Modes of Criticism 3: Design and Democracy | Francisco Laranjo
ポルトガル出身のアーティスト、Francisco Laranjoによる「Modes of Criticism」シリーズ第3段。トランプ大統領の当選やブレグジット後に起きた近年の政治問題とグラフィックデザインの関係に焦点を当てた1冊。
声ノマ 全身詩人 吉増剛造展 | 東京国立近代美術館
2016年に東京国立近代美術館で開催された「声ノマ 全身詩人 吉増剛造展」の図録。日記、写真、銅板のオブジェ、原稿などのほか、吉増剛造による音声のメモ「声ノート」なども収録し、物質的なもの非物質的な作品まで、様々な側面から氏の人物像に迫る。
限定本よもやま | 駒井清次郎
限定本よもやま/商店の主人でありながら書物の蒐集家でもあった駒井清次郎が、美しい限定本の数々を紹介。「日本の限定本」「絵本どんきほうて」「武井武雄私刊豆本」など、テキストと写真で多数収録。当時非売品で、限定150部発行。
Pioneers of Modern Typography | Herbert Spencer ハーバート・スペンサー
英国のタイポグラファー、ハーバート・スペンサー著。エル・リシツキー、クルト・シュヴィッタース、アレクサンドル・ロトチェンコ、ヤン・チヒョルトらによる20世紀を代表するタイポグラフィ作品を多数収録。
Universen | Huber Huber
チューリッヒ出身のアーティストデュオ、フーバー・フーバーの作品集。アナログのコラージュ技術を駆使して作成したコラージュとインクドローイング作品を、カラーで多数収録。作品群は文明と自然の間のアンビバレントな関係を中心に展開し、同時に社会的なトピックや、希望、恐怖、信仰、失敗といった人間的なテーマを秘めている。
ベン・シャーン 人びとへ、20世紀から | 多摩美術大学美術館
2000年に多摩美術大学美術館で開催された展示会「ベン・シャーン 人びとへ、20世紀から」の図録。ペインティング、ドローイング、版画作品など幅広く収録しながら、様々な社会問題を抱える当時のアメリカでメッセージを発信し続けたベン・シャーンの芸術家人生を辿る。巻末に略歴もあわせて掲載。
赤瀬川原平の冒険 脳内リゾート開発大作戦 | 名古屋市美術館
1995年に開催された展示会「赤瀬川原平の冒険 脳内リゾート開発大作戦」の図録。ハイレッド・センターとしての活動から、千円札裁判、トマソン探索に至るまで、人間の感覚と意識を唆し続ける赤瀬川原平の芸術に迫る。氏の作品の他、種村季弘による序文や、中西夏之、南伸坊、藤森照信らのエッセイも掲載。
中村宏 図画事件 1953-2007 | 東京都現代美術館
2007年に東京都現代美術館で開催された展示の図録。戦後日本美術史において高く評価されている画家・中村宏の作品を包括的に捉え、油彩画を中心に、装丁・挿画・イラストレーションや資料などを収録。
スペース・プラン 鳥取の前衛芸術家集団1968-1977 | 筒井宏樹
谷口俊、フナイタケヒコ、山田健朗らによって鳥取で結成された前衛芸術家集団「スペース・プラン」。1960〜70年代の鳥取の文化状況を踏まえるとともに、若者の叛乱の季節、具体美術協会による野外展、宇部や須磨の野外彫刻展、福嶋敬恭と京都北白川美術村、ミニマリズムからポストミニマリズム等といった歴史的文脈のなかで、その活動を検証する。
Photographs | Matt Mahurin マット・マハリン 写真集
Photographs/イラストレーター、フォトグラファー、フィルム・ディレクターなど多彩な活躍で知られるアメリカのアーティスト、マット・マハリンの写真作品集。強い陰影のコントラストに、不穏な空気と妖しい魅力を放つ写真作品を多数収録。3000部限定発行。
世界の秘密に触れてみる。松岡正剛の本 2冊セット
17歳のための世界と日本の見方/ワクワクする世の中の秘密、教えます。世界の文化・宗教・思想をクロニクルにまとめ、日本とのつながりを明らかにする。流れるようにドンドン読める人間と文化の教科書!誰も知らない世界と日本のまちがい/禁断の世界史講義、開幕。世の初めから隠されていた秘密が明らかになる…。シリーズ「世界と日本の見方」第2弾。
Back to the Future | Irina Werning
イリーナ・ワーニングによる写真集。幼少時代や成年時代のポートレートと、背景、照明、衣装などを忠実に再現して撮影された現在のポートレートを見開きで収録。序文は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語表記。
Churches | David Spero デイビッド・スペロ
MACKから刊行された、イギリスの写真家、デイビッド・スペロによる写真集。街にたたずむ様々な教会を収めた作品を収録。
Designer: No Name | Lena Katarina Swanberg
Designer: No Name/デザイナー不明の美しいプロダクトを、クローズアップした多数のモノクロ図版で紹介する写真集。素材、原産国、つくられた時代などの詳細な情報をあわせて掲載。形そのものの美しさや、機能を感じることができる。
A Life of Things | Daniel Rozensztroch
パリのコンセプトストア「Merci」でアートディレクターを努めるダニエル・ローゼンストローチのインテリア写真集。ヴィンテージ雑貨や世界中で集めた民芸品など、無数のコレクションが不思議と調和する自身のアパートメントが被写体。 英語、フランス語表記。
Les Capes | Matali Crasset
2018年にモナコのカルチュラル・ギャラリーで開催された同名展覧会に合わせて刊行されたフランスを代表するプロダクトデザイナーの一人、マタリ・クラッセの作品集。ジュリアン・カレインが撮影した花器のポラロイド、クラッセのドローイング、雑多な資料などを含む3冊のノートを3種類の紙に印刷した一冊。
apartamento issue 16 | アパルタメント
世界各国の著名人や文化人たちの居住空間を紹介するスペイン発のインテリア誌「apartamento(アパルタメント)」の第16号。フラビン・ジャッドとレイナー・ジャッドが、ドナルド・ジャッドの牧場を訪れる特集や、漫画家のゲイリー・パンターの自宅などを収録。英語表記。
カッサンドル | アンリ・ムーロン
グラフィックデザイナー、舞台装飾家、リトグラフ作家、画家、そしてフォントデザイナーとして世界中に知られているA・M・カッサンドルの作品集。その代表的な仕事を、多数の図版と解説とともに振り返る、伝記的作品集。
History of the Poster | Josef and Shizuko Muller-Brockmann シズコ、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
History of the Poster/スイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンと静子夫人が、ポスターの歴史を編集。アルフォンス・ミュシャ、マックス・ビル、アンディ・ウォーホル、田中一光など、世界各地の作家らが手がけた優れたポスター作品を多数収録。ドイツ、フランス、英語表記。
Bruno Munari: Aria-Terra | ブルーノ・ムナーリ
2018年にイタリアで開催されたブルーノ・ムナーリ展の図録。モビールなどの立体作品、映像、インスタレーションの様子などを多数の図版とともに紹介。 イタリア語表記。
Les Pierres | Jurgen Maelfeyt
ベルギーを拠点にして活動するデザイナー、ユルゲン・マエルフェイのファウンド・フォト作品集。石にフォーカスを当て、鉱物やアクセサリーのイメージを編纂。
花椿合本2010年1月号〜12月号 | 資生堂
創刊70年以上の歴史を持ち、現在も連綿と発行され続けている資生堂の企業文化誌「花椿」2010年度版12冊を一冊に合本。仲條正義がアートディレクションを手がけ、当時の流行ファッションや最先端アートについての情報、そして様々なカルチャーに触れるテキストを豊富に収録。その時代の流行と文化を反映した内容となっている。
The Fat Duck Cookbook | Heston Blumenthal
イギリスの三星レストラン「ファット・ダック(Fat Duck)」のシェフ、ヘストン・ブルーメンタールのレシピ集。科学的な調理法を使い生み出された、創造性にあふれた料理の数々を豊富なカラー写真とあわせて紹介。海の幸を使った料理に「iPod」を添えた「Sound of the Sea(海の音色)」など、五感を刺激する料理から多くのインスピレーションを感じられる。
Field Essays: Things that Happened. | Sophie Krier
オランダを拠点に、展示会や出版物の発行などを行うOnomatopee刊行の「Field Essays」シリーズの第3号。 本号ではアイスランドの新進デザイナー、ブリンヤール・シグルザールソンの作品を紹介。デザインと人類学、工業生産とクラフトマンシップの分野を直感的に融合させた作品と、人類学者ティム・インゴルドとの独占対談を収録。同じくアイスランドの作曲家、ヴァルゲイル・シグルズソンが録音・ミックスした12インチレコードも付属。 英語表記。
Est Pas Une | Philip Poppek
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、フィリップ・ポペックの作品集。マグリットのワード・ペインティングから26文字のアルファベットのaを抽出し、文字とaの詩的な関係をグラフィカルに表現。 英語、ドイツ語表記。
Sol Lewitt | ソル・ルウィット
コンセプチュアル・アートの先駆者として知られる、アメリカの美術家ソル・ルウィットの展示図録。本書は、展示物として制作された巨大なウォール・ドローイングの制作過程を、指示書となる多数の下絵とともに収録した一冊。その他、立体作品等も掲載。
Peter Fischli & David Weiss: 800 Views of Airports
スイスで最も有名な現代アーティスト、フィシュリ&ヴァイスが世界各地を旅するなかで通過した空港を写真に撮るプロジェクト。航空機や燃料車、荷物車、空港労働者、長い通路などを通して国籍を識別するものがいかにはかないかを提示した一冊。
Piranesi: The Complete Etchings | ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ
18世紀イタリアで活躍した画家・建築家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの作品集。きわめて精密かつ大規模に描かれたローマの都市景観から牢獄まで、代表的な銅版画を収録。 英語表記。
Cross Cultural Chairs | Matteo Guarnaccia
シチリアのデザイナー、マッテオ・グァルネチアによるプロジェクトをまとめたビジュアルブック。8カ国の椅子をフィールドリサーチすることで社会的、文化的な違いを観察し、分析したもの。座るという多様で社会文化的な行為そのものが椅子というプロダクトにどのように反映されているかを、現地のデザインスタジオと協力してグラフィカルに編纂。 英語表記。
Voice Off Stage | 沖嶋信
写真家、沖嶋信の作品集。フリーマガジン「FLJ」での連載をまとめたもの。日本の伝統工芸士や郷土玩具職人達の作業風景をプロフィールとともに収録。 表紙に僅かなスレ、僅かな汚れあり。本文の状態は良好。
Richard Paul Lohse: Drawings, 1935-85 | リヒャルト・パウル・ローゼ
スイスのグラフィックデザイナー、リヒャルト・パウル・ローゼの作品集。数学や幾何学を用いた、色彩豊かなスケッチとドローイング作品を多数収録。
Karl Gerstner: L’Esprit des Couleurs | カール・ゲルストナー
スイスのグラフィックデザイナー、カール・ゲルストナーによる、色彩の解説本。数学や幾何学を用いて、色と形の相互作用を丁寧に説明。アリストテレスからアンドレアス・シュパイザー、ゲーテからマックス・リュシャーまでの例を引用しながら、歴史的、心理的に色の主題を追求する異色の色彩論。フランス語表記。
One-To-One Reader | Amelia Groom、T’ai Smithほか
ファッション業界の既成の価値観を検証し、挑戦し、新しい生産方法を提案する進行中のプロジェクトを編纂したアートブック。衣服そのものを黒と青のインクで覆い、印刷することでオリジナルと複製の概念を問いかけ、新しい視点を提案。
Dressing Right: A Guide for Men | Charles Hix
Dressing Right: A Guide for Men/草思社より発行の「男の着こなし―何を選び、どう着るか―実践的服装学」の原著、英語版。「プレイボーイ」「ペントハウス」「タウン・アンド・カントリー」「ジェントルメンズ・クオータリー」など、主だったメンズ・ファッション誌に寄稿するライター/チャールズ・ヒックスが、正しい服装と着こなしを解説したガイドブック。テクスチュアや柄による演出から、スーツ、カジュアル、フォーマル、アクセサリーに至るまで、各々の体型と目的に適した服装の「正しい選び方」を明快にガイドする。写真はブルース・ウェーバー、ハーブ・リッツなど豪華撮影陣。
Eldorado | Ruth Van Beek ルース・ファン・ビーク
オランダ出身のアーティスト、ルース・ファン・ビークの作品集。1950〜70年代の専門書や雑誌を中心に、盆栽の手入れ、サボテンの手入れ、日本の生け花などを題材にした画像をあつめ制作した、奇妙で遊び心のあるコラージュ作品を収録。 英語表記。
Christoforos Savva: Untimely, Again | クリストフォロシ・サヴァ
キプロスの画家、クリストフォロシ・サヴァの作品集。2019年にヴェネチアで開催された展示に際して出版されたもの。絵画から彫刻、針金やセメント、布を使用した実験的な作品など、開放的で伸びやかなサヴァの作品を多数収録。 英語表記。
Magnificent Obsessions: The Artist as Collector | Lydia Yee
現代アーティストの個人的なコレクションを紹介した資料集。ダミアン・ハーストや、アンディ・ウォーホル、杉本博司など、それぞれのコレクションから彼らの美学的・心理学的な側面だけでなく、それらが作品にどのような影響を与えてきたのかを探る。英語表記。
カルダーの世界 | 読売新聞社、西武美術館、現代彫刻センター
1979年から1980年に開催された展示会「カルダーの世界」展の図録。20世紀彫刻界の巨匠として知られるアレクサンダー・カルダー。世界に衝撃を与えたモビールやスタビルに加えて、ペインティングやドローイング、家庭用品、装身具にいたるまで幅広く収録し、氏の芸術の真髄に迫る。表紙デザインは田中一光によるもの。
熊谷守一展 超俗の画人、いのちのかたち | 岐阜県美術館、NHK名古屋放送局
2004年に開催された「熊谷守一展 超俗の画人、いのちのかたち」の図録。絵を志した1890年代から97歳でその生涯を閉じるまでを3部構成に分けて紹介し、万象への畏敬と生命への愛情溢れる作品の数々をカラーで多数掲載。
漢聲雑誌 31期 淮陽泥泥狗
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第31期。巻頭特集では河南省・淮陽の粘土人形「泥犬」を紹介。動物をかたどった色鮮やかな人形の起源や製法などを図版とともに解説。そのほか、福建省の要塞風住宅「河桂楼」、少数民族の葬儀の風習などを掲載。 中国語表記。
漢聲雑誌 41期 膠東麵花
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第41期。巻頭特集では祭事の際に小麦粉を使用して作られる民芸「麺花」を紹介。そのほか、「海竜王」を祀る漁村、ミャオ族の祭りなどを掲載。 中国語表記。
漢聲雑誌 139期 2005 大過雞年
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第139期。その年の干支にちなんだ切り絵や正月画12枚を綴じたポスターブック。ポスターは1枚あたり縦98×横60cmで、綴じ目に沿って切り離すことが可能。 中国語表記。