
特集 / 世界の民芸
民藝運動が見出した「用の美」
人びとの生活のなかで生まれ、手しごとの日用品として暮らしに根ざした民衆的工芸品、すなわち「民芸」。その素朴な佇まいに宿る美を見出し、世に紹介したのが「民藝運動」でした。民藝運動のはじまりは1926年。柳宗悦、富本憲吉や河井寛次郎、濱田庄司らによって提唱されました。その対象は国内外の木工、陶磁器、織物、染物、紙工など各分野にわたります。リバイバルを繰り返しながら、現代も息づく民芸。本特集では、民藝運動に影響を及ぼした英国のアーツアンドクラフツ運動や、伝統工芸、現代のプロダクトデザインも交えながらお送りします。
一覧

没後20年 ルーシー・リー展
SOLD OUT
20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの没後20年を記念して開催された展示の図録。優雅で緊張感のあるフォルムやあたたかみのある色調など、独 [...]

二十一世紀民藝
赤木明登
¥1,650(税込)
塗師として活動する赤木明登による長編エッセイ集。泰文館より刊行の季刊誌「住む。」において2009年から2018年にかけて連載された「名前のな [...]

包 Tsutsumu
岡秀行
SOLD OUT
アートディレクター・岡秀行が、藁、竹、木、紙などを用いた日本の伝統的な包装を大判サイズで紹介する写真資料集パッケージデザインを「包む」という [...]