渡辺義雄写真集 日本の塔 信仰とその象徴 | 毎日新聞社
写真家、渡辺義雄による日本の塔を集めた写真集。各地に建立された三重塔や五重塔の外観や内部、初層などを鮮やかなカラー写真で多数収録。
Berlin Living Rooms | Dominique Nabokov ドミニク・ナバコフ
アメリカとフランスを拠点に活動するフォトグラファー、ドミニク・ナバコフの作品集。「New York Living Rooms」と「Paris Living Rooms」に続くもの。ベルリンのアーティストや作家の部屋を、無人の状態で撮影。 英語表記。
伊丹潤 手の痕跡 | TOTO出版
日本の建築家、伊丹潤の作品集。「墨の家」、「石彩の教会」などの代表的な建築、スケッチとドローイング、エッセイ、解説を収録。作品とともに伊丹潤の詩的な言葉が散りばめられている。
Billy Sullivan: Still, Looking. Works 1969-2016 | ビリー・サリヴァン
アメリカのアーティストで写真家のビリー・サリヴァンによる作品集。1970年代初頭からニューヨークのアンダーグラウンドやアート、ファッションシーンをカメラに収め、その写真を油絵やパステル画、インスタレーションにアウトプットしてきたサリヴァンによる、1969年から2016年までのポートレートや静物画などのペインティングや写真を多数収録。 英語表記。
Alec Soth: Sleeping by The Mississippi | アレック・ソス 写真集
マグナムフォトに所属する写真家、アレック・ソスの初期作品集の復刻版。アメリカ・ミシシッピ川沿いのロードトリップを中心に、その地で生きる人々や風景を大判のカラー写真で収録。五感に訴えかけてくるような被写体の生々しさとともに、一貫して孤独や切望、幻想といった人間の内側が物悲しくも露わになっている。
Alec Soth: Songbook | アレック・ソス
マグナムフォトに所属する写真家、アレック・ソスの作品集。2012年から2014年にかけて、ニューヨークからシリコンバレーへと横断しながら、独自の文化が形成されているコミュニティに集まる人々の生活を撮影。根源的な繋がりを求める人間の感情に焦点をあてたモノクロ作品とともに、様々な音楽の歌詞を併せて収録。良好。
Sophie Taeuber-Arp: Living Abstraction | ゾフィー・トイバー=アルプ
スイスの芸術家、画家、彫刻家、テキスタイルデザイナー、ゾフィー・トイバー=アルプの作品集。アメリカで40年ぶりに開催された回顧展にあわせて出版されたもの。テキスタイル、ビーズ細工、多色刷りのマリオネット、建築・インテリアデザイン、ステンドグラス、紙作品、絵画、レリーフ彫刻など、約400点の作品を通して、アルプの学際的かつ異種混合的な抽象画へのアプローチを紹介する。 英語表記。
Marc Nagtzaam: Reissue | マーク・ナグザーム
オランダ出身のアーティスト、マーク・ナグザームの作品集。1995年から2011年に制作されたドローイング作品、テキストを収録。細密に描かれた幾何学的なパターンと空間の表現を探る。 英語表記。
Robert Longo: Men in the Cities | ロバート・ロンゴ
アメリカのアーティストで映画監督のロバート・ロンゴによるドローイング作品集。ロンゴの作品の中でも代表的なシリーズ「Men in the Cities」から、シンプルでありながらも躍動感のある人物たちを描いたモノクロの図版44点とインタビューを収録。 英語表記。
Robert Frank: Story Lines | ロバート・フランク
「アメリカ人(The Americans)」で現代写真界に多大な影響を与えたアメリカの写真家、ロバート・フランクによる写真集。2004年から2005年にロンドンで開催されたテート・モダンでの展覧会に合わせて刊行され、1949年から2003年にかけての作品を年代順に掲載。
実験室からの眺め | 森山大道
1827年、ニセフォール・ニエプスによって発明され、撮影された、世界で初めての写真「ル・グラの窓からの眺め」。ニエプスの実験室が今も建つ聖地“サン・ルゥ”を訪れた森山大道が、186年前に撮影された夏の日野「ル・グラの窓からの眺め」を、写真という歴史が刻まれた瞬間の光と影の粒子を、再び写し撮るまで(帯より)。装丁は町口覚。
クラックアップ | ハーモニー・コリン
映画「KIDS」の脚本や「ガンモ」の監督としても知られるアメリカの映画監督、ハーモニー・コリンによる初の小説作品。イラストや写真、メモのような手書きのテキスト、まるでコリンの頭の中を視覚化したような不思議な一冊。日本語翻訳版。
アルフレッド・ウォリス 海を描きつづけた船乗り画家 | 塩田純一
船乗りとして働き、70歳になってから独学で絵を描き始めた画家、アルフレッド・ウォリスの生涯についてまとめた評伝集。2007年に東京都庭園美術館で開催された「だれも知らなかったアルフレッド・ウォリス」展を企画した美術史家・塩田純一が書き下ろしたもの。素朴派の画家として、そして異色の芸術家としてのウォリスの根源に迫る一冊。
Andy Warhol: A Retrospective | アンディ・ウォーホル
1989年にニューヨーク近代美術館で開催されたアンディ・ウォーホルの回顧展の際に刊行された展覧会カタログ。ドローイングや写真、シルクスクリーンなど、600点以上の図版を収録し、ウォーホルが生涯をかけて制作し続けた膨大な作品とその人生を網羅する一冊。 英語表記。
消滅した時間 | 奈良原一高 写真集
世界的に高い評価を受ける日本の写真家・奈良原一高の写真集。1970年から1974年のアメリカ滞在中に撮影され、別種の世界の如く写された超現実的な風景101点を大判で収録。装丁は勝井三雄によるもの。
Uwe Hand: Maler/Painter | ウーヴェ・ハンド
ドイツ出身のアーティスト、ウーヴェ・ハンドの作品集。コラージュのような独特なタッチで描かれた風景、人、動物、壮大な自然を描いた作品など、あらゆる手法で描かれた作品を多数収録。 英語、ドイツ語表記。
ドナルド・ジャッド展 | 静岡県立美術館 ほか
1992年から1993年にかけて静岡県立美術館と北九州市立美術館で開催されたドナルド・ジャッド展の図録。ミニマルアートを代表するジャッドによる立体作品やスケッチ、作家本人のテキストも合わせて収録。 英語、日本語表記。
Osma Harvilahti: Ethiopia | オスマ・ハヴィラティ
フィンランド人の写真家、オスマ・ハヴィラティの作品集。エチオピアの首都アディスアベバにある無法地帯となっている大きな交差点、メスケルスクエアでわずか2日間で撮影されたもの。人々の営みやそこにある風景の一瞬をハヴィラティの視点で鮮明に切り取っている。500部限定刊行。 英語表記。
Matthew Wong: Postcards | マシュー・ウォン画集
独学で学んだカナダの画家、マシュー・ウォンの作品集。晩年の2019年に制作したポストカードペインティングをまとめたもの。小さな面積に描かれた風景画作品群は、ウォン自身が「個人的・集団的なノスタルジアを活性化する」と語るように、観たものの記憶を探るよう促す不思議な引力をもっている。 英語表記。
Rinko Kawauchi: Des Oiseaux | 川内倫子
写真家、川内倫子の作品集。鳥をテーマにした写真集「Des Oiseaux」シリーズの1冊。自宅周辺で営巣するツバメを被写体とし、独特の詩的な表現と細部へのこだわりで、日常生活の中にある素晴らしいものや儚い命の美しさを引き出している。また、ツバメの生活様式、歴史、渡りの習性、人間との共生関係、そして生息数の減少などについてのテキストを、鳥類学者のギレフ・レザッフルが寄せている。 英語表記。
加納光於 まなざし 疼く飛沫を辿れ | セゾン美術館
1990年前後に制作された、画家・加納光於による「まなざしー疼く飛沫を辿れ」シリーズの展示図録。デカルコマニーにより映し出されるフルカラーの図録群、そして自身のエッセイ等を収録。表紙デザインは田中一光。
白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像の力 | 著者名
2014年にアーツ前橋で開催された同名展示の展示会カタログ。現代美術家、白川昌生のヨーロッパで制作されたコンセプト・ノートからはじまり、2014年までの作品と解説を収録。「日本現代美術序説」の全文を掲載。
Skaters: Tintype Portraits of West Coast Skateboarders | Jenny Sampson ジェニー・サンプソン
カリフォルニアを拠点とする写真家、ジェニー・サンプソンの作品集。スケートパークに集まるスケーターたちの物思い、タフさ、遊び心、不安、注意力散漫、無邪気さなど、様々な姿を湿板コロジオンで撮影した一冊。
We Already See So Much: A Little Ramble | Euan Macdonald
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、ユアン・マクドナルドの作品集。3年の歳月をかけて世界各地で制作した85点の風景画とスケッチを収録。タイトルはスイスの作家ロバート・ヴァルザーの短編小説「A Little Ramble」から引用。英語表記。
Overgangar | Erla S. Haraldsdottir
アイスランド出身のアーティスト、エルラ S. ハラルドティルの展示会図録。ハラルトドティルは具象的な油絵を、西洋美術史の正典、アイスランドの近世画家、南アフリカのヌデベレ族の壁画、ベニン青銅器、個人の家族写真、中世の彩色写本など、幅広い文化的産物を引用して描いている。これは、フランスの文学運動であるオウリポの構造を取り入れた、ルールと制限に基づいた芸術制作の手法で、その巧みな絵画は、象徴主義、記憶、風景、インテリア、親族関係などについて考えるよう、鑑賞者を誘う。
円柱 黒練 | 南景製陶園
南景製陶園の碗(湯呑み)。黒練は粘土質で吸水性の無い土を軽く丈夫に焼き締めています。湯飲みとしてだけでなく、デザートやサラダなど様々な用途に使用可能です。満水容量は240cc(70%=150cc)。カラーは白練と黒練の2種類。
鈴木勉の本 | 字游工房
初代字游工房社長で書体デザイナーの、鈴木勉の仕事をまとめたもの。氏の手がけた書体の制作過程を紹介するほか、府川充男や鳥海修ら彼を知る人物たちによる文章などから、その仕事と人生を辿る。装丁は平野甲賀。
横尾忠則遺作集 | 学藝書林
芸術家、横尾忠則による最初期の作品集。初期のイラストレーションからコラージュ、貴重なポートレートなどとともに、三島由紀夫や高橋睦朗、田中一光、和田誠などの著名人たちによるテキストも合わせて収録。装丁は粟津潔によるもの。
Graphic Design Manual: Principles and Practice | Armin Hofmann アーミン・ホフマン
スイスのグラフィックデザイナー、アーミン・ホフマンによるグラフィックデザインのガイドブック。点、線、テキスト、イラストレーションなどグラフィックデザインを構成する根本的な要素を詳細に考察し、デザインの基礎をレクチャーする。1965年に発行された名著の全面改訂版。
Books by Ettore Sottsass | エットレ・ソットサス
エットレ・ソットサスによるブックデザイン集。プロダクトデザインや建築の分野で活躍すると同時に、数多くの前衛的な文学、建築誌、執筆、イラストレーション、編集などを手掛けたソットサス。その膨大なブックデザインを8つのフェーズに分けて紹介。 英語、イタリア語表記。
亀倉雄策 1915-1997 昭和のグラフィックデザインをつくった男
戦前戦後を通して国内外で活躍し、1997年に急逝したグラフィックデザイナー・亀倉雄策へ捧げる、43人のデザイナーによるトリビュート作品集。田中一光、永井一正、福田繁雄らが亀倉氏をオマージュした作品と追悼文を寄稿。若き日の亀倉氏のエッセイも収録。
ハーバード大学視覚芸術センター 片山利弘教室
グラフィックデザイナーであり、ハーバード大学視覚芸術センターで長く教鞭をとった教育者でもある片山利弘の講義録。課題と学生の作品、それらに対するコメントなどを編纂。
SF大会 和田誠イラストレーション集 | 岩崎美術社
和田誠によるイラストレーションの仕事を3部門にわけて紹介したシリーズのうち、SFをテーマにした挿絵を集めた作品集。星新一『きまぐれロボット』をはじめ、筒井康隆、平野威馬雄、阿刀田高らの作品に寄せた絵をモノクロで多数収録。
Filing 混沌のマネージメント | 株式会社竹尾
2004年に開催された竹尾ペーパーショウ「FILING」展を書籍化したもの。美しい整頓のためではなく、クリエイティビティーを発揮・発想する為の仕事環境やクリエイターの為のファイリングを紹介。装丁は原研哉によるもの。
粟津潔作品集 3 環境デザインと絵画・附初期作品
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、粟津潔の作品集。壁面レリーフや出雲大社の鉄の扉、映画美術、舞台装置、遊園地の庭の計画・内庭といった環境デザインに関わる作品などを多数収録。粟津潔自身による論文「出雲大社のイメージ」「美作の壁と庭」「思えばトーキー前夜に」「光像の鉱脈」なども併せて掲載。
アイデア No.297 Kate Gibb | 誠文堂新光社
アイデアNo.297、2003年3月号。ケイト・ギブ特集。ロンドンを拠点として活動し、ケミカル・ブラザーズのジャケットアートワークなどで知られるケイト・ギブのグラフィック作品を多数紹介。またポール・エリマン「不可視の言語」、都築響一「デザイン豚よ木に登れ」などの連載もあわせて掲載。
アイデア No.294 Black&White | 誠文堂新光社
アイデアNo.294、2002年9月号。Black&White特集。宇野亜喜良、仲條正義、レイモンド・ペティボンら総勢48名のグラフィックデザイナーや画家によるモノクロ作品を掲載。連載は、立花文穂、都築響一ほか。綴込み付録は横尾新聞号外。
アイデア No.275 タイポグラフィ-ex. pt.02 | 誠文堂新光社
誠文堂新光社発行のデザイン雑誌「アイデア」スペシャルエディション/タイポグラフィ-ex特集第2弾。海外からはネヴィル・ブロディやデヴィッド・カーソン、ザイアンら、日本からは立花ハジメ、中島英樹、青木克憲らによるタイポグラフィを使用したグラフィックワークを掲載。
アイデア No.274 タイポグラフィ-ex | 誠文堂新光社
アイデアNo.274、1999年5月号。タイポグラフィ-ex特集。「タイポグラフィとは何か?」を「タイポグラフィ」という言葉が確立する以前のアート作品とともに考える。ダダやバウハウス、ロシア・アバンギャルド関連作品のほか、仲條正義、矢萩喜從郎、粟津潔らの作品もカラーで掲載。連載は横尾忠則、付属ポスターは大竹伸朗。表紙はエル・リシツキー、モホリ・ナギ作品から。
アイデア No.254 カワイイものたちの同時代性 | 誠文堂新光社
アイデアNo.254、1996年1月号。カワイイものたちの同時代性特集。「カワイイ=コワイ不気味 ホンマタカシ」、「「カワイイ」は自分の中のある部分 伊藤ガビン」、「反抗、逸脱、逆転 大竹伸朗×ヤマンタカEYEのコラボレーションに見るカワイイものたちの意味」、「ディック・ブルーナ シンプルでアブストラクトな造形」などを収録。
グラフィックデザイン 第99号 | 講談社
美術評論家、勝見勝が編集を務めたデザイン雑誌「グラフィックデザイン」の第99号。早川良雄や粟津潔、永井一正など時代を代表するデザイナーたちによるテキストともに、当時の国内外におけるポスターや広告、グラフィックデザインなどをカラー、モノクロ図版で多数収録。