ブルーノ・ムナーリ展
2001年に小海町高原美術館で開催された展覧会に際して刊行された図録。イタリアのアーティスト・デザイナー、ブルーノ・ムナーリの絵本、オブジェ、遊具、グラフィックデザインなど、多岐にわたる創作活動を紹介。作品の写真と解説を通じて、ムナーリが探求した遊び心と実験精神、形と色の自由な表現を読み解くことができる。
Bacon Ice Cream | 奥山由之
2011年に第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、大学在学中に鮮烈なデビューを果たした奥山由之による作品集。自由で挑戦的な表現方法で独自の世界観を展開し、近年の写真界を牽引する存在として注目を集めてきた。デビューから現在に至るまでの活動を振り返り、作品からクライアントワークまでジャンルを横断して構成。瑞々しい感性と実験的なアプローチが織りなす軌跡を一望できる。
Derek Jarman’s Garden
イギリスの映画監督デレク・ジャーマンが晩年を過ごした庭を写した写真集。舞台はイングランド南東部ダンジネスの荒涼とした海辺で、背後には原子力発電所がそびえる不毛の地にある。流木や石、野の花を用いて自らの手で築いた庭園は、過酷な環境にあって静謐な美を放つ。本書は友人である写真家ハワード・スーリーの撮影により、その形成の過程と四季折々の姿を記録している。
Yes オノ・ヨーコ展 ソフトカバー版
2003年から2004年にかけて東京都現代美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。オノ・ヨーコが1950年代以降に展開してきた創作活動を、東京で本格的に紹介した回顧的な内容となっている。1960年代の言葉を用いた作品や社会へ向けたメッセージ性の強いプロジェクトを起点に、オブジェ、写真、映像、インスタレーションなど約130点を収録。
写真展 ヘルムート・ニュートン ポートレート
1989年に東京都庭園美術館をはじめ全国各地で開催された「ヘルムート・ニュートン ポートレート」展の図録。20世紀後半のファッション写真界を代表する写真家、ヘルムート・ニュートンによるポートレート作品126点を収録している。モデルや著名人を被写体に、官能性と緊張感を孕んだ構図と大胆な演出で知られるニュートンの美学を余すところなく紹介。
ロバート・メイプルソープ展
1992年から1993年にかけて東京都庭園美術館をはじめ全国各地で開催された展覧会の公式図録。アメリカの写真家、ロバート・メイプルソープの日本初の本格的回顧展として企画されたもので、代表的なポートレートやヌード、花や彫刻などの静物作品など、およそ170点をカラーおよびモノクロ図版で収録。形式の厳格さと官能性が共存する作風を通じて、メイプルソープの美学と写真表現の核心に迫っている。
Jonathan Borofsky
アメリカの現代美術家、ジョナサン・ボロフスキーの制作を総覧する作品集。彫刻、絵画、ドローイング、インスタレーションなど多様な表現を、カラー・モノクロ図版250点以上で収録している。反復する行為や巨大な人型彫刻「ハンマリング・マン」に象徴される試みを通じ、時間や秩序、個人と社会の関係性がどのように形づくられてきたかをたどる。
バウハウス 1919-1933 | マグダレーナ・ドロステ
20世紀初頭のドイツで創設され、芸術と工芸、デザイン、建築の統合を目指した革新的教育機関バウハウス。その創立から終焉までの歩みをたどる資料集。組織の成り立ちや発展の過程を、バウハウス資料館所蔵の写真や図版など豊富な資料とともに紹介する。教育方針や主要メンバー、代表的な作品やプロジェクトを網羅し、その歴史的意義を多角的に解説。
北大路魯山人 古典復興 現代陶芸をひらく
2019年に開催された巡回展にあわせて刊行された展覧会図録。名料亭・八勝館所蔵品や世田谷美術館の塩田コレクションを中心に、北大路魯山人の陶芸作品を紹介している。中国陶磁や朝鮮陶磁、桃山陶、日本陶磁といった古典への深い眼差しを起点に、皿、茶碗、壺などの代表作を体系的に収録。同時代に活躍した陶芸家たちの作品も併載し、魯山人の試みが周囲に与えた影響にも目を向けている。
Katsuhiko Hibino 日比野克彦作品集
現代美術家・日比野克彦の作品集。1980年代初頭のダンボール・ワークスから、オムロンの電飾看板、隅田川沿岸の壁画、舞台美術、空間構成、プロダクトデザイン、パフォーマンスに至るまで、全仕事370余点をカラー図版と解説で収録している。メディアや公共空間を横断し続けた実践は、80〜90年代の日本社会と視覚文化の関係を映し出している。
にっぽんのえ 2 加山又造 vs. 長岡秀星
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ第2号。日本画家・加山又造と、イラストレーターとしても知られる画家・長岡秀星を対比的に取り上げている。表紙・裏表紙を使い分けた両A面構成で、それぞれの代表作をカラーおよびモノクロ図版で紹介。制作姿勢や表現への考えに触れるインタビューやアンケートも収録され、異なる領域で展開された二人の造形と思考を並置することで、日本絵画の広がりと同時代性に迫っている。
にっぽんのえ 3 日比野克彦 vs. 中村幸子
小学館発行の「にっぽんのえ」シリーズ第3号。美術家・日比野克彦と、イラストレーター・中村幸子という異なる領域で活動する二人を、両A面構成で対比的に紹介している。ダンボールを用いた作品やオブジェ、ポスター、広告、イラストレーションなど多様な仕事を図版で収録し、インタビューや「7つの質問」を通して制作の背景や思考にも触れる構成。
Letters from The People Author | Lee Friedlander
アメリカ写真を代表する写真家、リー・フリードランダーによるコンセプチュアルな写真集。1960年代以降、都市空間に潜む構造や視線のずれを独自の方法で捉えてきたフリードランダーが、本書では標識や広告、落書き、貼り紙など、街に散在する文字に目を向けている。これらを「人々からの手紙」と見立て、単独の一文字から文章まで、意味や調子の異なる言葉をウィットの効いた構図で撮影。
The First Six Books of the Elements of Euclid | Oliver Byrne
数学書の古典『ユークリッド原論』1〜6巻を、19世紀の数学者・技術者オリヴァー・バーンが再構成した幾何学書。文字記号の代わりに赤・黄・青・黒の色彩図形を用い、定理や命題を視覚的に示すことで理解を助けようとする試みがなされている。学習書としての実験性に加え、その大胆な配色と造形は、後のモダンデザインを思わせる視覚表現としても評価が高い。数学とデザイン、教育と印刷文化が交差する地点に位置づけられる一冊。
デザイン 柳宗理の作品と考え
インダストリアルデザイナー、柳宗理の初の作品集。食器や家具、建築物などのプロダクトをモノクロ・カラー図版で多数収録するとともに、デザインに対する思考を綴ったエッセイ「デザイン考」を併載。構成や装本を柳自身が手がけ、本そのものもひとつのデザインとして組み立てられている。序文にはシャルロット・ペリアンによるテキストを収録。
Gioco dell’amore e del caso | Paul Cox
フランスを拠点に活動するアーティスト、ポール・コックスによるカードゲーム作品。展覧会にあわせて制作された限定品で、名前・動詞・副詞が記された三角形のピース100枚を使い、言葉を組み合わせて文章をつくっていく。各ピースには地図のような道の絵が描かれ、つなげることで視覚的な展開も生まれる。限定100部発行。
The Mad Broom of Life | 高橋恭司
写真家・高橋恭司による作品集。1991年から1993年にかけて、DEARDORFF 8×10を携え、ニューヨーク、東京、アルメニア、ジョージアなど各地で撮影された写真を収録。演出を排し、現実の場に身を置くことでしか得られない光景を、大判カメラの精度で写し取っている。世界の断片を連ねながら、同時代の空気と人間のあり方を正面から見つめた1冊。
Swimming Pool | マーリア・シュヴァルボヴァー
スロヴァキア出身の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーの写真集、日本語版。各国で賞賛を浴びたデビュー作。凍りついたような人物たちが、どこか夢の中のようなプール施設のなかで佇む様子を写し取ったシリーズを収録。空間や色彩、雰囲気に重点を置き、未来的でありながら同時に懐かしさも感じさせる氏のスタイルが表れている。
L’Atelier Brancusi Album | Marielle Tabart
彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシのアトリエを記録した写真集。パリのポンピドゥー・センター敷地内に復元された制作空間を舞台に、彫刻作品の配置や制作道具、素材との関が丁寧に写し出されている。作品単体ではなく、アトリエ全体をひとつの造形として構想していたブランクーシの思考と空間感覚が、写真表現を通して伝わってくる。
紙のフォルム | 尾川宏
彫刻家・尾川宏による紙の造形作品集。多様な素材と手法で制作された立体作品をモノクロ写真で収録し、紙という素材がもつ柔軟さと構築性を浮かび上がらせている。「作る」の章では、制作プロセスを図とテキストで丁寧に解説し、造形が生まれる思考と手の動きを可視化。序文は原弘、造本は田中一光が手がけている。
紙のフォルム II | 尾川宏
彫刻家・尾川宏による紙造形の作品集第2弾。多面体をはじめとする対称的な空間図形を紙で表現し、作品写真とともに展開図を収録している。シンプルな素材から幾何学的な美を導き出す造形は、数学的思考と芸術的感性の交錯を示すものとなっている。構成を田中一光、レイアウトを太田徹也が担当し、造本としても完成度が高い。紙という身近な素材を通じて、立体と平面の関係を探る視点を見せている。
PAPIER: Versuche zwischen Geometrie und Spiel
スイスの製本家フランツ・ツァイアーが、紙を使った立体表現を紹介する作品集。折る、切る、重ねるといった基本的な操作から生まれる形を、幾何学的な視点と遊び心の両面から捉えている。モノクロ図版と簡潔な解説で構成され、紙という素材の性質や構造の面白さが伝わってくる1冊。
YMO 楽器展
イエロー・マジック・オーケストラの結成メンバー、坂本龍一・細野晴臣・高橋幸宏が使用した機材に焦点を当てた展覧会図録。2014年に東京ビッグサイトで開催された展示にあわせて刊行され、1979年にロサンゼルスのグリーク・シアターで行われた海外初期ライヴで実際に用いられた楽器セットを中心に紹介している。各メンバーの機材解説に加え、松武秀樹、矢野顕子、渡辺香津美の機材についての解説も収録。YMOの音楽がどのような装置と環境から生まれていたのかを具体的に伝える、記録性の高い資料集。
Self-exposure: An Unauthorized Autobiography | Ralph Gibson
写真家、ラルフ・ギブソンによる自伝的書籍。50年以上にわたるキャリアを振り返りながら、カリフォルニアでの幼少期、海軍での経験、そして写真への尽きることのない関心について綴っている。文章とともに写真作品も豊富に収録。高いコントラストと緊張感のある構図、断片的なイメージを重ねる独自の写真表現は本書でも随所に掲載され、制作の背景や当時の思考と結びついて紹介されている。
SYNTAX | Ralph Gibson
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンによる作品集。黒と白の強いコントラストと、断片的に配置されたモチーフの連なりを通して、見る行為そのものの構造に目を向けている。初期三部作を経た本作では、対象の意味よりも関係性や配置が前景化し、写真を一つの「構文」として捉える姿勢が明確になる。反復や余白、緊張感のあるフレーミングが積み重なり、ギブソン独自の視覚言語がいっそう研ぎ澄まされていく過程を目にすることができる。
Su Munari | Bruno Munari
美術家、デザイナー、絵本作家として活動したブルーノ・ムナーリを周囲の視点から浮かび上がらせる一冊。エットレ・ソットサスら104名による証言と、未発表作品152点を通して、その思考と創作の軌跡をたどる。プロダクト、スケッチ、コラージュ、絵本など分野を横断する仕事の断片が集められ、ムナーリの創作がいかに日常や遊び、教育と結びついていたかが伝わってくる作品集。
いろは四十八文字 | 篠田桃紅
美術家・版画家、篠田桃紅による墨戯を収めた作品集。「らくがき=落書き」という軽やかな姿勢のもと選ばれた作品を、「いろは四十八文字」に重ねて構成している。制作の過程で生まれる迷いやつぶやき、墨や文字に向けた思索も文章として添えられ、線と余白、言葉と沈黙が呼応する。
BOUNDARY | 竹沢うるま
写真家・竹沢うるまによる作品集。アイスランドの風景と、そこに生きる人々の姿を対置しながら、「境界」という概念を静かに考察する。国境や民族、宗教といった分断に向き合ってきた自身の経験を背景に、風景のスケールの中で相対化されていく人為的な線を見つめ、大地の視点から境界の意味を問い直している。
Paul Klee: Padagogisches Skizzenbuch
画家・教育者のパウル・クレーが、ヴァイマール期のバウハウスでの教育活動をもとにまとめた教育書。授業から生まれたスケッチや図解を通して、形態や運動、生成の原理を視覚的に整理し、造形を理解するための基礎的な考え方を示している。クレー自身の芸術観と教育思想が凝縮された内容で、バウハウスにおける理論教育の重要な一部を成した一冊。
水の本 | 高橋睦朗、金子國義
フランスのナチュラルミネラルウォーター・ペリエの日本法人・ペリエジャポンが制作した、水を主題とする冊子。水の化学的性質や人との関係、神話や文化における象徴性、ブランドの歩みまでを横断的に編む。詩人・高橋睦朗による文章と、画家・金子國義の幻想的な挿絵が交差し、水という存在をめぐる思考とイメージを豊かに広げている。
まだ見ぬソール・ライター The Unseen Saul Leiter
アメリカ出身の写真家、ソール・ライターが遺したスライド写真をまとめた作品集。ソール・ライターが2013年に亡くなってから、遺されたままとなった約1万ものスライド写真をデジタルアーカイブ化する「スライド・プロジェクト」の際に刊行されたもの。アトリエ、手書きのラベル、カメラ機材など、その他作品とともに解説を収録。色彩の豊かさと、映画のワンシーンようなドラマティックな構図で世界を切り取る。
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年に東京ステーションギャラリーで開催された展覧会にあわせて刊行された公式図録。フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュックの仕事を、日本で初めて本格的に紹介している。1940年代から1980年代にかけて制作されたタイル作品やレリーフ、立体作品など約200点を収録。自然や神話に由来するモチーフ、釉薬の表情、緻密な構成を通して、ブリュックの造形思想と長年の制作の歩みをたどっている。
COMPUTERS: An Illustrated History
計算機からパーソナルコンピュータ、現代のノートPCに至るまで、コンピュータの進化を図版中心にたどるビジュアルブック。パンチカード式計算機や初期の家庭用コンピュータから、洗練されたデザインと高性能を備えた機種まで、技術と形の変化を時代順に紹介。入力装置やインターフェースの変遷にも触れ、私たちの身近な道具がどのように更新されてきたのかを平易に整理している。
Zentrum Paul Klee, Renzo Piano: Archimorphose
2005年6月に開館したツェントルム・パウル・クレーの建築に焦点を当てた一冊。設計を手がけたのは建築家のレンゾ・ピアノ。構想段階から完成に至るまでのプロセスを、図面や写真、資料を通してたどっている。レンゾ・ピアノ本人との緊密な協力のもとで編まれ、ランドスケープと一体化した建築の考え方や、空間がかたちづくられていく過程が丁寧に紹介されている。
David Seidner
写真家、デヴィッド・サイドナーの約10年間の仕事をまとめた作品集。ポートレートやファッション写真を中心に、鏡や割れたガラスを用いた実験的なイメージも収録し、71点の写真でその表現の幅を紹介している。モノクロとカラーを交えながら、人物の気配や光の揺らぎに静かに寄り添う写真が並び、サイドナーならではの端正で感情を含んだ視線が伝わってくる。
芹沢銈介 型染カレンダー 2024年
型絵染の人間国宝として知られる染色工芸家・芹沢銈介の型染カレンダー2024年版。1968年に制作されたカレンダーの図案を復刻したもの。芹沢没後も遺族の監修のもと、弟子たちの協力によって、初期と同等の型・染料・和紙・技法を用いた復刻制作が続けられており、芹沢芸術の確かな息遣いを今に伝える作品となっている。
芹沢銈介 型染カレンダー 2023年
型絵染の人間国宝として知られる染色工芸家・芹沢銈介の型染カレンダー2023年版。1950年に制作されたカレンダーの図案を復刻したもの。芹沢没後も遺族の監修のもと、弟子たちの協力によって、初期と同等の型・染料・和紙・技法を用いた復刻制作が続けられており、芹沢芸術の確かな息遣いを今に伝える作品となっている。
芹沢銈介 型染カレンダー 2022年
型絵染の人間国宝として知られる染色工芸家・芹沢銈介の型染カレンダー2022年版。1983年に制作されたカレンダーの図案を復刻したもの。芹沢没後も遺族の監修のもと、弟子たちの協力によって、初期と同等の型・染料・和紙・技法を用いた復刻制作が続けられており、芹沢芸術の確かな息遣いを今に伝える作品となっている。
芹沢銈介 型染カレンダー 2021年
型絵染の人間国宝として知られる染色工芸家・芹沢銈介の型染カレンダー2021年版。1971年に制作されたカレンダーの図案を復刻したもの。芹沢没後も遺族の監修のもと、弟子たちの協力によって、初期と同等の型・染料・和紙・技法を用いた復刻制作が続けられており、芹沢芸術の確かな息遣いを今に伝える作品となっている。
芹沢銈介 型染カレンダー 2020年(3月欠け)
型絵染の人間国宝として知られる染色工芸家・芹沢銈介の型染カレンダー2020年版。1964年に制作されたカレンダーの図案を復刻したもの。芹沢没後も遺族の監修のもと、弟子たちの協力によって、初期と同等の型・染料・和紙・技法を用いた復刻制作が続けられており、芹沢芸術の確かな息遣いを今に伝える作品となっている。
デンマークの椅子 | 織田憲嗣
北欧デザイン研究の第一人者、織田憲嗣による椅子の資料集。ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンをはじめ、デンマークを代表する64名のデザイナーによる椅子170点を収録している。各作品にはカラー写真とともに、正確な面図、デザイナー略歴、解説が添えられ、形態と思想の両面から読み解ける構成。20世紀以降に培われたデンマークの家具文化と、その持続的なデザインの流れを紹介している。
韓国の古美術
韓国の古美術を網羅的に紹介する資料集。絵画、彫刻、工芸、陶磁器、石造・木造建築など、多岐にわたる美術作品を収録し、古代朝鮮から三国、新羅、高麗、李王朝へと受け継がれた文化と造形の流れをたどる。長い歴史の中で培われた独自の美意識や造形感覚を、精緻なカラー図版273点とともに紹介。巻末には各作品の詳細な解説、地図、略年表を収録している。
Timeless Landscapes 1 国宝・閑谷学校 | 小川重雄
岡山県備前市に現存する日本最古の学校建築〈閑谷学校〉を記録した写真集。建築写真家・小川重雄が撮影した国宝・講堂をはじめ、石塀や瓦屋根、周囲の自然と調和する建築空間を精緻に捉えている。江戸初期に建てられた学び舎の佇まいを、建築と風景の双方から照射する構成。新たにデジタル化された図面資料も併載。
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
2022年から2024年にかけて開催された巡回展の図録。2021年にフィンランド・デザイン・ミュージアムで開催された展覧会を再構成し、日本との関わりに焦点を当てた章を新たに加えている。創業から140年を迎えたイッタラの歩みを軸に、デザイナーの創意、自然からの着想、陶磁器とガラスの融合など、多様な観点からその魅力を紹介。