グラフィックデザイン 第30号 | 講談社
美術評論家、勝見勝が編集を務めたデザイン雑誌「グラフィックデザイン」の第30号。杉浦康平や向秀男、原弘など時代を代表するデザイナーたちによるテキストともに、当時の国内外におけるポスターや広告などをカラー、モノクロ図版で多数収録。ステレオファインダー付属。
Katrin Koenning & Sarker Protick: Astres Noirs
ドイツの写真家、カトリン・コーニングとバングラデシュの写真家、サルカー・プロティックの作品集。何千マイルも遠く離れた2人がスマートフォンを用いて日常の風景を撮影する。黒の紙にシルバーインクで印刷された作品は、幻想的で美しい光の可能性を感じる一冊。 英語表記。
The Thing The Book: A Monument to the Book as Object
「本とは一体何なのか?」という問いをクリエイターたちに投げかけ、まとめた一冊。ジョン・バルデッサリ、マーク・ダイオン、エド・ルシェら30人以上の写真、アート、デザイン作品を紹介。大きくなっていくページ番号、メッセージの入ったスピンなど、他にはないグループアートプロジェクトが収められている。 英語表記。
Sam Haskins: Photo Graphics | サム・ハスキンス
南アフリカ出身の写真家、サム・ハスキンスの作品集。今もなお多くの写真家たちに影響を与え続けるハスキンスによる、官能的で幻想的な世界観のコラージュ作品を多数収録。 ドイツ語表記。
素朴の大砲 | 草森紳一
評論家・草森紳一が、20世紀初頭のフランスで活動した素朴派の画家アンリ・ルソーを語った一冊。24のテーマに分け自身のエッセイを交えて、ルソーの作品を語っていく。カラー・モノクロ含む図版も多数収録。装丁は横尾忠則によるもの。
Andreas Muhe: ABC | アンドレアス・ミューエ
写真家、アンドレアス・ミューエによる写真集。表紙に選ばれたヘルミュート・シュミットのオフィスや、ゲルハルト・リヒターを作品とともに写した「Richter walk」、そして政治家や著名人のポートレート作品など、空間演出と繊細な照明技術が光る作品を多数収録。
Brice Marden: Marbles and Drawings | ブライス・マーデン画集
アメリカのアーティスト、ブライス・マーデンの作品集。2020年にアテネで開催された展示に際して出版されたもの。小さな大理石の破片に描かれた絵画を中心に、 ドローイングの小品群と、6枚組の絵画などを収録。 英語、ギリシャ語表記。
Self-image | 蜷川実花
写真家、蜷川実花による作品集。20代の頃から18年間にわたり世界各国で撮られたセルフポートレートを中心に、独特の色彩や構図で切り取られたイメージを収録。蜷川幸雄による寄稿を掲載。限定1500部発行。
Days In Between | 中野道
写真家・映像監督として活動する中野道の2作目となる写真集。とどめられない大きな流れの中にある一瞬を、より親密かつ広がりのある視点から捉える。ぼやけて散らばる数え切れない星、サイドミラーに映る過ぎた景色。命と宇宙、過去と未来などさまざまなものの繋がりと価値を問いかける。 日本語、英語表記。
John Baldessari: The Space Between | ジョン・バルデッサリ
アメリカ人アーティスト、ジョン・バルデッサリの作品集。本書は、最晩年の絵画シリーズを収録した一冊。「2つのものを見る時は、ものではなく、その間の空間を見なくてはならない…重要なのは2つのものの間の空間だ」と語るバルデッサリのキャンバスに描かれた30点の絵画を通じて、言語とイメージ、前景と背景、写真と絵画、存在と不在など、2つのものの間の空隙を探求する。
Printed Matter: Drukwerk, 1st Edition | Karel Martens カレル・マルテンス
オランダを代表するグラフィックデザイナー、カレル・マルテンスの作品集。マルテンスの手がけた仕事の中から、特にブックデザイン、切手、カードのデザインなどといった「印刷物」に焦点をあてて纏めた内容。粘葉装を採用した一味違う造本の貴重な一冊。
The Tomato Project 25th Anniversary Exhibition “O” | トマト
2016年に渋谷パルコで開催されたTomatoの結成25周年記念展の図録。世界的に活躍するデザイン集団Tomatoが創作してきたさまざまな作品を一堂に展示。結成から25年間に渡り作られてきた商業作品や、チーム内で実験的に制作された作品に加え、TomatoがUnderworldの為に制作したレコードジャケット、グラフィック、映像、アートワークなども紹介。
アイデア No.303 めくるめくキューバポスターの世界 | 誠文堂新光社
アイデアNo.303、2004年3月号。1959年の社会主義革命以降のキューバにおけるポスターの世界特集。岐阜経済大学にて行われた 「キューバポスター 1937-2003」展に出品された作品を中心に、映画ポスター40点を含むキューバポスター全81点を収録。エディトリアルデザイナーやグラフィックデザイナーとして活動する羽良多平吉と、現代美術家である大竹伸朗のオリジナルポスター付。
アイデア No.320 メディウム・スペシフィック | 誠文堂新光社
アイデアNo.320、2007年1月号。メディウム・スペシフィック特集。山口信博、近藤一弥、森大志郎と上崎千、中島英樹らによる作品などを多数収録。連載は高岡宏、平野甲賀×川端直道。
アイデア No.351 北川一成/ブルーノ・モングッツィ | 誠文堂新光社
アイデアNo.351、2012年2月号。北川一成/ブルーノ・モングッツィ2大特集。特集1ではデザイン事務所GRAPHの代表である北川のインタビューを、デザインワークを交えながら掲載。特集2では、スイスの代表的なグラフィックデザイナー/ブルーノ・モングッツィのインタビューと、手がけたデザインを収録。また、世界的タイポグラファー/エミル・ルーダー「本質的なもの 平面」を掲載。連載は尾原史和。
アイデア No.395 世界設計の方法 ゲーム体験とユーザーインターフェイス | 誠文堂新光社
アイデアNo.395、2021年10月号。ゲームAI開発者、三宅陽一郎監修による『世界設計の方法』特集。デジタルゲームにおけるゲーム画面の変遷を、操作性に関わる表現の変化や描画表現の工夫など、グラフィックデザインにおける情報整理の手法やUI・UXという観点を軸に振り返る。
河北秀也のデザイン原論 | 新曜社
「いいちこ」のアートディレクターとして知られる、河北秀也によるデザインを考察した一冊。地下鉄ポスターシリーズ、朝日、日経からHanakoまで、デザインにまつわる話を私小説のように自らの言葉で綴る。
藤井保の仕事と周辺 | 六耀社
写真家、藤井保とその仕事についてまとめた一冊。JR東日本、ポートレート、ドキュメンタリーとフィクション、ピンホールカメラなど、あらゆるテーマで写真、被写体、作品を通して伝える想いを語る。カラー・モノクロ含む写真、テキストを収録。装丁は葛西薫によるもの。
Brodovitch | アレクセイ・ブロドヴィッチ 作品集
現在のファッション写真の礎を築きあげたアートディレクター、アレクセイ・ブロドヴィッチの作品集。代表的な仕事であるハーパース・バザーやポートフォリオマガジンなどから、エレガントで革命的なデザインワークを多数収録。
Analog Algorithm: Source-Related Grid Systems | Christoph Gruenberger
グリッドシステムを使用したグラフィックデザインの技法書。レイアウト、フォント、ロゴ、デザインルールの設定方法などを豊富な図版とともに紹介。ワークブックであると同時にインスピレーションの源でもある1冊。 英語表記。
Paul Cox Box | ポール・コックス
フランスを中心に幅広いジャンルで活躍するアーティスト、ポール・コックスのアートブック。2021年に板橋区立美術館、イルフ童画館で開催された「つくる・つながる・ポール・コックス展」をそのまま持ち帰ることをコンセプトに制作されたもの。ポスター、小冊子におさめられたテキスト、ゲーム、写真、作品集、ポールによる手描きのプレゼントなど豊富な図版を収録。
クリエイション 20号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」最終号。ヘンリー・ウルフ、テュリオ・ペリコリ、ヴィエスワフ・ヴァウクスキ、日比野克彦、ケン・ドーン、イェジー・チェルニャフスキらの作品を紹介。本誌シリーズ掲載後に更なる進化を遂げた作家たちを、亀倉雄策自ら解説する特集記事「人生の階段」も併せて掲載。執筆陣はミルトン・グレイサー、イタロ・ルピほか。
Studio on Fire: Iron Beasts make Great Beauty
アメリカ・ミネソタ州を拠点にするデザインスタジオ、Studio on Fireの作品集。活版印刷、シルクスクリーン印刷、箔押し、エンボスなどの技法を取り入れたデザインを多数収録。伝統的な技術や手仕事と現代的なデザインをシームレスに融合させている。 英語表記。
名取洋之助の時代 | 中西昭雄
ルポルタージュ・フォト(報道写真)の手法をいち早く実践したことで知られる写真家・名取洋之助の評伝。アサヒカメラ1980年1月号から12月号まで連載した「名取洋之助は何を残したか」を纏めたもの。木村伊兵衛や原弘らと設立した日本工房や、世界に日本を紹介するグラフ誌「NIPPON」の創刊についてなども掲載。
SENTO 二十世紀銭湯写真集 | 町田忍
庶民文化研究家やエッセイストとして活動する町田忍監修のもと、日本の古き良き銭湯を記録した写真集。銭湯の写真だけでなく、歴史や専門用語、銭湯ファッション、タイル絵、銭湯グッズなど、銭湯好きだけでなく日本の文化を知る上でも資料性の高い一冊。
Francois Halard: A Visual Diary | フランソワ・アラール写真集
インテリア写真や建築写真で知られるフランスの写真家、フランソワ・アラールの作品集。ドリス・ヴァン・ノッテン、マノロ・ブラニク、ジョルジョ・モランディ、ミケル・バルセロ、ソール・ライター、ドナルド・ジャッドら、デザイナーや芸術家の邸宅を撮影した作品を多数収録。 英語表記。
Francois Halard | フランソワ・アラール
インテリア写真や建築写真で知られるフランスの写真家、フランソワ・アラールの作品集。アクセル・ヴェルヴォルト、ロジェ・ヴィヴィエ、リチャード・アヴェドン、ジュリアン・シュナーベル、バルテュス、ココ・シャネル、イヴ・サンローランら20世紀を代表するアーティストやデザイナーたちの邸宅を収録。エレガンスとボヘミアンが混ざり合い、親しみやすくパーソナルな空間は、インテリアコーディネートや家具選びの資料の宝庫と言える。 英語表記。
桂離宮 | 西川孟
日本の写真家、西川孟が撮影した桂離宮の写真集。「桂」以前、桂離宮、「桂」以後、に章を分け大判の図版を収録。後半は歴史とともに建築について図版を用いた論文を掲載。「桂離宮全図」の配置図を付属。
Lina Bo Bardi & Studio de arte Palma | リナ・ボ・バルディ
ブラジルで活躍した建築家リナ・ボ・バルディが1949年から50年にかけてヴィラノヴァ・アルティガスのプロジェクト「カサ・ビッテンコート」のためにデザインした椅子やソファなどの名作を紹介する。実際に空間に置かれた家具の写真や資料を収録。 ポルトガル語、英語表記。
Brands A-Z: Muji | 無印良品
衣服、生活雑貨、食品という幅広いアイテムを製造・販売し、世界に展開する企業「無印良品」のビジュアル資料集。歴代の広告アートワークを中心に、ブランドのストーリーを紐解く1冊。また、デザイナーへのインタビューや、世界的な人気を確立した無印良品の歴史も紹介している。 英語表記。
Doors | 遠山孝之
遠山孝之が世界16カ国のドアを撮影した写真集。アメリカ、ドイツ、フィンランド、アイルランドほか、各国のドア、ノブのカラー写真、テキストを収録。木彫りの装飾や鮮やかな配色、落書きの中に紛れたドアなど、個性溢れる様々な扉を紹介。
資生堂 彩・粋・香 3冊揃
資生堂が当時「花椿」の会員向けに発行していた非売品の資料集3冊セット。「彩りを詠む」「粋を蒐める」「香りをまとう」など、それぞれ様々な角度から彩・粋・香をテーマにしたエッセイと豊富な写真を掲載。粟津潔、早川良雄、浅井愼平、横須賀功光など、豪華な執筆陣や写真家が参加。
Hans Coper ハンス・コパー | Stenlake Publishing
ドイツ人陶芸家、ハンス・コパーの作品集。限られた色と素材を豊かに変化させながら、かたちとかたちを静かに結びつける氏の作品をその生い立ちとともに紹介。豊富な図版とともに技法の解説なども収録。 英語表記。
暖簾 | 増田正
日本全国津々浦々の暖簾を集めた写真資料集。10年間に渡り、著者自らの足で撮り続けてきた豊かで多彩な暖簾の数々を紹介。山本太郎、早川良雄、谷峯蔵、浜口隆一による寄稿も併せて収録。
Dieter Rams: Less but Better | ディーター・ラムス
ドイツのインダストリアルデザイナーで、ブラウン社のデザインを通して世界に絶大な影響を与えたディーター・ラムスの作品集。氏がデザインを手がけたブラウン社の家具、家電、日用品、数々をカラーとモノクロで多数掲載。
Selldorf Architects: Portfolio and Projects | Annabelle Selldorf
ニューヨークを拠点に活動する建築事務所セルドルフ・アーキテクツの写真資料集。ギャラリーや公共施設、個人の邸宅など30のプロジェクトを、豊富な写真、建築図面、テキストとともに紹介。 英語表記。
Sublime: New Design and Architecture from Japan
日本の建築やプロダクトデザイン資料集。洗練された美意識を持ち合わせながら、機能的で無駄のない日本のプロダクトや建築、インテリアを幅広く紹介。深澤直人や隈研吾などの巨匠から若手の作家まで、伝統の中に独自のデザインを落とし込むデザイナーたちによる作品を幅広く収録。 英語表記。
Vincent Van Duysen Works 1989-2009 | Ilse Crawford、Marc Dubois
ベルギー出身の建築家兼デザイナー、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンの作品集。1989年から2009年までにドゥイセンが手掛けた住宅、オフィス、商業空間など30以上のプロジェクトを紹介。崇高さと豊かさ、ミニマルと手触りのよさを併せ持つデザインの数々を美しい写真とともに収録している。 英語表記。
Rudolf Schwarz and the Monumental Order of Things | Adam Caruso、Helen Thomas
建築家・ルドルフ・シュワルツの作品集。ドイツのラインラントに佇むシュワルツの建築作品9棟を調査し、多数の図版とともに紹介。教会や礼拝堂をはじめとするプロジェクトの解説や、1958年の講義の内容、妻である建築家のマリア・シュワルツのインタビューもあわせて掲載。英語表記。
柳宗理 生活のなかのデザイン | 東京国立近代美術館
2007年に開催された「柳宗理 生活のなかのデザイン」展の図録。1950年から60年にかけての柳宗理デザインが確立していく過程を紹介するとともに、代表的な家具や生活道具などを多数収録。
Leaves 立花文穂作品集 | 誠文堂新光社
アーティスト、グラフィックデザイナーとして国内外で評価されている立花文穂の初作品集。アートワークのみならず、ポストカードからポスターまで多種多様な印刷物や本、写真、文章などを多数収録し、20年余りの創作活動を展望。