名物裂 渡来織物への憧れ | 五島美術館
2001年に五島美術館で開催された展覧会の図録。茶人に茶の湯道具の茶入や茶碗をいれる袋として珍重され、「金襴」「緞子」「間道」など渡来織物の総称である名物裂(めいぶつぎれ)。本書ではおよそ200点の名物裂を種類ごとに分類してカラー図版で掲載。
開館10周年記念 世界を編む Weaving the World | 横浜美術館
1999年に横浜美術館で開催された展覧会のカタログ。「編む」をテーマに、24人のアーティストたちが様々な表現のスタイルを用いて制作された作品を紹介。オブジェ、彫刻、絵画、インスタレーションなどの作品図版、テキストを収録。
Neon Lovers Glow in the Dark ペーパーバック版 | Lili Lakich リリー・ラキッチ
リリー・ラキッチの作品集。1986年に開催された展示会に際し発行されたもの。ネオンを素材に用いながら、絵画やドローイングを思わせるラフで自由なタッチで手掛けられた作品の数々を収録。
Drill Design 2003-2014
デザイナーの林裕輔と安西葉子によって2001年に設立されたデザインスタジオ『Drill Design』の作品集。2003年から20014年にかけて制作された作品を紹介。ブックエンド、シェルフ、食器、Peper-woodを用いたシリーズ、モビールシリーズなどを収録。
道具曼陀羅 | 村松貞次郎、岡本茂男
日本の伝統的な職人の道具を収録した資料集。道具が纏う粋な風情、用の美、職人の生きざまを語る膏血の滲みなどを、岡本茂男による美しい写真と建築史家である村松貞次郎による解説で編集した一冊。
Chair 椅子 | 遠山孝之
写真家、遠山孝之が"椅子のある空間"を撮影した写真集。街角、公園、カフェテラス、水辺、庭、ストリートと6つの章に分けて全編カラーで収録。コペンハーゲンや、パリ、サン=トロペ、箱根など世界各国の椅子を通してみえる情景、その空間を感じることができる一冊。
建築の日本展 その遺伝子のもたらすもの | 森美術館
2018年に森美術館で開催された同名展示の図録。縄文の住居から現代建築まで日本の建築物から100の事例をえらび、精巧な模型、カラー図版、設計図などを豊富に用いて解説。
道教の美術 Taoism Art | 大阪市立美術館
2009年に大阪市立美術館で開催された展示の図録。道(タオ)を説き、不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教「道教」にまつわる、中国や日本の絵画・書・彫刻・工芸作品を掲載。神仙思想や風水や星宿、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、そして仏教をも取り込み、東アジアの思想や文化、芸術のベースともなった道教をわかりやすく紹介している。
木喰 原田康次写真集 | 木耳社
写真家、原田康次の写真集。江戸時代後期、日本全国を巡りながら1000体以上もの仏像を彫り続け、各地に残したことで知られている仏教行者・木喰。その仏像や、木喰仏を生み出した仏縁の地などを収録。
Esprit: The Comprehensive Design Principle | 朗文堂
1968年に創立したアメリカのファッションブランド、ESPRITのデザイン資料集。ブランド広告、ロゴ、カタログ、商品タグ、ファッション、寝具、各国の店舗デザインほか、豊富な図版とともに解説を収録。石岡瑛子、倉俣史朗、エットレ・ソットサスによるコメントを掲載。装丁は八木保。
Paula Scher: Works | ポーラ・シェア
アメリカ出身のグラフィックデザイナーであり、デザイン・スタジオ「ペンタグラム」のパートナーでもあるポーラ・シェアの作品集。シェアが手掛けた仕事を年代順にカテゴライズして紹介。初期のアートワーク作品から、MoMA、Windows、Shake Shackほか、企業・ブランドロゴ、ポスターなど300点を超えるプロジェクトを収録。 英語表記。
Hybrid Imagery | April Greiman エイプリル・グレイマン
コンピュータ・テクノロジーをデザインの道具として用いた最初期の一人としても知られるグラフィック・デザイナー/エイプリル・グレイマンの作品集。アップルコンピュータから最初に発売されたMacintoshを駆使して製作したものや映像作品など、先駆的かつ実験的な作品を収録。
Niagara Song Book | 永井博、大瀧詠一
大瀧詠一のレコードアルバム「ナイアガラ・ソング・ブック」の世界を永井博が描く作品集。アルバムの全楽譜・歌詞付。レコードと同じ12インチサイズ。
The Best Dutch Book Designs 2012
オランダで毎年開催されるブックデザインアワードの「Best Dutch Book Design」2013年版カタログ。Studio Joost Grootensによる個性豊かなブックデザインで出版社、グラフィックデザイナー、印刷会社、カテゴリー別の地図分布ほか解説を紹介。 英語、オランダ語表記。
Seymour: The Obsessive Images of Seymour Chwast | シーモア・クワスト
プッシュピン・スタジオのメンバーであるグラフィックデザイナー、シーモア・クワストの作品集。広告やアニメーション、レコードジャケット、ポスター、パッケージなど幅広い分野で活躍する氏の作品をカラーで多数掲載。
Otto Treumann: Graphic Design in the Netherlands | オットー・トロイマン
オランダのグラフィックデザイナー、オットー・トロイマンの作品集。スイス・タイポグラフィを学び、オランダ美術連合グラフィック部門議長も務めたトロイマン。氏が手がけたポスター、切手、ロゴデザインなどを多数のカラー図版とともに紹介。 英語表記。
疾風迅雷 杉浦康平雑誌デザインの半世紀
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「疾風迅雷―杉浦康平雑誌デザインの半世紀」展の作品を編纂した図録。レコードジャケット、ポスター、ダイアグラムなど多彩なデザインを手掛けてきた杉浦康平の「雑誌デザイン」を一望。音楽雑誌、建築雑誌、教育雑誌など様々な雑誌シリーズの顔を担った約480点の図版を掲載。杉浦康平と松岡正剛による対談も収録。
アイデア No.381 越境の遍歴 田中義久のパースペクティブ | 誠文堂新光社
アイデアNo.381、2008年4月号。越境の遍歴 田中義久のパースペクティブ特集。アートディレクター、ブックデザイナー、そしてアーティストNelhol(ネルホル)としても活躍する田中義久の仕事・作品を100頁超にわたり掲載。そのほか特別収録「アイデアNo.379 鈴木一誌特集 刊行記念トークイベント」、連載「アトラス考 生態学的世界観の視覚化」などを収録。
アイデア No.343 山口信博/タイポグラフィの書窓から | 誠文堂新光社
アイデアNo.343、2010年11月号。「折形デザイン研究所」を主宰するグラフィックデザイナー・山口信博の特集。山口信博のブックデザインを辿りながら、日本古来の礼法である折形、俳句、古物蒐集にまで及ぶその活動の全容を紹介。その他TM誌のカバーデザインに関する記事や、杉浦康平・平野甲賀・原研哉らを含む34人がセレクトするタイポグラフィ関連の書籍紹介などを掲載。
アイデア No.337 トマト:アンダーワールド | 誠文堂新光社
アイデアNo.337/2009年11月号。ロンドンのクリエイティブ集団/トマト:アンダーワールド特集。トマトの創設メンバーであり、グラフィック、映像、プロダクト、空間、音楽、執筆と他分野で活動を続けるユニット「アンダーワールド」初期メンバーでもあったジョン・ワーウィッカーの、創造哲学と関連プロジェクトをカラーで掲載。そのほか、高岡謙太郎、ばるぼらによる日本のテクノ同人誌とフリーペーパー紹介やイラストレーター/ボブ・ギルのインタビューも掲載。
アイデア No.314 エミグレの歴史 1984-2005 | 誠文堂新光社
アイデアNo.314、2006年1月号。1984年設立の雑誌にしてタイプファウンダーでもあるエミグレの歴史特集。個性的な英字書体や誌面のデザインをカラーで多数収録。その他、ロンドンの出版社/ペンギン・ブックスの活版ジャケットデザインも掲載。付録は大竹伸朗。
アイデア No.311 音のコスモグラフィ | 誠文堂新光社
アイデアNo.311、2005年7月号。ドイツの音楽レーベル、ECMのカバーデザインを特集した「静寂の反響」や、杉浦康平によるレコードジャケット特集「天円地方-響きのカタチ」などを収録。池田亮司のアートプロジェクト、カールハインツ・シュトックハウゼンの素描集、美登英利の作品特集も併せて掲載。大竹伸朗によるオリジナルポスター付属。
Process: A Tomato Project
クリエイティブ集団・Tomato(トマト)のグラフィック作品集。写真、映像、音楽、印刷など、あらゆるメディアを横断して活動するトマトの最初の5年間の作品を網羅。
Bareback: A Tomato Project
ロンドンを拠点に活動するアート集団 「Tomato」 の作品集。中心メンバーであるスティーブ・ベイカー、ディルク・ヴァン・ドーレン、カール・ハイド、ジョン・ワーウィッカーらのグラフィック作品や写真作品をカラーで掲載。
Tycho’s Nova: A Tomato Project | グラハム・ウッド、Tomato
デザイナー、グラハム・ウッドとクリエイティブ集団・Tomato(トマト)による言葉と写真で構成されたビジュアルブック。グラハム・ウッドがスカンジナビアを旅し、北極圏へ向かう道中をロモカメラのモノクロ写真で撮影し、その記録を綴り架空の物語を織り交ぜた1冊。 英語表記。
Hans Schleger: Zero | ハンス・シュレーガー
ドイツ、そしてイギリスを拠点に活躍したグラフィックデザイナー、ハンス・シュレーガーの作品集。ドローイング、絵画、写真のほか、ポスター、広告、企業デザイン、パッケージデザインなど、シュレーガーの生涯に渡る仕事を、解説とともに包括的に紹介する一冊。序文はポール・ランドによるもの。 英語表記。
土屋耕一全仕事 広告批評の別冊 4
軽妙洒脱な卓越したセンスで数々のユニークな広告を生み出したコピーライター/土屋耕一の仕事から代表作を紹介。伊勢丹、東レ、資生堂等の企業広告ほか、巻末には糸井重里との対談も収録。
日本タイポグラフィ年鑑 1989 | 朗文堂
日本タイポグラフィ協会が選出した1989年度の年鑑。タイプフェイス、ピクトグラム、エディトリアル、パッケージデザインなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは稲吉紘実、貴木美羽。装丁は坂東孝明。
国際タイポグラフィ年鑑 1991 International Typographic Almanac | 朗文堂
Evolution Graphicsのメンバーが選出した1991年度の年鑑。世界16ヶ国、1都市より寄せられた2566点の作品の中から、ブックデザインやグラフィック、ロゴタイプなど多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。
パズルグラム | ペンタグラム
イギリスを代表するデザイン会社、ペンタグラムによるデザイン資料集。「パズル」をテーマとした178点のデザインを紹介。マッチを並び替える問題、ケーキを均等に分割する方法など、様々なデザインやイラストレーションのパズルや謎解きを収録。
絵草紙 うろつき夜太 復刻版 | 柴田錬三郎、横尾忠則
1973年から1974年に「週刊プレイボーイ」にて連載されていた柴田錬三郎の時代小説。全頁フルカラーの挿画・装丁は横尾忠則。この作品の為に高輪プリンスホテルに一年間缶詰にされた2人の逸話は有名。時代小説の枠組みを超えて、物語の進行に合わせて次第に作者を巻き込みシュールな展開を見せていく、歴史的傑作。復刻版となる本作は、横尾によるポスターならびに付録小冊子付属。
イラストレーター 安西水丸 | クレヴィス
本の装丁やポスター、執筆活動、絵本、漫画など、多彩な活動で知られるイラストレーター、安西水丸の作品集。4つの章で安西の仕事と人生の軌跡を辿るとともに、交流のあった嵐山光三郎、村上春樹、和田誠との仕事を紹介する。
アイデア特別編集 ユニクロのデザイン | 誠文堂新光社
アイデア特別編集版。1999年から2007年にかけてのユニクロの広告、デザインをジョン・C・ジェイ、タナカノリユキ、佐藤可士和ら3人のクリエイティブディレクターとともに紹介。CM、新聞広告、店内バナー、グロバール戦略など豊富な写真、インタビュー、解説を収録。創業からこれまでのユニクロの軌跡を紐解く。
Berthold Type Book | プロジェクト・オーガン
プロジェクト・オーガンが発行する欧文書体見本帳。書体見本のほか、ベルトールド型文字の原寸、書体のサンプル組、ポイント、行間別組体裁とカーニング例、欧文書体の基礎知識を収録。
パサージュ | 矢萩喜従郎 作品集
デザインからアート、建築と様々な分野で活躍するデザイナー、矢萩喜従郎の作品集。グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、写真、サインシステムや展示場のディレクションなど、幅広い活躍を豊富な図版資料で紹介。伊藤俊治、吉田直哉による寄稿も併せて収録。
Play | 菊地敦己
アートディレクター、デザイナーとして活躍する菊地敦己の作品集。約10年間におよぶデザイン作品のなかから、代表的な仕事を網羅。初期の仕事から最新作まで、更には作り下ろしグラフィック作品を収録する。巻末には2万字ロングインタビューを掲載。
空間のグラフィズム | 廣村正彰
グラフィックデザイナー、廣村正彰が空間とグラフィックデザインについて解説した指南書。グラフィック処理、色彩、照明など視覚的要素から建築、サインシステム、展示会などのスペースデザイン、環境デザインを紹介。カラー・モノクロの豊富な図版、解説を収録。
真性活字中毒者読本 版面考証 | 小宮山博史、府川充男、小池和夫
活字書体を多数の図版とともに紹介した資料集。「日本語組版の歴史」にはじまり、小宮山博史と府川充男の対談「古書温故知新」、また小池和夫を含めた著者3人による座談会「タイプフェイスとデジタルフォント」などを収録。まさに活字中毒者に捧ぐ、活字への愛に溢れた一冊。
高岡重蔵活版習作集 My Study of Letterpress Typography
嘉瑞工房・高岡重蔵による習作集。1970年代に制作された英字組版をはじめ、グリーティングカードや冊子などの作品をカラーで多数掲載。伝えたい内容に寄り添ったタイポグラフィづくりの極意がページごとに見て取れる。習作集といいながらも圧倒的な力量をもって迫ってくる作品の数々は圧巻。