの。彼らの住居、インテリア、ポートレートなどを収録。 フランス語表記。
The Book on Books on Artists Books | Arnaud Desjardin
1970年代以降に出版されたアーティスト・ブックに関する様々な出版物を網羅して集めた資料集。書籍、パンフレット、カタログ、その他印刷物など、過去40年における600冊以上ものアーティスト・ブックをモノクロで収録。タイトル、作者、出版社、サイズ、出版年などの基礎的な情報と表紙、見開きのページを掲載したシンプルな構成。 英語表記。
Vaclav Pozarek: Sweet Wood | ヴァーツラフ・ポザレク
スイスを拠点に活動するチェコ出身のアーティスト、ヴァーツラフ・ポザレクの絵本。赤、青、黄色、緑とカラフルなブロック作品を用いて、数字をあらゆる形で表現したユニークな数字の絵本。
田中敦子 カタログ・レゾネ 2015 | Galleria Col
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである田中敦子のカタログ・レゾネ。1957年の初期の絵画作品から2000年に至るまで、年代順にモノクロ図版で収録。見開きに作品とタイトルがひとつずつ掲載されており、シンプルな構成が美しい一冊。
新・建築の黙示録 | 宮本隆司
写真家、宮本隆司の作品集。1988年に刊行された木村伊兵衛写真賞受賞作『建築の黙示録』を再編集、ニュープリントされたもの。ベルリン大劇場、天然痘病院、日比谷映画劇場、中野刑務所など廃墟となった建築物の様相を写し出す。磯崎新による「廃墟論」も掲載。
日本の写真家 38 内藤正敏 | 岩波書店
民俗学者であり、写真家の内藤正敏の作品集。「婆バクハツ」「遠野物語」「東京」などの幾つかのシリーズ作品から、56点のモノクロによる作品図版、解説を収録。独創的な世界観と科学や宗教、都市、自然などを多角的な視点から捉える。
Tamamura Toyoo Flowers 玉村豊男花画集
画家、玉村豊男による画集。自身が運営する農園「ヴィラデスト」の畑や庭、周囲の雑木林などで咲く花々の画をテキストとともに収録。
Picasso Meeting in Montreal | パブロ・ピカソ
1985年にカナダのモントリオール美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。パブロ・ピカソの1895年から1972年にかけての作品を紹介。青の時代やキュビスムの時代など、年代に沿って絵画作品80点、図版、テキストを収録。 英語表記。
生誕120年 大沢昌助展 | 練馬区立美術館
2023年に練馬区立美術館で開催された展示の図録。美術家、大沢昌助の1920年代から1990年代にかけての作品を年代ごとにカテゴライズして紹介。油彩、水彩、スケッチ、木版、リトグラフなどの図版、解説を収録している。旧国立競技場の壁画など、建て替えにより失われる危機にある戦後絵画の記録の貴重な資料としても。
ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ 境界線への視線 | ポーラ美術館
2016年にポーラ美術館で開催された展示の図録。ルソーとピカソ、藤田嗣治が描いた風景画、ウジェーヌ・アジェのパリの写真、解説を収録。ほかにも、モーリス・ユリトロ、佐伯祐三ら、アーティストたちの描く様々なパリの姿を紹介。
Jim Dine: Walldrawing | ジム・ダイン
1994年にドイツで開催された、ジム・ダインの展示の図録。フクロウ、猫と猿、骸骨、セルフポートレートなど壮大に描かれた壁画作品をカラー・モノクロ含む約30点の図版、解説とともに収録。 英語、フランス語、ドイツ語表記。
美術と演劇 ロシア・アヴァンギャルドと舞台芸術 1900-1930 | 横浜美術館
1998年に開催された「美術と演劇 ロシア・アヴァンギャルドと舞台芸術 1900-1930」展の図録。19世紀末から20世紀前半にかけて深い結び付きがあった西欧の美術と演劇。舞台のイメージや衣装をデザインした水彩画やデッサン、ポスターなどを多数収録し、革命前後のロシア芸術と舞台芸術を幅広い視野で捉える。
Objects 4: Handle with Care | Trademark Publishing
ドイツの出版社、TRADEMARK PUBLISHINGより発行されている「Objects」シリーズの第4巻。テーマは「取り扱い注意」。主にガラスや陶器などの素材でできたユニークなフォルムのプロダクトデザインを多数掲載。現代の加工技術や素材によって新たな可能性が広がりつつある、繊細な素材によるクリエイティブの数々を豊富に収録。 英語、ドイツ語表記。
沖縄の陶器 復刻版 | NTT沖縄支店
1972年に刊行された濱田庄司監修による沖縄の陶器を多数紹介した資料集「沖縄の陶器」の復刻版。17世紀の古我知焼、18世紀の知花焼、19世紀の壺屋焼など、美しい皿や花器などといった陶器をカラー写真で多数収録。装丁は芹沢銈介によるもの。限定500部刊行。
ライム・ワークス LIME WORKS | 畠山直哉
世界的に高い評価を受ける日本の写真家、畠山直哉の作品集、復刻版。日本各地の石灰石鉱山と、石灰工場、セメント工場の姿をとらえたシリーズをまとめたもの。無機質であるはずの風景を、理知的に、かつ情感豊かに記録している。
Stephen Shore: American Surfaces | スティーブン・ショア
ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイヤーウィッツとならび「ニュー・カラー」を代表する写真家のスティーブン・ショアの作品集。ニューヨーク、アリゾナ、オハイオ等々、アメリカの様々なロケーションを巡りながら1972年から73年の間に撮影された作品を多数収録。 英語表記。
Gregory Halpern: Zzyzx | グレゴリー・ハルパーン
アメリカ人フォトグラファー、グレゴリー・ハルパーンの作品集。アメリカの初期の入植者たちにとって豊かな場所であったカリフォルニア。本書は、文化と歴史、美しさと醜さ、救いと絶望が矛盾しながらも共存するこの複雑な場所を、アメリカの開拓の流れのようにロサンゼルス東部の砂漠から西へ、太平洋で終わるまでの景色を写真に収めている。 英語表記。
Marten Lange: Another Language | モルテン・ランゲ
スウェーデンの写真家、モルテン・ランゲの作品集。ランゲ独自の視点で切り取られた自然や生き物たちの姿をモノクロで41枚収録。シンプルな装幀とともに、生命の儚さや美しさがページごとに浮き立つかのような一冊。 英語表記。
Kohei Kawatani: Tofu-Knife | 川谷光平
写真家、川谷光平の作品集。タイトルの通り、ナイフのような切れ味あるフレーミングや鮮明な配色が特徴的であると同時に、見る者に柔らかな印象をも与える写真を数多く掲載。
80年代フナバシストーリー | 北井一夫
写真家、北井一夫の作品集。1989年に六興出版から刊行の「フナバシストーリー」を大幅に改編して出版された新版。1980年代、船橋の団地と新興住宅を5年に渡って毎日歩いて撮影した写真を集めたもの。一戸建てを購入する前の仮住 […]
画集 小村雪岱 普及版
大正から昭和初期に活躍した画家、小村雪岱の画集。「美人立姿」「おせん」などの版画作品をはじめ、装幀作品、挿絵作品、舞台美術作品など幅広く収録するほか、丁寧な解説も掲載。
Alex Prager: La Grande Sortie | アレックス・プレーガー
写真家であり映像作家のアレックス・プレーガーによる作品集。パリ・オペラ座バレエ団からの依頼で制作された映像作品「La Grande Sortie」の制作時に撮影された写真をまとめたもので、舞台のパフォーマーと観客の写真が交互に掲載されている。フィクションと現実の間を揺れ動きながら舞台と客席を隔てる第4の壁を壊し、視覚芸術の中で私たちがどのように真実と虚構の概念を受け入れているのかを問い直す一冊。 英語表記。
True Print | Dafi Kuhne
スイスを拠点に活動するグラフィックデザイナー、ダフィ・クフネの作品集。アナログな活版印刷の伝統と、デジタルな現代的な手段を融合させたユニークなポスター作品を多数収録。グラフィック表現を通して新たなビジュアルコミュニケーションを探求する。 英語表記。
永井一正の世界 The Works of Kazumasa Nagai | 講談社
日本のグラフィックデザイナー、永井一正の作品集。ポスターデザインやブックデザインを中心に、これまでの仕事をカラーで掲載。平面上で広がる、次元の概念を覆したデザインに引き込まれる。冒頭に小川正隆、亀倉雄策、田中一光が寄稿。
Graphic Fest: Spot-on Identities for Festivals & Fairs | Victionary
フェスティバルやイベントを成功に導く上で重要な役割を占めるビジュアル・デザインの様々な事例を紹介する資料集。ロゴ、記念グッズ、ポスター、タイポグラフィなど、視覚的に訴えるコンテンツがいかにイベントにおいて重要なのか、世界各国の様々なケーススタディを豊富な図版資料とともに掲載。英語表記。
Risomania: The New Spirit of Printing | John Z. Komurki
リソグラフの魅力とその作品を紹介した資料集。リソグラフを用いて手掛けられたポストカード、雑誌、ポスター、チラシといった作品の紹介に加え、リソグラフの過去、現在、そして未来について語るエッセイなどを収録。さらに後半では世界中の注目すべきリソグラフィ志向の出版社、印刷会社なども紹介されているほか、実践的な印刷方法なども掲載。英語表記。