Francois Halard: Casa Ghirri | フランソワ・アラール
フランス人写真家フランソワ・アラールが、イタリアの写真家ルイジ・ギッリの自宅兼アトリエを撮影した作品集。部屋に飾られたアートや写真、書棚、子どもが描いた絵、青い壁の寝室など、ほとんど変わらぬ姿で遺されたアトリエは、生活とアートが美しく日常に溶け込む部屋の様子が映し出されている。 英語表記。
廣重 限定版 | 鈴木重三
葛飾北斎とともに幕末浮世絵を支えた風景版画家、歌川広重の作品集。代表作である「東海道五十三次」や「江戸名所」「京都名所」のほか、婦人、動物などの作品も収録。巻末では、鈴木重三が氏の生い立ちから画歴までを解説。装丁は原弘。
In The Wilds Drawings | Nigel Peake ナイジェル・ピーク
アイルランド出身の建築家でありイラストレーター、ナイジェル・ピークの作品集。特徴的なラインワークで描かれたドローイングやインクによる色鮮やかな色彩で記録した、とある農村生活。積まれた丸太や、カカシなど農村にある自然な風景をパーツのように切り取る手法も独特なナイジェル・ピークならではの世界観。英語表記。
イマージュの解剖学 | ハンス・ベルメール
球体関節人形の作品で知られるドイツの芸術家、ハンス・ベルメールの評論集。著者が如何に製作へと至ったのか、その背景やプロセス、思索・分析を緻密に綴り、自身によるイラストも含めて明快に解説した濃厚な一冊。翻訳は種村季弘と瀧口修造。
Boyfriend | 仲井戸麗市、おおくぼひさこ
ミュージシャン・仲井戸“CHABO”麗市と、その妻で、写真家のおおくぼひさこによる忌野清志郎の写真集。おおくぼひさこが撮りためてきた68枚のポートレートに、仲井戸麗市がキヨシローとの思い出を添える。
疾駆 chic 第6号 伊豆 | YKG publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆/chic」。第6号は「伊豆」特集。「富士山、伊豆、水、紙」。富士山がもたらす最大の天然資源である「水」をめぐり、伊豆半島、三島を取材。伊豆半島の漁師の姿や、富士山の豊富な伏流水で製造される紙の様子を取り上げる。 また、連載「ここまで、ここ、ここから」にはミュージシャンのチバユウスケ、「アーティストの皿」には美術家の島袋道浩、「住む、の色々」には美術家の菅木志雄が登場。装丁は田中義久。
疾駆 chic 第8号 浅草 | YKG publishing
人々や地域に着目し、取材を通して日々の暮らしに新たな視点を提案する生活文化誌「疾駆/chic」。第8号は「浅草」特集。雷門、浅草寺、花やしき、揚げ饅頭など、国内外の人々を魅了してやまない浅草の魅力を小説家の滝口悠生とともに再発見する。連載は鳥海修、蓮沼執太、古賀稔章他。田中義久による、毎号異なる装丁も魅力。
写真とボク | 植田正治
20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家・植田正治の作品集。1930年代の初期の作品から「砂浜」「童歴」「風景の光景」シリーズほか、197点を収録。没後に発見された未発表写真も収められている。
Walker Evans: Polaroids | ウォーカー・エヴァンス
米国の写真家、ウォーカー・エヴァンスが晩年に遺したポラロイド作品集。1972年に発売されたポラロイドSX-70を用いて、街中のサイン、ポスター、建築物などを撮影した作品をまとめたもの。収録された約300点の写真はほとんどが生前には未発表のものであり、半世紀にわたる写真活動の集大成であり、最後の写真でもある。 英語表記。
Bernd Koberling: Richter | ベルント・コバーリング
ドイツ出身の画家、ベルント・コバーリングの作品集。1963年から2001年にかけて描かれた、抽象画を中心とする図版を収録。社会へ対するメタファーとして、見たもの、経験したものを絵画として変換され表現される。 英語、ドイツ語表記。
New York Moments: Photographs And Films | Rudy Burckhardt ルーディー・ブルクハルト
スイスの写真家で映像作家のルーディー・ブルクハルトの写真集。1940年代から1950年代にかけて、ニューヨークの街の風景や人々の様子を収めた作品に加え、ジャクソン・ポロックや、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニングなど、ニューヨーク派の画家たちのポートレートも収録。英語表記。
raregem × nostos books | Magazine Bag(Black)
移動できる本棚をコンセプトに制作したマガジンバッグ。デザインレーベル/レアジェム(raregem)とノストスブックスがコラボレーションして作りました。倉敷産帆布(キャンバス)を使用し、本・雑誌などを10〜20冊を立てて保管することができます。サブハンドル革は黒(Black)とヌメ(Natural)の2種。
Ettore Sottsass: A Critical Biography | Barbara Radice エットレ・ソットサス
イタリアの建築家でプロダクトデザイナーのエットレ・ソットサスによる作品集。手がけたプロダクト・建築のデッサンや写真などを多数収録。
古寺巡礼 国際版 全5巻揃 | 土門拳
日本の写真家、土門拳の代表作『古寺巡礼』国際版全5巻揃。生涯をかけて撮り続けた全国の寺院や仏像を収めたシリーズ「古寺巡礼」。カラー・モノクロの大判の写真、解説を収録。当時の印刷技術で最高の技術をもって印刷されたもの。
バウハウスとノールデザイン | 井筒昭雄
「アメリカのバウハウス」と呼ばれたクランブルック美術アカデミーで学び、Knoll社の礎を築いたフローレンス・ノールと、その夫/ハンス・ノール。バウハウスが日本に与えた影響やノール夫妻の履歴を振り返りながら、Knollのデザイン史を豊富な資料と伴に紹介する一冊。
太陽と精霊の布 藍と暮らす人々 | 千葉市美術館
2004年に千葉市美術館などで開催された展示の図録。中国南部から東南アジアの北部地域に暮らす少数民族の染織品を紹介。中国湖南省・貴州省の山間部に居住するトン族を中心に、ミャオ族、タイ族の人々に伝わる驚異的な技工と洗練された美意識を探る。
アントニ・ガウディ 史上最高の天才建築家のひとり、ガウディの全作品
サグラダ・ファミリアなどの建築で知られるスペインを代表する建築家、アントニ・ガウディの作品集。グエル公園やラ・ペドレラなど、ガウディが生前手がけた数々の作品を、大型のカラー図版で装飾などの詳細な箇所にまで着目して紹介。
美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション | 金沢12世紀美術館
2007年から2008年にかけて金沢12世紀美術館などで開催された「美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション」展の図録。約1000点に及ぶ東洋陶磁を有する安宅コレクションの形成過程とともに、その生みの親である安宅英一の審美眼にせまる一冊。国宝2点、重要文化財12点を含む珠玉の作品202点をカラー図版で掲載。
クッションから都市計画まで ヘルマン・ムテジウスとドイツ工作連盟 | 京都国立近代美術館
2002年に京都国立近代美術館で、2003年に東京国立近代美術館で開催された同名展示の図録。19世紀後半からバウハウスまで、近代ドイツにおける建築、プロダクトデザイン、印刷物のデザイン、建築などを多数の図版とともに紹介。
貴道裕子の伝えたい日本の美しいもの 3冊セット
日本の暮らしにおける小さな工芸品である豆皿、ぽち袋、帯留めのコレクションを紹介する写真資料集。日常生活で使われているわずか数センチの大きさでありながら、伝統の業が光るそれぞれの品々を幅広く解説とともに紹介。本自体も手のひらサイズで楽しむことができる、まめざら、ぽちぶくろ、おびどめの3冊セット。
The Bauhaus and Czechoslovakia 1919–1938 | Marketa Svobodova
ドイツの芸術学校バウハウスの文化的・歴史的背景と、チェコスロバキアとの関係を紹介するビジュアル資料集。前衛的な教育のもと、チェコスロバキアの学生たちが独自のアイデアや先進的な技術を取り入れた美術、デザイン、建築などを丁寧に紹介。 英語表記。
William Morris | ウィリアム・モリス Victoria and Albert Museum
アーツ&クラフツ運動の先駆者であるデザイナー、ウィリアム・モリスのビジュアル資料集。絵画、教会装飾、ステンドグラス、室内装飾、家具、タイル、食器、壁紙、テキスタイル、カリグラフィー、出版などモリスのさまざまな活動領域と影響力のバランスを探り、彼の芸術を当時の文脈の中で位置づけ、包括的に紹介する。 英語表記。
Folk Art of the Andes | Barbara Mauldin
19世紀から20世紀にかけてアンデスで作られた宗教、織物、衣装、実用、祭りの民芸品など850点を超える作品を紹介する資料集。植民地時代における民俗芸術の発展を紐解き、独立後に制作された作品の多くが伝統工芸とヨーロッパの芸術形式や技術を織り交ぜていることを明らかにしつつ、アンデスの豊かな精神と文化に光を当てている。 英語表記。
ムサビのデザインVI みんなのへや | 武蔵野美術大学
2016年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。"へや"をテーマに20世紀のデザインの姿を紹介。日本・アメリカ・北欧などのそれぞれの国や時代の、椅子や食器、照明などの生活用品を、4つの章に分けて収録。
Jaime Hayon Works | ハイメ・アジョン
スペインを拠点に活動するデザイナー、ハイメ・アジョンの作品集。大規模なセラミックインスタレーションや高級レストランのインテリアデザインなどのプロジェクトをはじめ、インテリアデザイン、家具、イラストレーションなどをカラーで多数収録。 英語表記。
Arcadia Britannica: A Modern British Folklore Portrait | Henry Bourne
英国を拠点に活動する写真家、ヘンリー・ボーンの作品集。英国で開催される様々な民俗行事や祭典に参加する人々を撮影したポートレートをまとめたもの。季節、土地、コミュニティとのつながりを尊重する、豊かな伝統を積極的に祝う人々を愛情深く見つめている。 英語表記。
Artists at Home/Work | Thijs Demeulemeester
アーティストのワークスペースをまとめた一冊。居住スペースと作業部屋、真っ白いアトリエ、個性豊かな椅子やインテリアなどを大判の写真とテキストで紹介。ロバート・デフリエント、クーン・バン・デン・ブルークら16人のアーティストたちの芸術環境を探る。 英語表記。
The World of Charles and Ray Eames | チャールズ・イームズ、レイ・イームズ
2015年にロンドンで開催された展覧会に際して出版された資料集。20世紀を代表するデザイナー、イームズ夫妻の主要な作品とアイデアをまとめたもの。建築、家具、プロダクトデザイン、映画、マルチメディア・インスタレーション、展覧会、アート教育の新しいモデルまで、先駆的なプロジェクトの数々を紹介。 英語表記。
神の宮 出雲大社 増浦行仁写真作品集 | 東京大学出版会
国内外で活躍する写真家、増浦行仁の作品集。2013年に行われた出雲大社の遷宮を写したもの。仮殿遷座祭や遷座祭、祝詞奏上の様子、境内の建造物など、1000年の時を越えて続く古来の祭事の様子を、厳かな空気とともに伝える。
堀部安嗣の建築 Form and Imagination | TOTO出版
日本の建築家、堀部安嗣の作品集。1995年から2006年にかけての25作品を紹介。デビュー作である「南の家をはじめ」、「ある町医者の記念館」、「牛久のギャラリー」など、各作品ごとに豊富な図版、解説を収録。
Colani | ルイジ・コラーニ
なだらかなカーブと奇抜なデザインで知られるドイツのインダストリアルデザイナー、ルイジ・コラーニの作品資料集。コラーニにより生み出された自動車や家具などのさまざまなプロダクトを、カラー・モノクロの図版やデッサンなど豊富な資料で紹介する一冊。 ドイツ語表記。
Ronan Bouroullec: Day After Day | ロナン・ブルレック
フランスのデザイナーであり、家具やテキスタイル、オブジェ、建築プロジェクトまで多岐にわたるクリエイティブで知られているロナン・ブルレックによる作品集。30年にわたるキャリアで、彼は写真を使って自身のプロセスを記録、発信し、その過程で膨大なイメージのアーカイブを蓄積してきた。年代順に並べられた写真はアルバムや作品カタログのようでもあり、新鮮なで彼の仕事と人生を表現している。 英語、フランス語表記。
益子の窯と佐久間藤太郎 限定65部 | 塚田泰三
益子の陶芸の歴史と、陶芸家・佐久間藤太郎の人生を記録した伝記的な1冊。限定65部発行。内箱は手染紙製、本体は陶板嵌込、総クロス装、天金。扉・見返絵はバーナード・リーチ、表紙の陶板・巻頭絵は佐久間藤太郎、内箱の手染紙は芹沢銈介によるもの。
日本の三彩と緑釉 | 五島美術館
全国各地の多様な施釉陶器や、三彩と緑釉関係に焦点をあてた写真資料集。96枚の原色図版とともに解説や論考も合わせて収録。
Angola Cinema: A Fiction of Freedom | Walter Fernandes
アンゴラの首都・ルアンダを拠点に活動する写真家、ウォルター・フェルナンデスの作品集。1960年代、ポルトガルによる植民地支配時代に建造されたアンゴラの映画館を撮影したもの。気候に適したオープンエアの映画館を中心に、建築史だけでなく、20世紀の都市組織や植民地主義からの解放の象徴としての建築を検証している。 英語表記。
Shio Kusaka: Neutra VDL
日本人アーティスト、シオ・クサカの作品集。本書は、2020年にカリフォルニア州ロサンゼルス、シルバーレイク地区にあるリチャード・ノイトラの歴史的建造物「VDLリサーチハウス」で開催された展覧会に伴い刊行された図録。ノイトラの特徴的な建築空間であるロサンゼルスの自宅兼仕事場に、トレードマークである一風変わったな陶芸作品、小さな動物たちの彫刻、新しい食器類や手作業でデザインしたテキスタイルなどを用い、密やかに飾りつけ、人間性の脆さと、我々の人生に喜びを与えられるモノの力を受け入れ、表現している。
Kindred Spirits: Native American Influences on 20th Century Art
アメリカ南西部の先住民族の芸術と近現代美術の関係をひもとくビジュアル資料集。アパッチ、ホピ、ミンブレス、ナバホ、ズニなど14部族の葬祭用容器、絵画、陶器、織物、バスケットと、アンセル・アダムス、ヨゼフ・アルバース、アグネス・マーティン、ジョージア・オキーフ、ジャクソン・ポロック、ポール・ストランドらによる作品が並べられ、これらの部族のモチーフ、模様、主題が美術にどのように取り入れられているかを考察している。 英語表記。
バーニング・ラブ | 桑原真理子
明治初期から炭鉱の町として栄えた北海道の夕張で、一部の器用な炭鉱員のなかで広まっていた石炭細工作り。2017年の冬にこの町を訪れた桑原真理子は、初めて入ったラーメン屋で丸い形をした石炭細工を店主夫妻から譲り受け、これをきっかけに、町に残っている黒い玉を探す日々が始まる。本書は1ヶ月の滞在中に、石炭細工を通して見えた町の様子をユーモア溢れる文章と写真で記録し、『バーニング・ラブ』として一冊にまとめたもの。『石屋さん』に続く、石プロジェクト第二弾。新刊書籍。
2月の店舗営業日
2月の店舗営業日をお知らせいたします。 2024年2月10日(土)から2月19日(月)まで、町田宗弘個展「MAINICHI RECORD - まいにちレコード展」を予定しておりますので、お楽しみに。みなさまのご来店をお待 […]
アメリカン マヨネーズ ストーリーズ | 秋山晶
コピーライター、秋山晶の作品集。90年代にキューピーマヨネーズの広告のために書いたショートストーリーをまとめたもの。アメリカの東海岸を中心に撮影された旧き良き雰囲気を醸し出すダイナーの写真に、短編小説風のテキストが添えられている。
Letters from M/M(Paris)
ビョークやマドンナのアートワーク、ジル・サンダーやロエベのロゴなどのアートディレクションを手掛けるパリのクリエイティブユニットM/M(Paris)(エムエムパリス)の資料写真集。90種類のタイプフェイスを年代順に掲載。プロジェクトの図版やグラフィックデザイン、写真など、彼らの独創的な作品を収録した百科事典的一冊。 英語表記。
日本のパッケージデザイン その歩み・その表情 | 日本パッケージデザイン協会
日本のパッケージデザイン その歩み・その表情 /日本の様々なパッケージデザインを収めた資料集。その歩みと表情に焦点を当て、食品や嗜好品、化粧品、包装紙に至るまで様々なパッケージデザインを多数収録。作家の半村良、開高健、グラフィックデザイナーの福田繁雄ら33名によるエッセイも併せて掲載。