戦前から戦後の激動の中で、広告デザインは常に変化を遂げてきました。販売促進という目的のある広告デザインの中で、自由な表現を恐れなかったデザイナーたちの偉大な仕事をご紹介します。
まずは日本を代表するデザイナー・亀倉雄策。戦中にプロパガンダ誌「NIPPON」の制作に関わり、戦後は東京オリンピックのポスターシリーズ、Nikonのポスター、パッケージデザイン、ロゴワークや装丁などを数多く手がけ、後のデザイナーに多大な影響を与えました。
『亀倉雄策のデザイン 新装版』は、そんな氏の作品を自身による解説とあわせて掲載した、資料として申し分ない一冊です。
昭和の広告デザインの柱と言っても過言ではない、資生堂と西武グループの作品集も入荷しております。
明治5年に創業された資生堂の広告ポスター、パッケージデザイン、雑誌広告、CMなどから秀作450余点を厳選して収録した『資生堂のクリエイティブワーク』。当時最前線で活躍していた、田中一光、木村勝、福田繁雄らによる解説も必見です。
西武グループの広告作品集『西武のクリエイティブワーク』は、田中一光、永井一正、杉浦康平、石岡瑛子、木下勝弘、横尾忠則、糸井重里など、豪華な製作陣により築き上げられたクリエイティブワークの数々を紹介します。
最後に、70年代の日本の雑誌広告に特化した作品集、『70s 日本の雑誌広告』もおすすめの一冊。花王、サントリー、全日空など、企業の優れたアートワークの広告作品を紹介。
70年代の流行や文化も垣間みることができ、当時の空気を味わうことができます。
◯『亀倉雄策のデザイン 新装版』
◯『資生堂のクリエイティブワーク』
◯『西武のクリエイティブワーク』
◯『70s 日本の雑誌広告』
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