Takenobu Igarashi: A to Z | 五十嵐威暢
デザイナー・アーティスト五十嵐威暢が1970年代から90年代初頭までに制作した3Dタイポグラフィ作品を纏めたモノグラフ。PARCO PART3のロゴ、ポスター「NOH」、ニューヨーク近代美術館のためにデザインしたポスターカレンダーなどの代表作や、版下、色指定、スケッチなどの貴重な資料も併せて収録。
Bob Gill Illustration | ボブ・ギル
アメリカのイラストレーター、ボブ・ギルのイラストレーション作品集。厳選した色使いとユーモアに満ちたタッチで描かれたイラストレーションには、それらがどんな媒体のために描かれたかについての一言コメント付き。
Milton Glaser: Art is Work | ミルトン・グレイザー 作品集
プッシュピン・スタジオの一員としても広く知られるグラフィックデザイナー、ミルトン・グレイザーの作品集。多彩な仕事を紹介しながら、アイデアから制作へのプロセス、ドローイングやスケッチなど様々な資料も併せて収録したもの。
ヨハネス・イッテン 色彩論 | 大智浩
スイスの芸術家にして教育者としても活躍したヨハネス・イッテンの評論。色彩の効果や特性など、デザインに関する実用的な色彩論を丁寧に解説。「カラー・デザインの理論」、「色彩印象の理論」、「色彩表現の理論」などを収録。
Typographie A Manual of Design | Emil Ruder エミール・ルーダー
スイスのタイポグラフィの巨匠、エミール・ルーダーのタイポグラフィ論集。豊富な作品図版とともに、ルーダーの思想と方法を体系化することで氏の哲学をまとめあげた名著。ハードカバー版、独・英・仏語版。
山名文夫と熊田精華展/熊田千佳慕展 2冊セット | 目黒区美術館
2006年に目黒区美術館で開催された「山名文夫と熊田精華展」、「熊田千佳慕展」公式カタログ2冊セット。日本のグラフィックデザイン黎明期より活躍し、現在にも受け継がれる「資生堂スタイル」を確立したデザイナー/山名文夫、そしてその生涯の詩友だった詩人/熊田精華との書簡、関係作品、原稿などを編纂して収録。 山名文夫を師事し日本工房へ入社、「みつばちマーヤ」「ファーブル昆虫記の虫たち」シリーズなど、グラフィックデザイナー、絵本作家として活躍した熊田千佳慕の細密で美しい作品とともに、解説を収録。
粟津潔のブック・デザイン | アート・テクニック・ナウ 20
本シリーズの装丁を手がけた粟津潔がブック・デザインの技法を公開。カバー、箱、表紙、見返し、扉、本文組など分りやすく解説し、豊富なカラー図版、作例、そして新人へのアドバイスも収録。
永井一正のポスター | アート・テクニック・ナウ 17
グラフィックデザイナー・永井一正が自らポスターデザインの技法を解説。豊富なカラー図版、作例、そして新人へのアドバイスも収録。装丁は粟津潔。
デザインの自然学 自然・芸術・建築におけるプロポーション | ジョージ・ドーチ、多木浩二
ジョージ・ドーチによる評論。生あるものに感じる美しさとはなにか。動植物の形態を見較べ、その疑問を探求してゆく。「かたち」としてもっとも美しいプロポーション比率「黄金率」への収斂を解明していくことにより、デザインから見た宇宙の仕組みを紐解く。
文字の力 | 平野甲賀
グラフィックデザイナー・平野甲賀の手掛けた装丁のうちから、代表的な「描き文字」にスポットを当て、選りすぐりの54点に未発表「架空装丁」12点を加えた珠玉の作品集。
世界の文字 | 中西亮
世界の様々な文字を集めた文字の資料集。ヨーロッパからアジア、アフリカに至るまで、現用28種の文字と、古今東西の歴史的文字90種の文字見本を豊富な図版資料とともに解説を添えて紹介。
アドバタイジング・アート史展 II 1991-1995 Re-の時代 | 東京ステーションギャラリー
1997年に東京ステーションギャラリーで開催された展示のカタログ。バブルのピークを超えた1991年から個性の時代へと転換をはじめる1995年の作品を紹介。永井一正、原研哉、大貫卓也、細谷巖らのポスター、広告作品、約230点を収録。寄稿は田中一光。表紙デザインは葛西薫。
早川良雄 ’’顔’’と’’形状’’ | 東京国立近代美術館
2010年に東京国立近代美術館で開催された、グラフィックデザイナー・早川良雄の展示図録。「顔」に焦点を当てた作品と、対比して「形状」のシリーズを紹介。ポスターや原画、ドローイング作品をカラーの図版、テキストにて収録。
ムサビのデザイン II デザインアーカイブ 50s-70s | 武蔵野美術大学
2012年に武蔵野美術大学美術館・図書館で開催された展覧会の図録。1950年代から70年代という時代の軸に焦点を当て、日本宣伝美術会に関するアーカイブ資料や雑誌のエディトリアルデザインの数々を作品資料や解説とともに収録。
印象の構造 杉崎真之助のグラフィックデザイン
2007年から2008年にかけて開催された、杉崎真之助の展示会にあわせて発行された作品集。ポスター、ロゴ、グラフィック、装丁など、氏の手掛けた作品をカラーで多数収録。
Massin | ロベール・マサン作品集
フランスのグラフィックデザイナー、ロベール・マサンの作品集。1950年代からパリでグラフィックデザイナーとして活躍し、20年以上にわたってフランスを代表する出版社ガリマール社のアートディレクターを務めたマサンの代表的な仕事を収録。 英語表記。
昭和のモダニズム 今竹七郎の世界 | 株式会社今竹
日本のモダニズムの父と称されるグラフィックデザイナー、今竹七郎の作品集。高島屋ポスター、雑誌・アイデアの表紙、抽象絵画、フロッタージュなど、その多岐にわたる仕事をカラーで多数収録。
Apartment Letters | Aprilsnow Press
韓国の建築物の壁に書かれたレタリングをまとめた一冊。建築家、フォントデザイナー、グラフィックデザイナーらが、1970年代から1990年代の建築に書かれた視覚文化を紹介する。巨大なアパートや古びたアパート、オフィスビルなどの図版、テキストを収録。 韓国語表記。
日本タイポグラフィ年鑑 2005 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した2005年度の年鑑。タイプフェイス、ピクトグラム、エディトリアル、パッケージデザインなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは寄藤文平。装丁は杉崎真之助。
グラフィックデザイナー 土方重巳の世界 | 開発社
画家でありグラフィックデザイナー、土方重己の作品をまとめた一冊。戦前、戦後と、映画のポスター、絵本、佐藤製薬株式会社の「サトちゃん」のデザインなど、幅広く活躍したその軌跡を辿る。カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
In the Belly of Saint Paul | John Warwicker、Karl Hyde ジョン・ワーウィッカー、カール・ハイド
アンダーワールドのカール・ハイドとイギリスのデザイン会社TOMATOのアート・ディレクター/ジョン・ワーウィッカーによるタイポグラフィック・ジャーナル。彼らが立ち上げた出版社Underworld Print発の書籍第一弾。
本の美しさを求めて | 関川左木夫
書物の美しさにとりつかれた関川左木夫が、師友との邂逅を交えながら装本・読書・書物の美学について綴る書物随想。モダンデザインの父ウィリアム・モリスが設立した印刷工房ケルムスコット・プレスの書物や、世紀末美術のイラストレーター/オーブリー・ビアズリーの装丁などを著者の鋭い鑑識眼と美学で魅力的に洗い出す。装丁は中島かほる。
江口寿史の世界 普及版 | 美術出版社
漫画家・イラストレーターの江口寿史の作品集。1995年に刊行された「江口寿史の世界1 1980年代」「江口寿史の世界2 1990年代」の二分冊を一冊にまとめたもの。1980年代から90年代に発表した漫画の表紙絵や挿絵、装丁画、広告向けに描いたイラスト、ポスター、キャラクターデザイン、CDジャケットなどを収録。
日本の民家 新版 | 二川幸夫
1957年から1959年にわたって美術出版社から刊行された『日本の民家』の新版。建築写真家、二川幸夫が撮影した日本の住宅建築の写真集。東北から沖縄に至るまで、日本各地の民家の内外観をモノクロで多数収録。冒頭には建築史家、伊藤ていじが序文を寄せている。
建築家 前川國男の仕事 | 美術出版社
2005年から2006年にかけて東京ステーションギャラリーほか全国各地で開催された展覧会の図録を書籍化。日本の近代建築に多大な影響を与えた建築家、前川國男の代表的な仕事の数々を、写真、建築図面、デッサン、テキストとともに幅広く紹介する。
工芸青花 5号 | 青花の会
青花の会が発行する骨董・工芸・建築誌「工芸青花」第5号。『板と私』、小川待子『やきものと言葉以前』、『鑑賞陶器のはじまりと本』などを収録。本文にはインドの古布・カンタが実際に貼り付けられている。 限定1200部発行のもの。
Finn Juhl: at the U. N. | フィン・ユール
デンマークの建築家・家具デザイナー、フィン・ユールが手がけたニューヨークの国際連合本部ビルにある信託統治理事会会議場の資料集。会場全体の様子だけでなく、椅子、テーブル、照明、時計といった各プロダクトについても豊富な写真とテキストで解説。英語表記。
アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 | 国書刊行会
2018年から2019年にかけて各地で開催された展示会「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」の図録。モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求したアルヴァ・アアルト。家具、照明器具、ガラス器をはじめ、建築、都市計画にいたるまで、その多彩なる創作活動をたどる。
染の型紙 | 京都国立博物館
京都国立博物館が所蔵する染色型紙から、459図を選び収録した図案集。「正本」「小紋・風通」「縞」「中形」に分類し、図版と解説を掲載。日本の多彩な染色技法のなかでももっとも古い歴史をもつ型染の貴重な資料といえる。
【新刊書籍】 Useless Fighters issue#1 | Ramdane Touhami
香水ブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の創業者でアートディレクター、ラムダン・トゥアミが出版するマウンテンカルチャー雑誌の第一号。ヨーロッパ中心主義から逸脱し、アジア、アフリカ、南米の山に焦点を当てるとともに、政治やカルチャー、クリエイティブなどの視点から山の別の側面を伝えてくれる一冊。どのページを切り取っても、洗練された写真とビジュアルが超越した一冊。 英語、日本語表記。
Naoto Fukasawa: Embodiment | 深澤直人
日本を代表するプロダクトデザイナー、深澤直人のモノグラフ。家具、電話、時計、ファッション、バッグ、アクセサリーなど、100点以上のプロダクトを収録。シンプルで控えめ、かつ使い勝手のよい、普遍的な魅力のデザインをカラー図版とともに紹介している。 英語表記。
James Welling: Glass House | ジェームス・ウェリング
アメリカの写真家、ジェームス・ウェリングの作品集。1949年、アメリカンモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンがコネチカット州ニューカナンに建てた邸宅「グラスハウス」を撮影したもので、レンズの前にさまざまなフィルターをかざし撮影された写真は色鮮やかで力強いうねりが生じている。「透明感、反射、色彩に関するアイデアの実験室」と語る、抽象と建築写真の間を揺れ動くような作品45枚を収録。 英語表記。
妹島和世+西沢立衛/SANAA 金沢21世紀美術館 | ウォルター・ニーダーマイヤー ほか
2005年に金沢21世紀美術館で開催された「妹島和世+西沢立衛/SANAA」展の図録。金沢21世紀美術館の設計者であり、世界で注目を集める妹島和世と西沢立衛による共同設計事務所「SANAA」の話題作を、世界的に活躍する3人のフォトグラファー、ホンマタカシ、ルイザ・ランブリ、ウォルター・ニーダマイヤーが撮影。SANAAが書き下ろした詳細な施工図面も合わせて収録。
John Pawson, Fi McGhee: Barn | ジョン・ポーソン
英国を拠点に活動する写真家、フィ・マクギーによる作品集。建築家、ジョン・ポーソンが17世紀の納屋をスタジオ兼住居に改築した様子をモノクロ写真に収めたもの。ポーソンによるミニマリズムの美学が、マクギーによる写真でより洗練された形で浮き彫りになっている。 英語表記。
黒田泰蔵 | 大阪市立東洋陶磁美術館
2020年に大阪市立東洋陶磁美術館で開催された展覧会の図録。陶芸家・黒田泰蔵の白磁作品60点以上を掲載するほか、アトリエの庭の様子、インタビューのテキストを収録。黒田泰蔵の作品の世界観を表現したかのような、白と黒を基調とした一冊となっている。
ブラジル先住民の椅子 | 中沢新一、樋田豊次郎
2018年から2019年にかけて東京都庭園美術館などで開催された同名展示の図録。ブラジルの先住民たちが丸太から掘り出す動物彫刻を紹介。地域のによって異なる特色や、伝統的な椅子を進化させ、動物彫刻の椅子にいたるまでの過程なども解説。
鹿島の建築 1964-2012 | 鹿島建設株式会社
日本の大手総合建設会社・鹿島建設の一連の本社ビル、支店ビル、関連する建築の計11棟を写真に収めた写真集。上巻「元赤坂地区」下巻「赤坂地区・支店ビル」の2冊揃え。新・旧本社ビル、AKASAKA K-TOWER、新・旧鹿島赤坂別館、鹿島KIビル、全国各地の支店ビルがモノクロ写真で掲載され、巻末には図面も収録。写真は石元泰博や川澄明男らが手がけている。
藤森照信建築 | 藤森照信、増田彰久
建築史家、工学博士である藤森照信の作品集。処女作「神長官守矢史料館」から「タンポポハウス」「焼杉ハウス」「ねむの木こども美術館」まで、独自のスタイルを持った建築物を紹介。コンセプト、スケッチ、施工図など、完成までのステップを丁寧に解説。写真は増田彰久によるもの。
ぐんげんどう | 石見銀山生活文化研究所
島根の石見銀山生活文化研究所が、衣料品・生活雑貨店「群言堂」の歩みを紹介。「経(たて)」本は、創業者であり現会長の松場大吉が、群言堂の歴史を自身の半生と共に綴ったエッセイ。「緯(よこ)」本は写真家・藤井保が、石見銀山生活文化研究所の今を石見銀山の風景と共に撮り下ろした写真集となっている。クリエイティブディレクションは佐藤卓。
餘香 挿花芸術 | 王伝峰、隈研吾、篠山紀信
中国出身の画家、王伝峰の挿花作品集。隈研吾が手掛ける建築を舞台に、写真家の篠山紀信が撮影を担当。世界の各地であつめた竹籠と、可憐な佇まいの花々を映し出す。王伝峰、隈研吾、篠山紀信による鼎談を収録。 日本語、英語表記。
万祝 黒潮が育てた漁民芸術の華 | 仁科又亮
房総を中心とする漁民の晴着、万祝(まいわい)の写真を多数収めた資料集。藍色の地に鮮やかな図柄を染め上げた万祝の優れたデザイン、風俗、歴史を網羅し、日本の誇るべき漁業芸術に光を当てる。限定1480部発行。