Max Ernst: Loplop | マックス・エルンスト
シュルレアリスムの代表的作家、マックス・エルンストの作品資料集。エルンストの作品で繰り返し描かれる、内なる自我を鳥と人の合体した姿で表した『Loplop(ロプロプ)』について、美学、芸術、心理学などのあらゆる側面から考察する。カラー・モノクロ含む図版、286点と解説を収録。 英語表記。
ジョゼフ・コーネル展 | 神奈川県立近代美術館
1992年に神奈川県立近代美術館などで開催されたジョゼフ・コーネルの展示図録。アッサンブラージュの箱、コラージュ作品を中心に紹介。酒井忠彦「ジョゼフ・コーネル展に寄せて」、サンドラ・レナード・スター「ジョゼフ・コーネル:黄金蜂ホテル」などのテキストも収録。
リュック・タイマンス展 | 東京オペラシティ
2000年に東京オペラシティで開催された展覧会のカタログ。現代絵画を代表するベルギー出身の画家、リュック・タイマンスの作品を紹介。油彩を中心に、ドローイング、水彩、コラージュ作品と併せて解説を収録。淡い色彩と静けさ、曖昧さ、作品と対峙した見る者の意識の深層へと語りかける。
Luc Tuymans | リュック・タイマンス
ベルギーの画家、リュック・タイマンスの作品集。フランドル絵画やスペイン絵画の伝統的な手法と現代的なアイデアを融合させた、オブジェや風景、人物の肖像などを描いた作品を収録。ナチズムにより失われた命と抑圧された歴史を、心を揺さぶるように呼び覚ます力強さを持ち合わせている。 英語表記。
Hans Hansen: Still Life | ハンス・ハンセン
ドイツの写真家、ハンス・ハンセンによる作品集。ベルリンで開催された展示の際に併せて刊行されたもの。詩的な静物写真と精緻なコマーシャル・フォトをグラフィック的に組み合わせ、日常生活で見かける「モノ」の新たな捉え方を提示する。 英語表記。
James Drake: Red Drawings and White Cut-Outs | ジェームズ・ドレイク画集
ドローイング、彫刻、映像、インスタレーションなど様々なメディアで作品を発表するアーティスト、ジェームズ・ドレイクの作品集。アートナイフで紙を切り抜いて制作されたエレガントな「白の切り抜き」と、赤いチョークで描かれた生命力あふれる「赤のドローイング」両シリーズの全作品を収録。 英語表記。
Josef Koudelka: Ruins | ジョセフ・クーデルカ
チェコスロバキア出身の写真家、ジョセフ・クーデルカの作品集。1991年から2015年にかけて、地中海に面する20カ国を横断する壮大な旅の途上で200以上のギリシャ・ローマの遺跡を撮影したもの。 英語表記。
Revisit | VIDEOTAPEMUSIC
ミュージシャンであり、映像ディレクターのVIDEOTAPEMUSICの「聴く」と「読む」を融合させたカセットブック。失われつつある映像メディア『VHSテープ』を各地で収集し、素材として音楽や映像の作品を制作を行うVIDEOTAPEMUSIC。滞在制作時に訪れた日本各地へ再訪(Revisit)し、再構築した楽曲を収録した5作目となるアルバムとともに、日記や土地にまつわる記憶・記録を書き綴った書籍がパッケージされた限定プレスカセットブック。
North Shore 1970-1980 | 佐藤秀明
ハワイでサーフィンの撮影をする傍ら、南太平洋や南半球と旅し、海や人々を撮影する写真家・佐藤秀明の作品集。1970年代から1980年代にかけてオアフ島のノースシュアで過ごした日常を記録したもの。活気に満ちた人々と、美しい島の風景を写し出す。
Manzoni: Azimut | ピエロ・マンゾーニ
イタリアを代表するアーティスト、ピエロ・マンゾーニの作品集。2011年11月から2012年1月にかけて開催された展覧会「マンゾーニ・アジムート」展にあわせて刊行されたもの。アジムートは1959年にミラノにオープンしたギャラリーで、短い期間でありながらマンゾーニなど挑発的な若手アーティストたちの活動拠点となった。本書ではマンゾーニと仲間の芸術家たちによる代表的な作品を多数収録。美術史家フランチェスカ・ポーラによる、アジムート/アジムート・プロジェクトを物語る包括的な出版物を合わせて2冊付属。付属エフェメラ1葉欠。 イタリア語、英語表記。
Synchrony and Diachrony: Photographs of the J. P. Getty Museum 1997 | ロバート・ポリドリ 写真集
ポール・ゲティ美術館設立20周年に合わせて出版された写真集。収録されている写真は1997年のオープン直前に撮影されたもの。絵画、彫刻などの展示作品が建物内に設置されていく様子を観察できる1冊。撮影はロバート・ポリドリ、建築はリチャード・マイヤーによるもの。
Photo-Boy 1979-1988 My Rose Period in America | 谷口昌良
僧侶であり写真家という、異色のキャリアを持つ谷口昌良による作品集。ニューヨークで写真家のレオ・ルビンファインに師事し、その後開教使として滞在したロサンゼルス、帰国した日本で撮影した、1979年から1988年までの写真を大型図版で収録。写真の選定と序文はルビンファインによるもの。300部限定刊行。 日本語、英語表記。
地球がまわる音を聴く パンデミック以降のウェルビーイング | 森美術館
2022年に森美術館で開催された展覧会「地球がまわる音を聴く パンデミック以降のウェルビーイング」展の図録。パンデミック以降の新しい時代を現代アートの視点を通して考える、インスタレーションや映像、絵画など国内外のアーティスト16名による約140点の作品を紹介。
Yesterday Today Tomorrow | 日比野克彦
2005年に水戸芸術館で開催された「HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博」の展示のアーカイブブック。制作過程から会期終了までの半年間を、ナンバリングした日付、写真とともにその流れを追う。制作スケッチ、写真など400枚の図版、テキストを収録。写真は竹内裕二。
生誕100年 松田正平展 | 神奈川県立近代美術館 ほか
2013年に山口県立美術館と神奈川県立近代美術館にて開催された展覧会の図録。戦後洋画史において独自の存在を確立し、詩情豊かな作品を描き続けた画家、松田正平による初期の作品から亡くなるまでの油彩画作品101点を掲載。
An American Vision: Three Generations of Wyeth Art | N.C. ワイエス、アンドリュー・ワイエス、ジェイムズ・ワイエス
1987年から1988年にかけてアメリカ、イタリア、日本など各地で開催された展示会「An American Vision:Three Generations of Wyeth Art」の図録。挿絵画家のN.C. ワイエス、アメリカン・リアリズムを代表する画家であるアンドリュー・ワイエス、そして著名人の肖像画などでも知られるジェイムズ・ワイエス。これら3世代にわたるワイエス一族の画業を一望する。
没後30年 朝井閑右衛門展 | 横須賀美術館 ほか
2012年から2013年にかけて横須賀美術館と田辺市立美術館にて開催された展覧会の図録。画家、朝井閑右衛門による初期の作品から、中国で影響を受け取り組んだ水墨画、詩人・学者たちのポートレートなど、朝井による生涯の作品を5つの章に分けて紹介する。
国吉康雄展 アメリカと日本、ふたつの世界のあいだで | 東京国立近代美術館 ほか
2004年に東京国立近代美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。アメリカで戦前戦後の激動の時代を生き抜いた洋画家、国吉康雄による初期の作品から、戦争の傷跡を色濃く残した晩年の作品に至るまで、アメリカと日本国内より集めた作品を通して国吉の画業を紹介する。
生誕120年 木村荘八展 | 東京ステーションギャラリー
2013年に東京ステーションギャラリーで開催された巡回展のカタログ。大正から昭和にかけて油彩、挿絵、舞台美術、小唄と多岐にわたる分野で活躍した画家、木村荘八の作品を紹介する。西洋美術への憧憬から前衛、そして近代化へと移り変わっていく東京の風景、風俗などの文化の様相を描く。
谷中安規モダンとデカダン | 図書刊行会
大正・昭和の東京を放浪し、特異な作品を数多く残し「風船画伯」とよばれた版画家、谷中安規の作品集。木版画、素描、散文、新たに見つかった作品を収録。谷中安規のモダンで幻想的な世界が広がる。
私たちを夢見る夢 | 小林孝亘
画家、小林孝亘による初の作品集。2014年に横須賀美術館で開催された展覧会を機に刊行されたもの。外界との接触を絶ち、自らを「潜水艦」に見立てて描いたシリーズ、光や人物の正面像を描いた作品など、小林孝亘が描いた作品とともに主題と向き合う精神の軌跡を辿る。絵画、ドローイング・版画など150点の作品図版と併せてエッセイを収録。
Henri Cartier-Bresson: A Propos de Paris | アンリ・カルティエ=ブレッソン
20世紀を代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品集。戦時下の困窮する社会から戦後発展していくパリの変遷を50年以上に渡り撮影。激動の時代をモノクロの写真で写し出す。図版131点、解説を収録。
シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛 | 朝日新聞社
2010年から2011年にかけて開催された巡回展のカタログ。近代美術の巨匠、マルク・シャガールの生涯の軌跡を辿りつつ、同時代に活躍したロシア前衛芸術の巨匠の作品も紹介。絵画、彫刻、建築模型ほか、作品と併せて解説を収録。豊かな色彩と幻想的な表現世界を探る。
ターナー展 | 東京都美術館
2013年から2014年にかけて東京都美術館で開催された巡回展のカタログ。イギリスのロマン主義時代を代表する画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの作品を紹介。油彩画、水彩画、スケッチブックほか、カラーによる作品図版、解説を収録。風景画の可能性を広げた光と色彩の詩情溢れる作品が収められている。
生誕300年記念 若冲展 | 東京都美術館
2016年に東京都美術館で開催された展示のカタログ。江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲の初期から晩年にいたるまでの作品を紹介。「釈迦三尊像」「動植綵絵」の拡大部分図、「達磨図」「鳥獣画花木図屏風」ほか、カラー、一部モノクロによる豊富な図版、解説を収録。
ヤン・チヒョルト 書物と活字
ドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルトによる欧文書体教本。日本語版。「書体の善し悪しの判断」「建築物のサインにおける正しい書体の選定」「文字のマイスターの基礎知識」などの解説を交えながら、新旧200点以上の書体、レタリングデザインを掲載。
タイポグラフィの領域 | 河野三男
タイポグラフィとは何であったのか、何であるのか、そして何であり得るのかを追求する包括的な概要書。15世紀から20世紀における先人たちのタイポグラフィに対する解釈から、現代での様々な言説にまで言及し、タイポグラフィという領域の輪郭を描き出そうとする意欲作。
Pino Tovaglia: La Regola che Corregge L’emozione | ピノ・トバリア
イタリアのグラフィックデザイナー、ピノ・トバリアの作品集。タイヤメーカー・ピレリ社の広告や、「Linea Graphica」誌の表紙をはじめとする作品を掲載。2005年に開催された回顧展にあわせて刊行されたもの。
花森安治装釘集成 | 唐沢平吉、花森安治
生活雑誌「暮しの手帖」の創刊者であり、編集者、そしてグラフィックデザイナーとして活躍した花森安治の装丁作品集。自著、暮らしの手帖社から発行された単行本、歴代の「暮しの手帖」などをフルカラーで掲載。
Lechts Rinks: Orientierung Zwischen Architektur und Parlament | Baumann&Baumann
ドイツのデザインオフィス、Baumann & Baumann(バウマン&バウマン)の作品集。ドイツ連邦議会の新庁舎のためにデザインしたコミュニケーション・システムを記録したもの。約4年間の設計プロセスの詳細を収録。 ドイツ語表記。
Typography, Advertising, Book Design | Max Bill
スイスのデザイナーで、「バウハウス最後の巨匠」とも名高いマックス・ビルの作品集。多方面で活躍した氏のタイポグラフィ、広告、ブックデザインといった代表的な仕事を包括的に紹介する。英語表記。
アイデア No.349 松田行正デザイン図鑑 | 誠文堂新光社
アイデアNo.349、2011年11月号。デザイナー、松田行正のエディトリアルデザインやダイアグラムなど多彩な仕事を特集。その他、「ヨースト・グローテンス:情報の入口」、「今田欣一の書体設計 和字と漢字」など様々な記事を収録。
地にはピース | 和田誠
日本専売公社から販売されていたたばこ「ピース」の雑誌広告を、イラストレーターでデザイナーの和田誠が描いた広告作品集。1960年代当時のモノクロ作品に加え、2010年に「たばこと塩の博物館」での展示で披露したカラーヴァージョンを収録。毎回同じ字数で充てられたコピーは土屋耕一によるもの。
特別飛行便 | 和田誠
特別飛行便/日本を代表するイラストレーターでありデザイナーの、和田誠のイラスト集。1977年から2008年までの31年にわたり担当してきた、週刊文春の表紙イラストをカラーで多数収録。鮮やかな色で描かれた、花や動物、風景画といったペインティング調の作品が収められた一冊。
Rudolph de Harak Graphic Designer: Rational Simplicity | ルドルフ・デ・ハラック
アメリカのグラフィックデザイナー、ルドルフ・デ・ハラックの作品集。1924年から2002年までのレコードや本、家具や展示会などのデザイン作品とデ・ハラックの生涯を6つの章で構成している。デ・ハラック最初で唯一となる出版物。 英語表記。
【新刊書籍】 KANJI | SSL(Gen Si Ken+Go Shuu An)
台湾出身、日本でデザインを学び、グラフィックデザイナーとして活動するGen Si KenとGo Shuu Anの共同制作によって生み出された作品集。漢字をビジュアルの構成要素として捉え、解体し、再構築する作業の中で、漢字に秘められた無限のエネルギーとイマジネーションに気づきを得たという2人。本書は漢字の骨格を維持しつつ、初源の意味も感じ取れる象形文字のようなグラフィックの数々を手描きで制作したもの。シンプルで洗練されたビジュアルで、ポスターとして部屋に飾ることも、知育カードとして活用することもできるユニークな一冊。200部限定刊行。 英語、日本語、中国語表記。
【新刊書籍】 Aと英 | NODACT
アートディレクター・グラフィックデザイナーの菊池良太によるデザインスタジオ、NODACT(ノーダクト)の出版プロジェクトとして刊行された実験的タイポグラフィ作品集。世界中に存在する様々な書体の中から特異な形を持つもの厳選。アルファベットと同音の漢字に再構築した、モノクロの躍動感あるタイポグラフィをアルファベット順に掲載している。
Woman 21世紀への伝言「62人の肖像」 | 山口はるみ
日本のイラストレーター、山口はるみがパルコのポスターのために描いたイラストレーションをまとめた一冊。美空ひばり、マリー・クワント、エディット・ピアフ、長谷川時雨、樋口一葉ら、あらゆる分野で活躍した62人の女性の肖像を紹介。
英字デザイン | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔著。英字の書き方から基本知識、歴史、英字の構成、書体の選び方、現代の代表的な書体など英字デザインの包括的な情報を提供する。
Idea Archive 02 ミルトン・グレイサー | 誠文堂新光社
1968年刊のアイデア別冊の復刻版。60~70年代のアメリカを代表するグラフィック・デザイナー/イラストレーター、ミルトン・グレイサーの作品集。田中一光、原弘、粟津潔らによる評論も掲載。美術構成・レイアウトは横尾忠則。
Milton Glaser: Graphic Design | ミルトン・グレイザー 作品集
ペーパーバック版。グラフィックデザイナーであり、プッシュピンスタジオの設立者でもあるミルトン・グレイザーの代表作を集めた作品集。サイケデリックな色彩のポスターやロゴデザインだけでなく、環境デザイン、レコードのアートワークなど300点以上を掲載。