遊 1034号 動物する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年7月号/動物する特集。奥井一満「人間は失敗作である」、奥井一満、奥本大三郎「昆虫狂時代」、谷川俊太郎「語り合えぬ愛」などを収録。
遊 1035号 文字する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年8月号/「文字する」特集。書くもの、読むものとしての「文字」について焦点を当てる。「文字は戦争する」と題し、高橋秀元×樋口雅山房の対談連歌も掲載。
遊 1036号 日本する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年9月特大号/「日本する」特集号。松岡正剛・吉本隆明による対談「どうしても話しておきたかった日本のこと」、谷川俊太郎「どこへ行く日本人」のほか、羽良多平吉による「陽炎座」のエディトリアルデザイン特集などを掲載。
遊 1037-8号 遊学する | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1982年10〜11月合併号/「遊学する」特集号。伏見康治「スーパー・マインド・サイエンス」、北沢方邦「コトダマ・パワー」、荒俣宏「バイオ・テクノロジー」などを収録。表紙はタイガー立石。
ライム・ワークス LIME WORKS | 畠山直哉
世界的に高い評価を受ける日本の写真家、畠山直哉の作品集、復刻版。日本各地の石灰石鉱山と、石灰工場、セメント工場の姿をとらえたシリーズをまとめたもの。無機質であるはずの風景を、理知的に、かつ情感豊かに記録している。
Stephen Shore: American Surfaces | スティーブン・ショア
ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイヤーウィッツとならび「ニュー・カラー」を代表する写真家のスティーブン・ショアの作品集。ニューヨーク、アリゾナ、オハイオ等々、アメリカの様々なロケーションを巡りながら1972年から73年の間に撮影された作品を多数収録。 英語表記。
Uta Eisenreich: As If | ウタ・アイゼンライヒ 写真集
オランダ・アムステルダムを拠点に活動するウタ・アイゼンライヒの作品集。日常的な身の回りのモノを演出した写真作品シリーズを収録。構成主義の絵画のような、抽象的なイメージ群は、見るものによって印象を変え、思考と現実の間の不調和な関係を探求している。 英語表記。
瀧本幹也作品集 CROSSOVER | 青幻舎
広告、エディトリアルワーク、映画など多岐にわたる分野で活躍する写真家、瀧本幹也の作品集。自身のシリーズ作品、広告、CM、映画など20年間の作品を、500ページを超える大ボリュームで大判のカラー写真、テキストを収録。「SIGHTSEEING」、「Le Corbusier」シリーズ、キューピーマヨネーズ、サントリー、ダイワハウス、映画「そして父になる」「海街diary」ほか、瀧本幹也の活動の記録をまとめた一冊。
Gregory Halpern: Zzyzx | グレゴリー・ハルパーン
アメリカ人フォトグラファー、グレゴリー・ハルパーンの作品集。アメリカの初期の入植者たちにとって豊かな場所であったカリフォルニア。本書は、文化と歴史、美しさと醜さ、救いと絶望が矛盾しながらも共存するこの複雑な場所を、アメリカの開拓の流れのようにロサンゼルス東部の砂漠から西へ、太平洋で終わるまでの景色を写真に収めている。 英語表記。
Heavey Metal | 松尾修
写真家、松尾修による出版プロジェクト、THE SASEBO PROJECTの第3弾となる写真集。故郷の佐世保にある巨大な造船所で働く男性たちを被写体にしたポートレートを収録。
Catherine Ceresole: Beauty Lies in the Eye | カトリーヌ・セレソール
スイス人フォトグラファー、カトリーヌ・セレソールの作品集。夫のニコラとともにニューヨークのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンに魅了された彼女は、全盛期のニューヨークのパンク、ニューウェーブ、アヴァンギャルドな音楽シーンを写真に収め続けた。ソニック・ユース、クリスチャン・マークレー、ビースティ・ボーイズなど、数々の貴重なミュージシャンたちの姿をモノクロ写真で掲載。 英語表記。
Marten Lange: Another Language | モルテン・ランゲ
スウェーデンの写真家、モルテン・ランゲの作品集。ランゲ独自の視点で切り取られた自然や生き物たちの姿をモノクロで41枚収録。シンプルな装幀とともに、生命の儚さや美しさがページごとに浮き立つかのような一冊。 英語表記。
Colors | 水谷吉法
日本の写真家、水谷吉法の作品集。過去4年間にTumblrで発表されてきた「Colors」シリーズをまとめたもの。ほとんどの写真が夜間や日没時に人工の光を光源に用いて撮影されたもので、身の回りの何気ない事象が鮮やかな色彩と構図で切り取られている。
牛腸茂雄全集 作品編 | 赤々舎
日本の写真史において、重要な写真家のひとりに位置づけられる牛腸茂雄の作品集。「牛腸茂雄全集」全2巻のうち「作品編」に当たる一冊で、生前に刊行された4冊の作品集と2つの連作に掲載されていた全作品を年代順にカラー、モノクロ写真で収録。死後、再評価の機運が高まる牛腸の全体像を俯瞰できる一冊。
構成 Toranomon Towers | 上田義彦
写真家、上田義彦が虎ノ門に完成したオフィス棟とレジデンス棟からなるツインタワー、虎ノ門タワーズを撮り下ろした作品集。上田によって撮影された、虎ノ門タワーズのシンプルな美しさが際立つ写真と、アートディレクター、葛西薫によるデザイン、そして建築の3つの関係性によって構成された建築写真の領域を超えた一冊。
Sophie Taeuber-Arp: Album | ゾフィー・トイバー=アルプ
スイス人アーティスト、ゾフィー・トイバー=アルプの作品集。「ダダイズム」の中心人物としても活動したアルプの「Ivorypress Archives」シリーズを再販。1916年以降の作品を中心に、家具、インテリア、テキスタイルデザインなどから厳選して収録。布張りの装丁も美しい一冊。
Kohei Kawatani: Tofu-Knife | 川谷光平
写真家、川谷光平の作品集。タイトルの通り、ナイフのような切れ味あるフレーミングや鮮明な配色が特徴的であると同時に、見る者に柔らかな印象をも与える写真を数多く掲載。
赤瀬川原平の芸術原論展 | 千葉市美術館 ほか
2014年に千葉市美術館、大分市美術館、広島市現代美術館を巡回した「赤瀬川原平の芸術言論展 1960年代から現在まで」展の図録。多彩な活動で知られる前衛芸術家、赤瀬川原平の絵画、インスタレーション、彫刻、漫画、写真などを包括的に収録。巻末には荒俣宏、南伸坊、藤森照信、山口晃ら17名の関係作家が寄稿。
80年代フナバシストーリー | 北井一夫
写真家、北井一夫の作品集。1989年に六興出版から刊行の「フナバシストーリー」を大幅に改編して出版された新版。1980年代、船橋の団地と新興住宅を5年に渡って毎日歩いて撮影した写真を集めたもの。一戸建てを購入する前の仮住 […]
Location | チェ・ヨンジュン
写真家のチェ・ヨンジュンの写真集。日本、韓国、香港などアジアの大都市における建築を撮影。切り取られた建築の芸術的な視点、上空から撮影された屋上の文字、料金所の標識、看板など、各国の都市建築の姿が収められている。 韓国語表記。
Lift | 久家靖秀
日本の写真家、久家靖秀の作品集。街、自然、住宅街…日常のありふれた景色でありながら、眺めているうちに大切な記憶が呼び起こされるかのような不思議な感覚になる写真を収録。無綴・断裁されていない装丁によって、より写真の存在が際立つ一冊。
画集 小村雪岱 普及版
大正から昭和初期に活躍した画家、小村雪岱の画集。「美人立姿」「おせん」などの版画作品をはじめ、装幀作品、挿絵作品、舞台美術作品など幅広く収録するほか、丁寧な解説も掲載。
草月とその時代 1945-1970 | 芦屋市立美術博物館、千葉市美術館
1998年に芦屋市立美術博物館と千葉市美術館などで開催された展示の図録。草月流の初代家元・勅使河原蒼風と、その精神を引き継いだ三代目家元・勅使河原宏の活動を軸に、戦後から1970年代の日本の先鋭的な美術を紹介。生け花の枠内にとどまらない精力的な創作活動や、芸術家たちとの交流を追う。
繡 | 中井菜央
写真家、中井菜央の作品集。人、動植物、風景など、様々な「個の存在」をポートレートとして写し出したカラー写真73点を収録。
Alex Prager: La Grande Sortie | アレックス・プレーガー
写真家であり映像作家のアレックス・プレーガーによる作品集。パリ・オペラ座バレエ団からの依頼で制作された映像作品「La Grande Sortie」の制作時に撮影された写真をまとめたもので、舞台のパフォーマーと観客の写真が交互に掲載されている。フィクションと現実の間を揺れ動きながら舞台と客席を隔てる第4の壁を壊し、視覚芸術の中で私たちがどのように真実と虚構の概念を受け入れているのかを問い直す一冊。 英語表記。
Nathalie Du Pasquier: Autobiography | ナタリー・デュ・パスキエ
イタリアの出版社、Tonini Editoreが毎月発行するアートブックシリーズ「Autobiography」。毎号1人のアーティストが手がけるこのシリーズは、サイズ(17x12cm)とページ数(64ページ)の決まりを除いては、自伝的なテーマをテキストやビジュアルで自由に表現することができる。第2弾となる本書を手がけたのは、イタリアのポストモダンを代表するデザイン集団、メンフィスの一員であるナタリー・デュ・パスキエ。パスキエによる静物画やポートレート、抽象画などのドローイング作品が自由に散りばめられている。 英語表記。
Skater Girls | Jenny Sampson ジェニー・サンプソン
カリフォルニアを拠点とする写真家、ジェニー・サンプソンの作品集。湿板写真により、無限の友情、開放性、創造性を発揮する女性スケートボーダーの豊かな文化を捉えた一冊。
Thomas Mullenbach: Originale | トーマス・ミュレンバッハ
スイス出身のトーマス・ミュレンバッハの作品集。2005年から20013年にかけて制作された、毎日届く展覧会の紹介状を自身の水彩画へと落とし込むシリーズをまとめたもの。アンディー・ウォーホール、アンリ・マティス、ピート・モンドリアンらあらゆる芸術家の作品を描いた図版、178点収録。 ドイツ語表記。
YMO TOKYO DOME 1993 6.10-11 | YMO
坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏で結成されたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のヴィジュアル・ブック。再結成された1993年の東京ドーム公演に際して発行されたもの。スタジオ写真や、坂本龍一の「テクノドン制作ノート」、「細野晴臣の脳波」など、様々なイメージが混ざり合ったYMOワールドが凝縮された一冊。全頁袋綴じなど造本にも注目。
ロバート・フランク ムーヴィング・アウト | 横浜美術館
1994年から1996年にかけて開催された巡回展のカタログ。アメリカを代表する写真家のひとり、ロバート・フランクの初期から1990年代前半に撮影され、当時の社会をありのまま映し出したかのようなストリートフォト作品を年代順に多数収録。巻末に展覧会歴、年譜等を掲載。
フィリア 特装版 | 今道子
魚や野菜、衣類などを日常的なモノを用いてオブジェを制作し、それらを撮影し幻想的な世界を創造する写真家、今道子の作品集。初期の代表作、「蛸+メロン」「キャベツ氏」から近年の作品までを収録。
ホックニーのオペラ展
イギリスの現代芸術界を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの舞台芸術を特集した展覧会図録。「放蕩者のなりゆき」「魔笛」「ロシニョール」「トリスタンとイゾルデ」「トゥーランドット」5つのオペラ舞台に関するステージデザインの仕事を、豊富な図版資料とテキストで紹介。
没後25年 有元利夫展 天空の音楽 | 千足伸行、有元容子
2018年に開催された「没後25年 有元利夫展 天空の音楽」の図録。バロック音楽を愛し、「素晴らしい音楽を画面いっぱいに鳴り響かせるー、いつかそんな作品を作ってみたい」と記したとされる有元利夫。収録された絵画、版画、立体など約110作品は、観るものを美しい音楽が鳴り響く創造の世界へと誘う。
東京―ベルリン/ベルリン―東京展 | 森美術館
2006年に森美術館で開催された、東京とベルリンにおける、125年に及ぶ日独文化の歴史と類似性を検証する展示の図録。日本からは横尾忠則、赤瀬川原平、名取洋之助ら、ドイツからはモホリ=ナジ、ミース・ファン・デル・ローエ、ヘルベルト・バイヤーらの作品をカラーで掲載。
平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) | 京都市京セラ美術館
2021年に京都市京セラ美術館で開催された展覧会の際に刊行されたもの。平成の日本の現代美術を紹介。同時代の社会で起きた出来事とともにまとめられた平成美術史年表、平成を代表するアーティストたちの作品と解説を収録。
アナザーエナジー 挑戦しつづける力 世界の女性アーティスト16人 | 森美術館
2021年に森美術館で開催された展示のカタログ。1950年代から1970年代にキャリアスタートした世界各国の女性アーティストを紹介。フィリダ・バーロウ、カルメン・ヘレラ、ミリアム・カーン、宮本和子、三島喜美代ら16人のアーティストの作品と活動を収録。
異端の資生堂広告 | 太田和彦
1970年代から80年代にかけて、資生堂で異色の広告デザインを手掛けてきたグラフィックデザイナー・太田和彦の作品集。数々の写真家と組み、「資生堂シフォネット」で広告界に衝撃を与えた太田和彦による雑誌広告作品を、原寸に近いサイズで完全復刻。著者自身による資生堂時代の興味深い伝記も収録。
資生堂宣伝史 総合篇/TV・CM篇/セルジュ・ルタンス篇 全三冊揃
1960年代以降の資生堂の広告宣伝史を編纂した資料集。広告ポスターのグラフィックデザイン、店頭でのディスプレイデザイン、パッケージデザインを収録した「総合篇」、セルジュ・ルタンスのクリエイティブのみを集めた「セルジュ・ルタンス篇」、テレビCMを集めた「TV・CM篇」(VHS)の3冊で構成。
Punk: An Aesthetic | Johan Kugelberg
パンクロックバンドやインディーズ映画製作者のポスターからフライヤー、ファンジンにいたるまで、パンクムーブメントを象徴するアートワークを集めた作品集。ジェイミー・リード、ジョン・ホルムストロム、バンクシーらの作品を一挙に収録。
佐野繁次郎装幀集成 西村コレクションを中心として | 西村義孝
画家・佐野繁次郎が手掛けた装幀本、表紙を描いた雑誌を編纂した作品集。単行本330点、雑誌120点のほか、「銀座百点」の表紙原画などをカラーで掲載。絵やデザインのほか、味わい深い独特の書き文字にも注目。
True Print | Dafi Kuhne
スイスを拠点に活動するグラフィックデザイナー、ダフィ・クフネの作品集。アナログな活版印刷の伝統と、デジタルな現代的な手段を融合させたユニークなポスター作品を多数収録。グラフィック表現を通して新たなビジュアルコミュニケーションを探求する。 英語表記。
Alexey Brodovitch Phaidon Press | アレクセイ・ブロドヴィッチ
ハーパース・バザー誌のアートディレクターを務め、以後のファッション写真やエディトリアルデザインに多大な影響を残したアレクセイ・ブロドヴィッチの包括的な作品集。代表作「Ballet」「Day of Paris」「Saloon Society」などに加え、初期の希少なブックカバーやポスターワーク、ハーパース・バザーのカバーなど300以上の図版を収録。詳細なバイオグラフィーや作品解説も網羅した重厚な一冊。 英語表記。