魅惑のコスチューム バレエ・リュス展 | 国立新美術館 ほか
2014年に国立新美術館で開催された「魅惑のコスチューム バレエ・リュス展」の図録。パリで鮮烈なデビューを果たすと、その革新的なステージで人々を魅了した伝説のバレエ団、バレエ・リュス。その衣装やデザイン画といった資料を多数収録し、その魅力の全貌を紹介する。
小村雪岱 「雪岱調」のできるまで | 川越市立美術館
2018年に開催された展示会「小村雪岱 『雪岱調』のできるまで」の図録。装丁から舞台芸術にいたるまで、他分野で才能を発揮した雪岱の、挿絵仕事に注目。その中で育まれた「雪岱調」と呼ばられる独自のスタイルを追求していく。
Mary Kelly | メアリー・ケリー
コンセプチュアル・アートのみならず、アート界における20世紀のフェミニズムの発展に大きく貢献した芸術家、メアリー・ケリーの作品集。テキスト・イメージと、ファウンド・オブジェクトを組み合わせた代表的な作品とともに、ケリーのキャリアを包括的に紹介する1冊。 英語表記。
北斎とジャポニスム Hokusaiが西洋に与えた衝撃
2017年に国立西洋美術館で開催された展覧会の図録。西洋美術に多大な影響を与え、ジャポニスムにおいて代表的な存在である浮世絵師、葛飾北斎。本書ではその影響を受けたモネ、ドガ、セザンヌら印象派の画家の作品と、北斎の錦絵、版本を豊富な図版資料とともに比較し紹介する一冊。
ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト
20世紀アメリカを代表する画家、ベン・シャーンの企画展図録。ベン・シャーンの写真作品や絵画・ドローイング作品のほか、和田誠やロジャー・パルバースらのインタビューも併せて掲載。
ロバート・メイプルソープ展 | 東京都庭園美術館ほか
1992年から1993年にかけて東京都庭園美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。1989年に42歳の若さでこの世を去ったアメリカの写真家、ロバート・メイプルソープによる、日本初開催の展覧会で展示された写真をまとめたもの。代表的なポートレートから花や彫刻などの静物まで、およそ170点近くの作品をカラー、モノクロ図版で収録。
デ・キリコ展 終わりなき記憶の旅
2000年から2001年にかけてBunkamuraザ・ミュージアムほか全国各地で開催された展覧会の図録。20世紀のイタリアを代表する画家、ジョルジョ・デ・キリコのその生涯における作品を、各時代ごとに作品図版や写真などの資料とともに紹介する。
Releasing Senses 感覚の解放 東京オペラシティアートギャラリー開館記念企画展
1999年に東京オペラシティアートギャラリーの開館記念展として開催された展覧会の図録。アーニャ・ガラッチオ、クリスチャン・マークレー、村岡三郎、マルティン・ヴァルデの4人のアーティストによる、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚など五感で作品を体感できるような作品群をカラー図版とともに紹介。ポストカード付属。
表現としての写真150年の歴史 タルボット「自然の鉛筆」から1980年代まで
1990年にセゾン美術館で開催された展覧会の図録。カロタイプを発明したW.H.フォックス・タルボットの作品をはじめ、エル・リシツキーやマン・レイ、ロバート・フランク、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートンなど、各時代を代表する写真家約80人による作品270点を通して、150年に渡る写真の歴史を振り返る一冊。
ダリ展
2016年に国立新美術館と京都市美術館で開催された展覧会の図録。シュルレアリスムを代表するスペインの画家、サルバドール・ダリの初期の作品から代表的な絵画、舞台芸術や映画などの美術の仕事、そして晩年に至るまで、豊富な図版資料とともに多面的なダリの世界を紹介する一冊。
Elliott Erwitt: Between the Sexes | エリオット・アーウィット
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。ダンスを踊る少年少女、肩を寄せ合う男女、ホームで抱き合う老夫婦。あらゆる年代の男女の姿が収められている。 英語表記。
メイド・イン・フチュウ 展覧会記録集 | 府中市美術館
2020年に府中市美術館で開催された展示のカタログ。美術家が美術館に通い制作を行うプログラム『公開制作』の20年の記録を紹介。2000年の開館から、80組90名におよぶ作家の公開制作、展示の様子を収録。
パランプセスト 重ね書きされた記憶/記憶の重ね書き | gallery aM
2015年にgallery aMで開催された展覧会の図録。武蔵野美術大学が企画運営に携わるギャラリースペースであり、本書は美術批評家の北澤憲昭と宮城県美術館研究員の和田浩一によるキュレーションのもと開催された全7回の展覧会を記録したもの。展示の様子の写真やアーティストトーク、論考のテキストなど2冊に分けて収録。
朝倉摂展 アバンギャルド少女 | BankART1929
2010年にBankART Studio NYKで開催された展覧会の図録。画家であり、舞台美術の世界で確固たる地位を築いてきた朝倉摂による仕事、絵本や小説の挿絵、ドローイングなどを紹介。
異界の風景 | 東京藝術大学大学美術館
2009年に東京藝術大学大学美術館で開催された展示図録。創造行為が発生する場を「異界」、表現が生まれる媒介となる「風景」を提起する試み。油画現職教員14名と東京藝術大学大学美術館収蔵の作品と解説を収録。
安齊重男の「私・写・録」1970-2006 | 国立新美術館
2007年に国立新美術館で開催された展示の図録。写真家、安齊重男が1970年から約40年の間に撮影した作品を紹介。ヨーゼフ・ボイス、イサム・ノグチ、ジャン=ミシェル・バスキア、村上隆ら著名な芸術家たちの若き姿や展示風景などを収録。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。
柚木沙弥郎作品集
型染の第一人者、柚木沙弥郎の作品集。深みのある色合いと、多種多様な美しい模様が施されたテキスタイルの数々を多数収録。氏自身のエッセイの他、大岡信、藤田慎一郎によるエッセイも併せて掲載。
Aesop | Jennifer Down ほか
スキンケアブランド、Aesop(イソップ)の初となるヴィジュアルブック。プロダクトや店舗などの写真に加え、創業者のパフィティスが初めて開いたヘアサロンについてや、製品開発における苦難、Aēsopならではの企業努力などといったエピソードを収録。 英語表記。
町 高梨豊写真集
写真家、高梨豊の作品集。1970年代の人形町、蛎殻町、神田、佃など東京の下町を撮影した写真集。高度成長期において変貌し続ける都市・東京の隙間で息づく庶民の暮らしを記録している。大判のカラー図版を多数掲載。
自選芹沢銈介作品集 上下揃
型絵染の人間国宝・芹沢銈介の作品集、上下揃。上巻には布染め、下巻には装丁、挿画、挿絵、紙染めを主とした作品をモノクロとカラーで多数収録。一点一点の作品の美しさと世界観を味わうことができる。上巻には芹沢銈介の師である柳宗悦や、陶芸家の濱田庄司、実業家の大原総一郎によるエッセイを、下巻には美術史家の水尾比呂志によるエッセイをそれぞれ掲載。
The Healthy Indoors: New Challenges, New Designs | Francois-Luc Giraldeau
居住者、利用者の心身の健康をデザインの中心に置いた空間設計を紹介する1冊。柔らかい印象を与えるアーチ型の出入り口、調節可能なスタンディングデスク、自然光が入る天窓など、住居や職場、店舗、病院ほか、45のケーススタディとともに図版、解説を収録。アイデアに溢れた数々の空間が収められている。 英語表記。
Carl Hansen & Son: Creating in Spaces | カール・ハンセン&サン
デンマークの歴史ある家具メーカー、カール・ハンセン&サンが発行するカタログ。ハンスJ.ウェグナーら、北欧を代表するデザイナーの家具を数多く製作することで知られるカール・ハンセン&サン社。本書では世界各国のレストランやオフィス、ホテルで使用されているカール・ハンセン&サン社が手がけた数々の家具を豊富な写真資料で紹介。 英語表記。
nendo ghost stories | 佐藤オオキ
デザイナー、建築家の佐藤オオキによって設立されたデザインオフィス、nendo(ネンド)の写真資料集。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど、様々なデザインを数多く手がけているnendoによるプロジェクトの制作現場を写真家の樋口兼一が撮影したもので、貴重な制作のプロセスやデザインが生み出される過程を垣間見られる一冊。nendoの世界観を投影したかのようなシンプルな装丁も特徴的な一冊。
石と光 シトーノロマネスク聖堂 | 六田知弘
12世紀の中世ヨーロッパで、禁欲と清貧を旨とし、祈りと労働の営みを目指して、森の奥深くに粗い石の聖堂を築いたシトー会修道士。厳格な構成美と精神性に富んだその建築に注ぐ光とともに、沈黙の時間まで写し撮った一冊。
相田武文建築作品集
建築家、相田武文の作品集。デビュー作である「題名のない家」から、およそ30年間のキャリアにおける建築、プロジェクト合計38作品を、モノクロ図版の資料を中心に掲載。
みたての正月 Mitate 1/1
京都紫竹の町屋の一角に店を構える、和花を中心に扱う花屋「みたて」。日本人の美意識が生み出した文化や感覚を大切にしながら表現されている「お正月飾り」にフォーカスした写真集。時間や自然、信仰に対する日本人独特の感性が込められた一冊。美しい写真とともに、巻末には素材や飾りについての解説を日英語表記で掲載。新刊書籍。
日本の古塔 | 西山清
大正期から活動し、アマチュア写真家団体「プレザント・クラブ」会長を努めた風景写真家、西山清の作品集。日本各地の寺社を巡り、撮影した塔のモノクロ写真を多数収録。限定1200部発行。
重要民俗資料 出羽庄内の民具 | 致道博物館
山形県の庄内地方で使われていた民具の写真資料集。同地域で盛んに使われていた荷背負い用の背中当て「ばんどり」を中心に、木・陶の暮らしの道具や刺子の仕事着などを収録。
Made in Japan: 100 New Products | Naomi Pollock
日本で生み出された家具、調理器具、ガジェット、衣料品、事務機器など、100点のデザインを紹介したビジュアルブック。主に大量生産されたものを取り上げているが、高い美的水準と最先端技術を融合させた一点ものの試作品や限定品も収録。 英語表記。
【新刊書籍】 ノノ かみと布の原郷 | コズミックワンダー、工藝ぱんくす舎
2021年に島根県立石見美術館で開催された「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎 ノノ かみと布の原郷」展の図録。仏を尊ぶ言葉「ノノ」、藤織の里である上世屋で親しみを込めて藤布のことを「ノノ」と呼ぶ。日本の様々な地域に残された、『自然布』に焦点を当て、土器、紙糸、反物や紙漉きの作業工程を収録。『自然布』を通して地球の未来を考える。 新刊書籍。
李朝の美 民芸 | 岡本太郎、浜口良光、趙子庸
18世紀から19世紀の李朝期の朝鮮における民芸を集成した資料集。図版は民具編、民画編に分類され、各解説は後半に掲載。中国や日本と似て異なる、彩り鮮やかで軽やかな民族芸術を大判のビジュアルで紹介。文章・解説は岡本太郎、浜口良光、趙子庸、撮影は田枝幹宏によるもの。
漢聲雑誌 戯齣年画 | 王樹村
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」が、戯齣年画を紹介した一冊。中国戯齣(戯曲)を様々なシーンを描いた年画を、豊富な解説とともに紹介。上下巻セット。中国語表記。
リチャード・マイヤーとフランク・ステラ 建築と絵画の接点
1996年から1997年にかけて開催された展示のカタログ。建築家リチャード・マイヤーと画家フランク・ステラの作品を通して「建築」と「絵画」においての関わりを探る。建築作品、図面、建築模型や絵画、立体作品ほか制作過程など、カラー・モノクロによる図版とともに解説を収録。 日本語、英語表記。
The Romance of the Cashmere Shawl | Monique Levi- Strauss
19世紀のヨーロッパで人気を博したカシミアショールの装飾デザインを紹介する写真資料集。花や松、糸杉、動物、人間にいたるまで、様々な装飾モチーフが施された美しいショールを鮮明なカラー写真で多数収録。 英語表記。
アーミッシュキルトの世界展 | 東武百貨店
1993年に東武百貨店で開催された展覧会「アーミッシュキルトの世界展」の図録。自給自足の生活を送るキリスト教者共同体・アーミッシュがつくる、カラフルな幾何学模様のキルトをカラー図版で多数掲載。アーミッシュの生活道具や生活様式などもあわせて収録。
濱田庄司 大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 堀尾幹雄コレクション | 大阪市立東洋陶磁美術館
2012年に開催された展覧会「大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 堀尾幹雄コレクション 濱田庄司」の図録。壺、瓶、茶碗といった濱田庄司の作品をカラーで多数収録するほか、「濱田庄司と交友のあった作家たち」として、バーナード・リーチや河井寛次郎らとのエピソードを紹介。
イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる | 国立新美術館、国立民族学博物館
2014年に国立新美術館・国立民族学博物館を巡回した「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」の展覧会図録。世界各国の伝統的な民芸品を通し、人・神・時間などに対するイメージの普遍性を博物館・美術館それぞれのアプローチで問う。
開校100年 きたれ、バウハウス展
「開校100年 きたれ、バウハウス展」の図録。バウハウス100周年を記念して開催された本展では、バウハウスの基礎教育で各教師たちが行った授業内容を紹介。さらに学生たちが進んだ家具工房、織物工房、舞台工房といったそれぞれの専門課程で繰り広げられた教育の豊かな成果を、多数の作品で紹介。
バウハウス 1919-1933
芸術と技術、そして芸術と産業を統一するという野心のもと、世界中に影響を与え、モダン・デザインの規範となったバウハウス。その全貌を追った展覧会「バウハウス 1919-1933」展図録。バウハウスにおける基礎教育や授業内容、工房での活動を紹介するほか、日本への影響や評論などを多数の図版資料と共に収録。
バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン
2010年にパナソニック電工汐留ミュージアムで開催された展覧会にあわせて刊行された図録。多くの女子学生を採用するなど、女性躍進に大きく貢献してきたバウハウス。本書は女性を家事労働から解放するためのキッチンとその周辺器具に焦点を当て、豊富な資料とともに新たな社会像を問い直している。
Allgemeine Entwurfsanstalt with Trix and Robert Haussmann
スイス・チューリッヒに拠点を置くデザインデュオ「Trix and Robert Haussmann」と、家具メーカーであるロートリスベルガー社の共同プロジェクトを記録した写真資料集。芸術的な限定版手作り家具の数々を、多くの図版とともに収録。 英語表記。
Christopher Dresser: A Design Revolution | クリストファー・ドレッサー
イギリスのインダストリアルデザイナー、クリストファー・ドレッサーの作品集。アーツ・アンド・クラフツ運動の時代に活躍し、装飾よりも機能性を重視したデザインで知られているドレッサー。本書では陶器、テキスタイル、工芸など多岐に渡る彼の作品を紹介するだけでなく、インスピレーションの源、日本の影響や後世への多大な影響についても述べている。 英語表記。