Conspiracy of Asses | Calvin Marcus カルヴィン・マーカス画集
ロサンゼルスを拠点に活動しているアーティスト、カルヴィン・マーカスの作品集。2018年以降の大作ペインティングを再現して収録。夢の中で見たような景色や動物、インテリアや風景など、様々な日常的な主題をマーカスならではのシュルレアリスム手法で描いている。
Hysteric Sixteen 植田正治
ファッションブランド「ヒステリックグラマー」が発行しているアートフォトシリーズ最終巻。写真家、植田正治が1985年までに『カメラ毎日』誌上で発表していたシリーズを編纂。郷里・鳥取で撮影された前衛的な演出写真を収録。1000部限定。
Jungjin Lee: Echo | ジョンジン・リー
NYを拠点に活動する写真家、ジョンジン・リーの写真集。1990年代初頭、アメリカの果てしなく広がる大地を訪れ、砂漠、岩、下草、サボテンなどの原始的でアーカイックなイメージを撮影した作品を収録。リキッドライトを用い、感光乳剤を目の粗い筆でライスペーパーに塗布するなどの手法を用いている。レナ・フリッチュ、ヘスター・ケイザー、リズ・ウェルズらによるエッセイとともに11の作品群を紹介。ドイツ語・英語表記。
Thorbjorn Sorensen: From Nature
ノルウェーのアーティスト、トルビョルン・ソーレンセンの作品集。草木や鳥など、自然の断片を描いた水彩画シリーズを収録。自然研究への関心と、小さく儚い存在からもたらされる発見と驚きを描く。 英語表記。
Anna Atkins: Blue Prints | アナ・アトキンス
19世紀イギリスの植物学者であり写真家でもあるアナ・アトキンスの作品集。当時の最新技術であったサイアノタイプを使用した、藻類やシダを中心とする植物の写真を収録。息をのむような美しさと独創性に富んだ写真作品はモダンアートのようにも見える。 英語表記。
選書企画 第⼀回「芹沢銈介の装幀 本に宿る⼯藝的な造形美」を開催します
2022年7月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)の4日間、実店舗にて選書企画「芹沢銈介の装幀 本に宿る⼯藝的な造形美」を開催します。 型絵染めの人間国宝、芹沢銈介の審美眼を装幀から紐解く この度ノストスブッ […]
Objects in Dialog | Shane Schneck
スウェーデンを拠点に活動するインダストリアルデザイナー、シェーン・シュネックの作品集。自身のデザイン事務所「Office for Design」が過去10年間に携わったプロジェクトをまとめたもの。これまで手掛けてきた作品のプリミティブモデルやプロトタイプを中心に収録、スマートフォンからキッチンツール、家のインテリアの設計や家具に至るまで、日常的に使用されている作品が掲載されている。 英語表記。
The Modernist House | Editors of Phaidon Press
1910年から2007年に建築家が手がけた100のモダニズム建築を紹介。フランク・ロイド・ライトの「Fallingwater」、アルヴァ・アアルトの「Summer House」、安藤忠雄の「Koshino House」など、名建築の数々を年代順で紹介。英語表記。
清水徳子のテキスタイルポスター | 岩中可南子、ゴッティンガム、清水美帆、オィヴン・レンバーグ
主婦であり、母であり、美術愛好家である清水徳子は、長年創作への情熱を絶やさず、独自の手法でさまざまな作品を作り続けてきた。本書はアーティストとして海外を拠点に活動していた娘・清水美帆の依頼によって清水徳子が制作した、布に刺繍やパッチワークなどを施した手作りのポスター(テキスタイルポスター)を集めて紹介するもの。また、写真家のゴッティンガム(Gottingham)が、本書での写真プロジェクトを通して「母と娘」の関係性を切り口にした新たな作品を収録。新刊書籍。
和紙のふるさと | 後藤清吉郎
和紙工芸家、後藤清吉郎に手漉和紙の資料集。紙の歴史から、種類、道具の解説からはじまり、手漉和紙ができるまでを丁寧に綴っている。巻末には各地の紙漉場の索引も掲載。挿絵は著者本人による型染によるもの。
Emigre The Book: Graphic Design into the Digital Realm | エミグレ
ルディ・バンダーランスとズザーナ・リッコにより設立された活字製作所「エミグレ」。同社が発行し、その先進的な書体デザインとグラフィックデザインから今なお高い評価を受けるエミグレマガジンを大判で紹介する作品集。
New Japananese Graphics
1991年にロンドンのデザイン・ミュージアムで開催された展示の図録。亀倉雄策、田中一光、井上嗣也、勝井三雄、佐藤晃一ら、日本を代表するグラフィックデザイナーたちのポスター作品をカラーで収録。 英語表記。
没後50年 藤田嗣治 本のしごと展 | 西宮市大谷記念美術館
画家、藤田嗣治の没後50年にあたり開催された展示の図録。日本での出版にまつわる仕事、フランス移住後に手掛けた挿絵本を中心に収録。また、絵画や版画、有人に送ったハガキや絵手紙、手作りのおもちゃ、陶芸作品など、氏の幅広い活動を紹介。
Lee Ufan | 李禹煥 リ・ウーファン
2007年に開催されたベネチアビエンナーレの出展にあわせて刊行されたLee Ufan(李禹煥)展のカタログ。60年代後半から「もの派」の中心的存在として国内外から評価を得てきた氏の1969年からの絵画・彫刻作品をまとめたもの。李自身のテキストやインタビューも収録。
石の記憶 | 村井修
丹下健三や白井晟一の代表作を撮影し、建築写真の第一人者として活動した村井修の写真集。日本各地に残る石造の建造物を記録した一冊。解説は海野弘。装丁は矢萩喜従郎。1990年第6回東川賞受賞作品。
森鴎外と美術展 | 島根県立石見美術館 他
2006年に開催された「森鴎外と美術展」の図録。夏目漱石と並び明治の文豪のひとりとして知られる森鴎外。あまり知られることのなかった氏と日本近代美術との関わりに焦点を当て、交流のあった画家たちの作品や、著作物、手紙などを多数収録。
趣味と芸術 謎の割烹 味占郷 | 杉本博司
2013年9月より「婦人画報」誌上で掲載された杉本博司による人気連載「謎の割烹 味占郷」を書籍化。杉本博司が謎の割烹店亭主に扮し、想像上の割烹・「味占郷(みせんきょう)」で、多彩なジャンルで活躍する著名人をゲストに招く。ゲストのパーソナリティに着想を得て、著者自ら料理の腕を振るい、古美術品のコレクションを取り合わせる、写真と文章で構成された「もてなしの物語」。食文化や美術のみならず、芸能、宗教、歴史観、人生観など、稀代の現代美術作家の視点で切り取られた「日本人の心性」を考える上でのヒントがちりばめられた一冊。
木村伊兵衛の秋田 | 木村伊兵衛
木村伊兵衛による写真集。田植え、夏祭りと湯治場、刈入れの季節、雪国の暮らしなど、1952年〜1963年頃までに撮影された秋田の農村と人々を収録。田沼武能「秋田で生まれ変わった木村伊兵衛」や金子隆一「時間というディレクター 木村伊兵衛の秋田」などのテキストのほか、巻末の図版リストには一部解説を掲載。
William Eggleston: Morals of Vision | ウィリアム・エグルストン
カラー表現を用いたアート・フォトのパイオニア、ウィリアム・エグルストンの作品集。1978年に限定15冊で出版された希少な作品集をシュタイデル社が増補・復刻したもの。静物、風景、ポートレートなど9枚のカラー写真をマウントした造本、さらに活字もオリジナルを参考に新たに設計するなど細部までこだわり抜いた1冊。 英語表記。
さささ 和晒ロール Cut ミシン目なし/あり
日常の様々なシーンで活躍してくれるロールタイプの和晒。拭く、包む、漉す、敷くなど、用途はさまざま。日常の中でさっと使える万能布として、掃除や台所、家事仕事などで役立ちます。パリッとした素材で何度も洗って繰り返し使用が可能。必要な分だけ引き出せるミシン目なしと、簡単に切り取ることができるミシン目ありの2種類。
Bill Brandt | Henry Moore | ビル・ブラント、ヘンリー・ムーア
20世紀を代表するアーティスト、ビル・ブラントとヘンリー・ムーアの作品集。第二次世界大戦時に出会い制作された戦時中の作品に始まり、戦後における二人の交差する道を検証する。主なテーマは、戦争、産業、炭鉱、風景、イギリスの巨石遺跡、ファウンド・オブジェクト、そして人体。
Jean Cocteau: Metamorphosis | ジャン・コクトー画集
フランスの芸術家、ジャン・コクトーの作品集。詩や文学、デザインや演劇、映画と、あらゆる芸術活動を行い作品以上に破天荒な人生を歩んだコクトーの残した作品をカラーとモノクロで収録。 フランス語表記。
Ettore Sottsass: There is a Planet | エットレ・ソットサス
イタリア人建築家、インダストリアルデザイナーであり、「メンフィス・グループ」の中心人物でもあったエットレ・ソットサスの作品集。2017年に開催された回顧展に際して刊行されたもの。写真、建築、ドローイング、デザイン、ペインティング、オブジェ、家具、彫刻、ガラス製品、陶芸、刊行物、著作など多岐にわたる活動の痕跡を辿ることができる1冊。 英語表記。
芹沢銈介作品集 2 型絵布染 2 | 求龍堂
型絵染の人間国宝、芹沢銈介の作品集第2巻/型絵布染第2号。四季や自然の風景、日用品などを暮らしにまつわるもの象った布染作品に焦点を当てて収録。色彩とかたちのバランスが美しい壁掛けや着物をオールカラーで見ることができる。
Anni Albers: Camino Real | アニ・アルバース
アニ・アルバースの作品集。2019年にニューヨークで開催された展示を機に刊行されたもの。建築家リカルド・レゴレッタとルイス・バラガンによって設計されたメキシコシティのホテル「カミノ・レアル」のために、アルバースがデザインした壁掛け作品を中心に収録。 英語表記。
Sheila Hicks: Thread Trees River | シェイラ・ヒックス
従来のテキスタイルアートの概念を覆した米国のアーティスト、シェイラ・ヒックスの作品集。本書では、ヒックスの作品を包括的に収録し、自然、テキスタイル、建築、空間の相互作用を紹介。ウィーン工房やバウハウスの思想に触発されたヒックスが、結び目や織りといった歴史的な技法を現代的に用い、異文化間の対話を可能にしている。 英語表記。
黒川紀章の作品 | 美術出版社
建築家、黒川紀章の作品集。中銀カプセルタワービルをはじめとするメタボリズム運動に関連する建築作品、評論、作品データなどを収録。装丁は粟津潔ら。
Praxis | Agustin Hernandez
インテリア雑誌「apartamento」が敬愛する建築家と、彼らの建てた邸宅、その裏にあるストーリーを紹介するシリーズ第4弾。本作ではメキシコの建築家、アグスティン・エルナンデスの作品を特集。ライアン・ローリーによる写真と、美しい印刷も光る一冊。英語表記。
Fantastic Architecture | Wolf Vostell、Dick Higgins
1969年に出版された作品集、『Fantastic Architecture』の復刻版。FLUXUSの共同創設者のひとりであるヒギンズと、ドイツ人アーティストのフォステルが編集。ジョン・ケージやバックミンスター・フラー、クルト・シュヴィッタース、ヨーゼフ・ボイスなど、1960年代以前の様々なアーティストや思想家の著作やプロジェクトを通して、ポップ・アートと建築の境界を探究している。 新刊書籍。
Cimarron: Freedom and Masquerade | Charles Freger シャルル・フレジェ
フランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。16世紀から19世紀にかけて続いた環大西洋奴隷貿易の際、アフリカから南北アメリカへ連れてこられた人びと。彼らが自らのアイデンティティーを守るため、様々な工夫をこらした祝祭を今も受け継いでいる。そこに集う人びとのポートレートを収録。 英語表記。
GS たのしい知識 No.1 反ユートピア
ニューアカブームの真っただ中に浅田彰・伊藤俊治・四方田犬彦の三名を責任編集として迎え創刊された”知識を軽くポータブルにする”季刊誌「GS」第1号。編集の三名がジョージ・オーウェル、ジョナサン・スウィフト、そしてシャルル・フーリエについて語る「反ユートピア論の系譜」などを収録。
GS たのしい知識 No.5 電視進化論
GS たのしい知識 No.5 電視進化論/ニューアカブームの真っただ中に浅田彰・伊藤俊治・四方田犬彦の三名を責任編集として迎え創刊された”知識を軽くポータブルにする”季刊誌「GS」第5号。編集責任に武邑光裕、編集委員に生井英考、鈴木晶、細川周平、松浦寿夫の強力布陣で作り上げた「電子進化論」特集。「電視」とはテレビを意味する。「ヴィデオ・ユートピア」、「もっとも過激な映像としてのTV」、「TVとポスト・モダニズム」などを収録。
GS たのしい知識 No.6 | トランス・アメリカ/トランス・アトランティック
ニューアカブームの真っただ中に浅田彰・伊藤俊治・四方田犬彦の三名を責任編集として迎え創刊された”知識を軽くポータブルにする”季刊誌「GS」第6号。編集陣を再編成した「トランス・アメリカ/トランス・アトランティック」特集。「音楽のトランスカルチュア」、「国境文化のなかの放蕩息子たち」、「知るも知らぬも逢うさかのアメリカ」などを収録。
A Magazine Curated by Maison Martin Margiela - Limited Edition
『A Magazine Curated By Maison Martin Margiela』の限定復刊版。マルジェラの示唆に富んだキュレーションによって、舞台裏で匿名的に活躍したメゾンの創作に欠くことが出来ないコラボレーター達の存在が、誌面を通して明らかになっている。更に今回の復刻版には、マーク・ボスウィック、アンダース・エドストローム、マリーナ・ファウスト、ジョナサン・ハラム、オラ・リンダル、ロナルド・ストゥープスによるフォトプリントいずれか1枚が付属。本誌の売上の一部は、地中海を渡りヨーロッパ諸国に逃れてくる移民や難民を支援する「Sea Watch」及び「RIACE」のチャリティ団体に、出版社を通して寄付される。3000部限定。
A Magazine Curated By Francesco Risso | チェスコ・リッソ
毎号ファッションデザイナーをゲストキュレーターとして招き、その世界観を探求するユニークなコンセプトマガジン『A Magazine Curated By』第23号。イタリアの老舗メゾン「マルニ」のクリエイティブ・ディレクターでありファッションデザイナー、フランチェスコ・リッソをゲストキュレーターとして迎えたもの。いくつものスクラップブックを1つにした本というアイデアに基づき、寄稿者による20の作品を240ページに渡って掲載。現代において「生きる」とは何を意味するのかを問いかける無数の視覚的・哲学的な刺激を通じて、印刷物をアナログ的な手法で探求している。 英語表記。
Max Bill | マックス・ビル | ミロ美術館
スイスを代表する彫刻家・建築家・工業デザイナー、マックス・ビルの展示図録。1980年にスペインのミロ美術館で開催された展示に際して発行されたもの。グラフィックデザイン、彫刻作品をカラーとモノクロで収録。 スペイン語表記。
Poell: Typografie Grafik-Design Art Direction
グラフィックデザイナー、エルヴィン・ポエルによる作品集。ポスター、タイポグラフィ、切手、ブックデザインなど幅広い作品を掲載。ドイツ語表記。
Robert Rauschenberg: Thirty- Four Illustrations for Dante’s Inferno | ロバート・ラウシェンバーグ 画集
20世紀米国を代表するアーティストのひとり、ロバート・ラウシェンバーグの作品集。ダンテの叙事詩『神曲』の『地獄篇』を、独創的に解釈したドローイングを収録。2008年に開催された大規模な展示に合わせて出版されたもの。 英語表記。
56 Days in Arles | Francois Halard フランソワ・アラール
インテリア写真や建築写真で知られるフランスの写真家、フランソワ・アラールの作品集。コロナ禍の2020年、フランス・アルルにあるタウンハウス「Hotel Particulier」で56日間の隔離生活を送った日々をポラロイドカメラで記録したもの。1000部限定。 英語表記。
The First March of Gentlemen | Rafal Milach
ポーランドを拠点に活動するアーティスト、ラファル・ミラッハの作品集。20世紀半ばに共産主義政権下のポーランドで活動した写真家、リシュタール・シュチェパニアックの写真をコラージュし、史実とフィクションを織り交ぜた架空の物語を作り上げている。 英語表記。
Echoing Green: The Printed Year | Charlotte Verity シャーロット・ヴェリティ
ロンドンを拠点に活動するアーティスト、シャーロット・ヴェリティの水彩版画作品集。1年間にわたる都市部の自然観察から生まれたもの。色彩や技術的な実験と、移ろいゆく季節が連動しているかのような、瞑想的で詩的な作品集。 英語表記。
Enchantments: Joseph Cornell and American Modernism | ジョゼフ・コーネル
アメリカのアーティストで、アッサンブラージュの先駆者の一人、ジョゼフ・コーネルのビジュアル資料集。コーネルの代表的な作品を紹介するとともに、抽象表現主義、1930年代のフォークアート、ニューヨーク派の詩や実験映画の出現、象徴主義、シュルレアリスムなど、アメリカのモダニズムにおける多くの重要なエピソードとコーネルの関わりに焦点を当てた1冊。 英語表記。