The Hand of the Architect | Francesca Serrazanetti ほか
「MOLESKINE(モレスキン)」とFAI(イタリア環境基金)とのコラボによって刊行された、建築家のアイデアブック。世界各国で活躍する110人の建築家たちによる378点のドローイング作品やスケッチを収録。無地のノートブック(A4、120頁)も付属。 イタリア語、英語表記。
現代の建築家 1981-1989 安藤忠雄 3 | 鹿島出版会
建築家、安藤忠雄の作品資料集。1981年から1989年に手がけた建築作品を紹介。中之島プロジェクト、水の教会、水の劇場、風の教会、六甲の集合住宅ほか、実現されなかったプロジェクトを含む作品図版とともに解説を収録。 日本語、英語表記。
現代の建築家 1987-1992 槇文彦 3 | 鹿島出版会
世界的に活躍し、建築界の巨匠のひとりである、槇文彦の作品資料集。1987年から1992年に手がけた建築作品を紹介。幕張メッセ、ヒルサイドテラス、フランス国立図書館の国際コンペティション案ほか、実現されなかったプロジェクトを含む作品図版とともに解説を収録。 日本語、英語表記。
ミナ ペルホネンのプリント | 文化出版社
ファッションデザイナーの皆川明が立ち上げたファッションブランド「ミナ ペルホネン」設立10周年を記念して発行されたシリーズ、第3巻。フロックプリント、染料プリント、箔プリント、顔料プリントなど101点の作品とともに解説を収録。鳥や花、丸や曲線、やさしく自然と調和したデザインが収められている。 日本語、英語表記。
没後100年記念 エミール・ガレ展 | イムラ・アート・ギャラリー
2003年にイムラ・アート・ギャラリーで開催された展示の図録。アール・ヌーヴォーを代表するフランスの工芸家、エミール・ガレの作品約80点以上のカラー・モノクロ含む図版、解説を収録。水差しや花器、鉢、ランプなどのガラス作品を中心に、目にする機会の少ない家具や陶器作品も紹介。
森と湖の国 フィンランド・デザイン | サントリー美術館
2012年にサントリー美術館で開催された展覧会「森と湖の国 フィンランド・デザイン」の図録。18世紀後半から現代に至るまでの、機能性と洗練された美しさを兼ね揃えたフィンランド・デザインを、主にガラス作品を中心に紹介。 日本語、英語表記。
Gentle Giants: A Book of Newfoundlands | Bruce Weber ブルース・ウェーバー写真集
米国の写真家、ブルース・ウェーバーの作品集。カナダ原産の大型犬ニューファンドランドと、彼らと生活を共にする人々を撮影したもの。かつては海難救助犬として活躍し、勇敢さと穏やかさをあわせ持つ大きな犬たちの精神をとらえた写真集。 英語表記。
パッセージ Passage | アーヴィング・ペン
アメリカを代表する写真家、アーヴィング・ペンの作品集。日本語版。ファッションフォトやポートレート、静物写真など、1930年代から1990年代までの代表的な作品を収録。
DAM | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄による作品集。1980年代から2000年代にかけて日本とアメリカ各地にあるダムを撮影。轟々と流れる水流、巨大なカーテンのような白糸、幾何学的なコンクリート構造物など、壮大なスケールで自然と人工物による融合された美しさが写し出されている。限定500部。
Brassai: The Eye of Paris | ブラッサイ
1999年にヒューストン美術館で開催された展示の際に刊行された、パリで活躍した写真家ブラッサイの作品集。最高傑作のひとつである夜のパリや踊り子や上流社会、ダリやマティス、ジャコメッティらのポートレート、ピカソの作品などあらゆるモチーフやテーマで撮影された作品が収められている。モノクロによる作品とともに解説を収録。 英語表記。
November Girl | サム・ハスキンス Sam Haskins 写真集
デザイナーとしての評価も高く、様々なファッション誌で活躍した写真家、サム・ハスキンスの写真集。女性のヌード、ポートレートをモノクロで写した代表的な作品集のひとつ。
Uzura 関口隆史写真集 | リブロポート
日本の写真家、関口隆史による写真集。10年をかけて撮影し続けたうずらの卵の写真をカラーやモノクロで収録。丁寧に整列され、様々な技法で撮影されたうずらの卵は、まるで宇宙のどこかに存在する惑星のように見えてくる。冒頭には唐十郎と矢川澄子がテクストを寄せている。
スペイン 偉大なる午後 | 奈良原一高 写真集
戦後の日本写真界を代表し海外からも高い評価をうける写真家、奈良原一高の作品集。闘牛士、踊り子、祭りの風景など、熱狂の渦巻くスペインの魂をとらえたもの。著者自身による作品解説「約束の旅」冊子もあわせて収録。
Soul Blue 此岸の日々 | 野村恵子
写真家、野村恵子の作品集。母の死を目の前に、愛するものの死と対峙したとき、その姿ではなく、消えゆくいま、その在ったはずの光を痕跡として記憶、記録する。雲間から差す光、桜と夜の街の光、女性たちのヌードなど、日本各地で撮影。解説は森山大道。
Alexey Brodovitch: Ballet | アレクセイ・ブロドヴィッチ
ハーパース・バザー誌のアートディレクターを務め、以後のファッション写真やエディトリアルデザインに多大な影響を残したアレクセイ・ブロドヴィッチによる写真集。1945年に出版された伝説的な傑作写真集『Ballet』の全ページを見開きで収録している。 英語表記。
Bego Anton: The Earth Is Only A Little Dust Under Our Feet
アイスランドで語られるエルフ、ユニコーン、トロールなどの神秘的な存在を、物語形式で探っていくスペイン人写真家ビーゴ・アントンの作品集。ビーゴがアイスランドを旅しながら、占い師や信仰者を尋ね、魔法の生き物たちとの体験、ポートレート、そして想像力や懐疑心のための意図的な白いページなど"現実と幻想"の世界がおとぎ話のような風景の写真とともに収められている。 英語表記。
Michelle Keim: Iron Beauties | ミシェル・ケーム
シカゴ出身の写真家、ミシェル・ケームの作品集。製鉄所や発電所などの工業建築を撮影したもの。夜間に撮影され、照明によって浮かび上がる重厚なフォルムは工業建築の内包する力強さを写し出している。 英語表記。
小村雪岱画集 | 国書刊行会
画家・版画家、小村雪岱の画集。1942年に高見澤木版社から刊行されたものの復刻版。繊細で情緒漂う日本の女性、厳かな観音像、色彩豊かな日本の四季の風景などの他、「たけくらべ」「西遊記」「忠臣蔵」などの挿画もカラーとモノクロで多数収録。解説は挿絵美術研究の第一人者、渡辺圭二。
ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏 | 兵庫県立美術館 他
2015年から2016年にかけて開催された展示会「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」の図録。20世紀イタリアを代表する画家、ジョルジョ・モランディが生涯繰り返し描き続けた静物画や風景画といったシリーズを多数紹介するとともに、様々な手法で手がけられたことにより生まれたヴァリエーションの本質に迫る。デザインは馬面俊之。
アルテ・ポーヴェラ 貧しい芸術 | 豊田市美術館
2005年に豊田市美術館で開催された「アルテ・ポーヴェラ/貧しい芸術」展の図録。イタリアで1960年代後半から70年代初頭にかけて展開された芸術運動である「アルテ・ポーヴェラ(貧しい芸術)」。その代表的な12人の作家たちによる作品をテキストとともに収録し、運動の全体像に迫る。
金山明 ドローイングブックA・B 2冊セット | 著者名
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである金山明のドローイングブック2冊セット。1951年から1954年にかけて制作された作品を収録。デッサン帳を複製し、金山明のポートレー […]
Richard Misrach: 11.21.11 5:40 PM | リチャード・ミズラック
米国の写真家、リチャード・ミズラックの作品集。ミズラックがファインダーに収めた、ビーチで夕日を撮影しているように見えたカップル。後に彼らが自撮りをしていることに気づき、同じ被写体を同時に撮影している不思議な事象の「写真と時間」の関係性を探る。双方の画像をリンクさせた16枚の写真で構成されている。 英語表記。
Donald Judd: Artworks 1970-1994 | ドナルド・ジャッド
2020年にニューヨークで開催されたミニマル・アートを代表するアーティストの一人、ドナルド・ジャッドの展示図録。本書に掲載された作品は、広大なインスタレーションから自己充足的な単一ユニットまで、ジャッドのプロセスとアプローチに対する貴重な新しい洞察を示している。s
Bill Jacobson: A Series of Human Decisions | ビル・ジェイコブソン
アメリカ出身の写真家、ビル・ジェイコブソンの作品集。一貫して時間の経過、喪失、記憶の風化をテーマとして撮影した作品を収録。静謐さと同時にエネルギーに満ちた写真が収められている。 英語表記。
Robert Weingarten: 6:30 am | ロバート・ワインガーテン
金融業界で活躍した後、キャリアを転向したニューヨーク出身の写真家、Robert Weingartenの作品集。1年以上の歳月をかけマリブの自宅からサンタモニカ湾の南に位置する、ロサンゼルス空港を眺める同じ視点から、同じ時刻の「6:30 AM」に撮影されたもの。水彩で描かれたような淡い色彩の空、海、かすかに見える対岸の景色は幻想的な世界に写し出される。 英語表記。
Traveling Tree | 茂木綾子
ドイツやスイスでの活動を経て、東京を拠点に活動する写真家、茂木綾子の作品集。1997年から2009年の12年間にわたるヨーロッパでの生活の中で撮影されたもの。新しい家族の誕生、霧に浮かぶ太陽、動物にミルクをあげる子供、サーカスワゴンでの生活など、日常のスナップ写真の中に「抽象的なことが象徴的に現われる瞬間」が写し出されている。 日本語、英語表記。
Jamie Hawkesworth: The British Isles | 著者名
イギリス人フォトグラファー、ジェイミー・ホークスワースの作品集。様々な世代、人種、職種の人々、風景、建物、イギリスの日常を構成する存在を写し出していると同時に、緊縮財政や国民投票、祝典、紛争によって区切られた、イギリスの波乱に満ちたもうひとつの時代をも浮き彫りにしている。本書はホークスワースの厳しくも穏やかな眼差しで見つめた、根本的に民主化された「イギリスのポートレート」となっている。 英語表記。
Hand Smoothed by Coin | FOS
デンマークのアーティスト、FOSの作品集。2018年から2019年に開催された3つのイベントから構成され、FOS、デザインユニットのOK-RM、写真家のエスター・シーカーによる3組のコラボレーションを収録。写真、コラージュ作品、立体作品など、様々なものを組み合わせた作品により、デザインとアートとの間を行き来する。 日本語、英語表記。
Birds of Silence | 永禮賢
2005年第8回新風舎・平間至写真賞大賞受賞を機に刊行された、写真家、永禮賢の作品集。花とタバコ、空いたグラスに入り込んだクモ、破れた網戸、間々に挟み込まれた微かな波形など、永禮賢が捉えた静かな世界を紡いでいる。
Hyungsik Kim: Studio Practice | キム・ヒョンシク
韓国のフォトグラファー、キム・ヒョンシクの作品集。2013年、2014年に撮影された作品シリーズ「Studio Practice」をまとめたもので、大型の図版を見開き右ページに1点ずつ掲載した、白を基調としたシンプルな構成の一冊。 韓国語、英語表記。
Matthias Hoch: Fotografien/Photographs | マティアス・ホッホ
ドイツの写真家でヴィジュアルアーティストのマティアス・ホッホによる写真集。急速な変化を遂げるドイツの都市景観やヨーロッパの近代都市開発を、無機質な落ち着いた色調で切り取っている。 英語、ドイツ語表記。
Baumkuchen | 羽田誠
CDジャケット、雑誌、広告などジ幅広く活動する写真家、羽田誠の作品集。日常の中で出会った、初めて触れるものがもたらす親しみと、見慣れたものに感じる断絶という相反するイメージの数々を収録している。
【新刊書籍】 地景を刻む | 国松希根太
北海道・飛生アートコミュニティーを拠点に活動する彫刻家、国松希根太による作品集。自身のアトリエでもある飛生アートコミュニティー全域を使った展覧会を記録したもの。「自分が見ている地景、そして作品が生み出される現場で作品をみせたい」という思いで開催した展覧会の展示風景や、これまでに影響を受けてきた風景とともに作品、自身による散文が収められている。
【新刊書籍】 Encounters | ロハン・ハッチンソン
オーストラリアを拠点に活動する写真家、ロハン・ハッチンソンによる作品集。2019年から2020年にオーストラリアのアルプス地域で起きた森林火災により、荒廃した土地をに焦点当て撮影。雪山や凍った草木、黒くなった山肌、失われた自然。気候変動と戦う山のありのままの姿を写し出す。サイン入りの8✕10インチのファインアートプリント付属。 英語表記。
町口覚 一〇〇〇 | 一〇〇〇BUNKO
数々の写真集やアートブックのデザインを手がけてきた、デザイナーで造本家の町口覚による写真集。分厚い文庫シリーズ「一〇〇〇本」第1弾となる本書は、著者自身が厳選した戦後からの写真集38冊からの複写を1024頁に刷り込んだもの。濱谷浩の「雪国」やWilliam Egglestonの「WILLIAM EGGLESTON'S GUIDE」、ロバート・フランクによる「THE AMERICANS」など、巨匠による写真集が新たな形となって一同に介している。
prism | 大和田良
日本の写真家、大和田良の作品集。風景写真を万華鏡のように昇華したシリーズ作品「World of ROUND」のほか、何げない日常スナップや自然を柔らかな光で捉えられた写真など、多数の作品を収録。装丁は中島英樹。
記憶 | 新津保建秀
写真家、新津保建秀の作品集。春夏秋冬のテーマをもとに、学生服姿の少女とともに季節の移ろいの物語を撮影。花の蕾、夏の縁側、イチョウ並木、少女の透明感と危うさ、四季の風景を織り交ぜながら少女たちのその一瞬を捉える。モデルとして戸田恵梨香、香椎由宇、hanae*、宮崎あおいが参加。
Damien Hirst: I Want to Spend the Rest of My Life Everywhere, with Everyone, One to One, Always, Forever, Now. | ダミアン・ハースト
英国の現代美術家、ダミアン・ハーストの作品集。ハーストの代表的なキャリアと作品、アイデアを俯瞰し体感する一冊。飛び出すページ、作品を紙面で再現しようと試みる仕掛けなど様々な趣向が凝らされた、ジョナサン・バーンブルックによるブックデザインも魅力。
ヨコオ・ワールド・ツアー | 横尾忠則
2017年に横尾忠則現代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。1964年にヨーロッパに初めて訪れて以降、世界各国を訪れ様々な文化や芸術からイマジネーションを膨らませ、作品へと落とし込み世界へと広がった横尾忠則の作品を紹介。インドやエジプト、ニューヨークなど、旅先での写真や日記を作品と併せて収録。
谷内六郎の軌跡 その人と仕事 没後25年 | そごう美術館、阪神百貨店 他
2006年から2007年にかけて各地を巡回した「谷内六郎の軌跡 その人と仕事 没後25年」展の図録。週刊新潮などの装画で知られる画家、谷内六郎の生活に寄り添ったペインティング作品を多数収録。
Silke Otto-Knapp: In the Waiting Room | シルケ・オットー・ナップ
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、シルケ・オットー・ナップの作品集。2020年にシカゴ大学ルネッサンス・ソサエティで開催された展示に際して出版されたもの。黒い水彩絵の具を何層にも重ね、多次元的な舞台装置を思わせる力強い空気感を生み出している。 英語表記。
パウル・クレー展 旅のシンフォニー | 中日新聞社
2002年に開催された「旅のシンフォニー パウル・クレー展」の図録。バウハウスでも教鞭をとったパウル・クレーの作品から「旅」というテーマに注目。ペインティングのほか、絵葉書や旅に携えた資料なども収録し、旅が氏に与えた影響と、作品の中で旅がどのように生まれ変わっていったのかを探る。