ジャン・ミッシェル・フォロン展 | 小田急グランドギャラリー、大丸ミュージアム 他
1985年に小田急グランドギャラリー、大丸ミュージアムなどを巡回した「ジャン・ミッシェル・フォロン展」の図録。ブリュッセル出身の画家、ジャン・ミッシェル・フォロンのペインティング作品やポスターをカラーで多数収録。キャンバスの中には、幻想的で静謐な近未来世界が果てしなく広がっている。
sa・bo・ten | 石内都 写真集
写真家、石内都の作品集。広島を拠点に活動する多肉植物専門店「叢(くさむら)」との出会いをきっかけに、美しくも奇妙な造形のサボテンに魅せられ撮影したもの。アートディレクションは中島英樹。
マリオ・ジャコメッリ | 東京都写真美術館
2008年に東京都写真美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。戦後の写真界を代表するイタリアの写真家、マリオ・ジャコメッリの1950年代の初期の作品から、若き司祭たち、自然の風景などの代表作を収録。印象的な瞬間を「黒」と「白」のハイコントラストで映し出す。
中西夏之新作展 絵画の鎖・光の森 | 松濤美術館
2008年に松濤美術館で開催された展示の図録。日本の現代美術家・中西夏之が4年近くかけ制作してきた未発表の作品を中心に紹介。連作の大作からデッサンなどとともに、製作日誌や絵画論など自身の言葉の数々を収録。
Matthias Schaller: Purple Desks | Steidl
ドイツ出身の写真家マティアス・シャラーの作品集。ローマ教皇庁内部にある、ローマカトリック教会の枢機卿たちの執務室を撮影。無人にもかかわらず、重厚な調度品や整然とした佇まいから部屋の主の個性を映し出した異色のポートレート。
ジム・ダイン 主題と変奏 版画制作の半世紀 | 名古屋ボストン美術館
2011年に名古屋ボストン美術館で開催された展示のカタログ。アメリカのポップアートを代表する画家のひとり、ジム・ダインの版画制作に焦点を当てる。版画制作を本格的に活動を始めた1960年代から2000年代にかけての作品とともに解説を収録。道具や工具、ローブ、ジム・ダインの代名詞のハートなど、モチーフごとにカテゴライズして紹介。
Across the Sea | 草野庸子
ファッションやカルチャーなど様々な分野で活動する写真家、草野庸子の作品集。初めてロンドンを訪れた際に撮影した写真56枚を収録。写し出しているのは日常のありふれた景色でありながら、大切な愛おしい記憶を淡い光とともに閉じ込めたかのような一冊。700部限定。
フランシス・ベーコン展 | 東京国立近代美術館 ほか
2013年に開催された巡回展の図録。20世紀を代表する画家の一人、フランシス・ベーコンの1940年代から1991年までの作品を紹介。「移りゆく身体」「捧げられた身体」「物語らない身体」、そして「ベーコンに基づく身体」の3章とエピローグで構成。トリプティック(三幅対)6作品を含む作品図版33点、解説を収録している。
Anton Corbijn: A Somebody | アントン・コービン
U2やデビッド・ボウイ、ジョイ・ディヴィジョンら多くのミュージシャンを撮影した写真家、アントン・コービンのセルフポートレート写真集。ジョンレノン、カート・コバーン、エルビス・プレスリーなどアントン・コービン自らが名だたるロックミュージシャンに扮した姿を撮影。 英語表記。 英語表記。
中村一美展 | 国立新美術館
2014年に国立新美術館で開催された展覧会の図録。抽象とも具象とも分類し難い、鮮やかな色彩表現で知られる画家、中村一美。本書では学生時代の習作から最新作に至るまで、およそ150点の作品を収録。
The ドラえもん展 依頼:あなたのドラえもんをつくってください
2002年から2004年の間開催された、「The ドラえもん展」のカタログ。ドラえもん世代の気鋭アーティスト30名が、「依頼:あなたのドラえもんをつくってください」をテーマに作品を制作。青木克憲、服部一成、日比野克彦、中島秀樹、中村哲也、奈良美智、蜷川実花、バカラなどの作品を収録。
大西伸明作品集 Nobuaki Onishi | MA2 Gallery
樹脂による型取りや版画の技法など立体作品を制作するアーティスト、大西伸明の作品集。コップやスツール、ドラム缶や木の枝を型取り樹脂に着色を施し、リアルに再現するシリーズ『Infinity Gray』などの作品図版を収録。
Brassai/Picasso: Conversations Avec la Lumiere | パブロ・ピカソ、ブラッサイ
2000年にピカソ美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された作品集。20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソの彫刻作品を夜のパリの写真で知られる写真家、ブラッサイが撮影したコラボレーションであり、写真と彫刻という2つの芸術の表現方法における対話と複雑な相互作用が織りなす写真や版画作品などを多数収録。 フランス語表記。
Brassai: An Illustrated Biography | ブラッサイ
パリで活躍した写真家、ブラッサイの作品集。ブラッサイの生い立ちから晩年にかけてのキャリアを、彼の写真作品や図版資料とともに辿る一冊。ひとつのスタイルに固執しなかったブラッサイの人生とその仕事をテキストともに幅広く網羅して紹介。 英語表記。
荒川修作の実験展 見る者がつくられる場 | 東京国立近代美術館
1991年に東京国立近代美術館で開催された「荒川修作の実験展 見る者がつくられる場」の展覧会図録。点・線・面、そして時には言語を組み合わせた紙上の空間的ペインティングのほか、それらを現実世界に再現したインスタレーションなどを多数収録。
Jack Pierson: The Lonely Life | ジャック・ピアソン
アメリカ出身の写真家、ジャック・ピアソンの作品集。スナップ写真のような日常の瞬間から、どことなく漂う憂いや儚さがピアソンの世界として映し出される。オールカラーの写真、テキストを収録。
Patrick Demarchelier: Photographs | パトリック・デマルシェリエ
フランスのファッションフォトグラファー、パトリック・デマルシェリエの写真集。ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、エルトン・ジョン、マドンナら、スーパーモデルやミュージシャンのモノクロのポートレート写真を収録。 フランス語表記。
親鸞 全挿画集 | 山口晃
画家・山口晃による挿絵画集。五木寛之による『親鸞』は、全国の約40社の地方紙に連載される快挙をなした伝説の小説。そこに掲載された山口晃の挿絵全1052点に加え、そこに山口晃がすべてに書き下ろし「絵解きコメント」を収録。
4つの物語 コレクションと日本近代美術 | 川村記念美術館
2009年にDIC川村記念美術館で開催された展覧会「4つの物語 コレクションと日本近代美術」展の図録。同館のコレクションから選んだ欧米絵画を起点に4つの章で構成され、日本近代美術と西洋美術との影響関係や類同性などの関連を展観する一冊。
ようこそ!横尾温泉郷 | 横尾忠則現代美術館
2016年から2017年にかけて横尾忠則現代美術館で開催された展示の図録。『銭湯シリーズ』、『温泉シリーズ』の2つのシリーズを中心に、絵画、ポスター、各地の温泉地のY路地など、横尾忠則の旅の記録を収録。
没後40年 レオナール・フジタ展 | 上野の森美術館
2008年から2009年にかけて上野の森美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。日本で生まれ、パリで活躍した藤田嗣治(レオナール・フジタ)による数々の作品や関連資料、そして近年発見され国内で初めて一堂に展示した幻の大作4点の作品を収録。
Estudio Elemental Del Levante | リカルド・カセス
スペインの写真家、リカルド・カセスの作品集。ページ内で写真の一部分が切り抜かれ、イメージの隙間を通してもうひとつのイメージが現れるという実験的な製本。イメージが重ね合わさることで、表紙が象徴する錯乱した楽譜の混沌とした構造を露わにする。
アイデア No.346 羽良多平吉 イエス・アイ・スィー | 誠文堂新光社
アイデアNo.346、羽良多平吉特集号。書籍や雑誌を中心に活動するエディトリアルデザイナー、羽良多平吉。その40年以上にわたる活動をジャンルごとに紹介。本人および関係者のコメントなども提示することで、その活動の全体像や時代背景,羽良多自身の人物像を浮かび上がらせる。
Bill Brewster: Clubbed | ビル・ブリュースター
作家・DJのビル・ブリュースターが、UKクラブカルチャーのグラフィックデザインをまとめたデザイン集。過去35年間の、ロゴ、ポスター、写真、チケット、カバーアート、フォント、フライヤーなどあらゆる分野のデザインを紹介。ハシエンダ、Blue Note、Ministry of Sound、ピーター・サヴィル、ザ・デザイナーズ・リパブリックほか、数々のクラブやデザイナーが参加。 英語表記。
Hans-Rudolf Lutz: Ausbildung in Typografischer Gestaltung | ハンス・ルドルフ・ルッツ
スイスのタイポグラフィの巨匠エミール・ルーダーに師事したグラフィックデザイナーでタイポグラファー、ハンス・ルドルフ・ルッツによる資料集。20年に渡り教鞭を執っていたルッツが生徒たちと実践してきた、屋外広告のレタリングやポスター、道路標示などを例にしたタイポグラフィについての講義を5つの章に分けて紹介。現代タイポグラフィ・デザインの美学的理論を示している。 ドイツ語表記。
The Enduring Legacy of Weimar: Graphic Design & New Typography 1919-1933 | Alston Purvis、Cees W. de Jong
近代グラフィックデザインの資料集。ダダイスム、バウハウスなど1919年から1933年におけるグラフィックデザイン黎明期と、激動のヨーロッパで繰り広げられた芸術運動から誕生した作品を紹介。ウォルター・グロピウス、パウル・クレー、エル・リシツキーら50名の作品を掲載。 英語表記。
Graphic Language of Neville Brody ハードカバー版 | ネヴィル・ブロディ
『ザ・フェイス』や『アリーナ』のアートディレクターとして1980年代から90年代に活躍した、ネヴィル・ブロディによるグラフィカルなタイポグラフィーを纏めたベストセラー作品集。ハードカバー版。
アイデア No.388 オンライン・ポートフォリオの現在 | 誠文堂新光社
アイデアNo.388、2020年1月号。SNSを自身の仕事や作品を公開する「ポートフォリオ」として活用するグラフィックデザイナーたちに焦点を当て紹介。ポートフォリオそのものの歴史から、多様化するウェブサイト、ポートフォリオサービスなど、オンラインのコミュニティの進化、メディアの構造、そのデザインを紐解いていく。
アイデア No.387 現代日本のブックデザイン史 1996-2020 | 誠文堂新光社
アイデア No.387、2019年9月号。1996年から2020年までの日本のブックデザイン特集。「出版不況」の時代におけるブックデザインを、現役のブックデザイナーである長田年伸、川名潤、水戸部功の3名が選定し、スタイル別に紹介。そのほか「連載 FormSWISS」、「シュパゲッティとタイポグラフィ 仁木順平」などを収録。
1950年からのグラフィックデザイン | ベン・ボス、エリー・ボス
デザイナーたちが加入する国際グラフィック連盟AGI(Alliance Graphique Internationale)。本書は、AGIのほぼ全会員のバイオグラフィーを収録した作品集。サヴィニャック、ポール・ランド、ヘルムート・シュミット、亀倉雄策、原研哉など国内外のデザイナーが入会年別に紹介され、カラーで作品を掲載。
柳原良平の装丁 Book Cover Designs: Ryohei Yanagihara
トリスハイボールの広告などで知られる柳原良平による、ジャケットデザイン集。山口瞳や遠藤周作などの名著が纏った表紙をカラーで多数掲載。
Pentagram Book V | ペンタグラム
アラン・フレッチャー、コリン・フォーブスらによって結成されたデザインカンパニー、ペンタグラムのプロジェクトレポート。CI(コーポレートアイデンティティ)やパッケージデザインなど、1993年〜1998年の間に完了した50件について目的・分析・プロセスなどを解説。ジャーナリストのランドール・ローテンベルクがペンタグラムの裏側にスポットを当てる。
トミ・ウンゲラーの仕事 | 板橋区立美術館、刈谷市美術館
2001年に板橋区立美術館と刈谷市美術館を巡回した「トミ・ウンゲラーの仕事」展の図録。フランスの児童文学作家、そしてイラストレーターでもあるウンゲラーのイラストレーション、コラージュ、立体造形などをカラーで多数掲載。ポスターの不採用原画など、貴重な作品も見ることができる。
Gabor Palotai: Maximizing the Audience | ガボール・パロタイ
スウェーデンを拠点に活動するグラフィックデザイナー・造形作家、ガボール・パロタイの作品集。1985年から2000年までに手掛けたサイン、インタラクティブマルチメディア、CI、ブックデザイン、イラスト、写真などを各章に分け紹介。線画が文脈を作り出し、書体が微細な宇宙を創り出し、単純なピクトグラムは人間の行動を統一する役割を果たすという独自のデザイン哲学を一望できる1冊。 英語表記。
More Paperwork | Nancy Williams
坂茂の感動的な教会、フセイン・チャラヤンのユーモラスな航空便のドレス、ペンタグラムの複雑なパッケージなど、多くの実例を収録することで、グラフィックデザインにおける紙の無限の可能性を感じる一冊。
Heinz Waibl: Progettando 1950-1990 | ハインツ・ワイブル
イタリアのグラフィック・デザイナー、ハインツ・ワイブルの1950年から1990年までのアートワークを集めた資料集。鮮やかな色彩のデザインが目を引くハインツによるポスターやロゴ、広告など、貴重な図版をカラーで収録。 イタリア語、英語表記。
サヴィニャックポスター A-Z | レイモン・サヴィニャック
フランスのイラストレーター、レイモン・サヴィニャックのポスター作品集。A-Zのキーワードでポスターデザインの極意を記しながら、カラーで作品を掲載。日本語版の監修は小柳帝。
Slanted Magazine #38 Colours
ドイツのグラフィックデザイン誌『Slanted』 vol.38号。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、写真、アートなど、毎号異なるテーマを発信。今回のテーマは「色」。募集した1,300件を超える応募の中から、300人のデザイナー、イラストレーター、写真家、ライターらの作品を紹介。 英語表記。
紙片の宇宙、シャガール、マティス、ダリの挿絵本 | ポーラ美術館
2014年にポーラ美術館で開催された展示の図録。20世紀を代表する画家たちが手掛けた本の挿絵に焦点を当てたもの。ドガ、ロートレック、藤田嗣治、ローランサン、シャガール、ルオー、ピカソ、マティス、レジェ、ブラックらの版画技法を用いて制作した51点の挿絵本と、関連する絵画作品を紹介している。
挿絵本の世界 本と挿絵のステキな関係 | 町田市立国際版画美術館
2010年に町田市立国際版画美術館で開催された展示のカタログ。19世紀から20世紀初頭におけるヨーロッパの挿絵藝術を中心に紹介。ウイリアム・モリス、ジョルジュ・バルビエ、ラウル・デュフィ、パブロ・ピカソ、マックス・エルンストらによる作品とともに解説を収録。
Bastien Vives: Le Gout du Chlore | バスティアン・ヴィヴェス
フランスの漫画家、バスティアン・ヴィヴェスの短編漫画。脊柱側湾症を患った少年が医者の勧めで苦手なプールへ通うこととなり、そこで泳ぎの上手な少女と出会う。毎週水曜日の逢瀬を楽しみに、日々上達していく泳ぎと、彼女の姿を追い求め手を伸ばした先に見えたものとは。セリフは少なく、表情や細かな情景で描かれる。 フランス語表記。