2023年1月28日（土）から2月5日（日）までの期間、
レルム丸山紗央里さんとの企画『象（かたど）る　―本と骨董―』を開催します。

象る（かたどる）には、"物の形を写す・真似る"という意味と、"実体のないものを形象化して表す"という意味があります。

古来より人は何かを伝えるために意味を込めて丁寧に文様を象ってきました。文様の"文"は本来「自然の美しさ」を指し、自然に基づく美、つまり自然の道の現れが理想的と言われました。

今回の展示ではそんな"文様"に焦点をあてたものをご用意します。

古美術に象られた文様を、実際の品物と本を通じて、いにしえに思いを馳せていただけたらと思っております。

骨董は初めての試みですが、実は以前からいつか実現したいことの一つでしたので、僕も今から楽しみです。今回快くご一緒していただけることとなったレルム　丸山紗央里さんも期間中、在廊していただけますのでぜひご来店ください。