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ピノッキオの冒険 | ジャンルイジ・トッカフォンド
2026年2月4日
イタリアの画家・映像作家ジャンルイジ・トッカフォンドが、『ピノッキオの冒険』を独自の解釈で再構築した作品集。原作の物語を自由に変奏し、奔放な筆致とダイナミックな構図によって、ピノッキオの世界を鮮烈に再生している。流動する線と色が生む独特のリズムが、アニメーション作家としての感性をも映し出す。邦訳テキストとともに構成され、装丁は葛西薫が手がけている。
Hockney’s Alphabet
2026年2月4日
画家デイヴィッド・ホックニーがアルファベットを描き、詩人スティーブン・スペンダーが編集を手がけた作品集。エイズ患者支援のためのチャリティ出版として企画され、ホックニーによる26のアルファベットのドローイングに、アーサー・ミラー、カズオ・イシグロ、スーザン・ソンタグら20世紀を代表する作家たちのエッセイや詩が添えられている。文字の形や響きから広がる想像力を、多様な芸術家の視点で紡いだ一冊。
Appearances are Often Deceptive | ヒロ杉山
2026年2月4日
イラストレーター、デザイナーとして活動するヒロ杉山による作品集。外観は絵本のようなポップな装丁だが、よく見ると世界的に知られるキャラクターに巧みな仕掛けが施されている点が特徴である。ユーモラスでありながらダークな要素を帯び、視覚的な違和感を通じて現代社会のイメージ消費やアイコンの在り方を問いかけている。限定500部刊行。
BANGING YOUR HEAD AGAINST A BRICK WALL | Banksy
2026年2月4日
イギリスを拠点に活動する正体不明のストリートアーティスト・バンクシーによる初期作品集。社会や政治への鋭い批評とブラックユーモアを特徴とするステンシルやグラフィティ作品を中心に、風刺的な引用や短いエッセイなどをモノクロ図版で収録。路上という公共空間を舞台に展開された表現は、シンプルでありながら強いメッセージ性を持ち、後の代表作へとつながるバンクシーの思想と手法を色濃く伝える。
King for a Decade: Jean-Michel Basquiat
2026年2月4日
アメリカの画家ジャン=ミシェル・バスキアの軌跡をたどる資料集。短くも濃密な10年間の活動を、ペインティングやドローイングをはじめとする多彩な作品図版とともに紹介している。マイケル・ホフマンやアンディ・ウォーホルなど、彼と親交のあった人々による証言やインタビューを収録し、創作の背景や内面の葛藤を多角的に描き出す。
日本人とすまい 3 しきり
2026年2月4日
日本の住空間における「しきり」の意味と変遷を多角的に読み解く一冊。1997年に新宿のリビングデザインセンターOZONEで開催された展示の際に併せて刊行されたもの。屏風、襖障子、欄間といった伝統的要素をはじめ、平安から江戸にかけての暮らしと空間構成、さらに近代以降の住空間における「しきり」のあり方までを豊富な図版とともに紹介。
CDT 01 寫眞 Photography 紙とインキの同人誌
2026年2月4日
TDC(東京タイプディレクターズクラブ)の同人誌、第1号。編集長は毎号交代となり、1冊1テーマ、活字の原点である紙とインキに立ち返る試み。今回のテーマは「写真」、編集長は葛西薫。TDC全理事、浅葉克己、井上嗣也、奥村靫正、葛西 薫、北川一成、菊地敦己、澁谷克彦、佐藤 卓、祖父江慎、立花文穂、中島英樹、服部一成、仲條正義、松本弦人らによる執筆とゲスト、タカザワ・ケンジ、カール・ハイドによる寄稿を収録。
engelsam: Gedichte zu Engelbildern von Paul Klee
2026年2月4日
20世紀を代表する画家、パウル・クレーが描いた「天使」を主題とする作品に寄せて編まれた詩画集。クレーによる線描や水彩の図版と、それに応答するヴェルナー・フォークトの詩が見開きで配され、言葉とイメージが静かに呼応している。絵、詩、余白の関係が丁寧に整えられ、ページを追うごとに穏やかな時間の流れを感じさせる構成。クレーの晩年に通じる内省的な世界を、詩とともに味わう一冊。限定1500部発行。
ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館
2026年2月4日
2017年に東京都写真美術館で開催されたダヤニータ・シンの展示図録。シンの初期の代表作から開催時における新作まで幅広く収録。詩的で美しい世界のなかに、現代写真・美術が抱える美術館システムやマーケット等の問題、現代社会におけるセクシュアリティや、格差、階級、ジェンダー、アーカイブ、情報等の様々な問題が示唆されている。
Siegerflieger | Juergen Teller
2026年2月4日
写真家、ユルゲン・テラーによる作品集。2014年ブラジル・ワールドカップでのドイツ代表優勝を背景に、サッカーへの個人的な熱狂を日記のような形式で綴っている。試合をテレビ観戦する場面から、優勝後にブランデンブルク門でチームを迎える瞬間まで、私的な視点と時代の出来事が交差する構成。勝者を乗せた特別機を指す愛称「Siegerflieger」をタイトルに掲げ、テラーらしい率直さと軽やかなユーモアで、ひと夏の記憶と高揚感を写し取っている。
Nackig Auf Dem Fuflallplatz. | Juergen Teller
2026年2月4日
ドイツ出身の写真家、ユルゲン・テラーによる作品集。2014年ワールドカップ決勝をテレビ観戦する自身の姿を記録した映像から切り出したモノクロ写真を中心に構成されている。叫びや興奮といった感情がむき出しになったセルフポートレートが強い印象を残す。あわせて、サッカー関係者の写真や家族の肖像も収録。
表現者 河井寛次郎展
2026年2月4日
2004年に渋谷区立松濤美術館ほか全国を巡回した展覧会の公式図録。陶芸家・河井寛次郎の晩年における自在な制作を軸に、初期作や民藝運動に関わった時期の代表作、木彫、家具、キセル、書までを幅広く収録している。陶芸にとどまらない多彩な表現をカラー図版と解説で紹介し、生活と芸術を切り離さずに向き合った河井の創作の歩みを多面的にたどる。
PRADA 96-98 | Glen Luchford
2026年2月3日
ファッションブランド・プラダの1996〜98年のヴィジュアルを、写真家グレン・ラッチフォードがまとめた写真集。映画的な記憶の断片を手がかりに構築された写真群を、大判ページで収録。差し込みの小冊子にはコンタクトシートや照明テスト、別テイク、ロケーション写真を収め、制作過程を可視化。ルー・ストッパードとの対話も掲載され、撮影の背景や思考が言葉として補完されている。
Dior: Couture
2026年2月3日
パリ・クチュールを象徴するメゾン、ディオールのオートクチュールを総覧する写真集。戦後の女性像を一変させた「ニュー・ルック」で知られるクリスチャン・ディオール自身のデザインを含む、100点以上のオートクチュール・ドレスをポートフォリオ形式で収録している。撮影はパトリック・デマルシェリエが担当し、造形の緊張感や素材の質感、シルエットの美しさを端正に引き出している。
Barragan: Photographs of the Architecture of Luis Barragan
2026年2月3日
メキシコの建築家ルイス・バラガンの主要な建築作品を、写真家アルマンド・サラス・ポルトゥガルの写真で記録したモノグラフ。メキシコシティとその周辺に位置する代表作、溶岩砂漠を造成したエル・ペドレガル、マティアス・ゲーリッツと共同設計したサテライト・シティの塔、サン・クリストバルの厩舎やプール、ヒラルディ邸、自邸、ラス・アルボレダス住宅地などを網羅。1979年プリツカー賞受賞の業績を支えた空間美を伝える。英語表記。
吉田五十八とその流れ
2026年2月3日
近代数寄屋建築を切り拓いた建築家、吉田五十八と、その系譜に連なる門下生の仕事を紹介する資料集。日本建築の伝統に向き合いながら、現代的な空間表現へと昇華させた吉田の建築を起点に、大関徹、星野光平、今里隆、寺井徹、小杉英男、野村加根夫、畠山博茂、板垣元彬の作品をカラー/モノクロ図版で収録している。共通の思想を土台としつつ、それぞれの解釈や展開がどのように建築として結実していったのかをたどる。
日本の倉 | 高井潔、伊藤ていじ
2026年2月3日
写真家・高井潔と建築史家・伊藤ていじによる、日本の「倉」に焦点を当てた建築写真集。木・石・土といった素材ごとに、外観や細部の写真、図面を収録し、その構造美と機能性を探っている。倉という建築形式を通して、「日本の倉とは何か」「日本人にとって倉とは何だったのか」という根源的な問いに迫る評論も併載。歴史的背景と文化的意義を多角的に読み解きながら、建築と生活文化の関係を明らかにしている。装丁は田中一光によるもの。
Cape Light ハードカバー版 | Joel Meyerowitz
2026年2月3日
米国を代表する写真家、ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。マサチューセッツ州の避暑地ケープコッドを舞台に、近づく嵐や夕暮れの食料品店、寝室の窓からの眺めといった日常の場面が、この土地特有のやわらかな自然光のもとで捉えられている。ニューヨークのストリートで培われた色彩感覚がいっそう洗練され、抑制の効いた色の重なりが時間や空気の移ろいを静かに伝えている。
Influences from Japan in Danish Artand Design
2026年2月3日
19世紀半ばの開国以降、日本美術がヨーロッパに与えた影響を、約150年にわたる視点で検証する一冊。とりわけデンマークでは、建築や工芸、デザインの分野で日本への関心が断続的ではなく継続してきた点に注目している。初期には意匠やモチーフが、近年では素材の扱いや制作プロセスが重視され、多くの作家が日本での滞在を通じて影響を受けてきた。その背景を探り、異文化が創造に与える力を読み解いている。
Spirit of Paper: 5th Holland Paper Biennial
2026年2月3日
紙がもつ精神性や宗教的役割に焦点を当てた、第5回ホランド・ペーパー・ビエンナーレの公式図録。カトリックの祈祷版画、イスラム圏の紙文化、韓国の葬送用紙花、アステカ文明、日本の民間信仰など、地域を横断して「祈りのための紙」を紹介している。装丁はロース・スヘーペンスが手がけ、物語に対応した色紙を挟み込む構成が内容と呼応。
カール・ハンセン&サン社 100年の歩み
2026年2月3日
デンマークの名門家具メーカー、カール・ハンセン&サンの創業100周年を記念して刊行された社史・作品集。1908年の創業以来、三世代にわたる家族経営のもとで培われた卓越したクラフトマンシップとデザイン哲学を紹介する。ハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルムら北欧を代表するデザイナーとの協働により生まれた名作家具や、製作過程の詳細な写真、歴史資料を収録。
Pairs and Posses | Sherrie Levine
2026年2月3日
アメリカのコンセプチュアル・アーティスト、シェリー・レヴィーンの1992年以降に制作された彫刻作品に焦点を当てたモノグラフ。eBayや骨董店で見つけた日用品を、ガラスやブロンズなどの素材に置き換え、二点組・三点組の彫刻として表現。素材と並置によって、キッチュとされてきた物が美術作品へと変わるプロセスを示し、美術における価値や序列を問いかけている。
MAROC | Albert Watson
2026年2月3日
写真家、アルバート・ワトソンが39日間にわたりモロッコ各地を巡り撮影した作品集。都市から農村、砂漠地帯までを横断し、風景、建築、動物、そして王族から農民、女性や子どもに至る多様な人々の肖像を収録している。プラチナプリントを基調とした写真に、アラビア書道や写本の断片を重ねる構成により、土地の歴史と現在、変化の気配を重層的に表現。
建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳
2026年2月3日
2008年に東京国立近代美術館で開催された展覧会の公式図録。スイスの建築家ペーター・メルクリと、日本の建築家・青木淳を並置し、完成した建築ではなく、建築がかたちを得ていく思考の過程に焦点を当てている。絵画や彫刻への深い関心を共有する二人は、作品と向き合う緊張感のある空間を生み出してきた。メルクリのドローイングやスタディ模型、青木の多数の模型を通して、アイデアが揺れ動きながら建築へと向かう時間を可視化している。
Ateliers | Jean-Marie del Moral
2026年2月3日
フランスの写真家、ジーン・マリエ・デル・モラルの作品集。20名の現代美術家のアトリエを訪ね、制作の現場を写し取っている。画家のジャン・ピエール・レイノーやクロード・ヴィアラらの作業空間には、道具や痕跡、未完の作品がそのまま残され、創作が進行する時間の気配が漂う。作品そのものではなく、作品が生まれる場に目を向けることで、芸術家それぞれの思考や身体感覚が立ち現れてくる構成。
Marisol: Sculptures and Works on Paper
2026年2月3日
パリ生まれでヴェネズエラにルーツをもつ彫刻家、マリソルの彫刻と絵画作品を包括的に紹介する作品集。1960年代のニューヨークで注目を集めた、ミクストメディアによる人物彫刻を中心に、先コロンブス美術やフォークアート、キュビスム、シュルレアリスムなど多様な影響が交差する表現をたどっている。近年は表舞台から距離を置いてきた作家の仕事を再検証する回顧展にあわせて刊行され、家族、アメリカの政治やポップカルチャー、先住民の権利、貧困、女性作家としての立場、ラテンアメリカとの関係性といった主題を多角的に掘り下げる。
Instant Design: A Manual of Graphic Techniques | Terry Jones
2026年2月3日
ファッション・カルチャー誌『i-D Magazine』を創刊したデザイナー、テリー・ジョーンズによる作品集。1970〜90年代のi-Dを中心に、パンクの感覚を背景としたアートワークや誌面表現を多数収録。コピー機やタイプライター、ポラロイド、手書き文字、画像の歪み、初期のコンピュータ表現など、身近な手法を即興的に用いる「インスタント・デザイン」の考え方を通して、当時の英国グラフィックの空気を伝えている。
Gio Ponti: A World
2026年2月3日
イタリアを代表する建築家・デザイナー、ジオ・ポンティの仕事を俯瞰する展覧会カタログ。2002〜03年にロンドン、ロッテルダム、ミラノで開催された回顧展にあわせて刊行され、初期から晩年までの建築、家具、食器、グラフィック、装飾芸術を豊富な図版と解説で紹介している。約200点のカラーとモノクロ図版を効果的に配し、ポンティの構想力の広がりと表現の一貫性をあらためて実感させる1冊。
Jasper Morrison: Designs, Projects and Drawings, 1981-1989
2026年2月3日
イギリスのプロダクト/家具デザイナー、ジャスパー・モリソンの初期作品集。1981〜1989年に手がけたプロダクトやプロジェクト、ドローイングを通して、のちに「スーパーノーマル」と呼ばれる思想の芽生えをたどっている。過度な主張を避け、使われる場面に静かに寄り添うデザインへの姿勢が、スケッチや計画段階の資料からも読み取れる。モリソンの思考と制作の出発点を知るための一冊。
Le Corbusier Alive ペーパーバック版
2026年2月3日
20世紀建築を代表する巨匠ル・コルビュジエの主要作品を再考する作品資料集。ラ・ロッシュ邸、ユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂、チャンディーガルの都市計画など、代表作から知られざる建築まで20のプロジェクトを取り上げ […]
Martin Munkacsi
2026年2月3日
20世紀写真史に大きな足跡を残した写真家、マーティン・ムンカッチの作品集。報道、スポーツ、ファッションなど各時代の代表作を幅広く収録し、長く散在していた作品も含めて紹介。静的だった写真表現を躍動的なものへと変え、後世の写真家たちに強い影響を与えたムンカッチの革新性をコンパクトに伝えている。
今様花伝書 | 川瀬敏郎
2026年2月3日
花人、川瀬敏郎による生花の写真資料集。『芸術新潮』の連載「今様花伝書」を加筆・再構成したもの。菜の花や椿、朝顔など四季の花を題材に、いけ方の考え方から花鋏の扱い、器の選び方までを丁寧に紹介。作品篇と実践的なレッスン篇で構成され、初めて花に向き合う読者にも手に取りやすい内容となっている。300点を超える写真はすべて写真家の野中昭夫による撮り下ろし。
キース・ヘリング 地下鉄アート
2026年2月3日
1980年代初頭のニューヨーク地下鉄で、キース・ヘリングが描いた即興ドローイングを収録した作品集。空いた広告板や駅構内の壁を使い、日常の空間に直接描かれた線画は、アートを特別な場所から解き放とうとする試みの記録でもある。描かれては消えていった地下鉄アートを写真とともにまとめることで、当時の空気感や制作の勢いが伝わってくる。序文は批評家のヘンリー・ゲルドザーラーが担当し、活動の背景にも触れている。
Art Contemporain | Jean-Philippe Delhomme
2026年2月3日
フランスのイラストレーター/批評家、ジャン=フィリップ・デルホームによる現代美術論。アーティストや批評家、キュレーター、ギャラリスト、鑑賞者といった多様な立場を横断しながら、美術をめぐる役割や言葉の使われ方を整理。ユーモアを交えた軽やかな視点で、現代美術の仕組みと見る行為そのものをわかりやすく描いている。
Polaroids de Jeunes Filles | ジャン=フィリップ・デローム
2026年2月3日
フランスのイラストレーター/作家、ジャン=フィリップ・デロームによる作品集。結婚や引っ越し、テレビのある風景など、パリに暮らす若い女性たちの日常を、ポラロイド写真のフレームを思わせる形式で描いている。雑誌『GLAMOUR』で発表された連載から、イラストとショートストーリー全95点を収録。観察眼に裏打ちされたシニカルさと可愛らしさが共存した1冊。
Polaroids de Jeunes Filles | Jean-Philippe Delhomme
2026年2月3日
フランスのイラストレーター/作家、ジャン=フィリップ・デロームによる作品集。フランスのファッション誌『GLAMOUR』での連載をまとめたもので、さまざまなシチュエーションにいる女性たちを、ポラロイド写真のような構図で切り取り描く。軽妙な線描と色彩、ユーモアとウィットに富んだ視点が融合し、ファッション誌らしい洗練と遊び心が同居する一冊となっている。
Hubert Schmalix: Yasmin und Iris
2026年2月3日
オーストリアの画家、フーベルト・シュマリックスによる展覧会図録。1980年代から現在までに描かれた50点以上の女性裸体像を収録。比較的遅い時期から、フィリピン出身の妻を主なモチーフとして描くようになり、自然な身体の佇まいや肌の色、表情が繰り返し画面に現れる。近年は女性像に集中的に取り組みながらも、色彩や描き方には変化が重ねられており、同一の主題の中で表現がどのように展開してきたかをたどることができる。
ル・コルビュジエ展 建築とアートその創造の軌跡
2026年2月3日
2007年に森美術館で開催された展覧会の公式図録。20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエの建築を中心に、絵画、素描、版画、彫刻、タペストリー、家具、都市計画までを含む約300点の作品を通して、その創造の歩みをたどっている。建築家としての活動だけでなく、画家としての側面や日々の制作態度にも目を向け、芸術と建築がどのように結びついていたのかを丁寧に紹介。アトリエの再現や図面、模型、映像資料なども収録。
アンディ・ウォーホル展 永遠の15分
2026年2月3日
2014年に森美術館で開催された「アンディ・ウォーホル展 永遠の15分」の公式図録。ポップ・アートの旗手として知られるウォーホルの初期から晩年までを俯瞰する大規模な回顧展で、絵画や版画、映像作品、デザイン、私的な資料を含む約700点を収録している。マリリン・モンローやキャンベルスープ缶に象徴されるアイコニックな作品から、実験映画や写真にいたるまで幅広い領域を網羅。
De appels van Jan Bons: affiches voor toneelgroep de Appel
2026年2月3日
2004年3月から5月にかけて、オランダのポスター美術館(Affichemuseum)で開催された展覧会の図録。グラフィックデザイナーのヤン・ボンスが、ハーグを拠点とする劇団De Appelのために、約30年にわたって制作してきたポスターを網羅的に紹介している。図録には全作品の再録に加え、オランダ文化におけるヤン・ボンスの意義を論じたベン・ボスのテキストと、演出家エリック・フォスによるインタビューを収録。
Richard Estes: The Urban Landscape
2026年2月3日
アメリカ絵画における写実表現の再興を代表する画家、リチャード・エステスの初期モノグラフ。都市の街路や建築を主題とした絵画作品を、カラー図版で収録。街の断片を精緻に描写しながら、抽象絵画と写実絵画の双方の影響が交錯する画面構成は、当時の「スーパーリアリズム」とは距離を保った独自の都市像を示している。批評家のジョン・カナデイによる論考に加え、ジョン・アーサーとのインタビューを収録し、制作過程や絵画観が言葉として補完されている。
The Art of Kveta Pacovska
2026年2月3日
チェコ出身のアーティスト、クヴィエタ・パツォウスカーの作品集。紙やワイヤーなど多様な素材を用いた立体作品をはじめ、ヴィジュアル・ポエトリーやペインティングなど、絵と言葉のあいだを探る創作を収録している。鮮やかな色彩と大胆な造形による実験的表現を通じて、パツォウスカーが追求してきた造形詩的な世界の広がりを見せている。
視覚と<紙>の対話。
2026年2月3日
紙と印刷のサンプルブック。トリパインデラックスグロス、トリパインダル、ベルベナチュラル、ベルベクリーム、トリパインアールヌーボーの5種類の紙を収録。紙見本集にとどまらず、紙と印刷による視覚体験の幅を直感的に理解できる一冊であり、造本や紙素材への関心を深める上で貴重な資料となっている。表紙写真は石元泰博。アートディレクションは太田徹也が担当している。
From Lascaux to Brooklyn | Paul Rand
2026年2月3日
アメリカを代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランドによる著作。ピサの斜塔やセザンヌの絵画など、美術史に名を残す作品を例に挙げながら、自身のデザインもあわせて紹介している。古典的な美学の原則を参照しつつ、現代のデザイン実践と結びつけることで、視覚表現の本質に迫る論考を展開。ランドの思想と造形観を直接知ることのできる一冊。
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