Cave | 角田純
アーティスト、角田純による初の作品集。過去20年の間に描かれた、淡い色彩の抽象画や作品の展示風景などを多数掲載。光の角度で見え方が変化するような、あたたかく繊細な世界がつまった一冊。
Frida Kahlo: Brush of Anguish | フリーダ・カーロ
民族芸術の先駆者であり、メキシコの現代絵画を代表する画家、フリーダ・カーロの作品集。ポートレートを中心とした絵画作品とともに幼少期から晩年までのエピソード、資料写真を紹介。カラー・モノクロ含む作品75点の図版、解説を収録。苦悩や痛み、その心の内面を鮮やかな色彩と力強いタッチで表現する。 英語表記。
ロシアの夢 1917-1937 | 埼玉県立近代美術館 ほか
2009年から2010年にかけて埼玉県立近代美術館などを巡回した展示の図録。1917年のロシア革命以後、20年間のロシア・アヴァンギャルドが見た夢と激動の時代を紹介。芸術家たちが手がけたポスターや雑誌、テキスタイル、陶器、建築などの図版、解説を収録。
福田繁雄展 | 大丸ミュージアム
「日本のエッシャー」とも呼ばれるグラフィック・デザイナー/福田繁雄の様々なトリックアート作品を展示した「福田繁雄展」の図録。動きそのものをフィギュア化したシリーズや、鏡の中でのみ正常に映る「デコブル」「ボコブル」等々、ユニークな作品を数多く収録。手塚治虫が寄せたエッセイ「福田イズムは唯一無二」なども併せて掲載。
Siegfried Odermatt & Rosmarie Tissi: Graphic Design | ジークフリート・オデルマッツ、ロスマリー・ティッシ
スイスのグラフィックデザイナー、ジークフリート・オデルマッツとロスマリー・ティッシの作品集。1950年前後から1990年代に手がけた、ブックデザインやポスター、切手、パッケージデザインなどを紹介。カラーによる図版とともに、ゴットフリード・ホネガー、ポール・ランド、新島実らによる寄稿を収録。 ドイツ語、英語、一部日本語表記。
Fotoplakate: Von den Anfangen bis zur Gegenwart
20世紀を代表するポスターデザインを集成した資料集。監修はヨゼフ・ミューラー=ブロックマン。ヘルベルト・バイヤー、田中一光、ヤン・チヒョルト、マックス・ビル、オトル・アイヒャーら、様々な作品をカラーとモノクロで掲載。
Adrian Frutiger: Eine Typografie | アドリアン・フルティガー
スイス出身の書体デザイナー、アドリアン・フルティガーのタイポグラフィに関する指南書。アルファベットの成り立ち、デザイン、書体設計ほか、豊富な図版とともに解説を収録。 ドイツ語表記。
ルウ・ドーフスマン デザインワーク | ディック・ヘス、マリオン・マラー
米国最大のテレビ・ラジオ放送局CBS社のもとで副社長、そしてクリエイティブディレクターを務めたルウ・ドーフスマン。過去40年間におけるドーフスマンとCBSの番組新聞広告、宣伝ポスター、CM映像、番組セット、グッズなど膨大な作品を日本語の解説と共に収録。
Schrofer Sketches | ジュリアン・シュロファー
オランダのグラフィックデザイナー、ジュリアン・シュロファーの作品集。1950年から1990年の間に描かれたスケッチやドローイングを編纂。鉛筆、水彩、フェルトペンなどで描かれたスケッチからデザイン制作や印刷のプロセスをつぶさに見ることができる。 英語、オランダ語表記。
Alan Fletcher: Beware Wet Paint | アラン・フレッチャー
デザイナー集団ペンタグラムの創設者のひとりであり、「英国グラフィックデザインの父」とも称されるグラフィックデザイナー、アラン・フレッチャーの作品集。作品の制作、解決や方法のうらに潜む思考の軌跡に重点を置き解説。メジャーなクライアントのために制作されたものや、プライベートな作品を含む250の作例を収録。
イメージの翼2 | 細谷巖
アートディレクター、グラフィックデザイナー、ADC会長、ライトパブリシテイ社長として最前線の活躍を続ける細谷巖の作品集第2弾。キューピーマヨネーズ、キャノン、サントリーなど誰も目にしたであろう代表的な仕事を紹介。細谷氏の仕事について語る、ポール・ランドのインタビューも掲載。
Terry Jones: Catching the Moment | テリー・ジョーンズ
ロンドン発のファッション誌『i-D Magazine』の創始者テリー・ジョーンズが、90年代後半までにアートディレクションを手がけた代表作品を紹介。パンク、ニュー・ウェーヴ・テイスト溢れるエディトリアルデザインの数々を多数掲載したユニークな作品集。 英語表記。
M to M of M/M(Paris) Vol. 1
パリを拠点に活動するデザインユニットM/M (Paris)の作品集第1巻。印象的な個性を放つオリジナルのタイポグラフィをはじめとする、ドローイング、写真などの20年間にわたる作品を紹介。Vogue、A.P.C、Yohji Yamamoto、Balenciagaやビョーク、マドンナらアーティストとのコラボレーションなど、大判の写真とテキストで収録。 英語表記。
ABZ : More Alphabets and Other Signs | Julian Rothenstein ジュリアン・ローゼンスタイン
英国の出版社・レッドストーンプレスの設立者、ジュリアン・ローゼンスタインによる遊び心溢れるタイポグラフィーとシンボルマークのスクラップブック。モダニズムからロシア・アヴァンギャルド、果ては日本のいろは文字まで登場する不思議な1冊。
Oh So Pretty: Punk in Print 1976-1980 | Toby Mott
イギリスのアーティストでありパンク史家でも知られる、トビー・モットが収集したUKパンク・サブカルチャーにまつわるエフェメラコレクション集。1976年から80年に焦点を当て、ZINEやポスター、フライヤー、バッジなど視覚的にもインパクトのある作品約500点を紹介。 英語表記。
アール・デコのパッケージ | 木村勝
パッケージデザイナーの木村勝が、19世紀初頭に流行したアール・デコの斬新かつ華やかでキッチュなパッケージの数々を紹介。装丁は仲條正義。
アイデア No.310 日本のタイポグラフィ 1995−2005 | 誠文堂新光社
アイデアNo.310/2005年5月号。日本のタイポグラフィ特集。1995年から2005年の10年間における書籍、雑誌、ポスターなどのタイポグラフィデザインをカラーで多数掲載。葛西薫、杉浦康平、羽良多平吉、原研哉ら日本を代表するデザイナーの作品が1冊に集約されている。
The Art of Illumination: The Limbourg Brothers and the Belles Heures of Jean de France, Duc de Berry
中世ヨーロッパにおいて最も美しいとされる装飾写本「時祷書」の資料集。ベリー公ジャン・ド・フランスがミニアチュール画家・ランブール兄弟に描かせたもの。キリストの生涯と宣教の場面、聖母マリアの祈りなど、写本の原画と同じ大きさで掲載。 英語表記。
The Book of Kells | Bernard Meehan
中世初期ヨーロッパで書かれ、現存する貴重な写本のひとつ「ケルズの書」の研究書。全ページに渡って描かれた伝道者とそのシンボル、特徴的なレタリング、動物、人物を組み合わせた装飾など、独創的で複雑なイメージをほぼ原寸大で掲載。
大貫卓也全仕事 | 広告批評の別冊7
グラフィックデザイナー・大貫卓也の1992年までの全仕事を収録した作品集。としまえん、日進食品カップヌードル、広告批評などの広告デザインを、自身のレビューをまじえながらカラーとモノクロで多数収録。そのほか没アイデア集や、「大貫敷広告の作り方」といったエッセイに加え、天野祐吉、サイトウマコトの寄稿もあわせて収録。
歴史の文字 記載・活字・活版 | 西野嘉章
活字や活版、そしてデジタルなどあらゆる文字についての歴史について、日本の美術史学者である西野嘉章が編集。「第1部:記載の世界」「第2部:活字の世界」「第3部:活版の世界」「第4部:デジタルの世界」とし、これまで文字という存在が刻んできた歴史と発展について考察する。
Photo Technic 別冊 操上和美 人と作品 | 玄光社
別冊「Photo Technic」、操上和美特集号。コム・デ・ギャルソンや伊勢丹、流行通信のための広告写真や、著名人らのポートレイトをはじめとする作品を掲載。さらに操上和美自身のインタビューや、浅井慎平、湯村輝彦といった周辺の人々によるテキストなどもあわせて収録。
The Graphic Language of Neville Brody 2 | ネヴィル・ブロディ
英国『THE FACE』『Arena』誌のアートディレクターとして80年代から90年代に活躍したネヴィル・ブロディによる、グラフィカルなタイポグラフィを纏めたベストセラー作品集、第2巻。 英語表記。
The End of Print: The Grafik Design of David Carson | デヴィッド・カーソン
『レイガン』『ビーチ・カルチャー』誌などのデザインで知られるアメリカのグラフィックデザイナー、デヴィッド・カーソンの初作品集。グラフィックデザインの書籍としては異例の売上を記録した1冊。 英語表記。
David Carson: 2nd Sight | デヴィッド・カーソン
1990年代に『レイ・ガン』『ビーチ・カルチャー』誌などで大胆な独自のスタイルを披露し、世界中のデザイナーに衝撃を与え、現在のWebデザインにもその影響を色濃く残すデヴィッド・カーソンの作品集。実験的なタイポグラフィーとグラフィックデザインを多数掲載。 英語表記。
G1: Subj.; Contemp.Design, Graphic | ネヴィル・ブロディ
1990年代において世界で特に影響力のあったデザイナーの独創的な作品を集めたデザイン資料集。パッケージデザイン、ポスター、レコードジャケット、ブックデザイン、タイポグラフィなど、多様な分野のデザインを、敢えてデザイナー名は伏せて紹介している。作品図版460点、解説を収録。 英語表記。
ブックデザインの源流を探して チェコにみる装丁デザイン | トッパンアイデアセンター、印刷博物館
2003年に開催された「ブックデザインの源流を探して チェコにみる装丁デザイン」展の図録。チェコの画家で、装丁デザインの立役者でもあるヨゼフ・チャペックの作品を収録するほか、ヨゼフの影響を受けながら自らの表現を開拓したチェコ・アヴァンギャルドの芸術家らの作品を多数収録。
【新刊書籍】 色と形のずっと手前で | 長嶋りかこ
グラフィックデザイナーの長嶋りかこによるエッセイ集。妊娠、出産、育児を経て感じた仕事と育児の両立の壁。育児の時間と仕事の時間、立ちはだかる資本主義社会、暮らしの中でみえてくる様々な現代社会の問題を巡る混沌、その中で自身と社会と向き合い続けた6年間の記録。
シーモア・クワスト&ミルトン・グレーサー | グラフィック社
「宇宙をデザインする男」ミルトン・グレイサー、そして「万華鏡の目をもつ男」シーモア・クワスト両名のグラフィック・イラストレーションを編纂した作品集。300点余りの作品をカラーとモノクロで収録。田中一光、灘本唯人、大林宣彦、松永真など多数のデザイナー・クリエイターが寄せた短文も併せて掲載。
Clear in the Fog 中島英樹作品集 | ロッキング・オン
グラフィックデザイナー、中島英樹の作品集。2006年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された展示作品に、未公開の作品を追加したもの。限定3000部発行。
クリエイション 1号 | 田中一光、ブルーノ・ブルーニ、ポール・ランド 他
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第一号。田中一光、ブルーノ・ブルーニ、ポール・ランド、スタシス・エイドリゲヴィチウス、早川良雄、サイトウ・マコトらのグラフィックデザインを紹介。
クリエイション 2号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第二号。横尾忠則、元永定正、レイモン・サヴィニャック、オルガー・マチス、ロイ・カラッザーズ、仲條正義らのグラフィックデザインを収録。
クリエイション 3号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第3号。杉浦康平、野又穫、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン、ソフィー・グランヴァル=ジャスティス、ロマン・シェスレヴィッチ、チャールズ・アンダーソン、戸田正寿、瀧口修造らのグラフィックデザインを紹介。執筆陣は田中一光、永井一正、亀倉雄策ほか。
クリエイション 4号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第4号。ジャン=ミッシェル・フォロン、船越桂、オトル・アイヒャー、上野紀子、ミェチスワフ・グロフスキー、フレッド・オトネスらの作品を紹介。執筆陣は勝井三雄、東野芳明、亀倉雄策ほか。
クリエイション 5号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第5号。永井一正、カール・コラプ、オーダーマット&ティッシ、アレン・ル・フォール、アイヴァン・チャマイエフらのグラフィックデザインを紹介。 執筆陣は米倉守、田中一光ら。
クリエイション 8号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第8号。福田繁雄、山本容子、ミッシェル・アンリコ、グラピュス、イタロ・ルピ、ヴァルデマル・シュヴィエジらの作品を紹介。執筆陣は米倉守、亀倉雄策ほか。
クリエイション 13号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第13号。ヤン・サフカ、ブルーノ・モングッツィ、マッシモ・スコラーリ、アーヴィング・ペン&三宅一生、土橋とし子、たむらしげる、リラ・ロジャース、佐藤晃一らの作品を紹介。執筆陣は三宅理一、椎名誠、ポール・デイビス、早川良雄ほか。
Sarah Moon: Improbable Memories | サラ・ムーン
ロンドンやパリでのモデル業のかたわら写真を撮り始め、1970年より写真家へとキャリアを転向したフランス出身の写真家、サラ・ムーンの作品集。日本語版。優美な女性たちや静物写真など、絵画のように美しく詩情豊かな作品が収められている。94点の図版と併せて解説を収録。
Mark Borthwick: Social Documentaries Amid This Pist | マーク・ボスウィック
『Purple』や『i-D Magazine』などの仕事で知られるロンドン出身の写真家、マーク・ボスウィックの作品集。私家版として発行された「Mark Borthwick Xerox:Amid this Pist」に編集を加え、限定発行されたもの。『Purple』で掲載された図版やテキストにより構成。限定250部。
出雲 | 植田正治、上田正昭
出雲神話ゆかりの地を紹介する豪華写真集。20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家、植田正治の「八雲立つ」「国づくりの山河」「意宇の郡」などのテーマで撮影した写真と歴史学者である上田正昭の文章で構成された一冊。装幀は原弘。別冊「出雲路案内 付・出雲全図」付属。
Walter Niedermayr: Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / SANNA | ウォルター・ニーダーマイヤー、妹島和世、西沢立衛
イタリア出身の写真家、ウォルター・ニーデルマイヤーと妹島和世と西沢立衛による建築家ユニットSANAAとのコラボレーションの長期プロジェクトを記録したもの。金沢21世紀美術館、デイケアセンター、鬼石町多目的ホールなどの建築物を撮影。写真と建築の共存、空間の表現を淡い彩色によって映し出す。 英語表記。
Walter Niedermayr: Raumfolgen 1991-2001 Eikon Sonderdruck #7 | ウォルター・ニーダーマイヤー
2001年に開催された展覧会の際に刊行されたもの。イタリア出身の写真家、ウォルター・ニーダーマイヤーの作品集。イタリアとドイツの病院で撮影された手術室、待合室、病院の廊下、霊安室など、病院を巡るような様々な視点で写し出される。 ドイツ語、英語表記。