春ですね。暖かくなってくると街に色が溢れ、気持ちも自然と軽くなります。明るいカラーの服を着たくなったり、色鮮やかなグラフィックデザインに挑戦してみたくなったり。でも、色の合わせ方に困ることもしばしば。そんな時、色彩表現の理論やカラーパレットのサンプルは数あれど、直感的な色の組み合わせも重要なのだなあとしみじみ思うのです。
そこで今回は、理論より独自のセンスで勝負した、60年代〜70年代のアメリカにおけるアーティストやグラフィックデザイナーたちとその作品をご紹介します。
それでは、グラフィックデザインが入り口のマジカル・ミステリー・ツアーへGO!
ピーター・マックスのカレイドスコープ
カウンター・カルチャー発、サイケデリックなスタイルを確立したアーティストでありグラフィックデザイナーといえば、ピーター・マックス。ビートルズのアニメーション作品「イエロー・サブマリン」にも強い影響を与えたともいわれる、カラフルでポップな作品が特徴です。本書は1960年代から2000年代までに積み重ねられた、ピーター・マックスの作品の変遷を一望できる1冊。
1967年のポスター。かなりアシッド。強烈です。
左はご本人のポートレート。
右はサイケデリックアートではお馴染みの万華鏡スタイル。
初期の仕事にはコラージュもちらほら。ビートルズにボブ・ディラン、フランク・ザッパ、ステージのヒーローが大集合。フリーダム!
こんなにポップなテイストも。ちょっぴりサイエンス・フィクション風味なのも素敵。
肖像画シリーズ。どこかで見たことのあるお顔...と思ったら左はゴルバチョフ元大統領。右はジョージ・ワシントン。油絵具、アクリル絵具、水彩、コラージュなど様々な画材や技法を駆使し、常識を打ち破る色彩感覚に圧倒されます。
1967年のポスター。かなりアシッド。強烈です。
左はご本人のポートレート。
右はサイケデリックアートではお馴染みの万華鏡スタイル。
初期の仕事にはコラージュもちらほら。ビートルズにボブ・ディラン、フランク・ザッパ、ステージのヒーローが大集合。フリーダム!
こんなにポップなテイストも。ちょっぴりサイエンス・フィクション風味なのも素敵。
肖像画シリーズ。どこかで見たことのあるお顔...と思ったら左はゴルバチョフ元大統領。右はジョージ・ワシントン。油絵具、アクリル絵具、水彩、コラージュなど様々な画材や技法を駆使し、常識を打ち破る色彩感覚に圧倒されます。
熱気を帯びるアメリカの広告ポスター
the American Poster 1945-75
- 出版社
- National Collection of Fine Arts
- 発行年
- 1975年
1945年〜75年の30年間に作られたアメリカの広告ポスターを編纂。
こちらは1945年から1975年の30年間に作られたアメリカの広告ポスターを編纂した作品集。そのうち60年代から活躍したイラストレーターやグラフィックデザイナーの作品をピックアップ。
グラフィック・デザイン集団「プッシュピン・スタジオ」の創設メンバー、ミルトン・グレイザーによるリトグラフ。横顔の人物のモチーフはボブ・ディラン。
こちらは両方ともライブ告知ポスター。
左はロバート・フリード、右はミルトン・グレイザーによるもの。
左はピーター・マックス。彼の手にかかれば政治家もポップアートに。
右はミルトン・グレイザーのサイケデリック・バッハ。
こちらもプッシュピン・スタジオの一員、シーモア・クワストの作品。
グラフィック・デザイン集団「プッシュピン・スタジオ」の創設メンバー、ミルトン・グレイザーによるリトグラフ。横顔の人物のモチーフはボブ・ディラン。
こちらは両方ともライブ告知ポスター。
左はロバート・フリード、右はミルトン・グレイザーによるもの。
左はピーター・マックス。彼の手にかかれば政治家もポップアートに。
右はミルトン・グレイザーのサイケデリック・バッハ。
こちらもプッシュピン・スタジオの一員、シーモア・クワストの作品。