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Hi-Fiオーディオと電子機器のデザイン
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Hi-Fiオーディオと電子機器のデザイン

コレクターやファンの方、今回の入荷は垂涎必至です。

ハイエンド・オーディオ・デザインを集めた資料集『Hi-Fi: The History of High-End Audio Design』が今日の入荷の一押し。1950年代から今日にいたるまでのオーディオの進化を辿りながら、世界中の人々がそのデザインやサウンドに魅了されていった時代の流れを、多数の図版とともに紐解いていきます。
基盤のアップの写真をマニアの方が食い入るように眺める姿が眼に浮かぶ...。

アメリカでは、アナログレコードの売り上げがCDの売上を30年以上ぶりに上回ると話題になった2019年。デジタル化が進む中で失われつつある非日常的なオーディオ体験をアナログ技術が提供しているいま、音楽ファンにとって本書がより貴重な一冊だと感じていただけるのではないでしょうか。

『Dieter Rams: Ten Principles for Good Design』はドイツのインダストリアルデザイナー、ディーター・ラムスの作品集。先にご紹介した『Hi-Fi: The History of High-End Audio Design』にはもちろん、ラムスの代表作とも称される「SK 4」も掲載されていますよ。
計算機、ラジオ、オーディオ、ヴィジュアル機器といったブラウン社の電化製品をはじめ、ヴィツゥ社の家具などもクレジット付きで収録されているので、ラムスの作品を幅広く知りたいという方にもおすすめです。

イタリアを代表する建築家、マリオ・ベリーニというと、Cassina(カッシーナ)の家具でご存知という方も多いのではないでしょうか。1963年に百貨店のデザイナーポストから独立した後は、電子タイプライターや計算機といった電子機器製品をはじめとする数々なデザインを手がけ成功を収めました。
『Mario Bellini』では氏がデザインした家具、機械、オブジェといった幅広い作品の数々を紹介しています。なかには日本でもお馴染みの象印ポットも。
パッと目を引くカバーはディスプレイとしてもぜひ。

『Hi-Fi: The History of High-End Audio Design』
『Dieter Rams: Ten Principles for Good Design』
『Mario Bellini』


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ノストスブックス店長。前職では某テーマパークのお姉さんや、不動産会社の営業をしていました。小説とクラシックなものが好き。一緒に、好きだと思えるものを沢山見つけましょう。