Jan Tschichold Master Typographer: His Life, Work & Legacy | ヤン・チヒョルト
20世紀で最も傑出し、影響力のあったデザイナーの一人、ヤン・チヒョルトの作品集。独創的なポスター・デザイン、ペンギン・ブックスとの画期的な仕事、古典的タイポグラフィーの再解釈など、チヒョルトの生涯と功績を紹介。
田中一光回顧展 われらデザインの時代 ハードカバー版 | 東京都現代美術館 ほか
2003年から2004年にかけて開催された田中一光の展示図録。ハードカバー版。ポスター、ロゴマーク、パッケージデザインなどデザインのあらゆる分野で活躍し、アートディレクターやプロデューサーとしても稀有な才能をいかんなく発揮した田中一光の、未発表作を含む564点の作品を収録。造本は勝井三雄。
Design Vignelli | Germano Celant
イタリアのデザイナー、マッシモ&レッラ・ヴィネッリ夫妻の作品集。パッケージデザイン、グラフィックデザイン、インテリア、NYの地下鉄マップなど、2人によって設立されたヴィネッリ・アソシエイツによる幅広い作品を多数掲載。 英語表記。
アイデア No.379 ブックデザイナー鈴木一誌の仕事 | 誠文堂新光社
アイデアNo.379、2017年10月号。ブックデザイナー鈴木一誌の仕事特集。杉浦康平との仕事、ニューアカブーム、知恵蔵裁判など時代を反映するブックデザインを手がけてきた氏の仕事と人生を振り返る。太田和彦「日本酒ラベルのデザイン」なども掲載。
アイデア No.375 佐藤晃一の自由研究 | 誠文堂新光社
アイデアNo.375、2016年10月号。佐藤晃一の自由研究特集。資生堂の広告ポスターや演劇・展覧会の宣伝美術など氏が手がけてきたグラフィックデザインを多数収録。そのほか「ジュリアン・シュロファー 雑食のデザイナー」、連載「ばるぼら×野中モモ:日本のZINEについて知っていることすべて」などを掲載。
アイデア No.304 Alexander Gelman | 誠文堂新光社
アイデア No.304、2004年5月号。ニューヨークを拠点に活動するメディアアーティスト、アレクサンダー・ゲルマンの特集。グラフィックワークを多数掲載している他、ゲルマンについて北川一成や深澤直人らが寄稿。連載は都築響一、付録は大竹伸朗。
アイデア No.299 宇宙岬ブルース 大竹伸朗+Edit.35 | 誠文堂新光社
アイデアNo.299、2003年7月号。スケッチや絵画、インスタレーション作品、レコードなど、大竹伸朗が少年時代から作り続けてきた数多の作品より、音楽にまつわるものをセレクト。大竹自身のバンド19/JUKEや、ヤマタカEYEとのパズルパンクスのためのアートワークや演奏風景、ギター自動演奏装置作品であるダブ平の雄姿と共に青江三奈、ボブ・ディラン、ジミー・ヘンドリックス、クラフトワークなどの音楽家をモチーフにした絵画作品を多数掲載。
Graphic Design Manual: Principles and Practice 旧版 | Armin Hofmann アーミン・ホフマン
スイスのグラフィックデザイナー、アーミン・ホフマンによるグラフィックデザインのガイドブック。点、線、テキスト、イラストレーションなどグラフィックデザインを構成する根本的な要素を詳細に考察し、デザインの基礎をレクチャーする。
Josef Muller-Brockmann: Pioneer of Swiss Graphic Design | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのタイポグラファー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの作品集。50年代から80年代までの、主にポスター作品をカラーで収録。タイポグラフィ、グラフィックデザイン双方の面からアプローチできる、優れた参考書籍。ペーパーバック版。
Niklaus Troxler: Jazzplakate | ニクラウス・トロホラー
スイスのグラフィックデザイナー、ニクラウス・トロホラーの作品集。1970年から1990年にかけて制作されたジャズフェスティバルやコンサートのポスターを紹介。色鮮やかな配色やユニークなモチーフで、躍動や音の響きが表現されている。 英語、ドイツ語、フランス語表記。
早崎治広告写真術 | 早崎治
亀倉雄策と共同で制作した1964年東京オリンピックの一連のポスター作品でも著名な広告写真家/早崎治が、広告写真の極意を解説した実践書。広告写真の意義、具体的な技術、そして広告写真家への現実的な道のりを豊富な写真作品と併せて解説。序文は亀倉雄策、そして篠山紀信によるもの。造本は和田誠。
Dieter Roth: Inserate/Advertisements | ディーター・ロス
スイスを拠点に活動したグラフィックデザイナーでありアーティスト、ディーター・ロスの作品集。1971年から1972年にかけて新聞の広告欄に格言を掲載し続けたものの、読者から不満の声が上がり、ロスによる格言の広告は248回で打ち切られてしまった。本書はロスによる格言の数々を当時の広告欄とともに英訳付きで掲載。 ドイツ語、英語表記。
活字文明開化 本木昌造が築いた近代 | 印刷博物館
2013年に開催された「活字文明開化 本木昌造が築いた近代」展の図録。日本における活版印刷の先駆者として知られる本木昌造の功績により、日本がいかに近代化を発展させたのかを解説。人物、技術、情報といったさまざまな視点から活字文化の重要性に迫る。
Karl Gerstner: Designing Programmes | カール・ゲルストナー
スイスデザインを牽引してきたグラフィックデザイナー、カール・ゲルストナー著。グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、音楽、建築、アートの各分野から多くの事例を引用しながら、ゲルストナー自身の設計手法・デザイン論理の基本的な紹介を行い、コンピュータ時代の初期の設計のモデルを提案している。復刻版。 英語表記。
文字の美・文字の力 | 杉浦康平
グラフィックデザイナー、杉浦康平のデザイン評論。古来より漢字に人々が込めてきた意味を、それらが刻まれた書物やプロダクトと紐付けながら紹介する。「文字液が流れる文字」「文字を纏う」「文字を戴く」などを収録。装丁は佐藤篤司。
Seven | 浅葉克己、服部一成、葛西薫 ほか
2005年に香港で開催された、日本を代表するアートディレクターやグラフィックデザイナー7人を紹介する展覧会のカタログ。青木克憲、浅葉克己、服部一成、葛西薫、中島英樹、佐藤可士和、澤田泰廣らが手がけた数々の代表的なアートワークを掲載。 中国語、英語表記。
原弘と造型 1920年代の新興美術運動から | 武蔵野美術大学
2022年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。昭和期を代表するグラフィックデザイナー、原弘の1920年代から1940年代にかけての作品を紹介。リトグラフ、ポスター、グラフ誌『FRONT』、『造形』をはじめとする新興美術運動の資料などを収録。
Peanuts: The Art of Charles M. Schulz | チャールズ・M・シュルツ
チャールズ・M・シュルツによって生み出され、今もなお世界中の人々から愛され続けている「ピーナッツ」の作品集。1940年代初頭のシュルツの軍隊時代のスケッチブックから、スクラップブック、キャラクターたちの初期段階のスケッチ、その他貴重な未公開資料まで豊富に収録。「ピーナッツ」ファンには必読の一冊。
ブルーノ・ムナーリ展 アートの楽しい見つけ方 | 横須賀美術館
2010年に横須賀美術館で開催された「ブルーノ・ムナーリ展 アートの楽しい見つけ方」の図録。プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本、造形教育など、ブルーノ・ムナーリの多岐にわたる活動を幅広く紹介。想像力を持ち続けることの大切さや、日常生活のなかにあるアイデアの種を見つける方法など、氏が人々に残したメッセージを感じ取ることができる。
日本の装飾と文様 | 海野弘
日本の装飾と文様について紐解く資料集。装飾文様の歴史から、植物、動物の文様、天体、気象をあらわした文様、文学における文様世界にいたるまで、豊富なカラー図版と資料、解説で日本デザインの真髄に迫る一冊。
本の構成者 エル・リシツキー | 武蔵野美術大学
2002年に武蔵野美術大学で開催された「本の構成者 エル・リシツキー」展の図録。ロシア構成主義の重要人物であるエル・リシツキーの、主にブックデザインを中心に紹介。巻末には関連する作家や芸術家の略歴、時代背景も記した年表も収録。
一字一会 いま、何か一つだけ、字を書くとしたら? | 週刊金曜日
「いま、何か一つだけ、字を書くとしたら?」という問いかけに対して、100人の著名人が回答した一字とその理由を集めた一冊。安野モヨコ、忌野清志郎、永六輔、緒形拳、角田光代、田辺聖子、谷川俊太郎、松岡正剛、村上隆、森山大道、三國連太郎、横尾忠則などが参加し、それぞれの個性が光る筆跡も見どころのひとつ。
石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか | 小学館
日本を代表するアートディレクター、石岡瑛子の展示図録。2020年に東京都現代美術館で開催された展示に際して出版されたもの。資生堂やPARCO、角川書店の広告をはじめ、NYに拠点を移し、レニ・リーフェンシュタール、フランシス・フォード・コッポラ、マイルス・デイヴィス、ビョークらとのコラボレーションなど、多岐に亘るジャンルの仕事を包括して紹介。
仲條正義の仕事と周辺 | 六耀社
アートディレクター、グラフィックデザイナーの仲条正義の仕事をまとめた一冊。資生堂をはじめとする代表的な仕事はもちろん、仲條が手がけてきた数々の広告やポスターなどを豊富な図版資料で多数掲載。葛西薫、タナカノリユキ、後藤繁雄 […]
サイトウ・マコトの仕事と周辺 | 六耀社
元グラフィックデザイナー・現アーティストのサイトウ・マコトの仕事をまとめた一冊。常に斬新で多彩な作品を作り続けるサイトウの仕事を、コラージュ、オブジェ&ロゴタイプ、写真などのジャンルごとに豊富な図版と解説で紹介。発想、制作過程のエピソードに横尾忠則や高倉健との対談も収録。
年鑑日本のタイポディレクション ’94-’95 知と美の字 | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、1994年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、浅葉克己やタナカノリユキ、TOMATOらによる特集記事を収録。
もじを描く | 平野甲賀
日本を代表するデザイナー、平野甲賀のエッセイ集。ユニークかつ唯一無二な描き文字でも知られる平野甲賀が、自らのことや文字について、書き下ろしの文字とともに語る。自由闊達・融通無碍な平野甲賀ワールドを静かに味わえる一冊。著者自装。
ミッフィー展 50 Years with Miffy | ディック・ブルーナ
ミッフィー誕生から50年にあたる2005年に開催された「ミッフィー展 50 years with miffy」の図録。オランダのデザイナー・ディック・ブルーナが生んだ人気キャラクター、「ミッフィー(うさこちゃん)」。半世紀にわたる歩みやイラストの変遷などを、貴重な資料を交えて丁寧に紹介。
誕生60周年記念 ミッフィー展 | ディック・ブルーナ
2015年から2016年にかけて開催された「誕生60周年記念 ミッフィー展」の図録。当時世界で始めての公開となった、ディック・ブルーナが1955年に描いた「初めてのミッフィー」の原画に加え、ミッフィー以外の初期絵本の原画や、ブルーナが妻・イレーネに贈り続けた「朝食メモ」の一部などを収録。
Lilly | 志賀理江子 写真集
日本の写真家・志賀理江子の作品集。第33回木村伊兵衛写真賞受賞作品。異次元のような、未知の何かを映し出す異質な写真作品群を収録。デザインは中島英樹によるもの。
Shinya Arimoto: Tokyo Circulation | 有元伸也
「都市」をライフワークとして撮影し続けてきた写真家、有元伸也の作品集。東京で生きる、老若男女様々な人々のポートレートをモノクロで収録。見開きに写真家本人の直筆サイン入り。
Daisuke Yokota: site/cloud | 横田大輔
写真家、横田大輔の作品集。夜の暗闇に包まれた街並みや森の茂み、そして若者たちの姿を淡くぼんやりとしたイメージで写し出しており、ページをめくるごとに横田がつくりあげた独自の世界観に引き込まれそうになる。
Jurgen Bergbauer: Le Chiffonnier | ユルゲン・ベルクバウアー写真集
ドイツ出身のアーティスト、ユルゲン・ベルクバウアーの写真集。11年間にわたり、ヨーロッパ11カ国の蚤の市でイメージラグやオブジェ、名画の複製などを撮影した作品をまとめたもの。過去に使われていた品々が発する魅力を記録している。 英語表記。
Klaas Gubbels: The Difference of the Same | クラース・グッベルス
コーヒーポットをこよなく愛し、その作品で知られるオランダの彫刻家・画家のクラース・グッベルス初のモノグラフ。主なテーマを日用品としており、紙作品や絵画、彫刻、オブジェなど、さまざまな表現方法からグッベルスの視点が垣間見える。建築家のディルク・ヤン・ポステル、ジャズミュージシャンのベンジャミン・ハーマンらの考察を収録。 英語表記。
Peter Fischli & David: Weiss: Polyurethane Sculptures | ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス
スイス出身のアーティストデュオ、ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスによる作品集。1982年から2012年にワイスが亡くなるまでの間に制作されたポリウレタンによるオブジェのシリーズ作品を掲載。手彫り、ペイントによって形作られた電動工具、汚れたペンキブラシやバケツなど、日常における身近なアイテムを140点を掲載。 英語表記。
Franck Muller | 上田義彦
スイスの高級時計ブランド、フランクミュラーのコレクションを写真家の上田義彦が撮影。文字盤の精密で美しいデザインをカラーで掲載。装丁は中島英樹によるもの。
坂本龍一 Timeless Passion
2014年東京のラグジュアリーホテル、パークハイアット東京が開業20周年を迎えた記念に坂本龍一が書き下ろした楽曲「TIMELESS」をおさめたCDブック。ホテルを映し出した幻想的なモノクロの写真にテキストが添えられている。1000部限定。
Ida Nissen: Scrim | アイダ・ニッセン
ロンドンを拠点に活動するアーティスト、アイダ・ニッセンの作品集。コラージュ、韓国の文化を連想させる文様、大判カメラを用いた作品など、様々な色や形状による組み合わせの表現方法によって構築される。 英語表記。
Luigi Ghirri: The Idea of Building | ルイジ・ギッリ
イタリアの写真界を代表するアーティスト、ルイジ・ギッリの作品集。2020年にニューヨークにあるMatthew Marks Galleryで開催された展覧会に合わせて刊行されたもの。ほとんど実物大で印刷された大型の写真図版29点を収録。ギッリ独自の視点で切り取られた物質の本質に迫るような一冊。500部限定刊行。 英語表記。
独楽 熊谷守一の世界 | 藤森武
画家・熊谷守一を被写体にした写真集。土門拳に師事した写真家・藤森武が約3年のあいだ熊谷邸に出入りしながら、熊谷守一の私生活を撮影したもの。自邸の庭で虫を観察する様子や、家族との食事風景、そして普段は夜に描く油絵を昼間に手掛ける貴重なシーンも収録。写真には熊谷守一自身のことばが添えられ、さらに藤森武によるエッセイも多数掲載。装丁は亀倉雄策。
イサム・ノグチ庭園美術館 | 篠山紀信、佐藤卓、三宅一生
彫刻家イサム・ノグチの写真集。篠山紀信がイサム・ノグチ本人とその作品群を背景とした写真を撮り下し、そこから10年の時を経て再度篠山紀信、そしてデザイナーの佐藤卓の二人が美術館を訪問。美術館を撮り下ろし、2009年に三宅一生監修による開館10周年記念の写真集として刊行された一冊。
森羅万象を刻む デューラーから柄沢齊へ | 町田市立国際版画美術館
2016年に町田市立国際版画美術館で開催された展覧会の図録。エングレーヴィング(直刻銅版画)と木口木版画を紹介するもので、アルブレヒト・デューラーら西洋の先達たちと、柄澤齊(からさわひとし)ら日本の版画家たちによる作品およそ200点を収録。