Sencha150 急須 黒練 | 南景製陶園

Sencha150 急須 黒練

南景製陶園

南景製陶園の急須。シンプルで直線的なかたちはどんな空間にもしっくり馴染みます。陶土は鉄分を多く含んでおり、釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼しめています。茶漉しは共茶漉し。色は定番の黒練。満水容量170cc、小の碗なら少なめ3杯分、大ならたっぷり1杯分。

陶土屋のノウハウを活かした、南景製陶園の茶器

1913年に陶土の製土業として創業、1972年に急須窯元へと転じてからは、急須づくりで培った技術と思考に基づく様々な製品を手掛けている南景製陶園。

三重県の四日市にある工場で、わたしたちの生活にそっと寄り添う暮らしの道具はつくられています。

南景製陶園の手掛けるのSenchaシリーズの急須は、本体も蓋もシンプルで直線的。こうしたかたちは焼成時に変形しやすく、陶器としてはとてもつくり難いそう。

幾度となく「自分が欲しいと思える物づくり」を模索し、職人が真摯に土と向き合い、型の癖やその日の天候とも対話をしながら命を吹き込むことで、誰のどんな手にもしっくりと馴染む心地よさが生み出されます。

陶土屋のノウハウを活かし、自社で土のブレンドから行う。
また、陶土は鉄分を多く含んでおり、釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼しめています。

釉薬のかかった磁器の急須はお茶の味をストレートに楽しむのに適していますが、南景製陶園の急須は土の肌理に細かな凹凸があることでお茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させるという特徴も。



手と空間にしっくりと馴染む、色とかたち

使い込むほどに色合いが味わい深く変化します。
こちらは南景製陶園の定番ともいえる黒練。空間に溶け込むようなこの絶妙な色味は、釉薬をつかうことなく表現されています。

茶漉しは、昔ながらの共茶漉し。急須本体と同じ土で作られた茶漉しは、ひとひとつ職人が手作業で穴を開けています。

穴は一般的な日本茶に適しつつ、細かい茶葉は通す大きさ。昔ながらのお茶の味を楽しみたい方にはぴったりです。

直線的ななかにある僅かなゆらぎや、お茶を注ぐときの仕草がつくりだす柔らかな空気感は、 実物を手にとって見るとさらによくわかります。

「Sencha150」は小の碗なら少なめ3杯分、大ならたっぷり1杯分。組み合わせは自由自在でお好きなものを。

感動的なのは、注ぎ口の水切れのよさ。旨味が凝縮された最後の一滴まで、気持ちよく注ぎきることができます。

急須と同じ土を使用した「円錐 碗」なら、sencha急須シリーズに合わせてお使いいただけます。

心を鎮めて、ほっと一息、深呼吸。

立ち昇る湯気のあたたかさを感じながらお茶を囲む時間は、自分や、まわりの誰かの心をそっと解きほぐしてくれるはずです。


使用上の注意
・茶殻を水で洗い流し、よく乾かしてください。
・時々、直射日光に当てて紫外線消毒をすると、より衛生的です。
・茶渋や水あかが気になる時は、食器用漂白剤につけ置き洗いもできます。匂いが残らないようにしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。
・土肌をそのまま活かした急須のため 油シミが付きやすいですが、洗剤を垂らしタワシでこすって頂くと綺麗になります。
01ブランド南景製陶園
02素材炻器
03満水容量170cc
07サイズ150×135×70mm
08備考普段は、水洗いのみ、洗浄後はよく乾燥させてお使いください。
茶渋や水染みが気になる場合は、水でうすめた食器用漂白剤でつけ置き洗いもできます。
レンジ:×
直火:×
食器洗い機:×

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