当店で人気のファーストブックシリーズをひさしぶりに多数入荷しました!
ファーストブックとは、1950年代にアメリカのグロリア社より発行されていた児童向け科学書シリーズ。児童向けと聞いて侮るなかれ。手に取ってみて、その内容の濃さに驚きました。
そしてなんといっても最大の魅力は、科学書でありながらまるで絵本のように可愛らしいレトロなイラスト。中身が気になるものはもちろん、好きなイラストや色味のシリーズを組み合わせてコレクションするのもオススメですよ。
今日はそんなファーストブックから、私のお気に入りを3冊ご紹介します。
宇宙旅行
この「宇宙旅行」は、「宇宙とはどんなところなのだろうか?」という単純な問いかけからはじまり、ロケットを飛ばす仕組みや宇宙の構造、そして小さな子どもにはまだ難しいであろうニュートンの運動法則まで、宇宙というテーマ周辺のあらゆる疑問に枝葉を広げていきます。
「きみは〜だと思うだろうか?」「もしも、きみたちが...ならば」といった風に、語りかけられるように綴られた文章からは、子どもたちがワクワクしながら読み勧められるように、といった作り手側の想いが滲み出ています。
中身の濃さはそのままに、あくまで子どもが読んでも分かりやすく、興味を惹くような工夫をこらしている。そこがファーストブックの凄さ!ただ事実や知識をつらつらと並べた教科書とは、一線を画す面白さです。
「きみは〜だと思うだろうか?」「もしも、きみたちが...ならば」といった風に、語りかけられるように綴られた文章からは、子どもたちがワクワクしながら読み勧められるように、といった作り手側の想いが滲み出ています。
中身の濃さはそのままに、あくまで子どもが読んでも分かりやすく、興味を惹くような工夫をこらしている。そこがファーストブックの凄さ!ただ事実や知識をつらつらと並べた教科書とは、一線を画す面白さです。
宇宙旅行
- 著者
- ジーン・ベンディック
- 出版社
- グロリア
- 発行年
- 1966年
1950年代にアメリカのグロリア社より発行されていた児童向け科学書シリーズ「ファーストブック」の日本語版。「宇宙の大きさ」、「無重力」、「宇宙人はほんとうにいるのだろうか?」など、「宇宙旅行」を豊富な資料と併せて分かりやすく解説。レトロ感が魅力のシリーズ。
野球
スポーツについて書かれた号の中でも特にイラストの可愛らしさが光る号が、タイトルの文字にボールがあしらわれた「野球」。ルールや各ポジションの名前、戦法や用語などが細かく紹介されていて、そのひとつひとつに丁寧なイラストが描かれています。
個人的にはプレー解説のイラストがツボ。ピートとかジョーとか、ちゃんと名前が書いてある。
水泳をテーマにした号もあります。
個人的にはプレー解説のイラストがツボ。ピートとかジョーとか、ちゃんと名前が書いてある。
野球
- 著者
- ベンジャミン・ブリュースター
- 出版社
- グロリア
- 発行年
- 1966年
1950年代にアメリカのグロリア社より発行されていた児童向け科学書シリーズ「ファーストブック」の日本語版。「野球入門」、「打撃法について」、「3つのプレーについて」など、「野球」を豊富な資料と併せて分かりやすく解説。レトロ感が魅力のシリーズ。
手品
ファーストブックには、普通の授業では教えてくれないようなテーマのものもあるんです。そのひとつが、この「手品」。
お金を使う手品、ハンカチを使う手品、ひもを使う手品など、様々な手品のタネやコツを紹介していますが、それがもう突っ込みどころ満載。 「そんな無茶な...!」と思えるようなトリックも、いたって真剣に解説されているから余計に微笑ましい。
お金を使う手品、ハンカチを使う手品、ひもを使う手品など、様々な手品のタネやコツを紹介していますが、それがもう突っ込みどころ満載。 「そんな無茶な...!」と思えるようなトリックも、いたって真剣に解説されているから余計に微笑ましい。
手品
- 著者
- エドワード・ストダード
- 出版社
- グロリア
- 発行年
- 1966年
1950年代にアメリカのグロリア社より発行されていた児童向け科学書シリーズ「ファーストブック」の日本語版。「ひもを使う手品」、「有名な奇術師たち」、「あなたの手品ショー」など、「手品」を豊富な資料と併せて分かりやすく解説。レトロ感が魅力のシリーズ。
「Let's find out」シリーズ
ここまでご紹介してきたのは日本語版ですが、グロリア社からは「Let's find out ◯◯」というシリーズで、英語版も出版されています。
実は、私がお客さんとして初めてノストスブックスに来て手に取った本が、「Let's find out about summer」でした。結局友人に取られてしまいましたが...。(笑)その友人は姪っ子さんへのプレゼントにしたそうです。内容によっては簡単な英語で書かれたものもあるので、お子様の最初の英語の練習にいいかもしれませんね!
実は、私がお客さんとして初めてノストスブックスに来て手に取った本が、「Let's find out about summer」でした。結局友人に取られてしまいましたが...。(笑)その友人は姪っ子さんへのプレゼントにしたそうです。内容によっては簡単な英語で書かれたものもあるので、お子様の最初の英語の練習にいいかもしれませんね!