Andy Warhol: Dessins 1942-1987 | アンディ・ウォーホル
ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルによるデッサンやドローイングを集めた作品集。初期のドローイングからキャンベルのスープ缶、ドル、毛沢東主席といった主題へと導く写実的な後期の作品まで、1942年から1987年にかけて描かれた未発表の作品を含む250点のドローイング作品を収録。 フランス語表記。
Georges Braque: L’oeuvre Grave Catalogue Raisonne | ジョルジュ・ブラック
ピカソとならびキュビズムの創始者であり、フランスを代表する画家、ジョルジュ・ブラックのカタログ・レゾネ。エッチング、ドライポイント、リトグラフといった幅広い手法で制作されたブラック作品を多数収録。 フランス語表記。
ROCI: Rauschenberg Overseas Culture Interchange | ロバート・ラウシェンバーグ
1991年にワシントン・ナショナル・ギャラリーで開催された展覧会に際して出版された作品集。アメリカのポップ・アートの隆盛に大きな影響を与えた美術家、ロバート・ラウシェンバーグのペインティング、コラージュ作品をカラーで多数収録。作品にはアメリカ、マレーシア、ドイツ、ソビエト連邦、キューバ、日本、中国、チベットなどを巡り、各地で入手した材料を用いている。 英語表記。
Robert Rauschenberg: The Silkscreen Paintings, 1962-64 | ロバート・ラウシェンバーグ
アメリカの美術家、ロバート・ラウシェンバーグの作品集。雑誌や自身の撮影した写真などをシルクスクリーン印刷したイメージを用いたペインティング作品を、カラーとモノクロで多数掲載。
AILA アイーラ | 川内倫子
写真家、川内倫子の作品集。人間をはじめ、ひよこ、馬、犬、カメなど、様々な動植物たちの生命の誕生の瞬間をおよそ4年の歳月をかけ追い続け、川内の視点から命の尊さや美しさ、自然界の厳しさ、そして儚さを切り取っている。
種を蒔く Semear | 川内倫子
2007年にサンパウロ美術館で開催された川内倫子の展示に併せて刊行された写真集。サンパウロ、ベレン、リオ・デ・ジャネイロ、サンルイスほか、ブラジル各地での日系社会、人々の暮らし、大自然を写す。 日本語、英語、ポルトガル語表記。
小杉小二郎デッサン集 ささやかな不仕合わせ | 求龍堂
画家、小杉小二郎のデッサン集。朝日新聞で連載されていた三浦朱門による小説「ささやかな不仕合わせ」の挿絵を中心とした図版180点を収録。湖畔や教会、動物、果物、子どもやおもちゃなど、あらゆるモチーフのデッサンを掲載。
Matisse: Life & Spirit | アンリ・マティス画集
世界で最も愛され、革新的で影響力のある芸術家の一人であるアンリ・マティスの作品集。シドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館で開催された展示に合わせて出版されたもの。絵画、素描、彫刻、切り絵などの作品図版とともに、マティスがその長いキャリアの中でいかにビジョンを更新し、新たな表現方法を模索していたのかを探る1冊。 英語表記。
The Most Beautiful Flowers | Kenji Toma
ニューヨークを拠点に活動する写真家・Kenji Tomaによる作品集。19世紀フランスを代表する植物図譜「Choix des plus belles fleurs/美花選,ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ著」に描かれた花たちへの、オマージュとして制作されたシリーズを収録。カラー写真が存在していなかった時代、リアリティを追求して緻密に描かれた植物図鑑を、現代の写真技術で再現するという逆のアプローチで表現した写真作品は、まるで植物図譜のような静物写真となっている。英語表記。
Mike Slack: The Transverse Path(or Nature’s Little Secret) | マイク・スラック
ロサンゼルスを拠点に活動する写真家、マイク・スラックの作品集。2011年から2017年にかけてアメリカの南西部を中心に、ペルーのリマ、パリなどで撮影された風景を収録。印象的な構図で切り取られた都市空間、幻想的に浮かぶ水面の花など、どこかSF世界を感じさせる一冊。 英語表記。
Youpi & The Girl | マルセル・ヴェロネーゼ
フランス人写真家、マルセル・ヴェロネーゼの作品集。一匹の犬Youpiと4人の裸体の女性たちを撮影したもの。女性と戯れるYoupi、物憂げな表情、はつらつとした姿、あらゆるシーンが収められている。 英語表記。
Lady Lady... 46 immagini di Dino Barzanelli con una nota di Piero Chiara | Dino Barazelli
イタリア出身の写真家、ディーノ・バランゼッリのフォトモンタージュ作品集。裸体の女性、草花、水などを組み合わせた現実と夢の間のような世界を表現する。モノクロの図版、48点を収録。 イタリア語表記。
Listening to Architecture | 鈴木良
パリを拠点に活動する写真家、鈴木良による初の写真集。ル・コルビュジエやピーター・ズントー、カルロ・スカルパら、偉大な建築家たちの作品をめぐり撮影したもので、建築を通して鈴木による主観的な空間体験が写真に落とし込まれている。 英語、日本語表記。
没後150年 歌川国芳展 | 静岡市美術館
2011年に静岡市美術館で開催された展示の図録。浮世絵・歌川国芳没後150年を記念し、代表作、初公開の作品含む420点を紹介。武者絵、美人絵、風景画、戯画など、カラー図版452点、モノクロ51点、解説を収録。
グリッドシステム グラフィックデザインのために | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの主著であり、世界各国で翻訳され読み継がれてきた1981年刊行『Grid systems in graphic design』の日本語版。グリッドシステムによるデザインを学ぶための357の豊富な事例と図版、解説を掲載。デザイナーにとっての手引書となる一冊。
A History of Visual Communication | Josef Muller-Blockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスを代表するグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン著。写真・図版などを利用して視覚的に情報を伝達する手法であるビジュアルコミュニケーションの歴史をまとめた書籍。広告デザインなど多数掲載。 英語表記。
Ryohei Yanagihara | 柳原良平
サントリーのウイスキー「トリス」の広告キャラクター、「アンクル・トリス」の生みの親、柳原良平によるイラストレーション集。トリスウイスキーのPR誌『洋酒天国』のイラストをはじめ、絵本やグラフィックデザイン、アニメーションなど柳原が手がけてきた仕事をまとめた一冊。
断章集 二角形 | 羽良多平吉
エディトリアルデザイナー、羽良多平吉による初の単著散文集。1960年代から現在にかけて執筆した詩的言語77篇とともに、書き下ろしの序文、新作デッサン1点、ヴィジュアル・ポエトリー2点、そして1964年から現在に至る著作目録を収録。署名入り500部限定。
ブルーノート アルバム・カヴァー・アート 新装版 | 美術出版社
1991年に刊行された『ブルーノート アルバム・カヴァー・アート』の新版。ブルーノート黄金時代のアートワークを手がけたリード・マイルスによるアートワークを中心にカラーで多数掲載。アルフレッド・ライオンやマイルスによるジャケットデザインをめぐる証言も収録。
A Gallery in Type Cases: The Arno Stolz Collection
植字工であるアルノ・シュトルツが、30年以上にわたり世界中のデザイナーに手紙でコンタクトを取り続けて完成させた300あまりのタイポグラフィのミニチュアギャラリー作品。本書では作品だけでなく、デザイナーたちと交わした手紙や年賀状など貴重なコレクションも併せて収録。
NT Rasha | 株式会社竹尾
紙の専門商社、株式会社竹尾の特別見本帳。紙は「NTラシャ」を使用。繊密で温かく柔らかな質感の紙に、印刷、加工を加えたものの他、全119色を掲載。オレンジや空、タバコ、口紅などの写真とともに収録。アートディレクターは古平正義。
廣告表示 | 陳柔縉
日本統治時代の台湾で掲載された、日本企業の広告をまとめたもの。1900年代から1940年代にかけて、資生堂、花王、キリン、森永ほか、新聞広告を中心に収録。時代背景とともに、台湾の生活へ日本が与える影響が伺える。 中国語表記。
球体 vol.1 文字のはなし | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」創刊号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号では立花文穂「文字のはなし」、伊勢克也「macaroniのための覚書」などを収録。
球体 vol.2 東北 | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」2号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号は「東北圏」と「平田五郎」特集。舞踏、美術、建築ほか、専門家がそれぞれの視点の「東北圏」を紹介する。「平田五郎」の作品や活動の記録などを掲載。
球体 vol.3 建築のはなし 荒木信雄のしごと | 立花文穂
グラフィックデザイナー、立花文穂が責任編集とアートディレクションを務める季刊誌「球体」3号。毎号異なるテーマを、デザイン、アート、写真、言葉などあらゆる手段を用いて表現する異色の雑誌。本号は「建築のはなし 荒木信雄のしごと」特集。吉野伊佐男(吉本興業・代表取締役会長)、荒木信雄との対談などを収録。連載は石田千、島袋道浩他。
かたちのみかた | 立花文穂
グラフィックデザイナー・アーティストの立花文穂によるデザイン指南書。美術大学での授業を題材に、デザインの手前にある「みる」「考える」そして「つくる」までの行程を立花独自の切り口と視点で展開する。
遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
20世紀を代表するスイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの貴重な肉声をもとにまとめられたデザイン資料集。ブロックマンによるグラフィックデザインの仕事やレイアウト手法『グリッドシステム』をはじめとする著書の数々、教育者としての立場など、デザインの意義、デザイナーという職業を捉え直す一冊。豊富な図版資料とともに、デザイン史家の佐賀一郎による解題「美学としてのグリッドシステム」も合わせて収録。
Ladislav Sutnar: Visual Design in Action
チェコスロバキアのグラフィックデザイナー、ラジスラフ・ストナルの作品集。情報デザインのパイオニアでもあり、グラフィック、広告、企業のアイデンティティなど、ストナルの哲学的な思考に基づいた仕事を纏めた一冊。1961年に出版された『Visual Design in Action』の復刻版。
アイデア No.313 ワープ・レコードのグラフィックス/2 x 4/生意気 | 誠文堂新光社
アイデアNo.313、ワープ・レコードのグラフィックス特集号。イギリスのインディペンデントレーベル、ワープ・レコード周辺のグラフィックデザインを多数収録。デザイナーズ・リパブリックなどが手がけたジャケットやフライヤーなどを多数収録。その他、デザインスタジオ・2x4がアイデアに提案する「アイデアのための12のアイデア」、クリエイティブユニット・生意気によるグラフィックワークなどを掲載した特集も。
アイデア No.336漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈後編〉 | 誠文堂新光社
アイデアNo.336、2009年9月号。漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン特集後編。漫画雑誌のデザイン特集では横尾忠則の少年マガジン、羽良多平吉のMOMOなどを掲載。アニメーション関連デザイン特集では、村田蓮爾、草野剛、ミルキィ・イソベらによる漫画単行本の装丁、グッズ、映像作品のパッケージなどを掲載。手塚治虫による書き文字タイトルも収録。
アイデア No.385 デザインとローカリティ Graphics Interchange にみる関西・東北の実践 | 誠文堂新光社
アイデアNo.385、2019年3月号。2018年12月に山形市で開催された展覧会「Graphics Interchange」を軸に、グラフィックデザインにおける「ローカリティ」というキーワードについて考察を行う。同展は大阪に拠点を置く原田祐馬(UMA/design farm)と、山形に拠点を置く小板橋基希(akaoni)が発起人となり企画されたもの。本誌では前半部分で若手デザイナーの展示の誌面化を、後半部分ではUMA/design farmとakaoniの仕事を紹介。
岡康道の仕事と周辺 | 六耀社
クリエイティブディレクター・CMプランナーの岡康道の仕事をまとめた一冊。1988年から1997年にかけて手がけてきた様々なCM作品を写真や解説とともに年代ごとに紹介。岡自身によるテキストも合わせて収録。装丁は服部一成。
Pierre Guariche | ピエール・ガーリッシュ
戦後のフランスを代表するプロダクトデザイナー、ピエール・ガーリッシュの資料集。1950年代に登場した工業用素材や生産技術をいち早く取り入れ、量産可能な照明器具やシンプルでエレガントな家具のデザインで知られるガーリッシュ。その200を超える内装デザイン、家具、そしてサムモードから復刻された照明器具などを収録。 英語、フランス語表記。
Dieter Rams: The Complete Works | ディーター・ラムス
ドイツを代表するプロダクトデザイナー、ディーター・ラムスの作品集。ラムスが生涯にデザインしたすべての製品のカタログレゾネであり、プロダクトデザインの分野におけるラムスの偉大な功績を300点のカラー図版とともに記録したもの。各品は年代順に構成され、詳細な説明と仕様が添えられている。 英語表記。
Lucie Rie: The Adventure of Pottery | ルーシー・リー
2023年にイギリスのケンブリッジで開催されたルーシー・リー展に合わせて刊行されたもの。ボウルや茶器、花器など150点以上の作品写真と5つのエッセイを収録。繊細でうつくしい作品とともに女性陶芸家としてキャリアを確立したルーシー・リーの生涯を辿る。 英語表記。
Art Plastic: Designed for Living | Andrea Dinoto
プラスチックを用いたデザイン製品を集めた一冊。装飾、工業デザイン、おもちゃ、インテリアなど幅広く用いられるプラスチック製品を紹介。エドワード朝からアールデコ、ポップ、ポストモダン、あらゆるデザインの作品とテキストを収録。 英語表記。
チャールズ&レイ・イームズ展 | 和歌山県立近代美術館
建築家・デザイナーとして活躍したチャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻の展示図録。イームズチェアをはじめ、イスやテーブルなどデザインを手がけた家具の写真、2人が過ごしたイームズ邸などもカラーとモノクロで掲載。日本語版。
中央アジア探検史 | 深田久弥
小説家、登山家でもあり『日本百名山』の著者、深田久弥の探検史。アレキサンダー王、マルコ・ポーロ、そして急逝する5日前に書かれたブルジェワルスキーの章ほか、20世紀初頭までの中央アジアを語る。
オーパ! | 開高健
小説家、開高健のブラジル・アマゾン川での60日間をまとめた一冊。ブラジルで出会った人々、様々な種類のピラニア、解体されたワニ、アマゾン川での釣りの様子など、カラー・モノクロ含む写真、テキストを収録。釣り竿片手に仲間たちとの大冒険といえる旅の記録。
White Porcelain | 黒田泰蔵 作品集
現代的な感性を発揮して創作を繰り広げている陶芸家・黒田泰蔵の白磁作品集。白いうつわをモノトーンのストイックな写真で多数紹介。
Theaster Gates: Young Lords and Their Traces | シアスター・ゲイツ
シカゴを拠点に活動するアーティスト、シアスター・ゲイツの作品集。本書は、2022年11月にニューヨークのニューミュージアムで開催された回顧展に併せて出版されたもの。過去20年間のゲイツの芸術活動のすべてを網羅し、絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、工芸コレクションなどを収録している。 英語表記。
日本の寺 | 土門拳、二川幸夫、渡辺義雄 他
土門拳、二川幸夫、渡辺義雄ら6名の写真家が日本の代表的な寺院を撮影した写真集。法隆寺、薬師寺、東大寺、唐招提寺、金閣寺など14ヶ所において、荘厳な建築の内外観や絢爛な装飾品のプロダクトデザインをモノクロで多数収録。執筆は井上靖、加藤周一、大仏次郎ら。