本日は昭和46年(1971年)に発行された3冊の写真集をご紹介します。被写体は女優・加賀まりこやモデルの杉本エマなど、昭和のおんなたち。時を経てページは色褪せたとしても、モノクロ写真に収められた彼女らの輝きが失われることはありません。笑顔も物憂げな表情もヌードも、時代を超えた魅力にあふれています。女性のお客様にもおすすめ。
それでは、どうぞ。
元祖小悪魔といえば加賀まりこ
若かりし日の加賀まりこを東京、軽井沢、パリで撮影した立木義浩の傑作写真集。おしげもなくヌードを披露していたり、自然な笑顔を見せる加賀まりこがとにかく美しく可愛い一冊です。当時のメイク、ファッションなど、当時の空気感も参考になるのではないでしょうか。
元祖小悪魔といえば加賀まりこ。都会的な匂いを漂わせた、生意気な表情。猫みたい。
くりくりしたヘアスタイルもかわいい。
かわいい…。
かわいい…。もうただかわいい。
かわいい…。もうやだ。
天使。
同時代の著名人たちを撮影したポートレート写真集「沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s」もおすすめです。
元祖小悪魔といえば加賀まりこ。都会的な匂いを漂わせた、生意気な表情。猫みたい。
くりくりしたヘアスタイルもかわいい。
かわいい…。
かわいい…。もうただかわいい。
かわいい…。もうやだ。
天使。
同時代の著名人たちを撮影したポートレート写真集「沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s」もおすすめです。
杉本エマとの同棲生活
2冊目は広告、ファッションなど様々な分野で活動する写真家・大倉舜二が、モデルの杉本エマを撮影した写真集です。奔放で可憐な杉本エマのポートレート写真をモノクロで収録。上記「私生活 加賀まりこ」に続く、雑誌「カメラ毎日」の別冊「PRIVATE」シリーズ第二弾です。表紙・扉絵も池田満寿夫。
ほどよい生活感。アパートで同棲しているようなシチュエーションが素敵です。こんな彼女もしくは嫁がいたら、毎日全力疾走で家に帰りますよ。残業? ダメ、絶対。
女神か。
ほどよい生活感。アパートで同棲しているようなシチュエーションが素敵です。こんな彼女もしくは嫁がいたら、毎日全力疾走で家に帰りますよ。残業? ダメ、絶対。
女神か。
明るいロマンティシズム
こちらも立木義浩による写真集。処女作といえる「舌出し天使」をはじめ、表題作の「GIRL」、「北緯28°26'」を含む3篇を収録しています。小説家/庄司薫による序文「写真をとるのはむずかしい」も併せて掲載。ブックデザインは細谷巖、写真レイアウトは和田誠によるもの。中央公論社刊の「映像の現代」シリーズはどれも素晴らしい内容です。集めたい。
「舌出し天使」より。ストーリー仕立ての作品群の主役をつとめる、ボーイッシュな女の子のかわいさに悶えます。くるくる変わる表情がキュートです。明るいロマンティシズム!
「GIRL」より。1970年に銀座ニコンサロンで開催された立木義浩の初個展で展示された作品群です。「舌出し天使」とはうってかわって、しっとり美しい雰囲気。
「北緯28°26'」より。タイトルはロケ地・奄美諸島の座標でしょうか。まるで無人島のような荒々しい大自然と、やわらかいヌードの対比がが印象的!
「舌出し天使」より。ストーリー仕立ての作品群の主役をつとめる、ボーイッシュな女の子のかわいさに悶えます。くるくる変わる表情がキュートです。明るいロマンティシズム!
「GIRL」より。1970年に銀座ニコンサロンで開催された立木義浩の初個展で展示された作品群です。「舌出し天使」とはうってかわって、しっとり美しい雰囲気。
「北緯28°26'」より。タイトルはロケ地・奄美諸島の座標でしょうか。まるで無人島のような荒々しい大自然と、やわらかいヌードの対比がが印象的!
はあ、癒やされました。