ベン・シャーン画集 | リブロポート
20世紀アメリカを代表する画家のひとり、ベン・シャーンの作品集。油彩、水彩、テンペラ、石版画、ドローイング、レタリング、壁画、素描などを多数収録。バーナーダ夫人による詳細な考察、ベン・シャーン自身による評論、略年譜も収録。
有元利夫展 花降る時の彼方に | 宇都宮美術館、東京ステーションギャラリー 他
2001年から2002年にかけ、宇都宮美術館や東京ステーションギャラリーなどを巡回した「有元利夫展 花降る時の彼方に」の展示図録。ペインティング、ドローイング、版画、立体を氏の遺した言葉とともに収録。
絵で読む宮沢賢治展 賢治と絵本原画の世界 | 千葉瑞夫、平澤広 他
2007年から2008年にかけて開催された「絵で読む 絵で読む宮沢賢治展ー賢治と絵本原画の世界」の図録。「雨ニモマケズ手帳」や、賢治の書簡、直筆水彩画などにより氏の人生を紹介。さらに賢治作品に添えられた挿絵原画や、氏の作品に触発されて描かれた絵画作品などをもとに、宮沢賢治の絵本原画の世界を紹介していく。
ひかりさえ眠る夜に | 小林健二
2003年に福井市美術館で開催された展示会に際して刊行された作品集。絵画や立体など、ジャンルを越えた自由な創作活動を発表している小林健二。氏の内面から生まれたこれまでの代表作と共に、ある光の夢からつくられた作品を紹介。巻末には展示のために描かれた絵図、15歳の体験記、ワークショップの様子なども掲載。
文明開化を描いた版画家 川上澄生展 | 財団法人そごう美術館
2009年に横浜・そごう美術館で開催された川上澄生展の図録。横浜出身の版画家、川上澄生の生まれから晩年までの作品を4つの章にわたり紹介。「文明開化」「横浜」「南蛮」の他、様々なの題材の木版画、油彩、ガラス絵などを収録。
何必館拾遺 | 梶川芳友
何必館 京都現代美術館に収蔵されているコレクションから12作品を紹介。ジャコモ・マンズー、松本竣介、北大路魯山人、パウル・クレーらの作品とともに、京都現代美術館長のエッセイを収録。美術品の蒐集に至るまでの経緯、困難と喜びを綴る。
トリス広告25年史 | 坂根進
サントリーが販売するウィスキー、トリスの広告集。昭和25年から49年の新聞広告約230点や、民間テレビ放送開始時の第1号作品「トリスバー篇」を含むコマーシャル作品を収録。また山崎隆夫、開高健、山口瞳、柳原良平などによるエッセイを併せて収録し、トリス広告の裏側を語る。
Graphic Design in Japan 2018 | 六耀社
アジア最大級のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が1981年より発行している年鑑「Graphic Design In Japan」2018年版。厳正な選考を通過したポスターや広告、ブック・エディトリアルデザインなど約600点の作品を、1,500もの図版を用いて紹介。最も優れた作品とその制作者に贈られる「亀倉雄策賞」受賞は中村至男。
Pero 伊坂芳太良作品集成 The Works of Yoshitaro Isaka
PEROの愛称で親しまれ、60年代後半に活躍したイラストレーター、伊坂芳太良の作品集。マンガ雑誌ビックコミックの表紙やエドワーズの広告などでも有名な著者のイラストレーションをふんだんに収録。編集・構成は田中一光、小池一子。
ムーミン展 The Art and the Story | 朝日新聞社
2019年に開催された巡回展「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」の図録。小説や絵本の挿絵をはじめ、初期のグッズやフィギュア、企業広告や舞台に登場したムーミンなど、世界中で愛され続けるムーミンとその仲間たちを紹介。代表的なムーミンの童話「trollvinter」綴じ込みで収録。
サントリーPR誌 can・can vol.2
サントリーが1980年代初頭に展開した宣伝PR誌『can・can』第3号。ファッションフォトやサントリー商品を使用したグラフィックのほか、文化人達によるエッセイや対談などを収録。パロディが散りばめられた、80年代の熱気があふれる1冊。
サントリーPR誌 can・can vol.3 壮観号
サントリーが1980年代初頭に展開した宣伝PR誌『can・can』第3号。ファッションフォトやサントリー商品を使用したグラフィックのほか、文化人達によるエッセイや対談などを収録。パロディが散りばめられた、80年代の熱気があふれる1冊。
iichiko design 2019 | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集2019年版。ポスター、雑誌広告、季刊誌・iichiko、地下鉄窓上ポスターなど幅広く収録。河北秀也の優れたアートディレクションと美しい写真に注目。
流行通信 No.170 1978年4月号
ファッション誌『流行通信』 No.170 1978年4月号。細谷秀樹撮影による巻頭特集『Delicious』、福田繁雄編集、十文字美信撮影による『ジョーク・ファッション』などを収録。アートディレクションは田中一光。
流行通信 No.173 1978年7月号
ファッション誌『流行通信』No.173 1978年7月号。坂田栄一郎が撮影した『IN BLACK』特集、志村雅久による『デザイナーズ・コレクション』を収録。そのほか浅井慎平らがカメラマンとして参加。アートディレクションは田中一光。
流行通信 No.217 1982年2月号
ファッション誌『流行通信』No.217 1982年2月号。坂田栄一郎撮影によるスペシャルストーリー『Flowers Start Blooming』、Pierre Houles 撮影による『THE BEAUTIFUL PEOPLE IN NEW YORK:イッセイを着る』などを収録。安齊重男、田原桂一らがカメラマンとして参加。アートディレクションは鬼澤邦。
Broken Line | Olaf Otto Becker オラフ・オット・ベッカー
ドイツの写真家、オラフ・オット・ベッカーが、2003年から2006年まで約4年間滞在したグリーンランドの風景を収めた写真集。そびえ立つ氷河と広大な岩山を写し出した作品は単なる風景写真という枠を超え、非現実的な美しさを放つ。 英語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第2巻。1973年代から1985年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなど、フルカラーの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Eduardo Chillida: OPUS PIII Catalogue Raisonne of the Original Prints | エドゥアルド・チリーダ
スペイン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダのカタログ・レゾネ第3巻。1986年代から1996年代にかけての版画作品を紹介。エッチングやリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなどの作品図版、テキストを収録。 英語、スペイン語、ドイツ語表記。
Jasper Johns: A Retrospective | ジャスパー・ジョーンズ
1996年から1997年にかけてニューヨーク近代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ポップアートの先駆者、ジャスパー・ジョーンズが手がけた930年代から1995年までの作品を年代順に紹介。絵画、ドローイング、彫刻、版画などのカラー・モノクロ含む作品264点の図版、テキストを収録。 英語表記。
暗なきところで逢えれば | 米田知子
2013年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。ロンドンを拠点に活動する写真家・米田知子による、日本やアジアの近代化における記憶や歴史をテーマにした静謐で美しい作品を収録。「サハリン島」「見えるものと見えないもののあいだ」「Japanese House」などのシリーズを紹介している。
Duchamp: Ediciones Poligrafa | マルセル・デュシャン
20世紀を代表する芸術家、マルセル・デュシャンの作品集。「泉」、「自転車の車輪」をはじめ、絵画、オブジェ、制作のプロセスなどを、カラー・モノクロ含む図版、テキストにて収録。 英語表記。
ウィレム・デ・クーニング展 | 石橋財団ブリヂストン美術館
2014年にブリジストン美術館で開催された展示のカタログ。抽象表現主義の代表画家である、ウィレム・デ・クーニングの1951年から1980年にかけての作品を紹介。油彩、素描の作品をカラーの図版、解説を収録。
No Museum, No Life? これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会 | 東京国立近代美術館
2015年に東京国立近代美術館で開催された展覧会の図録。「美術館」そのものをテーマに、AからZまでの36個のキーワードに基づいて展覧会を構成し、時代、地域の垣根を超えた作品の中から厳選された約170点を豊富な図版とテキストとともに紹介。辞典のようなデザインが特徴的な一冊。
舟越桂 夏の邸宅 | 東京都庭園美術館
2008年に東京都庭園美術館で開催された「舟越桂 夏の邸宅」展の展示図録。両生具有のスフィンクスシリーズや異型の人物像の彫刻、ドローイング、版画を多数収録。異世界の住人を鏡に、人間の内側を映し出す。装丁は服部一成、田部井美奈。
苔のむすまで | 杉本博司
現代美術作家の杉本博司による初評論集。美術、考古学、建築、文化にまつわる歴史的背景を踏まえた考察を、自身の撮影した写真作品とともに掲載。
12 | Jon Koko ヨン・ココ
スウェーデンのアーティスト、ヨン・ココによるポストカード作品集。アジアの建築や文化、日本美術にインスピレーションを受けたココは、穏やかで静寂に包まれたかのようなミニマリズムを感じる作品を数多く手がけている。紙で建物や車などのオブジェを制作する「建築彫刻」シリーズを中心に、絵画と彫刻が印刷された12枚のカードを収録。 200部限定。
The Books of Anselm Kiefer, 1969-90 | アンゼルム・キーファー
戦後ドイツを代表する画家、アンゼルム・キーファーの作品集。1960年代から1990年代までに制作したアーティストブック33冊をキーファー自身が監修し、年代順に紹介。写真、ドローイング、ペインティングなど様々な技法を用いて制作された美しい書籍を、読者がページをめくっているかのように見開きで収録している。 英語表記。
グッドバイ ピカソ | 朝日新聞社
20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソのアーカイヴ。報道の分野を中心に活動してきたデーヴィッド・ダグラス・ダンカンの撮影によるピカソの日常・制作風景とともに、ペインティング、立体造形などの作品を多数収録。また、ピカソの人となりを振り返るエッセイも掲載。
Subtle Shifts 微かな移ろい | フィリッパ・トジャル
ポルトガル出身のビジュアルアーティスト、フィリッパ・トジャルの写真集。2023年に開催された展示にあわせて制作されたもの。絵画作品からインスターレーションへと展開していく過程を写真で収録。栞のように挟まれたページにはポルトガル、ドイツ、オーストラリアで制作された作品とともに、その土地に合わせた詩が綴られている。 英語表記。
Martin Kippenberger | マーティン・キッペンバーガー
2015年にタカ・イシイギャラリーで開催されたマーティン・キッペンバーガーの日本初となる回顧展に合わせて刊行されたもの。展示会場の風景写真で構成されており、会場の入り口から会場内へ進む導線に沿って展開されている。会場全体を俯瞰した写真や、作品の細部を切り取った接近写真などを織り交ぜながら、展示の空気感や作品の魅力を多角的に紹介していく。巻末には批評家・清水穣氏によるテキストも掲載。新刊書籍。
臨界 Criticality | サイトウマコト
2019年に北九州市立美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。画家(元グラフィックデザイナー)のサイトウマコトの「Face Landscape」シリーズを中心に紹介。2006年から2019年にかけての作品をカラーの図版、テキストとともに収録。
Oded Ezer: The Typographer’s Guide to the Galaxy
イスラエル出身のタイプデザイナー、オデッド・エゼールの作品集。タイプアート、グラフィックデザイン、ロゴデザイン、インスタレーションなど、ユニークなフォントデザインの作品の図版、テキストを収録。ヘブライ文字とラテン文字、アルファベット、文字の解剖を探求するエゼールの創作の記録。 英語表記。
Fuse 1-20 | Neville Brody、Jon Wozencroft
1991年にネヴィル・ブロディとジョン・ウォーゼンクロフトが立ち上げたデジタルフォント・タイポグラフィの実験誌、「Fuse」の総集版。ポスター10枚付属。参加デザイナーはイアン・アンダーソン、TOMATO、日比野克彦、ハーバート・スペンサー、ピーター・サヴィル、デヴィッド・カーソン他。
円と四角 | 向井周太郎
円と四角形に昇華した宇宙図、カリグラフィ、サイン、そしてコンクリート・ポエトリーの作品群をまとめ、一冊の本に落とし込んだビジュアルブック。図の意味ではなく図の形自体に着目したもので、520点にわたる円と四角形を収集し、章ごとに分けて掲載。装丁は松田行正によるもの。
Tokyo TDC vol.12 The Best in International Typography & Design
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2001年度版。文字と言葉の視覚表現の可能性を追求するために1990年から始まった国際的なコンペティションであり、本書では国内外から集まったタイポグラフィとグラフィックデザインを多数掲載。会員部門金賞は山田英二。一般部門金賞は佐藤可士和。装丁は澤田泰廣。
× バツ BATZ | 松岡正剛ほか
1982年に工作舎より出版された『バツ×の時代 ×の文化』をリメイク。松岡正剛、小野瀬順一、高木隆司、海野弘、山折哲雄、白川静による「×(バツ)」に関する歴史や文化のエッセイとともに、記号や標識、旗、絵画などにおける「× […]
ラジカル・ヒストリー・ツアー 速度びより | 松田行正
グラフィックデザイナー・装丁家、松田行正が「速度の歴史」をテーマとした一冊。産業革命、鉄道の発展から環境破壊など、「速度」についてグラフィカルに解説していく。ナビゲーターとして登場するのは自身の娘。
Notamuse: A New Perspective on Women Graphic Designers in Europe
現代におけるヨーロッパの女性グラフィックデザイナー22名の作品を紹介する資料集。クライアントワーク、自主的なアートプロジェクト、デザイン研究の領域まで、厳選されたグラフィック作品を収録。男性中心のデザインシーンにおいて、女性デザイナーたちのグラフィックデザインがいかに多様であるかを展望する。社会学者やデザイン理論者のインタビューも併録。 英語表記。
わたしの時間旅行 | 山本容子
銅版画家、山本容子が「旅」をテーマにしたアートワークと散文をまとめた一冊。ルイ・ヴィトンの表参道ビルの工事中の仮囲いを利用した1年間のプロジェクトの作品、自身の旅の記録を377点の図版とテキストにて収録。19世紀半ばから1960年代までのパリを中心とした、ピカソやクレー、フロイト、マン・レイなどの著名人や、当時の風景などが収められた「時間旅行」を堪能できる一冊。
かたち誕生 図像のコスモロジー 万物照応劇場 | 杉浦康平
グラフィック・デザイナー、そしてアジア図像学の研究者でもある杉浦康平が「かたち」発生の源流をさかのぼり、成長と変化のありさまを様々な事象から考察する評論集。「身体の構造と響きあうかたち」、「文字」の誕生、「本」や「地図」のなかでのかたち、そしてふたたび人間の身体へと回帰してゆくかたちを解明する。
Cookbook Book | Annahita Kamali、Florian Bohm
古今東西の料理本を紹介するビジュアルブック。専門家らが選んだ過去100年の間に出版された125冊にものぼる料理本を豊富な図版で紹介。 英語表記。