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夏とレゲエと私。暑い日により夏を感じるためのBGM 5選
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夏とレゲエと私。暑い日により夏を感じるためのBGM 5選

こんにちは、中野です。
ジメジメと梅雨が長引いていますが、暦の上ではそろそろ夏。夏といえばレゲエ。

僕が20才前後だった90年代はレゲエブーム真っ盛り。千葉という場所柄(?)、レゲエクルーやレゲエバーなんかもとても盛り上がっていました。 そんな盛り上がりを横目に、ひっそりとパンクを聴いていたわたくしですが、レゲエも好きです。なぜなら流行ってたから。

ということで本日は、とっても浅い知識を振りまきながら、夏を感じるレゲエを動画とともにオススメしてみます。



キングオブレゲエ:ボブ・マーリー

blog_0719_01 レゲエに興味がなくとも誰もが知っているであろうボブ・マーリー。わずか36才の短い生涯でしたが、レゲエ音楽を世界に広めた立役者。文字通りキングオブレゲエの名にふさわしいミュージシャンです。絵になるー。

アフリカから連れてこられた奴隷たちの苦悩を歌に込めた一曲。シンプルなこの歌の中の意味を知るとまた聴こえ方が変わります。

blog_0719_02 ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーで結成されたボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ。

オリジナルバージョンの「ONE LOVE」。スカですね。

改めて聴き直してみましたが、全曲聴いたことがあるのがすごいです。

写真家そしてグラフィックアーティストのブルース・W・タラモンによる、ボブ・マーリィの写真集。
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ジャマイカのフランク・シナトラ:グレゴリー・アイザック

当時知り合った女の子の部屋に遊びに行ったら、薄暗い照明とお香、そしてこの曲がかかっていました。「おぉなんてエロい人!」と驚いたのを思い出しました。普通の女の子もレゲエをよく聴いてたのは千葉だからでしょうか。

世代的大ヒットといえば?インナー・サークル

むちゃくちゃ流行ってた。それだけの知識しか持ち合わせておりません。海に行く車内でよくかかっていたなー、夏だなーと。

ルーツレゲエのリアル:映画ロッカーズ

実在のミュージシャンも数多く出演し、当時のリアルなジャマイカ文化やファッションの参考にもなる映画「ロッカーズ」。今のダボっとしたレゲエファッションではなく、この当時の細いジャージスタイルが最高にカッコイイ。見てない方がいたら是非とも見てほしい映画です。 この映画に感化されて古着屋で細いアディダスのジャージを購入し、インチキドレッドにしていた時期もありました。ドレッドのかけ方がわからず、チリチリパーマを指でゴシゴシこよりのように束ねて、先っぽをアロンアルファで止める、という謎の仕様。

上で紹介したインナー・サークルのボーカルだったジェイコブ・ミラーも本人役で出演しています。この人の声も好き。

レゲエをもっと詳しく知りたい方へ

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レゲエって何?ラスタってどういうこと?という方は、ジャマイカの歴史や文化を詳しく紹介しているこちらの一冊をおすすめします。ジミー・クリフ、バーニング・スピアといったミュージシャンの話やサウンドシステムの始まりといった話もたくさん出てきます。

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レゲエ・ブラッドラインズ

著者
スティーヴン・デイヴィス、ピーター・サイモン
出版社
ブルース・インターアクションズ
発行年
1986年
ジャマイカ発祥の音楽・レゲエのルーツからこれまでの発展を、抱負な写真とともに辿る1冊。
ノストスブックスでもたま〜にレゲエをかけますが、あっという間に雰囲気が変わります。お香でも炊いたらもう古着屋。レイアウトや品揃えで変化をつけるよりも、曲で劇的に印象を変えられます。それもまた音楽の偉大な力ですよね。

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ノストスブックス店主。歴史と古いモノ大好き。パンク大好き。羽良多平吉と上村一夫と赤瀬川原平と小村雪岱に憧れている。バンドやりたい。