鳥獣戯画 京都 高山寺の至宝 | 東京国立博物館、朝日新聞社
2015年に東京国立博物館で開催された特別展「鳥獣戯画:京都 高山寺の至宝」の図録。擬人化した動物や人々の営みを、墨線のみで躍動的に描いた鳥獣戯画。甲乙丙丁の全4巻にわたり、その全貌を紹介する。
白洲正子 神と仏、自然への祈り 生誕百年特別展 | 滋賀県立美術館ほか
2010年から2011年にかけて滋賀県立美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。随筆家、白洲正子が自身の紀行文や評伝の中で触れた、国宝や重要文化財を含む仏教美術や絵画、美術工芸品の数々を、白洲正子の言葉を添えて紹介する。ソフトカバー冊子10冊に解説1冊、折りたたみシート2枚を付属。
渡辺康啓 Printed Matter 2冊セット | Qullo&Co.
料理家、渡辺康啓が料理と写真、印刷物の新しい可能性を探る試みとして、自主制作で発行しているプロジェクト『printed matter』の第1弾、第2弾の2冊セット。第1弾はレシピが記載された帯と料理の写真が印刷されたポスターサイズのシート3枚を付属。第2弾は「森」をテーマに、春夏秋冬の野山の景色をイメージしたレシピを掲載。レシピの世界観を写真とデザインに落とし込んだB4サイズのシート7枚を付属。限定500部発行。
染め文字 伊藤紘型染作品集 | 芸艸堂
デザイナー・伊藤紘の作品集。文字と日本の風物などをモチーフに、日本の伝統染色技法である型染で制作された版画作品を多数掲載。序文は篠原栄太、秋月繁によるもの。
Contemporary Japanese Posters | Gian Carlo Calza
1964年の東京オリンピックから三宅一生のロゴ、そして大阪博覧会からデザイン会議の公式ポスターまで、85人のグラフィックデザイナーと756点のポスターを掲載。日本のグラフィックデザインの発展に見られるトレンドと美的意識を幅広く取り上げ、纒めた一冊。
Fax You: Urgent Images, the Graphic Language of the Fax
FAXアートをテーマにしたビジュアルブック。世界各国のアーティスト、デザイナー、建築家、映像作家、音楽家など数百人に向けて作品を募集し、その中から最も独創的な作品を集め、創造的なツールとしてのファックスの成果と影響力を検証。 英語表記。
名取洋之助と日本工房 1931-45 | 岩波書店
国内に報道写真やその方法論を持ち込み、先駆的な写真家・編集者として活躍した名取洋之助。木村伊兵衛、原弘といったメンバーとともに設立した制作集団、日本工房の仕事を主に特集し、テキストと豊富な図版資料で構成された1冊。
にっぽんのえ 7 早川良雄 vs. 井上嗣也
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、早川良雄vs.井上嗣也第7号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、イラストレーション、ポスター、広告作品やインタビュー、「7つの質問」などを掲載。
にっぽんのえ 4 大橋歩 vs. ペーター佐藤
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、大橋歩 vs. ペーター佐藤号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、それぞれのイラストレーション作品やインタビュー、「7つの質問コーナー」などを掲載。
にっぽんのえ 3 日比野克彦 vs. 中村幸子 | 小学館
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ、日比野克彦vs.中村幸子第3号。表紙・裏表紙の両A面構成となっており、ダンボール作品、オブジェ、ポスター、広告作品、イラストレーションやインタビュー、「7つの質問」などを掲載。
サン=テグジュペリの星の王子さま展
2007年に松屋銀座などで開催された展示の図録。世界中で愛読されるサン=テグジュペリの『星の王子さま』。初公開となる原画やテグジュペリ自筆の手紙やデッサンを通して、作品を紐解く。アートディレクションは祖父江慎によるもの。
Top 100 Rock ’n’ Rol Albums of All Time | Paul Gambaccini
1960年代から1980年代後半を代表するロックンロールの名盤トップ100をまとめた一冊。ビートルズ、ボブ・ディラン、エルビス・プレスリー、マイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイ、パティ・スミスらのアルバムジャケットの図版、テキストを収録。 英語表記。
日本タイポグラフィ年鑑 1994 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した1994年度の年鑑。ロゴタイプやタイプデザイン、グラフィック、パッケージなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは三木建。装丁は味岡伸太郎。
河目悌二展 生誕120年記念 | 刈谷市美術館
2009年に刈谷市美術館で開催された展覧会の図録。絵雑誌「良友」や「子供之友」で知られ、大正から昭和にかけて活躍した童画家、河目悌二。本書は絵雑誌の原画や初公開の学生時代のスケッチ、ほとんど紹介されてこなかった広告デザイナーとしての仕事など、河目の画業を豊富な図版とテキストで紹介する。
Katsura: Imperial Villa | Phaidon Press
日本建築の金字塔「桂離宮」を紹介する写真資料集。詳細な図面や記録資料、歴史的な分析を、新たに撮影された写真と併せて収録。ブルーノ・タウトによるテキスト、図版を掲載。数々の名だたる建築家たちを魅了してきた空間、モダニズム建築を再認識できる一冊。 英語表記。
Textiles Africans | Michele Coquet
アフリカのサハラ以南のテキスタイルデザインをまとめた写真資料集。遺跡調査で発見された布、北アフリカからのイスラムの影響が見受けられるデザインなど、様々なテキスタイルを紹介。図版170点を収録。ケースには泥染め布(ボゴランフィニ)を再現した布が貼られている。 フランス語表記。
平安の文様 世々のみけし | 三一書房
平安朝の衣服の文様を集めた資料集。年中行事絵巻や源氏物語絵巻、扇面写経などの絵巻から、色目文様を組織的に分類、カラー図版で各頁6種類ずつ掲載。巻末には文様の用途、男女、老少、階級などに着目し、文様の発達や特色についての解説を収録。1000部限定刊行。
エジプト古代染織展 コプト織の世界 | 鐘紡
1979年に銀座シグナスにて開催された展示の際に刊行されたもの。鐘紡株式会社が(現・カネボウ)創業以来50年以上にわたり収集した染織工芸品の中から、世界の古代染織を代表するエジプトの「コプト織」に焦点を当て紹介。2世紀から12世紀までの、コプト織の種類や人物文、唐草文、幾何文などの様々な文様の図版、解説を収録。
Connaissance des Teintures Vegetales | Figue-Henric Eric
植物染料に関する研究をまとめた資料集。羊毛と染料について、植物の品種と染料を採取するための技術、詳細を図版、解説とともに収録。 フランス語表記。
19世紀アメリカインディアンの染織 | ナバホブランケット実行委員会
1984年から1985年にかけて開催された巡回展の際に刊行されたもの。 19世紀に米国南西部で生み出されたナバホ族が織るブランケットに焦点を当て紹介。 ナバホ族の染織とその背景、歴史、ストライプやひし形、楔形模様のブラン […]
幽霊・妖怪画大全集 美と恐怖とユーモア
日本画家であり風俗研究家でもあった吉川観方が収集した、日本の幽霊・妖怪画の名品を一挙に公開した展示会図録。円山応挙、伊藤若冲、歌川国芳、月岡芳年、歌川国貞らによる妖怪画、百鬼夜行図、幽霊画など158点をカラーで掲載。
日本伝奇伝説大事典 | 乾克己ほか
日本各地に伝わる、上代から明治期にいたるまでの神話・伝説・昔話・説話・奇談・人物の逸話などを集大成した事典。時代の変遷とともに文芸化、芸能化された虚像の部分にまで叙述。
つづく で起こったこと 「ミナペルホネン/皆川明つづく」展 93日間の記録 | 青幻舎
2019年から20年にかけて東京都現代美術館で開催された「ミナ ペルホネン/皆川明つづく」展を振り返り記録したもの。各界で活躍するクリエイターやアーティスト12名と語り合うクロストークやファッションショー、演劇、食などの幅広いイベントの内容を収録。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 | 国立新美術館
2019年に国立新美術館などを巡回した展示の図録。18世紀後半から20世紀初頭のウィーンにおけるモダン・アート、モダン・デザインの黄金期を4つの章にカテゴライズして紹介。グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、オットー・ヴァーグナー、ヨーゼフ・ホフマンらほか、幅広い分野の図版、解説を収録。
マッキントッシュとグラスゴー・スタイル | サントリーミュージアムほか
2000年にサントリーミュージアムほかで開催された展覧会「マッキントッシュとグラスゴー・スタイル」展の図録。20世紀モダニズムの先駆者、建築家のチャールズ・レニー・マッキントッシュと、スコットランドのグラスゴー美術学校出身の仲間たち、ザ・フォーなどのデザイナーたちによる作品を多数収録。多岐にわたる才能で活躍したマッキントッシュとともにグラスゴー・スタイルを確立したデザイナーたちの業績をたどる一冊。
Brassai: Paris by Night | ブラッサイ
パリで活躍した写真家、ブラッサイの作品集。最高傑作のひとつである「PARIS DE NUIT(夜のパリ)」の英語版。屋上からの景色、公園の男女、ゴミを漁る男、雨に濡れた石畳。昼間とはまた違った表情をみせる光と闇に浮かぶ夜のパリが写し出される。 英語表記。
Andre Kertesz | アンドレ・ケルテス
ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスの作品集。1912年から1983年にかけてハンガリー、パリ、ニューヨークなどで撮影された、日常的な風景から印象的なイメージを切り取る。 チェロを弾く男、ビル街を歩く象たち、セーヌ川のほとりから覗くノートルダムほか、55点の作品に添えて、ケルテスの表現やその生涯についての短い散文を収録。 英語表記。
Edward Hopper | エドワード・ホッパー
20世紀アメリカを代表する画家、エドワード・ホッパーの作品集。夜のオフィス、窓辺の椅子に座る女性、マンハッタンブリッジや街並みなど、アメリカの当時の風景、日常のワンシーンを描く。カラー・モノクロによる多数の図版とともに解説を収録。 英語表記。
The Cut-Outs of Henri Matisse | アンリ・マティス
20世紀を代表するフランスの画家、アンリ・マティスの作品資料集。大病を患った後、絵筆のかわりに新たな表現手段として制作を行った切り絵の作品に焦点を当て紹介。「Jazz」シリーズ、ヴァンス礼拝堂のステンドグラス案の「The bees」、「Blue Nude」シリーズほか、カラー・モノクロによる作品図版と併せて解説を収録。 英語表記。
Botanical Sketchbooks | Helen Bynum、William Bynum
世界各国の芸術家、植物学者、科学者たちによる植物についてのスケッチやドローイングをまとめたもの。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ゲオルク・ディオニシウス・エーレットら、あらゆる分野の視点から描かれる緻密な植物画が収められている。カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。 英語表記。
百学連環 百科事典と博物図譜の饗宴 | 印刷博物館
2007年に印刷博物館で開催された展覧会「百学連環 百科事典と博物図譜の饗宴」の図録。「事典と図譜の黎明」にはじまり、「植物図譜を通してみる東西の文化交流」「科学と芸術、そして俳諧文学」など幅広く解説。百科事典と博物図譜の刊行がどのようにして可能になったのか、そして現在までの人知の成果がどのように収納されたのかを明らかにしていく。
John J. Audubon: Birds of America | ジョン・ジェームズ・オーデュボン
米国の画家・鳥類研究家、ジョン・ジェームズ・オーデュボンの作品集。アメリカに生息するあらゆる種類の鳥を豊かな色彩の銅版画で表現したオーデュボンの作品から、厳選して70種余を収録。 英語表記。
Beyond | 城林希里香
ニューヨークを拠点に活動する写真家、城林希里香の写真集。荒野、砂漠、山、人が集うビーチ、真っ白な海の世界に浮かぶ船など、広がる風景のもつ、いつかの思い出とともにその風景映し出す。別紙に自身の記憶と想いを綴った散文を収録。
山中現 全版画集 1976-1993 | アート・ギャラリー タピエス
版画家、山中現の作品集。木版を軸に銅版、ガラス絵、油絵、水彩、立体作品と作域を広げながら、同時に、串田孫一や松永伍一といった詩人との協同作業による詩画集やオリジナル版画集も数々刊行している山中現の、初期作品から1993年までの作品を266点収録。
宮沢賢治の世界展 誕生百周年記念
宮沢賢治の生誕100年にあわせて開催された「宮沢賢治の世界展」の図録。「風の又三郎」「春の修羅」などの直筆原稿や、「雨ニモマケズ」の手帳、書簡、遺品など、戦火を免れ展示された貴重な資料の数々を収録。別役実「賢治の演劇性」、井上ひさし「彼のやりたかったことのリスト」、原子朗「外国の賢治受容」といったエッセイも併せて掲載。
Branches | Sven Lukin スヴェン・ルーキン
アメリカ系ラトビア人アーティスト、スヴェン・ルーキンの作品集。1960年代に初めて変形キャンバスをアートの世界に発表し、その後は前衛芸術家の間で確固たる地位を築いたにも関わらず1972年にアートシーンから姿を消したルーキン。以来、マンハッタンのミッドタウンのスタジオで、木の枝の枠に麻布を張った変形キャンバスを用いた作品を制作。本書はルーキン作品の中でもあまり知られていない25点の彫刻を初めて書籍化した一冊。限定500部。全体的に状態良好。
アジェ、マン・レイ、ブラッサイの巴里 1920-40年の写真世界 | 東京都写真美術館
1992年に東京都写真美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。パリで前衛美術家たちが写真芸術を開花させた1920年代から、1940年代にかけて活躍した写真家たちの作品を紹介。アジェ、マン・レイ、ブラッサイを中心に、ハンス・ベルメール、ブランクーシ、中山岩太ら、同時代に活躍したアーティストたちの作品を解説とともに収録。
東京都美術館開館90周年記念展 木々との対話 再生をめぐる5つの風景
2016年に東京都美術館で開館90周年を記念して開催された展示の図録。國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂ら、木を用いた創作活動を行う5人の現代作家を紹介。愛らしく神秘的な牡羊や麒麟の彫刻、チューリップや睡蓮をかたどった木彫など作品の写真と解説を収録。
Mies Van Der Rohe: Space - Material - Detail | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀のモダニズム建築を代表する建築家、ミース・ファン・デル・ローエの建築資料集。ランゲ邸、エスター邸、バルセロナ・パヴィリオン、新国立ギャラリーなど代表的な14の建築作品を、素材、ディテールから立体図面などの貴重な資料とともにわかりやすく分析。 英語表記。
森麗子 織る・やさしい自由織り | ガブロム工房
日本におけるファブリック・ピクチャーの第一人者、森麗子の「自由織り」の手引書。ファブリック・ピクチャーはもちろん、クッションカバー、マット、コースターなど、織り機を使わず、ダンボールなど身の回りにあるもので手織りするテクニックをわかりやすく紹介。後半にはモチーフのヒントとなる織り図を多数収録。
Christian Coigny: Sittings | クリスチャン・コワニー
スイスを拠点に活動する写真家、クリスチャン・コワニーの作品集。デザイナー、建築家、ミュージシャン、政治家、コメディアンなど、あらゆる分野で活躍する人々があらゆるデザインの椅子に座り、その姿を撮影。レイ・イームズ、マイルス・デイヴィス、ジョン・ケージ、イッセイ・ミヤケ、ピナ・バウシュらが参加。 英語表記。
Architects’ Houses | Michael Webb
世界17ヶ国、建築家総勢30人の自宅を紹介する建築資料集。質素な家、野心的なデザインの家、洗練された家…建築家たちがどのようにして自分たちの家をデザインしたのか、それぞれのアイデアとインスピレーションを写真、スケッチ、図面ととも掲載した一冊。 英語表記。
Fiat Lux | Olivier Duport
イタリア・プーリア州にある教会や神聖な空間などの建築を集めた写真集。バロック様式の建築で知られているプーリアの地で、現代的なデザインであるが故に見過ごされてきた建築に光をあてたもの。 英語表記。
インゴ・マウラー展 光の魔術師 | Excore
ドイツの照明デザイナー、インゴ・マウラーの展示図録。120種類以上の照明や照明システムを制作し、展覧会に数々のインスタレーションを提供してきたマウラーのデザインとプロジェクトを包括的に紹介。