ゲルハルト・リヒター PATH | ワコウ・ワークス・オブ・アート
2019年にワコウ・ワークス・オブ・アートで開催された展示の図録。ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの『PATH』シリーズを掲載。マッジョーレ湖の湖畔にある森の小径を撮影し、すべて同じ風景写真に1点ずつ異なるスクラッチ痕を施した作品図版25点、日本未公開のアーティストプルーフ7点を収録。
Who Snatched the Babies? | 奈良美智
2003年にパリのcneaiで開催された奈良美智展のアーカイブ。メモの切れ端や振込用紙の封筒に描かれたスケッチ、絵画作品の図版を収録。 フランス語表記。
ある日 | コウノジュンイチ
写真家、コウノジュンイチの作品集。2004年から2011にかけて日本で撮影された、過ぎ去った「ある日」の記憶。誰もいないホーム、参拝する人、蕎麦屋に置かれたフィギュア、どこかに忘れた、誰かの「あの日」である風景が収められている。
詩人・大岡信展 | 世田谷文学館
2015年に世田谷文学館で開催された「詩人・大岡信展」の図録。手書きのノートや詩稿、評論を多数収録するほか、加納光於、駒井哲郎、瀧口修造ら芸術家たちとの共作なども掲載。また大岡信について綴られたエッセイなども収録し、氏の人物像から仕事まで幅広く紹介。
Unicorn | Bela Borsodi ベラ・ボルソディ
オーストリア出身の写真家、ベラ・ボルソディの作品集。一見しただけでは抽象的な静物写真に見えるものの、よく見ると言葉や言葉の一部を表現している(たとえば表紙はU+knee+corn=Unicorn)。正確に配置されたオブジェ、言葉の足し算、引き算を表している文字をヒントにして、魅力的なコンポジションを解くユニークな1冊。
フランソワ・ルーアン展 | セゾン美術館
1997年にセゾン美術館で開催された展示のカタログ。フランス出身の画家、フランソワ・ルーアンの初期の作品から1997年の作品までを紹介。シンプルなコラージュ、「編み込み(trssage)」の手法を用いた作品などカラーの図版、テキストを収録。
ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい | 東京ステーションギャラリー
2014年に東京ステーションギャラリーで開催された同名展示の図録。1970年から国鉄が大々的に展開したキャンペーン「ディスカバリー・ジャパン」。グラフィカルで斬新なデザインの当時のポスターや、様々な資料を掲載。
Karel Martens: Full Color フルカラー | カレル・マルテンス
オランダのグラフィック・デザイナー、カレル・マルテンスのスタジオと作品を撮影したフォトブック。素材、習作、道具など、身の回りの様々なモノを掲載。2013年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「KM カレル・マルテンス」展に合わせ刊行されたもの。
デザインのデザイン Special Edition | 原研哉
グラフィックデザイナー・原研哉がその柔軟なデザイン思想を軸に、無印良品や長野五輪、愛知万博など多くのプロジェクトへの取り組みを回想し、思いを巡らせるデザイン論集。発売と同時に三か国語に翻訳され、世界に向けて刊行された「DESIGNING DESIGN」の国内向け増補版。カラー図版多数。
Pride of Yokosuka スカジャン展 | 横須賀美術館
2022年に横須賀美術館で開催された展覧会の図録。戦後、在日米兵向けのおみやげ・記念品として、和装由来の鷲、虎、龍などの豪華な刺繍を施したジャケット「スカジャン」。テーラー東洋の貴重なヴィンテージ・コレクションを中心に紹介しつつ、米軍基地周辺で展開した「基地文化」にも触れる。
100 Posters 2019-2020 | Cihan Tamiti
ドイツのグラフィックデザイナー、チハン・タムティによるポスター作品集。チハンはインスタグラムをグラフィックデザインのジムと称し、実験的なタイポグラフィと複雑な構図、自由で制約のないデザインを数多く手がけ発表してきた。本書は2019年から2020年にかけて作られたポスターの中から厳選した100点をまとめたもの。 英語表記。
Arche Sowa | ミヒャエル・ゾーヴァ
ドイツ出身の画家、イラストレーターのミヒャエル・ゾーヴァの作品集。日常的でありながら深遠、滑稽でありながら神秘的な作風で描かれた世界を描く。オールカラー55点の作品図版を収録。
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法 | 練馬区立美術館ほか
2018年から2019年にかけて国内を巡回した同名展示の図録。フランスを代表するポスター作家、レイモン・サヴィニャックの作品を紹介。ユーモアとエスプリにあふれる作品群をカラーで多数収録。
Beer: A Genuine Collection of Cans | Dan Becker、Lance Wilson
世界各国から集められたビール缶のデザイン資料集。1900年代前半から後半にかけてのビール缶をブランド別にアルファベット順で紹介。バドワイザーやアサヒビール、LUCKY LAGER、代表的なものから無名のものまで収録。 英語表記。
Tokyo TDC Vol.17 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ主催のコンペティションで選出された作品を収録したデザイン年鑑。文字と言葉の視覚表現の可能性を追求するために1990年から始まった国際的なコンペティションであり、本書では国内外から集まったタイポグラフィとグラフィックデザイン437作品を掲載。
横尾忠則全集 全一巻 | 講談社
横尾忠則による初期の作品をまとめた一冊。「天井桟敷」や高倉健のポスター、野坂昭如による短編「横尾忠則の詩業」などを収録。装丁・レイアウト供に自身が手掛けている。
軌跡・日経広告賞40年 | 日本経済新聞社
日本経済新聞社が主催する日経広告賞の40周年を記念して出版された新聞広告アーカイブ。経済復興期の1950年代から、技術革新と高度情報化、情報グローバル化の波が押し寄せた1990年代までの受賞広告を収録。
The ABC’s of Triangle, Square, Circle: The Bauhaus and Design Theory
バウハウスの理念や哲学を解説したエッセイ集。デザインやタイポグラフィなど、バウハウスにおける基礎的な理論を豊富な図版とテキストで紹介する。英語表記。
クリエイション 6号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第6号。ブラッド・ホランド、ロゼリン・デリール、ヘンリク・トマシェフスキー、メンデル&オベラー、ロニー・スー・ジョンソン、セルジュ・ルタンス、長友啓典&黒田征太郎らの作品を紹介。執筆陣は福田繁雄、早川良雄ほか。
クリエイション 7号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第7号。シーモア・クワスト、四宮金一、ポール・ピーター・ピーチ、ペア・アーノルディ、クヴィエタ・パツォウスカー、五十嵐威暢、ヤン・ムウォドゼニェツらの作品を紹介。執筆陣は仲條正義、亀倉雄策ほか。
クリエイション 9号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第9号。ポール・デイビス、片山利弘、ファブリツィオ・クレリッチ、ヘルベルト・ロイピン、アンジェイ・ドゥジンスキ、勝井三雄らの作品を紹介。執筆陣は横尾忠則、種村季弘ほか。
クリエイション 11号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第11号。アンドレ・フランソワ、マーシャル・アリスマン、中堀慎治、内藤こづえらのグラフィックデザインを紹介。執筆陣は篠山紀信、中原祐介ら。
クリエイション 14号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第14号。本号では永井一正、松葉一清、ジャネット・ウーリー、スティーブン・ヘラーらのポスターデザインやイラストレーション作品などをカラーで多数掲載。表紙はジャネット・ウーリー。
クリエイション 16号 | 亀倉雄策
亀倉雄策が編集長・アートディレクターを務めたデザイン誌「クリエイション」第16号。アロイス・ヤナック、リチャード・ケール、ヤン・レニッツァ、きたのじゅんこ、ダグラス・フレイザー、エリック・ニーチェ、浅葉克己、ステンベルク兄弟らの作品を紹介。執筆陣は日暮真三、松岡正剛、片岸昭二ほか。
Philippe Apeloig: Inside the Word | フィリップ・アペロワ
フランス出身のグラフィックデザイナー、フィリップ・アペロワの作品集。1987年から01年にかけてアペロワが手掛けたポスター、タイポグラフィ、ルーヴル美術館のプログラムなど豊富な図版と解説を収録。
The Rietveld Schroder House | ヘリット・リートフェルト
オランダ人建築家ヘリット・リートフェルトによって設計された住宅・シュレーダー邸の写真資料集。外観、内装、作り付けの家具、収納ユニットなどの図版、シュレーダー夫人へのインタビュー、解説を収録。 英語表記。
Memphis: Objects, Furniture and Patterns | メンフィス
イタリアのミラノで結成されたデザイン集団「メンフィス」によるオブジェや家具をまとめたもの。ビビットな配色のテーブル、チェア、花器、ランプ、食器、ガラス製品などを収録。メンフィスが与えたモダンデザインへの影響を読み解く。 英語表記。
鳥取民藝美術館 | 柳宗理
鳥取民藝美術館に収蔵されている作品をまとめた作品集。日本陶芸や朝鮮陶芸をはじめ、木工、染織、編組品にいたるまで幅広い作品をカラーとモノクロで多数収録。柳宗理による序文や、水尾比呂志によるテキストをあわせて掲載。
郷土玩具 紙、木、土 3冊揃 | 牧野玩太郎、稲田年行
紙・木・土を素材に用いた様々な郷土玩具を紹介した写真資料集。ねぶた、赤べこ、こけし、大津絵絵馬など、日本各地で受け継がれた郷土玩具の数々を写真とテキストで丁寧に紹介。
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき | フィンランド・デザイン・ミュージアム ほか
2022年から2024年にかけて開催される巡回展の図録。2021年にフィンランド・デザイン・ミュージアムが開催した展覧会を再構成し、イッタラと日本について焦点を当てた章を新たに追加している。イッタラ140年の歴史、デザイナー、自然の模倣、陶磁器とガラスなどを紹介。
The Gourmand Issue 0
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第0号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号では、ミュージシャンのラフ・ランデルとジョー・ゴダードがロケーションを変えながら、カクテルやハンバーガー片手に語られる特集や、写真家のSat Bulsaraによる写真作品など、多岐に渡る分野と食について特集されている。 英語表記。
The Gourmand Issue 3
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第3号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号ではミルトン・グレイザーのアンダーグラウンド・グルメ、クラシックなイタリアの建築様式へのオマージュ、コンセプチュアル・アートのパイオニアであるジョン・バルデッサリが抱く食への関心などを特集。英語表記。
The Gourmand Issue 7
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第7号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号では、減量プログラム「ウェイトウォッチャーズの略史」や「アレクサンドル・デュマと食」、「五味(甘味、塩味、苦味、酸味、旨味)の考察」など、多岐に渡る分野と食について特集されている。 英語表記。
The Monocle Guide to Drinking and Dining | モノクル
英国のビジネス、ライフスタイル情報誌「MONOCLE(モノクル)」から派生したコンセプトブック。世界各地のレストランや、市場、生産者などを紹介。洗練された料理人の技術や、食材の調達、優れたキッチン道具など、素晴らしい食事を作るために必要な要素などについても解説。巻末にはモノクルチームが開発したレシピも掲載。英語表記。
Museum De Lakenhal: A Portrait Happel Cornelisse Verhoeven Architecten
オランダのラーケンハル市立博物館の建築資料集。創立から380年を経てリニューアルオープンして以来、先鋭的で綿密なアプローチと、現代の美術館体験のあり方を見据えたビジョンから、ランドマークプロジェクトとして高く評価されているラーケンハル市立博物館。オランダの建築事務所ハッペル・コーネリス・ヴァーホーフェン・アーキテクツと、国際的に有名な修復スペシャリスト、ジュリアン・ハラップ・アーキテクツが共同で手がけた未来志向の博物館を美しい写真とともに紹介。 英語表記。
ポケモン×工芸 美とわざの大発見 | 国立工芸館 ほか
2023年から2024年にかけて開催される巡回展の図録。現代日本の工芸を代表する20名のアーティストが「ポケモン」をテーマに工芸作品を制作。金工、木工、漆工、ガラス、陶磁、染織など、ポケモンを通してあらゆる工芸の技術に触れる一冊。 日本語、英語表記。
芹沢銈介展 宗廣コレクション | 中日新聞社、岡崎市美術博物館
2011年に開催された「宗廣コレクション 芹沢銈介展」の図録。郡上紬の制作者、宗廣陽助が所蔵する芹沢銈介作品を多数収録。屏風、暖簾、着物、そして板絵、ガラス絵といった肉筆画を含む作品約150点からは、挑戦心あふれる氏の息づかいを感じることができる。
型絵染の巨匠 芹沢銈介展
1985年に開催された、型絵染の人間国宝・芹沢銈介の展示図録。氏が手がけた屏風、暖簾、着物、染絵額のほか、ガラス絵や陶器、装丁などをカラーで収録。やわらかなフォルムの文字や人々の生活に寄り添うモチーフは、レタリングやテキスタイルの参考としても。序文は柳宗理。
柳宗理 うまれるかたち | 柳宗理デザイン金沢展開催実行委員会
2003年に開催された「柳宗理 うまれるかたち」展の図録。氏がデザインしたカトラリーや食器と行った日用品、家具、そして制作過程モデルなどを収録し、日本を代表するインダストリアルデザイナー・柳宗理の歩みを振り返る。
モードとインテリアの20世紀展 ポワレからシャネル、サンローランまで | 汐留ミュージアム
2016年に汐留ミュージアムで開催された展示の図録。1900年初頭から1960年代までのモードの流れを紹介。ポワレ、シャネル、ディオール、バレンシアガ、エルメスなど、ファッションとインテリアが目まぐるしく変化した時代の変遷を辿る。
Amish: The Art of the Quilt | Knopf
聖書の教えに忠実に従い、自給自足の生活を送るキリスト教者共同体・アーミッシュがつくるキルトの写真資料集。ダイアモンドインザスクエア、ナインパッチ、ローンスターなど、あらゆるパターンの図版、解説を収録。 英語表記。
起源 | 増浦行仁
写真家、増浦行仁の作品集。限られた人しか上陸できない「神宿る島」といわれる沖ノ島と、宗像大社や宗像一族が眠る古墳群などを撮影したもの。島全体が宗像大社の神領となる沖ノ島、自然の中に佇む社、神聖な儀式などをモノクロとカラーで収録。