Folon: Voyages Travels | ジャン=ミッシェル・フォロン
ベルギー出身の画家、ジャン=ミッシェル・フォロンの展示図録。1996年から1997年にローザンヌ・オリンピック美術館で開催された展示に際して出版されたもの。水彩画、オブジェ、彫刻などをカラーで多数収録。
恩地孝四郎 色と形の詩人 | 横浜美術館、宮城県美術館、和歌山県立近代美術館
1994〜5年に開催された「恩地孝四郎 色と形の詩人」展の図録。創作版画の推進者、そして日本の抽象画のパイオニアとして活躍した氏の版画・絵画のほか、芸術の域に達した装丁や余白の美しい写真作品も多数収録。巻末には年譜も掲載。
山中現展 夢の領域 | 福島県立美術館
2010年に福島県立美術館で開催された「山中現展 夢の領域」の図録。木版画をはじめ、ドライポイント、木口木版画、モノタイプ、水彩画、ガラス絵、さらに新境地となる油彩画、オブジェなどを紹介。初期作から最新作まで幅広く紹介した一冊。
Hockney in California | デイヴィッド・ホックニー展
Hockney in California/英国ポップ・アート運動に参加し、1960年代から米国カリフォルニアを拠点に活躍するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの図録。人々の暮らす風景を切り取ったペインティングやドローイング作品、小さな写真を貼り合わせて大きな風景を映し出す作品などをカラーとモノクロで多数収録。
Intimate Distance | Todd Hido トッド・ハイド
アメリカの写真家、トッド・ハイドの作品集。輝くような色使いと、アメリカ国内の風景や郊外の住宅などを撮影した作品で知られるトッド・ハイド。民家、風景、ヌードにいたるまで氏の様々な作品を年代順に掲載し、その変遷とユニークな視点を辿る一冊。英語表記。
Alex Katz: Beauty | アレックス・カッツ画集
米国のアーティスト、アレックス・カッツの版画作品集。クローズアップされたモノクロのポートレートシリーズ25枚を収録したもの。大胆な線描画とタイトなフレームで描かれた女性たちは、20世紀半ばのエレガントなファッションイラストレーションを彷彿とさせ、カッツの美と魅力に対する探究心を浮き彫りにしている。 英語表記。
ミシェル・ビュトールと画家たち 100の本・100の美術空間展
ミシェル・ビュトールと画家たち 100の本・100の美術空間展/ヌーヴォー・ロマンの作家、ミシェル・ビュトールの展示図録。様々な画家の作品集に、自筆テクストの詩を併せた極少数限定出版物をカラーとモノクロで多数掲載。詩は日本語訳付。図録本編はシートで、別冊年表を付属。
芹沢銈介 人と仕事 限定200部 | ギャラリー吾八
1973年に阪急百貨店で開催された展示に際して発行された図録の改訂特装版。代表的な型絵染の屏風や着物、のれんをはじめ、装幀仕事やガラス絵などを収録。限定200部発行。カバーは型染和紙。装幀は芹沢銈介自身によるもの。
Phaidon Design Classics 3冊揃 | Simon Alderson、Ralph Ball、Edward Barber
専門家集団によって厳選された、999点の工業製品からなる権威あるデザインのアーカイブブック。1800年代初頭から現在に至るまでの自動車、家具、食器、電化製品など、幅広いジャンルの工業製品を紹介する。 英語表記。
藤本壮介 武蔵野美術大学 美術館・図書館
日本国内に留まらず海外からも注目を集める若手建築家、藤本壮介が設計した武蔵野美術大学 美術館・図書館の写真図録。写真は阿野太一、笹岡啓子、石川直樹の3名によるもの。個性あふれる3人の写真によって経験する新しい建築写真集。 日本語、英語表記。
Mobile Churches | Anton Roland Laub
1980年代、チャウシェスク政権のもと歴史的建造物が危機に追いやられたルーマニアの首都・ブカレスト。レールの上に持ち上げて移動され、住宅地の後ろに隠されることで難を逃れた7つの教会を撮影した写真集。今日の都市景観を形成している建築群から切り離された教会の姿が映し出されている。
新版 千羽鶴折形 | 笠原邦彦
折り紙の古典ともいえる折り鶴の解説書。寛政9年(1797年)に刊行された『千羽鶴折形』を復刻したもの。初級・中級・上級にカテゴライズされ、それぞれの形には完成形の写真図版、解説、展開図が添えられている。手漉和紙の折形2枚付属。
岩根豊秀の仕事場 孔版画に映し出された湖国のモダニズム | 著者名
2007年に滋賀県立近代美術館で開催された展示の図録。昭和初期より「謄写版(ガリ版)」の店を営んだ岩根豊秀の足跡と作品をたどったもの。代表的な孔版画作品約200点を収録し、その仕事を通して昭和の滋賀の商業デザインや印刷メディアの状況を紹介。
遠い日の絵本 | 谷内六郎画集
遠い日の絵本 谷内六郎画集/画家、谷内六郎の作品集。「週刊新潮」の表紙を飾った四季の作品とそれに添えたエッセイの他、初期のものや写真と組み合わせたシリーズも収録。懐かしい昭和の風景をしっとりと描きとめる。
幼なごころの歌 谷内六郎画集 | 谷内六郎
幼なごころの歌 谷内六郎画集/画家、谷内六郎の作品集。週刊新潮の表紙絵、初期作品、油彩画「海と風船」シリーズを収録。串田孫一「夢みる心の絵」、谷内六郎「幼なごころの歌」のエッセイを収録。
時をこえて ひと針のゆくえ | アナイス・ボーリュー
インドの出版社・タラブックスによる「A Stitch Out of Time」の日本語版。フランスの現代刺繍作家 / アナイス・ボーリューは西アフリカを旅行中、黒いビニール袋が道端の木々を覆い尽くす光景に衝撃を受ける。これは見過ごせないと考えた彼女は、絶滅危惧種とされる植物たちをビニール袋に刺繍し、作品にすることを思いつく。環境問題へのメッセージを声高に叫ぶでもなく、膨大な時間をかけ繊細に縫われた美しい刺繍作品は、時をこえて読者を様々な場所へと連れて行ってくれる。クロス装の表紙にはビニールに刺繍が施され、本体には作品をプリントしたものを収録。新刊書籍。
Ephemera: The Graphic Design of the MAK Library and Works on Paper Collection
オーストリア応用美術博物館(MAK)が所蔵する18世紀から現代までの幅広いグラフィックデザインのコレクションを書籍化。レターペーパー、グリーティングカード、入場券やラベルなど、洗練されたデザインを多数収録。 英語表記。
ハンガリー構成主義 1918-1936 | ワタリウム美術館
1994年にワタリウム美術館で開催された「ハンガリー構成主義 1918-1936」の図録。ラヨシュ・カッシャーク、モホリ=ナジ・ラースローらハンガリーにおける構成主義の代表的作家らを取り上げ、作品とその活動を紹介する。
グラフィックデザイン 皆川泰蔵 | 光村推古書院
グラフィックデザイン 皆川泰蔵/日本の染織家、皆川泰蔵の作品集。ポスターや装本、広告などに使用された作品をカラーとモノクロで多数掲載。切り絵のような作風、モチーフにしている日本家屋、くっきりとした色づかいなど随所に力強い美しさが際立つ。
利休のかたち 好み道具と「利休形」
松屋銀座で開催された展覧会「利休のかたち 継承されるデザインと心展」図録。利休が好み、生み出した作品を通して、その美意識と作意を紹介。また千家道具の制作に携わった職家の人々が、利休の「好み」や「型」を道標としてつくり伝えてきた展覧会未出品約30件を加えた全108件を、文献史料とともに収録した一冊。
Eames: Furniture 1941-1978 | イームズ夫妻
ミッドセンチュリー期に建築家・デザイナーとして活躍したチャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻の手掛けた20種類以上のチェアを掲載。その多くが今日でも生産され続け、新しい世代の人々の憧れとなっている。 英語表記。
テスタメント | フランク・ロイド・ライト
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと並び近代建築の三大巨匠と称される建築家、フランク・ロイド ライトの資料集。代表的な仕事の図版や図面、解説とともにライトの人生をたどる1冊。
グラフィックデザイン大系 3 フォトデザイン | 原弘 他
「グラフィックデザイン大系」シリーズ第3巻、「フォトデザイン」の章。写真を効果的に用いた広告や雑誌デザインを、多数の図版とともに解説。編集は原弘、勝見勝、小池岩太郎、山城隆一、田中正明。装丁は杉浦康平。
Georges Braque: His Graphic Work | ジョルジュ・ブラック画集
ピカソとならびキュビズムの創始者のひとりで、フランスを代表する画家、ジョルジュ・ブラックの作品集。1908年の初期の作品から1958年の静物画にいたるまで幅広く収録。
Jiro Takamatsu | 高松次郎
日本を代表する前衛芸術家、高松次郎の展示図録。芸術と生活の境界線を崩壊させ、芸術を従来の制度から脱却させることを目指した高松次郎の作品は、ドローイングや彫刻から写真まで、彼の作品は見た目も素材もさまざまに変化する。本書は、作品はもとより、スタジオの写真、制作過程の写真、1974年に日本で放映された高松の制作風景を収めたテレビドキュメンタリーの映像も収録。高松次郎の作品を再評価するための一冊。
Klee - Melotti | パウル・クレー、ファウスト・メロッティ
スイスの画家パウル・クレーと、近年国際的にその名を知られるようになったイタリアのアーティスト、ファウスト・メロッティとの関係や親和性を、作品間の対話によって紐解く作品集。クレーの絵画、水彩画、素描など70点余りと、メロッティの彫刻、素描など80点余りを対比して紹介。 英語表記。
Ray Johnson | レイ・ジョンソン
ネオダダと初期のポップアートシーンで活動した米国のアーティスト、レイ・ジョンソンの作品集。雑誌の切り抜きや拾った写真、手製のマークなどを何層にも積み重ねて作られた、晩年に制作されたコラージュ作品を中心に収録したもの。 英語表記。
ashitsuki / long clear | 鷲塚貴紀
2015年、富山を拠点に活動するガラス作家・鷲塚貴紀によるマウスブローによって成型された脚付きグラス。
その森の子供 | ホンマタカシ 写真集
2011年に代々木blind galleryにて開催されたホンマタカシの同名展示図録。福島第一原発メルトダウンによって深刻な放射能汚染を受けた福島の森と、その森で採れたきのこをホンマタカシが撮影した一冊。きのこ類はセシウム類を吸収しやすい性質があり、日本政府は事故から半年後にこの地域で採れたきのこの出荷を禁じた。田中義久によるアートディレクション及びデザイン。
Loomshuttles, Warpaths 2010-2018 | Ines Doujak、John Barker
オーストリアのアーティスト、イネス・ドゥジャックととイギリスの小説家・回顧録作家のジョン・バーカーがテキスタイルとそのグローバルな歴史を視覚的に研究したビジュアルブック。アンデスのテキスタイル生産に代表されるヨーロッパとラテンアメリカの関係を、文化、階級、ジェンダーの対立などあらゆる側面から探求する。 英語表記。
津軽北奥舎201 | 村上善男
岡本太郎に師事した画家・現代美術家、村上善男が、津軽での生活とそこでの芸術活動の日々をまとめた日記エッセイ。青森という地域性が作品に与える影響、内なる心境が文章からも伝わる。
The Stanley Kubrick Archives | スタンリー・キューブリック
The Stanley Kubrick Archives/1999年に他界した映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックの初期作品「非情の罠」から、遺作となった「アイズ・ワイド・シャット」までをタイトル通り一挙にアーカイブした一冊。前後半2部構成となっており、前半は高精細スチール写真を200ページ以上にわたり掲載。後半は主にフィルム・メイキングについての解説となっており、小道具、ポスター、アートワーク、セットデザイン、ラフスケッチ等、これまで公開されていなかった貴重な情報を記録。
Sometimes I Think, Sometimes I am
写真や包装紙を用いたコラージュ絵本で知られる、イタリア出身の女性絵本作家、サラ・ファネリの作品集。世界文学からインスピレーションを受けた作品をはじめ、日頃からノートに描きためたドローイングにコラージュ、絵画を掲載。自由な発想力と創造力を掻き立てるエネルギッシュな作品が魅力の一冊。
Helvetica and the New York City Subway System: The True (Maybe) Story | Paul Shaw
ニューヨークのデザイナー、ポール・ショーが、ニューヨーク市の地下鉄のタイポグラフィーを解説。それまで難解な部分が多かったニューヨークの地下鉄にHelveticaが使用されるようになるまで、そして視覚的な混乱を解消する取り組みなどを、実際の写真や、スケッチ、活字見本といった図版とともに紹介。
Karlssonwilker ON America
デザイナーに非日常的で意外なテーマを探求する機会を与え、ローファイで自由なプラットフォームとして、さまざまなデザイナーやアートディレクターが、自分たちを刺激するようなトピックを探求する新しいデザイン誌「ON」。今号では、ニューヨークを拠点とするデザインスタジオKarlssonwilkerが彼らの故郷であるアメリカを独自のスタイルで検証する。グラフィック、イラストレーション、写真、チャート、ダイアグラム、辛辣な観察が混在した一冊。
Stacks | Nigel Peake ナイジェル・ピーク
アイルランド出身の建築家でありイラストレーター、ナイジェル・ピークの作品集。スコットランド、イタリア、フランス、スイス、クロアチア、デンマークで目にしたStack(重なるモノ)を描いている。建築家としての一面も持つナイジェル・ピークならではの視点を感じる一冊。
Gordon Matta-Clark | ゴードン・マッタ=クラーク作品集
アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの作品集。廃墟と化した建物のファサード、壁、床を切り裂き、建築物を彫刻作品へと変貌させる挑発的で過激な作風で知られる。35歳の若さでこの世を去ったマッタ=クラークの活動を豊富な写真資料と解説で紹介。 英語表記。
山にかえるこころ | 畦地梅太郎
山岳風景を題材とした作品で知られる版画家、畦地梅太郎の画文集。豊富な挿絵とともに、山にまつわるエッセイを収録。限定140部発行。木版画3葉貼込。
Paul Delvaux: Paul-Aloise De Bock | ポール・デルヴォー画集
20世紀初頭のベルギーの画家、ポール・デルヴォーの作品集。初期から晩年の作品をカラーとモノクロで169点収録。古典絵画に描かれたような裸婦像や神話的な世界を、幻想的な画風で描いたことで知られる。 フランス語表記。
Andrew Wyeth: Autobiography | アンドリュー・ワイエス画集
アメリカン・リアリズムを代表的する画家、アンドリュー・ワイエスの作品集。60年にわたり描かれた絵画と、各作品にまつわる成り立ちや出来事についてワイエス自身のコメントが添えられている。 英語表記。