バウハウス 歴史と理念 記念版 | 利光功
1970年に美術選書、1988年に新装版(ともに美術出版社)として刊行された書籍の改訂版。わずか14年とはいえデザインの実践機関として複雑にしてユニークな展開を示し、今日のデザイン教育の原点に位置するともいうべき「バウハウス」の歴史を詳述し、その理念を解き明かそうと試みたもの。新刊書籍。
はたらく場所=生きる場所。あのひとの仕事場をのぞいてみる 2冊セット
作家の仕事場 / 佐山一郎 知的生産現場を訪問し日本のデザイナーの肉声を集めたインタビュー集。栃折久美子、柳宗理、仲條正義、横尾忠則らの仕事場を紹介。 単行本/インフォバーン/305ページ/状態並 東京の仕事場 / 平野 […]
Ben Shahn: Ecclesiastes or The Preacher | ベン・シャーン
ベン・シャーンの作品に、旧約聖書の一文献"Ecclesiastes=コヘレトの言葉"をを添えた一冊。ベン・シャーンの美しいリトグラフとカリグラフィーを堪能できる一冊。
坂本龍一 Heart Beat
1992年の坂本龍一によるジャパンツアー「Heart Beat」のパンフレット。坂本龍一氏自身の写真やテキストに加え、1978年から当時までに発表された作品のなかから主要アルバムをほぼ網羅し解説。その活動の軌跡を様々な視点で追ったアートブック的一冊。
Electronic: From Kraftwerk to the Chemical Brothers | Jean-Yves Leloup
電子音楽のビジュアル・カルチャーを包括的に紹介する資料集。ケミカル・ブラザーズなどのミュージシャンによるオーディオビジュアル・パフォーマンス、ピーター・サヴィルとマーク・ファローによるグラフィックデザイン、テクノ界の伝説的存在であるジェフ・ミルズやデザイナーズ・リパブリックのイアン・アンダーソンへのインタビューなどを収録。 英語表記。
Sylvie Ringer: Crab, Rock, Stick, Loss | シルヴィ・リンガー
カナダのハンブルクとバンクーバーを拠点に活動するアーティスト、シルヴィ・リンガーの作品集。バンクーバー島の北に位置するマルコム島に数年間滞在した際に制作したペインティングとドローイングのシリーズを紹介。日常生活と夢、形あるものとないもの、記憶と想像力の間を行き来するような抽象的で神秘的な風景を収録。 英語表記。
David Hockney: 82 Portraits and 1 Still-life | デイヴィッド・ホックニー
カリフォルニアを拠点に活動するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの作品集。スタジオのアシスタントやオフィスのスタッフ、家族、友人、長年の知人など、周囲の人々を生き生きと描いたポートレートを収録したもの。 英語表記。
Gordon Matta-Clark: CP138 | ゴードン・マッタ=クラーク
モントリオールのカナダ建築センターが所蔵するゴードン・マッタ=クラークのコレクションを紐解き、様々な視点から読解したビジュアル資料集。マッタ=クラークの書庫を再編成し思考の痕跡を探る、廃棄された映像フィルムを再構成し記録と復元という概念に挑むなど、美術評論家やキュレーターたちによる意欲的かつ挑戦的なプロジェクトがまとめられている。 英語表記。
German Business Plants | Frederik Busch
フレデリック・ブッシュがドイツのオフィスに置かれた観葉植物を撮影した写真集。それぞれの植物は固有名詞に加え、「字が読める」「テレビが嫌い」「ヨガをしている」などどいった個性が書き加えられており、風景の一部として見過ごされた植物たちを、人間と同じ生き物として向き合い直せる工夫が施されている。
岡本太郎と縄文 | 川崎市岡本太郎美術館
2001年に川崎市岡本太郎美術館で開催された同名展示の図録。縄文の美に魅せられた芸術家、岡本太郎。古代縄文人の造形力と美の世界とともに、岡本太郎自身の油彩・立体・写真など約70点を紹介。
A History of Illuminated Manuscripts | Christopher de Hamel
7世紀から16世紀に書かれたヨーロッパの歴史的な装飾・彩色写本を紹介する資料集。「ケルズの書」「ダロウの書」「リンディスファーンの福音書」をはじめとする、美しい装飾の施された彩色写本を多数収録。 英語表記。
Not in Fashion | Mark Borthwick マーク・ボスウィック 写真集
Not in Fashion/映像作家、詩人など多彩な活動をしつつ、Purpleやi-D Magazineなどの紙面を飾る先鋭ファッション・フォトグラファー、マーク・ボスウィックの作品集。広告写真、ポートレート、ポラロイド写真など、20年間の活動の軌跡を追う一冊。美しいブックデザインも秀逸。
The Farm Project | Mike Meire
ドイツのケルンを拠点に活動するアーティスト、マイク・メレーの作品集。インスタレーション作品「The Farm Project」を書籍化したもの。機能性と情緒性の狭間にある空間、すなわち創造的な場所としてのキッチンを、五感のためのワークショップとして提示する。 英語表記。
Daniel Spoerri | ダニエル・スペーリ
スイスの芸術家、ダニエル・スペーリの作品集。ウィーンで開催された大規模な回顧展に際して出版されたもの。フルクサスからヌーヴォー・レアリスムまでの60年のキャリアを、包括的に紹介したもの。 英語表記。
こっぱとあまつぶ | 杉戸洋
国内外で活躍するアーティスト・杉戸洋が豊田市美術館で開催した展覧会カタログ。具象と抽象、物語と絵画を行き来する作品群に加え、スパイダース(建築家・青木淳、大石雅之)とのコラボレーション作品なども収録。
Edward Hopper | エドワード・ホッパー 作品集
Edward Hopper/20世紀を代表するアメリカの画家、エドワード・ホッパーの作品集。街や家での人々の暮らしを題材にした具象的なペインティングをカラーで多数掲載。テキストはロイド・グッドリッチによるもの。
Mamma Hanna Martina Text Paintings Photos | Mamma Andersson、Hanna Moon、Martina Hoogland Ivanow
ストックホルムを拠点に活動するアーティスト/マンマ・アンダーソン、写真家/マルティナ・ホーグランド・イワノフ、 そしてロンドンを拠点とする写真家/ハンナ・ムーンの作品集。3名のアーティストによる絵画作品とフォトエッセイを掲載。 英語表記。
Carlo Scarpa: Glass of an Architect | カルロ・スカルパ
ミッドセンチュリー期のイタリアで建築士として活躍した、カルロ・スカルパによるガラスの作品集。カッペリン社で手がけた作品や、ヴェニーニ工房時代の作品、また展示会の風景など、豊富な図版とともに氏の原点を辿った一冊。
Ceramics-Paintings | Tinus Vermeersch
ベルギーを拠点に活動するアーティスト、ティヌス・ヴェルメールシュの作品集。コルトレイクでの展示に際し発行されたもの。陶器とカンバスに描かれたペインティング作品の2冊セット。 ヒエロニムス・ボスやピーター・ブリューゲルの絵画を思い起こさせる想起させる、不穏さとユーモアが同居した作品を多数収録。
アルガンバーム sumimou 03 | eavam
モロッコ産のアルガンオイルとチェンマイ産のミツロウだけが原料のシンプルで贅沢なバーム。保湿クリームやナイトクリームの他、リップバームやハンドクリームなどにお使いいただけます。オリジナルデザインの陶器入りで、チークの古材のスパチュラ、陶器のスパチュラ置き付。布袋に入れてお届け。
The Prison | Koto Bolofo
4歳のときに両親とともに政治亡命者として南アフリカを離れた写真家、コト・ボロフォの作品集。ネルソン・マンデラ氏が27年間監禁されていたロベン島の刑務所を記録したもの。有刺鉄線のフェンス、覗き穴から見た相部屋など、全体像ではなく細部をクローズアップし、閉塞感や抑圧感、そして僅かな希望を伝えている。 英語表記。 英語表記。
Evolution | Jean-Baptiste de Panafieu、Patrick Gries
パリ国立自然史博物館に所蔵されている脊椎動物の骨格標本を記録した写真集。数十億年の進化の痕跡が刻まれた骨の造形美を、シンプルかつエレガント、そして神秘的にアーカイブしている。 フランス語表記。
漢聲雑誌 136期 2004 大過猴年
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第136期。その年の干支にちなんだ切り絵や正月画12枚を綴じたポスターブック。ポスターは1枚あたり縦98×横60cmで、綴じ目に沿って切り離すことが可能。 中国語表記。
On the Paths of Englightenment: The Myth of India in Western Culture 1808-2017 | Elio Schenini
西洋文化圏から見たインドの神話や文化をアーカイブした資料集。1808年にフリードリッヒ・シュレーゲルが出版した『インドの言語と知恵について』にはじまり、ショーペンハウアーによるヒンドゥー教や仏教に関する考察、ユングの人類学的分析など、多くの知識人や芸術家を魅了したインド。西欧諸国がインドに魅了された歴史を、芸術、文学、音楽、宗教、風俗史、心理学などあらゆる面から紐解き、膨大な図像学的編纂物とともに収録。 英語表記。
Magic Markings: Tantra, Jain & Ritual Art From India | Detlev Gretenkort
2016年にロンドンで開催された展覧会の図録。仏教、ヒンドゥー教、道教、ジャイナ教、アーユルヴェーダ、シャーマニズムなどの宗教や哲学に影響を与えてきたインドの聖典タントラの美術に焦点を当てたもの。90点のタントラ絵画、オブジェ、ドローイングなどを多数収録。 英語表記。
形染集 | 芹沢銈介、柚木沙弥郎 ほか
型染の第一人者、芹沢銈介監修による型絵染の作品集。柚木沙弥郎、岡村吉右衛門、添田敏子らが手がけた作品を中心に、四季折々の自然をテーマにした鮮やかで華やかなパターン、着物などをカラーで80点収録。題字は芹沢銈介自身によるもの。
The Colours of Light | Tadao Ando、Richard Pare
光の色/安藤忠雄建築と写真家・リチャード・ペアがコラボレーションした写真集。1996年に発行されたもののミニチュア版。光の教会、兵庫県立こどもの館、直島コンテンポラリーアートミュージアムなどを撮影した美しい写真作品とともに、安藤忠雄のスケッチ、トム・へネガンの論文なども掲載。
apartamento issue 18 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第18号。アーティスト、アンドレア・ツィッテルの「A-Z West」への旅や、NYグラムパンクのレジェンド、ケンブラ・ファラーなどを特集。英語表記。
Black Mountain | Catherine Nichols
1933年にノースカロライナ州に設立され、20世紀前半に最も革新的な学校の一つとなったブラックマウンテンカレッジ(BMC)。初代校長をジョン・アンドリュー・ライスがつとめ、ジョセフ・アルバース、ジョン・ケージ、ヴァルター・グロピウス、バックミンスター・フラーなどが教鞭を取った同校。本書はブラック・マウンテン展の開催に合わせて出版されたもので、ドイツ語圏では初めてのBMCに関する総合的な出版物となる。
Starck | Philippe Starck フィリップ・スタルク
STARCK/デザイナー、フィリップ・スタルクの作品集。様々な分野のデザインを手掛けてきた氏による建築プロジェクト、インテリア、家具デザインなどをカラーとモノクロで多数収録。
Irma Boom: Ibo | イルマ・ブーム 作品集
オランダのブックデザイナー/イルマ・ブームのデザインワーク集。作品をカラーで掲載している他、これまでに掲載された発言やデザインの解説を日英バイリンガルで収録。
竹尾 Paper & Print Series 7 NTストライプ・NTほそおり | 株式会社竹尾
紙の総合商社、株式会社竹尾の紙見本帳、Paper & prints series第7弾。紙は「NTストライプ」と「NTほそおり」を使用。紙の持ち味と特徴を、さまざまな印刷や加工技術を通して直に触れることができる。 表紙に少スレ、少ヤケ、少汚れあり。本文の状態は並。
遊 4号 ギリシャ自然学の世界 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1972年10月号/「ギリシャ自然学の世界」特集。杉浦康平監修「オブジェクトコレクション 火」、種山恭子「古代ギリシャ運動論」、松岡正剛「電気式記憶物質館」などを収録。
遊 1001号 相似律 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1001号。「自然が好きなのは秩序か、無秩序か」「気流も気配も渦巻いている」「隠れたいのか、それとも、同化したいのか」「深海にだって喜怒哀楽がある」「重力が万物を球体にする」等々、自然現象や文化の様々な相似をテーマに分析した記事を収録。
遊 1004号 道気 | 工作舎
あらゆるジャンルを融合するオブジェマガジン「遊」道気特集号。草森紳一・酒井忠夫・吉岡義豊らなどによる様々なエッセイ・評論を交えて、道教/タオの世界を探る特集号。白川静「遊字論」、P.D.ウスペンスキー「物質構造の照応と宇宙の全一性」などの評論も併せて掲載。
遊 1005号 電気+脳髄 | 工作舎
あらゆるジャンルを融合するオブジェマガジン「遊」電気+脳髄特集号。国内のコンピュータ発展の基礎を築いた物理学者・高橋秀俊のインタビュー「電気の光景」、音楽評論家・秋山邦晴の「電気-電子系音楽史断章」、思想史家・フランシス・イエイツと松岡正剛の対談「精神考古学の舞台」などを収録。
遊 1006号 観音力+少年 | 工作舎
あらゆるジャンルを融合するオブジェマガジン「遊」観音力+少年特集号。ベストセラー「般若心経入門」の著者・松原泰道によるエッセイ「世音の経緯と観自在」、アメリカの懐疑論者マーティン・ガードナーのインタビュー「思考の魔法陣」、SF作家レイ・ブラッドベリのインタビューや、アメリカきっての「最高の知性」と称されたスーザン・ソンタグと松岡正剛の対談「ラディカル・ウィルの速度に乗って」などを収録。
遊 組本1 ち組 ホモエロス | 工作舎
遊 組本1 ち組 ホモエロス/松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」の組本。著名な知識人・文化人たちが皮肉とユーモアを込めて贈る黄金色の三連星第1巻「ち組 ホモエロス」。おすぎとピーコ、東郷健、中井英夫、長沢節、たなかしげひさ、伊藤文学、河村錠太郎、草間弥生、白石かずこ、竹宮恵子らが寄稿。
遊 1008号 音界+生命束 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1979年8月号/音界+生命束特集。「雑音に対するヒポテーゼの試み」、「音と宇宙構築 周期性から大自然へ」、「生命奔流奔放譚 反秩序のオーガニズム」「部分と全体のタオ自然学」などを収録。
遊 1009号 世界模型+亜時間 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1979年10月号/世界模型+亜時間特集。山折哲雄「東洋の世界模型」、荒俣宏「西洋の世界模型」、松岡正剛・高橋秀元他「『ただいま亜時間』出遊中」、松岡正剛他「部分と全体のタオ自然学(下)」などを収録。
遊 1010号 虫類誌・形態考 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1010号。P・D・ウスペンスキーによる宇宙論「場所に似たがる形態の奇蹟」、C・H・ウォディントン「現代芸術の過程と光景」、ジェイコブ・ニードルマン「統合に向かう知」などのほか、白川静の「道字論」、幻想虫類図譜などの記事も併せて掲載。
遊 1011号 方程式・国家論 | 工作舎
松岡正剛が編集長を務め、工作舎より刊行された雑誌「遊」1011号。佐藤幹夫「方程式に秘匿された世界構造」、渡辺素舟「コスミック・デザインの原型」などのほか、ホルヘ・ルイス・ボルヘスのインタビュー「アレフの午睡」、松岡正剛による「国家論インデックス」などの記事を収録。