Bernard Plossu: Les Paysages Intermediaires | ベルナール・プロス
フランスの写真家、ベルナール・プロスの作品集。北米、中米、ヨーロッパなど各地を旅して撮影された作品を収録。1988年にポンピドゥーセンターで行われた展覧会にあわせて出版されたもの。 フランス語表記。
Rijksmuseum | Wijnanda Deroo
2013年にアムステルダム国立美術館再オープンを記念して刊行された写真集。写真家のワイナンダ・デローが、アムステルダム国立美術館の2004年の改修工事から、その変貌を記録したもの。所蔵作品と工事中の部屋、壁や床が抜かれたフロアなど、着々と進行する美術館の姿を映す。 オランダ語表記。
Piero Manzoni: Achrome | ピエロ・マンゾーニ
イタリア出身の画家、彫刻家のピエロ・マンゾーニによる作品集。プリーツ加工されたキャンバス、フェイクファー、ポリスチロール、綿、グラスファイバーなど様々な素材を用いた「アクローム」シリーズをまとめたもの。作品図版と併せて解説を収録。 フランス語表記。
Brian Eno: Ambient Kyoto ブライアン・イーノ・アンビエント・キョウト
2022年に京都中央信用金庫旧厚生センターで開催された展覧会の図録。アンビエント・ミュージックの創始者であり、ヴィジュアル・アートに大きな影響を与えたアーティスト、ブライアン・イーノによる音と光のインスタレーション作品を、豊富な図版資料と解説とともに収録。 日本語、英語表記。
Paul Kranzler, Andrew Phelps: The Drake Equation | Fountain Books Berlin
アメリカのウェストバージニア州グリーンバンクに位置する、携帯電話もなく、テレビやラジオも放送されていない地域、“quiet zone(静寂地帯)” を撮影したもの。1950年代に世界最大の電波望遠鏡で宇宙を探索する場所として作られ、近年では電磁波から逃れるために移住してきた人々も暮らす。街の風景、人々、研究施設を映し出す。 英語表記。
Brett Weston: A Personal Selection | ブレット・ウェストン
20世紀を代表するアメリカの写真家、ブレット・ウェストンの作品集。抽象絵画のような砂漠、荒涼とした土地、花や植物、ビルの反射、女性のヌードなど、ウェストン自身によって選ばれたモノクロ作品100点を収録。 英語表記。
Robert Frank: The Lines of My Hand 改訂版 | ロバート・フランク
アメリカの写真家、ロバート・フランクの写真集。シュタイデル社にる改訂版。1940年代の初期写真から1950年代に撮影されたペルー、パリ、バレンシア、ロンドン、ウェールズへの旅行写真、代表作『The Americans』を制作した際のコンタクトシートまで、1972年までの作品を年代順に紹介。 英語表記。
Howard Bond: White Motif | ハワード・ボンド
アメリカ出身のアーティスト、ハワード・ボンドによる写真集。エーゲ海にある島、キクラデス諸島の白壁の建物とそこに暮らす人々を撮影。丸みを帯びた屋根、くり抜かれた窓など、直線と曲線、光と影によって、まるで抽象絵画のように写し出される。
Robert Mapplethorpe: Certain People | ロバート・メイプルソープ
アメリカの写真家、ロバート・メイプルソープのポートレイト作品集。パティ・スミスやイギー・ポップ、アンディ・ウォーホルなど名だたる人物たちが被写体となったモノクロームの写真を大型図版で多数収録。序文はスーザン・ソンタグによるもの。 英語表記。
Charline Tyberghein: Test Department | シャルライン・ティベルゲイン
ベルギーのアーティスト、シャルライン・ティベルゲインの作品集。アントワープ王立アカデミーを卒業して以来、木製のパネルに独自に行った習作を集めた一冊。だまし絵の技法を駆使したオプアート作品が、まるで絵画サンプルの図書館のように並ぶ。 英語表記。
Peter Sutherland: Colorado | ピーター・サザーランド
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ピーター・サザーランドの作品集。2021年に開催された展示を機に刊行されたもの。新型コロナのパンデミックを機にコロラド州に戻り撮影した作品群を中心に収録。川や山、動物たち、自然と人々の暮らしが交わるその場所の姿を写し出す。 英語表記。
Sebastiao Salgado: Workers | セバスチャン・サルガド
報道、ドキュメンタリー写真の分野を代表する写真家、セバスチャン・サルガドによる作品集。農夫、漁師、工場、鉱夫など、世界中のあらゆる労働者たちを撮影する。別冊子に解説を収録。 英語表記。
遊 稲垣足穂・野尻抱影追悼号 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1977年臨時増刊号は、稲垣足穂・野尻抱影の追悼号。生前の写真や原稿を紹介するほか、両氏を偲んで赤瀬川原平、堀内邦彦、荒俣宏らが寄稿。「われらはいま、宇宙の散歩に出かけたところだ」とのコピーを具現化したコズミックな本文の装丁は羽良多平吉。
Aline Diepois, Thomas Gizolme: Dust Book | Steidl
写真家・アートディレクターのAline DiepoisとThomas Gizolmeによる写真集。パリで共同生活を送る2人が、トゥーソン、マーファ、ウィルコックスを越え、砂漠の街を旅する様子を記録。ノスタルジーを感じさせる写真の数々と、コラージュを交えたテキストによって、まるで映画のようなストーリー性が漂う。
Innocence | 石内都
写真家・石内都の作品集。身体に傷を持った女性から放たれる熱量や美しさを写し出しながら、人が生きていることの根源的な存在をもう一度見つめ直す。著者自身によるエッセイ「キズアトの女神たち」も併せて掲載。アートディレクションは中島英樹。
Shadow 壜のなかの青い晩夏 | 浅井慎平
写真家・浅井慎平の作品集。1980年代のニューヨーク、パリ、ロンドン、サンフランシスコなど都市や自然の風景を写した叙情的な1冊。
カーテンを開けて | 倉谷卓
塩竈フォトフェスティバル2011年写真賞大賞を機に刊行されたもの。写真家、倉谷卓の作品集。足に障害を持っていた父の死後、部屋の片隅、母の中、自身の中に父を探しに毎月のように帰省する。「知る」ことによる生まれる新たな命、記憶の再生とともにひっそりとあともう少し父を生かし、その父と向き合う。
Bianca Brunner: Gap in the Real | ビアンカ・ブルンナー
2010年にスイスのクール・ビュンドナー美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ロンドンを拠点に活動するスイス出身の写真家、ビアンカ・ブルンナー初の作品集。人工的な照明やフラッシュを使用せずに撮影された、木箱やダンボールの立体作品など未発表の作品を中心に紹介。 英語表記。
Red Water | 野村恵子
写真家、野村恵子の作品集。「水」をゆるやかなテーマとして、海へと続く道、岩に打ち付けられ飛沫を上げる波、古びた街並み、女性たちなどを撮影。生が生み出すあらゆる光を捉える。エレン・フライスによるテキストを収録。
The World of Box 箱の世界展 | 水戸芸術館
1991年水戸芸術館で開催された展覧会の図録。マルセル・デュシャン、ジョゼフ・コーネル、ヨーゼフ・ボイス、荒川修作、菅木志雄、草間彌生らによって制作された箱のテーマにした作品を90点収録。装丁は浅葉克己。
Snow | 草彅裕
写真家、草彅裕の作品集。豪雪地帯である秋田県・大曲(現在は合併して大仙市と改称)のランドスケープをモノクロで収録。しんしんと降り続く雪に埋もれてしまった街が、次第に自然と一体になっていく。装丁は中島英樹。
草間彌生 2004-2005 | 東京国立近代美術館 ほか
2004年に開催された草間彌生巡回展のカタログ。絵画、彫刻、インスタレーション作品など、草間彌生が1980年代以降に手がけた作品を中心に、約150点をカラー・モノクロ含む図版、解説にて収録。幼少期、初期の代表作などの作品を交え、草間彌生の芸術を辿る。
混沌 | 蔡國強
1994年に世田谷美術館で開催された展示のカタログ。中国出身の現代美術家、蔡國強が現代に生きるものたちと古代中国を結びつける。屏風に描かれたドローイング、万里の長城でのプロジェクトなど、作品図版、解説を収録。
Daiwa Press Viewing Room vol.08 高松次郎 | 大和プレス
大和プレスのコレクションシリーズの第8弾。現代美術家、高松次郎の未発表ドローイング作品を紹介。ドローイング、インク、しみ、点、などあらゆる作品の拡大された一部分に焦点を当てる。
エクスパンデッド・シネマ再考 | 東京都写真美術館
2017年に東京都写真美術館で開催された展示のカタログ。従来の映画館等とは異なる方法・形式で上映される「エクスパンデッド・シネマ(拡張映画)」。日本におけるエクスパンデッド・シネマの代表作、フィルムインスタレーション、ポスター・チラシ・冊子などの関連資料ほか、図版とともに解説を収録。
Mondrian De Stijl | Lenbachhaus Munchen ピエト・モンドリアン画集
ワシリー・カンディンスキー、カジミール・マレーヴィチらと並び、抽象絵画を描いた最初期の画家としてしられるピエト・モンドリアン。初期のペインティングから、新造形主義への流れ、そしてデ・ステイルでの仕事など様々な作品を掲載しながら、芸術家としての仕事を包括的に紹介。ドイツ語・英語表記。
Joan Miro 1893-1993 | ジョアン・ミロ
20世紀のスペインを代表する画家、ジョアン・ミロの生誕100周年を記念して刊行されたもの。1900年代から1980年代の約80年間に制作された作品を紹介。 ドローイング、絵画などキャリアの中で重要な作品を収録。キュビスムからの影響が色濃い時代からシュルレアリスム、太陽や星を示す記号を描いたシリーズなど、ミロの芸術の変遷を辿る。 イタリア語表記。
エリオット・アーウィット写真集 ふたりのあいだ | マグナム・フォト東京支社
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど世界各国で「カップル」をテーマに撮影。ダンスホール、公園、ビーチ、ヌーディスト、様々なシチュエーションの瞬間が捉えられている。
ABC アートとブックのコラボレーション展 | 北九州市立美術館、うらわ美術館
2011年に開催された同名展図録。国内外の近現代美術を幅広く揃える北九州市立美術館と、"本をめぐるアート"を収集の柱とするうらわ美術館が、アート(Art)とブック(Book)をめぐるコラボレーション(Collaboration)を展開。ピカソやルオー、マティスから、恩地孝四郎、加納光於など、一見脈絡のないふたつのコレクションが共通のキーワードによって交わり高め合う。A冊子には北九州市立美術館のコレクションが、B冊子にはうらわ美術館のコレクションがそれぞれ収録されている。
エルスケン ニッポンだった 1959-1960 | リブロポート
オランダ出身の写真家、映画監督のエド・ヴァン・デル・エルスケンによる写真集。1959年から1960年にかけて初来日した際に大阪、京都、下津井、東京などの日本を撮影。ストリップ小屋、路上の下駄の修理屋、立ち並ぶ平屋の商店、新宿のラッシュアワー、戦後の移りゆく日本の姿を写し出す。 日本語、英語表記。
ピカソと写真展 | Bunkamura
1998年にBunkamuraで開催された、パブロ・ピカソの写真に焦点を当てて開催された展覧会の図録。絵画を制作するために参考にした写真やセルフポートレイトのほか、ドラ・マール、ジョン・ミリ、アンドレ・ヴィレールらが撮影したピカソ自身の写真も掲載。
Okamoto Taro: A Retrospective 展覧会 岡本太郎 | 東京都美術館 ほか
2022年大阪、東京、愛知と開催した大回顧展「展覧会 岡本太郎」の展示会図録。代表作品から晩年の作品までその生涯を辿る。全作品カラーで掲載、パリ時代や、大衆の中における芸術など各章に分けて解説。
武井武雄 版画小品集 | 武井武雄
グラフィックデザイナー、童話作家・童画家として知られる武井武雄の版画作品集。原寸収録された45点の版画作品をフルカラーで収録。
生誕120年・没後100年 関根正二展 | 著者名
2019年から2020年にかけて開催された巡回展のカタログ。大正期を象徴する画家、関根正二による作品、書簡や貴重な資料を紹介。油彩、水彩、ドローイング、雑誌、私製葉書など、カラー・モノクロ含む豊富な図版、解説を収録。
GENKYO 横尾忠則 I A Visual Story 原郷から幻境へ、そして現況は? | 国書刊行会
2021年に開催された巡回展の際に刊行されたもの。日本を代表する現代美術家、横尾忠則の80年に及ぶ芸術の軌跡をまとめた一冊。劇団状況劇場、「Y字路」シリーズ、著名人の肖像画ほか、時代ごとの作品とエピソードとともに変遷を辿る。カラーによる図版、解説、インタビューを収録。
アンディ・ウォーホル展 永遠の15分 | 森美術館
2014年に森美術館で開催された展示の図録。ポップ・アートの旗手、アンディ・ウォーホルの回顧展であり、700点におよぶ初期から晩年までのウォーホルの作品と資料を包括的に紹介。
戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想 | 練馬区立美術館
2018年に練馬区立美術館で開催された展覧会の図録。1950年代から日本のアートシーンの第一線で活躍し続けた画家、池田龍雄の初期から現代に至るまで、およそ200点の作品から資料図版、インタビューを収録。
Otl Aicher: 328 Plakate fur die Ulmer Volkshochschule | オトル・アイヒャー
20世紀ドイツを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであり、ウルム造形大学の創設者、オトル・アイヒャーの作品集。1940年代から1960年代までのポスターを337点カラーで掲載。 ドイツ語表記。
新版 タイポグラフィ・トゥデイ
15ヶ国に及ぶ88人のデザイナーのタイポグラフィを集成。ヤン・チヒョルト、エル・リシツキーからハーブ・ルバリン、杉浦康平、ウォルフガング・ワインガルト、ウィム・クロウェルらまでを網羅する。デザインはヘルムート・シュミットによるもの。2003年に新版として増補・改訂、発行されたもの。
フィリップ・ワイズベッカー作品集 | PIE International
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーの作品集。ドローイングを中心に、ワイズベッカーが1997年以降に手がけた作品700点をカラーで掲載。パリのアトリエの取材や貴重なコレクション、インタビューのテキストもあわせて収録。アートディレクションは葛西薫。
粟津潔 荒野のグラフィズム | フィルムアート社
2007年に金沢21世紀美術館で開催された「粟津潔 荒野のグラフィズム」の図録。戦後日本のグラフィックデザイン界を駆け抜けるように牽引してきた粟津潔の多彩な作品を紹介するとともに、杉浦康平、福田繁雄、高橋悠治といった著名人が寄せたテキストも併せて収録。装丁は祖父江慎。
4550ゴシックEB エクストラボールド ディスプレイタイプ | 美術出版社
駅の案内表示や公共サインなどで多く利用されてきたゴシック体「4550ゴシックEB(エクストラボールド)」の書体集。4550は縦と横の比率が45:50であることに由来する。各文字にトリムマークが記載されており、版下製作に活用できる一冊。