The Barbara Hepworth Sculpture Garden | バーバラ・ヘップワース
イギリスのセント・アイヴスにある「バーバラ・ヘップワース彫刻庭園」の写真資料集。新装改訂版。植物と彫刻の四季折々の美しい記録であり、ヘップワースの創作とそれを取り巻く自然の造形との関係を探求している。 英語表記。
マーク・マンダースの不在 | 東京都現代美術館
2021年に東京都現代美術館で開催された展示の際に発行されたもの。オランダの芸術家、マーク・マンダースの彫刻やオブジェ、インスタレーション、ドローイングなどの作品と図版、本人による解説を収録。展示作品、展示未作品含む全26点を掲載。表現の世界と作家マーク・マンダースを探る一冊。
In-between 6 野村恵子 イタリア、スウェーデン
日本の写真家がEU全25カ国を撮影する写真集シリーズ「In-between」。全14巻のうちの第6巻となる本書では、写真家の野村恵子がイタリアとスウェーデンを撮影。ナポリの下町、シチリア島、ストックホルム…街の景色やそこで暮らす人々の姿を、野村の穏やかな眼差しで切り取っている。
In-between 4 小野博 オーストリア、スロベニア
日本の写真家がEU全25カ国を撮影する写真集シリーズ「In-between」。全14巻のうちの第4巻となる本書では、写真家の小野博がオーストリアとスロベニアを撮影。オーストリアでは歴史と芸術の街、ウィーンやグラーツの街並みや風景を撮影。スロベニアでは、LIPICAと呼ばれる世界的に有名な白馬たちの凛とした姿と、占領されながらも独立の意志を貫き通したスロベニアの人々の精神を重ね合わせて写真に収めている。
Peekaboo | 五木田智央
2018年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展覧会の図録。モノクロームを基調とした作風で知られる日本の画家、五木田智央によるペインティングやレコードジャケットのドローイングなど、新作を中心とした作品を多数掲載。
yu-un: obayashi collection 2006-2010 | 今井智己
日本の写真家、今井智己の作品集。大林剛郎によるプライベートミュージアム、游庵にて2006年から2010年にかけて開催されたコレクション展の様子をカラー写真で多数収録。
光の化石 瑛九とフォトグラムの世界 | 埼玉県立近代美術館
1997年に埼玉県立近代美術館で開催された展示の図録。カメラを使わず、印画紙を直接観光させ画像を定着させる技法「フォトグラム」を用いて制作した自身の作品を中心に、マン・レイ、杉浦邦恵らの作品も紹介。
Daiwa Press Viewing Room Vol.11 大衆絵画選抄 A Selection of Popular Painting | 大和プレス
大和プレスのコレクションシリーズの第11弾。今号では「大衆絵画選抄」をテーマに構成された展示の様子を収録。喜多順子、針宮由衣、南川史門、村上友晴ら12名のアーティストが参加。油彩、水彩、立体作品など、様々な作品をカラーによる図版と併せて解説を掲載。写真は郭允による撮影。
Portrait Session | 大和ラヂヱーター製作所
2007年に開催された展示の際に刊行されたもの。会田誠、桑原正彦、小林正人、杉戸洋、ピーター・ポマーら31名のアーティストによる、ポートレートをテーマとした作品を中心に紹介。油彩、水彩、ドローイング、インスタレーションなど、作品図版108点とともに解説を収録。
中原浩大 Kodai Nakahara 1982-2014 | BankART1929
2014年にBankART1929で開催された展示の際に刊行されたもの。彫刻家・中原浩大の1982年から2014年までの作品を紹介。初期の粘土作品、巨大なドローイング、写真、インスタレーションなどの作品に加え、上村卓大との対談を収録。
Lake Tajo: Libertas | レイク・タホ
スタイリストの熊谷隆志としても知られる写真家、レイク・タホの作品集。アメリカ、ニュージーランド、日本など、各地で撮影された作品を収録。「日常から解放されたい人たちへ…」の一文から始まる、自然と人々、動物たちのありのままの瞬間を切り取る。
国立新美術館開館記念展 20世紀美術探検 | 国立新美術館
2007年に国立新美術館で開催された展示の図録。収蔵品のない美術館として新たに開館した国立新美術館の開館記念展。「物」をテーマとして三部構成で作品を紹介している。ポール・セザンヌ、マックス・エルンスト、ジョルジョ・モランディ、マルセル・ブロイヤー、河井寛次郎、柳瀬正夢、ブルーノ・タウトら、世界各国の多数のアーティストたちによる豊富な作品図版、テキストを収録。
写真と絵画 セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策 | アーティゾン美術館
2022にアーティゾン美術館で開催された展示の図録。写真家・柴田敏雄と鈴木理策がその活動初期より関心を寄せ続けていたセザンヌの作品を起点に、現代の写真作品と絵画の関係を問う試み。両名の新作・未発表作品と石橋財団のコレクションのセッションが展開されている。
Benoit Jeannet: A Geological Index of the Landscape | ブノワ・ジャネット
スイスを拠点に活動する写真家、ブノワ・ジャネットの作品集。フランスの哲学者・芸術家のアンヌ・コクランの「風景は表現を通じてのみ存在する発明である」という概念に触発されたもの。美しい風景や鉱物を撮した作品醸し出す詩的な雰囲気は、科学的調査のプロセスと対峙しており、魅惑的であると同時に虚栄的であることを皮肉たっぷりに示唆している。
Nathalie Du Pasquier: Big Objects Not Always Silent | ナタリー・デュ・パスキエ
イタリアのポストモダンを代表するデザイン集団、メンフィスの一員であるナタリー・デュ・パスキエの作品集。2016年に開催された同名の展覧会に際して出版されたもの。アフリカへの旅やウィーン工房の装飾、ル・コルビュジエ、ジョルジョ・デ・キリコ、ジョルジョ・モランディらによる影響が見て取れる静物画を中心に、ペインティング作品やドローイング、展示風景を多数収録。 英語、ドイツ語表記。
Nathalie du Pasquier: How Many | ナタリー・デュ・パスキエ
イタリアのポストモダンを代表するデザイン集団、メンフィスの一員であるナタリー・デュ・パスキエの作品集。1から10までの数字をパスキエによる様々なモチーフのイラストやデザインで表しており、子どもから大人まで、年齢問わず楽しめる絵本のような一冊。300部限定刊行。 英語表記。
奈良原一高 王国 Narahara Ikko: DOMAINS | 東京国立近代美術館
2014年に東京国立近代美術館で開催された展示のカタログ。戦後を代表する日本の写真家、奈良原一高が北海道の男子修道院と和歌山県の女性刑務所を撮影したもの。モノクロで写し出された対極な世界の記録。
Fenna Schilling: Through the Looking Glass | フェナ・シリング
DJやヴィジュアル・アーティストとして活躍するフェナ・シリングの作品集。2022年にLAID BUGにて開催された個展に際して出版されたもの。特殊なスキャニングによって抽象画のようなコラージュ作品を生み出すことで知られるシリング。本書では、彼女の内面世界を写し出したかのような、ガラス細工の写真を使用したコラージュワークの数々を多数収録。100部限定刊行。
Marten Lange: The Mechanism | モルテン・ランゲ
スウェーデンの写真家、モルテン・ランゲの作品集。科学、監視社会、都市をテーマに、世界各国の都市で撮影された写真をモノクロ図版で収録。都市の疎外感と時折挟み込まれる都市に生きる人々の姿に、どこか感情的な要素も溶け込む映画のような一冊。 英語表記。
Antoine Bruy: Scrublands | Editions Xavier Barral
フランスの写真家、アントワーヌ・ブリュイの作品集。フランス、ルーマニア、スイス、スペイン、アメリカなどに点在する、自給自足で生活を営むコミュニティを撮影したもの。彼らの住居、インテリア、ポートレートなどを収録。 フランス語表記。
異色の芸術家兄弟 橋本平八と北園克衛展 | 世田谷美術館、三重県立美術館
2011年に世田谷美術館、三重県立美術館を巡回した「異色の芸術家兄弟 橋本平八と北園克衛展」の展示図録。画家、彫刻家の橋本平八、その実弟で詩人の北園克衛の作品をカラーで多数収録。橋本の彫刻、絵画、そして北園の詩、写真、ブックデザインと、それぞれに築き上げた芸術世界を紹介するとともに、その形成の経緯を探る。
上田義彦広告写真集 | 光琳社
写真家、上田義彦の作品集。サントリー、DCカード、資生堂、西武など、1985年から1993年までの代表的な広告写真を収録。人物、オブジェ、果物、あらゆる被写体とその美を映し出す。
The Book on Books on Artists Books | Arnaud Desjardin
1970年代以降に出版されたアーティスト・ブックに関する様々な出版物を網羅して集めた資料集。書籍、パンフレット、カタログ、その他印刷物など、過去40年における600冊以上ものアーティスト・ブックをモノクロで収録。タイトル、作者、出版社、サイズ、出版年などの基礎的な情報と表紙、見開きのページを掲載したシンプルな構成。 英語表記。
Vaclav Pozarek: Sweet Wood | ヴァーツラフ・ポザレク
スイスを拠点に活動するチェコ出身のアーティスト、ヴァーツラフ・ポザレクの絵本。赤、青、黄色、緑とカラフルなブロック作品を用いて、数字をあらゆる形で表現したユニークな数字の絵本。
ハイレッド・センター 直接行動の軌跡 | 渋谷区立松濤美術館
2008年に渋谷区立松濤美術館で開催された「ハイレッド・センター 直接行動の軌跡」の展示図録。高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之を中心に結成された前衛芸術グループ「ハイレッド・センター」主宰の路上インスタレーション、そして合法部員各々の作品を“発生”順に掲載。数々の実験を事件帳簿のように構成した装丁は町口覚。
ゴードン・マッタ=クラーク展 | 東京国立近代美術館
2018年に東京国立近代美術館で開催された展示の図録。ニューヨークを中心に活躍し、35歳で夭折したアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの多面的な活動を紹介。「ビルディング・カット」、「Food」のプロジェクトをはじめ、素描、写真、彫刻、解説を収録。
田中敦子 カタログ・レゾネ 2015 | Galleria Col
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである田中敦子のカタログ・レゾネ。1957年の初期の絵画作品から2000年に至るまで、年代順にモノクロ図版で収録。見開きに作品とタイトルがひとつずつ掲載されており、シンプルな構成が美しい一冊。
おもちゃのいいわけ | 舟越桂
世界的に活躍する彫刻家、舟越桂。氏が手掛けたおもちゃたちと、作品や子どもたちに対する想いを綴ったテキストを収録。おもちゃづくりをだれより一番楽しんだ自身の独白に、優しさと愛情が溢れる一冊。
Hockney’s Pictures | David Hockney デイヴィッド・ホックニー画集 ペーパーバック版
画家、デイヴィッド・ホックニーの作品集。1960年代から2000年代にかけての作品をカラーで多数収録。風景や人物のペインティングとドローイング、写真のコラージュなど、代表作から近年の作品までを編纂し、氏の半世紀以上にわたる画業を俯瞰する。
トーマス・シュトゥルート 心象 | 淡交社
ドイツの写真家、トーマス・シュトゥルートの写真集。ゲルハルト・リヒターや、ベッヒャー夫妻に師事し、絵画や写真の技術を学んだトーマス・シュトゥルート。欧米や日本の街の風景を大型カメラで制作した街路シリーズをはじめ、80年代半ばから開始された、肖像シリーズ、80年代後半から開始された美術館など多彩な作品の数々を収録。
Buropflanze(Office Plant) | Saskia Groneberg
ドイツ出身の写真家、サスキア・グローネベルクの作品集。オフィス空間にさりげなく溶け込む、サンスベリア、サボテン、多肉植物などの観葉植物を撮影したもの。 英語表記。
The Voyage of Discovery | Carly Steinbrunn
ロンドンを拠点とするカーリー・スタインブルンの初作品集。ファウンド・オブジェを用いて写真という媒体の透明性を問いながら、道なる世界への探索についての報告書とも取れる写真作品を掲載。作品を通して、写真と探検が深い繋がりを持っていた時代へ言及もしており、全ての島々が地図に記され、国境が越えられたこの時代では、唯一残された冒険は写真の中に記録されている。フランス語表記。
Vasarely 2 | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集第2巻。「オプ・アート」を中心とする作品、実験的な立体作品などをまとめたもの。フィルムやトレーシングペーパーも随所に挟み込まれ、カラフルでユニークな一冊。 英語表記。
新・建築の黙示録 | 宮本隆司
写真家、宮本隆司の作品集。1988年に刊行された木村伊兵衛写真賞受賞作『建築の黙示録』を再編集、ニュープリントされたもの。ベルリン大劇場、天然痘病院、日比谷映画劇場、中野刑務所など廃墟となった建築物の様相を写し出す。磯崎新による「廃墟論」も掲載。
日本の写真家 38 内藤正敏 | 岩波書店
民俗学者であり、写真家の内藤正敏の作品集。「婆バクハツ」「遠野物語」「東京」などの幾つかのシリーズ作品から、56点のモノクロによる作品図版、解説を収録。独創的な世界観と科学や宗教、都市、自然などを多角的な視点から捉える。
other mementos | 幸本紗奈
東京を活動の拠点とする写真家、幸本紗奈による初の作品集。瓶の上の青りんご、ぼんやりと映る和室と鏡、記憶の奥底に触れるような、アルバムを見ているような感覚になる23枚のフィルム写真を収録。装丁はコラージュ・アーティスト、村橋貴博。
杉浦非水写生帖 | 光村推古書院
近代の日本におけるグラフィックデザインの先駆者、杉浦非水の写生画集。商業的な仕事とは一線を画した、春夏秋冬の草花や鳥獣画の数々を収録。先駆的な仕事の根底にある、自然研究家としての側面をさぐる資料集。
Gardens in Perpetual Bloom | Nancy Keeler
2009年にボストンで開催された展示会「Gardens in Perpetual Bloom」の図録。ヨーロッパとアメリカで、1600年から1850年にかけて描かれた植物図譜を紹介する。精巧な描写をカラーで多数収録。
Tamamura Toyoo Flowers 玉村豊男花画集
画家、玉村豊男による画集。自身が運営する農園「ヴィラデスト」の畑や庭、周囲の雑木林などで咲く花々の画をテキストとともに収録。
Picasso Meeting in Montreal | パブロ・ピカソ
1985年にカナダのモントリオール美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。パブロ・ピカソの1895年から1972年にかけての作品を紹介。青の時代やキュビスムの時代など、年代に沿って絵画作品80点、図版、テキストを収録。 英語表記。
岡崎乾二郎 Kenjiro Okazaki 1979-2014 | BankART1929
2014年にBankART1929で開催された展示の際に刊行された作品集。造形作家・岡崎乾二郎の立体作品を中心に、彫刻作品、ペインティング、建築作品などを紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版、解説を収録。
生誕120年 大沢昌助展 | 練馬区立美術館
2023年に練馬区立美術館で開催された展示の図録。美術家、大沢昌助の1920年代から1990年代にかけての作品を年代ごとにカテゴライズして紹介。油彩、水彩、スケッチ、木版、リトグラフなどの図版、解説を収録している。旧国立競技場の壁画など、建て替えにより失われる危機にある戦後絵画の記録の貴重な資料としても。