nostos booksロゴ制作のお話
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nostos booksロゴ制作のお話

お店の顔となる大事なアイテム、ロゴ。
今回の記事はnostos booksのロゴ制作にまつわるお話です。
制作にあたり、まず考えたのは自分で作るか誰かに依頼するか、ということでした。

店主はデザイナーなので自分で作ることも可能です。
しかし、ここはあえて依頼するという形を取りたかった。そうすることでいつもとは逆の立場に自分を置いてみて、その上で客観的に見る、という状況を自ら作りたかったのです。

いつもクライアントに言われるようなセリフを自分でも無意識で言ってしまっていたり。
だってもういろんなパターンが見たくなるんです、自分の事になると。
それを実体験として経験できたことは大きな財産になりました。

かなり貴重な体験が出来るので同じような状況の人がいたらおすすめします。
今回依頼したのは友人のデザイナー、NODACTの菊池良太さん。

まずはノストスという名前の由来を説明して、言葉から自由にイメージしてもらって提案して頂いた最初のロゴ案がこちら。本、鍵、家。ふむふむ。

nostos booksのロゴが出来るまで そしてその中から本屋の店主モチーフのイメージが近いかも、という話へ。
本を読んでいる、をキーワードにそこから発展させていったものがこちら。

nostos booksのロゴが出来るまで さらに、キャラクターを立たせたイメージへ。

nostos booksのロゴが出来るまで 最終的に完成したロゴがこちら。

シルエット全体で見たときに家に見えるように。
これは「家に帰る」というノストスの本来の意味にかけて。

何度も何度も作り直してくれて、意味不明な依頼にもしっかり対応して頂き、素晴らしいロゴが誕生しました。
菊池さんに頼んで良かった、と改めて思います。ありがとうございます。

このあとはショップカード、しおり、封筒を作ります。
その際はまたブログにて。

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ノストスブックス店主。歴史と古いモノ大好き。パンク大好き。羽良多平吉と上村一夫と赤瀬川原平と小村雪岱に憧れている。バンドやりたい。