札幌発・ニューウェーヴ七宝焼ブランド、MEDO個展「LOVEとTHEFT/ホタテーランド」
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札幌発・ニューウェーヴ七宝焼ブランド、MEDO個展「LOVEとTHEFT/ホタテーランド」

山田です。

ノストスブックス、2017年最後を締めくくる展示のお知らせです。

12月2日(土)より、札幌を拠点に活動する“ニューウェーヴ”なエナメル(七宝焼)ブランド、MEDOの個展を開催します!



札幌発・ニューウェーヴ七宝焼

MEDO(メド)は、ヤマダカズユキ&ミヤコによるエナメルブランド。「伝統工芸をユーモアのあるデザインで現代的に」をコンセプトに掲げ、ひと目見ただけでクスッと笑えるエナメルアクセサリーを発表しています。

エナメル(七宝焼)は、金属素地に釉薬を焼成することでできる、つややかで彩り豊かなガラス様の工芸品のこと。正倉院宝物の中にも見られ、技法そのものは紀元前にも遡ると言われている伝統工芸技法ですが、現代の人にも興味を持ってもらえるようにとユーモアを込めたデザインを考案し、制作もすべて手作業で行なっています。

ん?この子なんかみたことあるような...?
イメージカットの背景セレクトも絶妙です。

現在は、ノストスブックスをはじめとする数カ所のショップで取扱いがあるほか、札幌を中心に展覧会を開催したり、イベントへ出店したりするなど、精力的に活動しています。

テーマは「LoveとTheft」

今回の展示のテーマは「LoveとTheft」。お気づきの方もいらっしゃるでしょうか、ボブ・ディランのアルバムタイトル「Love and Theft」からの引用です。意味は「愛と盗難」、すなわち「愛をもってオマージュする」ということ。

目にすると思わず笑顔になってしまう作品をこれまでも発表してきたMEDOですが、今回の展示でも誠心誠意、愛を込めて作ったアイテムがずらりと並びます!

ひとつひとつ手作りするエナメルは、同じものを作っても個体差が出てしまう1点もの。色の出方やキャラクターの表情に生まれる揺らぎがまたパロディらしく、魅力を感じてしまうのです。

ハトホタテとのコラボブランド「ホタテーランド」も

また、同じく札幌を拠点に活動する新進気鋭のイラストレーター、ハトホタテさんとコラボしたブランドライン「ホタテーランド」も同時展開。

ハトホタテさんのイラストをもとに作るエナメルのブローチが、ハトホタテさんのイラストとともに並びます。これがまた、なんとも言えないユルさで可愛い!札幌のイベントではたびたびお披露目していたものの、東京で開催する個展としては初めて。貴重な機会となりそうです。
ユーモア溢れるパロディや可愛いイラストを楽しむとともに、普段はなかなか馴染みのない伝統工芸品を身近に感じる機会となれば嬉しいです。

MEDO「LOVEとTHEFT/ホタテーランド」


期間:
2017年12月2日(土)ー12月17日(日)

プロフィール:
MEDO(メド)
MEDOは、「伝統工芸をユーモアあるデザインで現代的に」をコンセプトにヤマダカズユキ&ミヤコが札幌で制作しております。

エナメルというあまり馴染みのない工芸品が普段気軽につけたくなるようなアクセサリーになれば面白いだろう…と言う気持ちで制作を開始しました。

1点1点すべて手作業で制作しています。
その為、同じ物を制作しても微妙な個体差ができてしまいます。
つまり… medo のエナメルは全てが1点ものなのです!
https://m-e-d-o.com/
https://www.instagram.com/medo_enamel/

ハトホタテ
ハトでもホタテでもないハトホタテ。
シール集めを熱心に、近頃はイラスト描きも精力的に、つめに絵を描く『つめ絵』も前のめりに、北海道をベースに色々な活動をしております。
hatohotate.tumblr.com
https://www.instagram.com/_____hotate/

会場:
nostos books
東京都世田谷区世田谷4-2-12
12:00~19:00 水曜定休
03-5799-7982
http://nostos.jp



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1990年4月22日午年、金沢出身。ギリ平成生まれのデジタルネイティブ、nostos booksを拠点にしながらカレーを作り続けるフリーランス編集者。実は理工学系。2019年2月退社。