Utopie Documenta | Eckhart J. Gillen 他
2015年にドイツで開催された展覧会にあわせて刊行された一冊。ドイツの古都・カッセルで5年ごとに開催されている大型国際美術展「ドクメンタ」。過去に技術的・組織的な制約により実現しなかったプロジェクトに焦点を当てながら、ドクメンタの歴史をたどっていく。英語・ドイツ語表記。
白井晟一 精神と空間 | 白井晟一
2010年に開催された「建築家 白井晟一 精神と空間」展の図録。戦後日本のモダニズムの潮流とスタンスを置いた建築作品で知られる白井晟一。写真やドローイング、模型、図面、さらに書や装丁、エッセイなども収録し、氏の建築作品の全貌に迫る。
Rakennettu Puusta: Timber construction in Finland | Marja-Riitta Norri
フィンランドにおける建築木材の利用状況を紹介した展覧会に際して発行されたもの。木材利用の歴史や木材の将来について、事例などの豊富な図版を用いながら解説。
Josef Albers: To Open Eyes: The Bauhaus, Black Mountain College, and Yale | ジョセフ・アルバース
バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ、イエール大学などで40年以上にわたって教鞭をとった、ドイツ出身の芸術家ヨゼフ・アルバースの美術論集。芸術と知覚の本質にせまるアルバースの哲学を多くの図版とともに掲載。
The Modern Art Cookbook | Mary Ann Caws
食べ物を題材にした絵画作品をあつめた作品集。時代も国も異なる芸術家たちは何を食べ、どのように描いたのか。セザンヌの焼きトマト、モネのマドレーヌなど、芸術家たちの描いた作品と料理のレシピを、詩や散文とともに食材別で掲載。英語表記。
キッコーマンの広告 全3冊揃 | キッコーマン醤油
キッコーマン醤油の広告表現や、社会情勢とともに変化してきた1950年〜1975年までのおよそ25年間を、三冊に纏めた資料性の高い冊子。多くの図版とともに、その広告自体の制作秘話、広告受賞歴なども詳細に掲載。経年によるヤケ […]
William Scott | Norbert Lynton
独特な静物画とやわらかな抽象画で国際的に知られるイギリスの画家ウィリアム・スコットの作品集。初期から晩年に至るまでをオールカラー図版とともに解説する。
ミツ―バルテュスによる四十枚の絵 | 泰流社
フランスの画家、バルテュスが11歳の時に描いた少年と仔猫のものがたり。インクで描かれた味わい深いデッサン画40点と詩人リルケが寄せた序文が見事な小冊子「ミツ」の復刻版。バルテュスは後に「猫の王様」と呼ばれるほど好んで猫を描いたが、猫への愛情あふれる心で描いた「ミツ」はその原点に位置する。
マレーヴィチ画集 | ジャン=クロード・マルカデ
マレーヴィチ画集/画家、カジミール・マレーヴィチの作品集。「抽象主義とアール・ヌーヴォー 1905-1910」「超理性的リアリズム 1913-1914」「白の上の白 1917年」など、氏が手掛けた作品と、芸術家としての歩みを年代順に大判で紹介。丁寧な解説に加え、巻末には詳細な年譜もあわせて掲載。
Josef Albers: Eine Retrospektive | ジョセフ・アルバース
Josef Albers: Eine Retrospektive/バウハウスでも教鞭をとったドイツ出身の画家、ジョセフ・アルバースの作品集。1910年代のスケッチをはじめ、代表作である複数の正方形を配した作品群なども多数収録。
Yaacov Agam | ヤコブ・アガム
イスラエルの彫刻家で、オプ・アートやキネティック・アート作品でも知られるヤコブ・アガムの作品集。立体作品を中心とした作品をモノクロで収録するほか、楽譜や氏自身によるテキストを掲載。45RPMのレコード付。
Takehito Koganezawa: Drawing | タケヒト・コガネザワ
芸術家、小金沢健人のドローイング作品集。ベルリンやロンドンでの展覧会に際して刊行されたもの。ドローイング作品をカラーで収録するほか、ハンス・ウルリッヒ・オブリストによる小金沢健人へのインタビューや、小金沢健人論などを収録。日本語英語表記。
The Collected Fanzines: Featuring Collaborations With Mark Gonzales | Harmony Korine ハーモニー・コリン
アメリカの映画監督・脚本家・作家として活躍するハーモニー・コリンと、スケーターのマーク・ゴンザレスらによるファンジン集。1992年から99年にかけて制作されたMy Friend/Adulthood/Adluthood2/Oh Death Where is Thy Sting/Foster Homes and Gardens/Humor Pocahontas Monthly/Humerの8つを一冊にまとめて復刻したもの。手書きのテキスト、写真、イラストなどをモノクロで掲載。
Miro’s posters | Jose Corredor-Matheos ジョアン・ミロ
Miro's posters/スペインの画家、ジョアン・ミロのポスター作品集。ミュージカルやアート、グラフィック作品などの展示のために手掛けられたポスター作品をカラーで多数収録。
水声通信 No.3 特集 村山知義とマヴォイストたち | 水声社
水声通信第3号「村山知義とマヴォイストたち」特集。画家、デザイナー、劇作家、演出家など多彩な活動で知られる村山知義の軌跡を、周囲の人びととともに紹介。
山の意匠 田淵行男写真集 | 田淵行男
山岳写真家、 田淵行男の写真集。「新雪の奥穂高」「暮れゆく御前尾根」などの壮大な風景や、クモマツマキチョウ、ミヤマカラスアゲハといった山に生息する生物の姿を、カラー・モノクロ写真で掲載。巻末には作品解説もあわせて収録。
安曇野 田淵行男写真文集 | 朝日新聞社
山岳写真家、田淵行男による写真文集。四季の移ろいをつぶさに感じられる美しい山の風景や生物写真とともに、味わい深い随想を掲載。
Hunt and Gather | Stephen Waddell スティーブン・ワデル
Hunt and Gather/カナダの写真家、スティーブン・ワデルによる写真集。世界各地で撮影された、人々が働く姿や余暇を楽しむ様子、そして孤独に過ごす一人の時間など、日々の何気ない風景を切り取ったストリートスナップをカラーで多数収録。
東京大学コレクションXI 和田鉱物標本 | 田賀井篤平
2001年に開催された「東京大学コレクション」展のカタログ。日本の鉱物学の基礎を築いた和田維四郎が収集した鉱物コレクションから代表的な標本を、豊富な図版とともに解説する。
Die Muehle | Matthias Schaller マティアス・シャラー
The Mill/ドイツのデュッセルドルフ・カイザーヴェルトにあった旧製紙所に拠点を置きながら活動するベッヒャー夫妻。本書はその生活空間と作業空間を1961年から2003年にかけてマティアス・シャラーが撮影したもの。鬱蒼と蔦の繁る建物に入ると、本や写真がところ狭しと並べられている。
Mette Tronvoll: Photographs | メッテ・トロンヴォル
ノルウェーの写真家、メッテ・トロンヴォルの写真集。初期のポートレートや、、通常は撮影が禁止されているノルウェーのテロ対策センター、モンゴルの人々や住居、そして日本の五島列島・福江島などを撮影した作品を収録。英語表記。
ヴァニラとマニラ | 稲垣足穂
ヴァニラとマニラ/異才・稲垣足穂による短編集。表題である「ヴァニラとマニラ」に加え、「臀見鬼人」「緑の蔭」「Prostata〜Rectum 機械学」などを収録。装丁は山本美智代。
青い箱と紅い骸骨 | 稲垣足穂
稲垣足穂の初期作品集。巻頭に著者の絵画作品「新婚旅行」「月の散文詩」「吸引と反撥」「明方の誘惑」をカラーで掲載。表題作品のほかに「星澄む郷」「地球」「底なしの寝床」「北極光 Aurora borealis」など全13篇を収録。
千社札 粋・洒落・見栄の世界 | 野島寿三郎
神社仏閣に参詣の証しとして納めたのが始りといわれる千社札を、豊富な図版で紹介した資料集。粋と洒落を極めた逸品の数々を、四季折々の行事・江戸の風俗・遊び・紋様など図柄のテーマ別に分類し掲載。
リートフェルト 組立家具図面集 | How to Construct Rietveld Furniture
オランダの建築家にしてインテリアデザイナーのヘリット・トーマス・リートフェルトの組立家具図面集。テーブル、ベンチ、チェア、キャビネットなどの図面を収録。一部ペーパークラフトも付属しており、実際の組立の前にイメージを掴むことができる。 函にスレ、オレ有。本体表紙にキズ、スレ、わずかにヨゴレ有。本文経年並。
Norwegian Icons: Important Norwegian Design From the era 1940-1975 | Einar Kleppe Hothe
ノルウェーのデザインを世界へ向けて発信するブランド「NOREWEGIAN ICONS」の展示会図録。ミッドセンチュリー期の1940年から1975年代を中心に、その時代のアイコンとなったノルウェーデザインとその作品を、若手デザイナーらとともに紹介。英語・日本語表記。
Urban Plants: Bio-Biographies | Christop Wilhelm Aigner 他
主に緑の少ない都市部において、人々の暮らしを彩り癒やしを与える存在として用いられる観葉植物。ポートレートと解説を収録しながら、観葉植物の美しさを改めて明らかにする。英語、ドイツ語表記。
Tita Giese: Pflanzenprojekte / Plantation Projects | Robert Grunenberg
都市や公共空間に植物のランドスケープを手がけるTita Gieseの作品集。空港や商業ビルをはじめ、写真家のトーマス・ルフやアンドレアス・グルスキーの庭園などでのプロジェクトなどを収録。ドイツ語表記。
Tomato Real and Imaginary Flowers | トマト
ラフォーレ原宿のリニューアルオープンイベントとして開催された、ロンドンのクリエイティブユニット・Tomatoのインスタレーション展の図録。初めてトマトのメンバーが全員参加して作り上げたこのインスタレーション展示のイメージ […]
LAPNET 1999-2014 15years | 田中美知子
イベント企画会社・ラップトップ主宰で開催されてきた歴代のイベントを時系列で紹介した資料本。ベック&アル・ハンセンの展示から、シュウウエムラ、蜷川実花、忌野清志郎、ヘンリー・ダーガーなど、1999年から2014年に開催されたイベントの様子を、カラー図版とテキストで解説。
E poi | Icinori
ラファエル・ウルヴィエとマユミ・オテロによるアーティスト・ユニット、Icinori(イチノリ)による絵本。ボルトやペンチといった5人の工具たちが、動物たちとともに鉄道駅をつくりあげていく物語。見開きごとに季節が移ろい、キャラクター自らが景色を変えていく、そのユニークな描写も魅力的な一冊。
ことばの食卓 | 武田百合子、野中ユリ
ことばの食卓/作家・武田泰淳の妻であり、写真家・武田花の母でもあるエッセイスト、武田百合子によるエッセイ集。食にまつわる自身のエピソードを、シンプルでストレートな情景描写とともに綴る。装丁・装画は野中ユリ。
Patti Smith: Dream of Life | パティ・スミス 写真集
Patti Smith:Dream of Life/“パンクの女王”パティ・スミスに11年間密着したドキュメンタリー映画「ドリーム・オブ・ライフ」から再構成された写真集。映画のシーン、彼女自身が撮影したポラロイド写真、時折差し込まれる印象深いテキストが、彼女の人生を垣間みるかのような一冊。
Klee | パウル・クレー Boris Friedewald
ドイツの美術史家であるボリス・フリードワルドが、画家パウル・クレーの一生を図版とともに丁寧に編集した一冊。幼年期からの絵の進化遍歴を見ることができるのは貴重。大判サイズでフルカラー収録。美品。
The Music of Painting: Music, Modernism and the Visual Arts from the Romantics to John Cage | Peter Vergo
モダニズムを背景に、音楽と芸術がどのように関わり合ってきたのかを紐解く資料集。フランツ・リストのラファエロやミケランジェロに対する関心、パウル・クレーのポリフォニックな音楽からの影響など、芸術家たちが音楽のリズムや構造をどのように絵画へ落としこんだのか、そして音楽家たちはいかにして視覚的なイメージを音楽に昇華したのかなどを探っていく。英語表記。
Permanently Becoming and the Architecture of Seeing | Julian Schnabel ジュリアン・シュナーベル
Permanently Becoming and the Architecture of Seeing/アメリカの画家、そして映画監督としても活躍するジュリアン・シュナーベルの展示カタログ。力強いタッチのペインティング作品や、陶器の皿をキャンバスに張りつけたシリーズなど多数収録。英語表記。
蟹のよこばい | 福沢一郎
蟹のよこばい/シュルレアリスムを日本に広めたことで知られる洋画家、福沢一郎の画集。ピカソやダリを彷彿とさせる、ドローイング・ペインティング作品をカラー及びモノクロで多数収録。
Hiro Sugiyama: Early Works Outside Of Science | ヒロ杉山
イラストレーター・ヒロ杉山の作品集。広告や雑誌、CDジャケットなどで独特な世界観を発表し続けている氏の作品をカラーで多数掲載。
Richard Diebenkorn | リチャード・ディーベンコーン
アメリカの画家、リチャード・ディーベンコーンの作品集。抽象表現主義の影響を強く受けた1950年代頃の作品から、画面構成を意識した風景画や人物画、そしてオーシャン・パーク・シリーズに代表される抽象絵画にいたるまで、常に変化を続けてきた氏の軌跡を辿る事ができる一冊。英語表記。
Lim | 松江泰治
Lim/写真家、松江泰治の写真集。墓地をテーマにしたランドスケープをカラーで多数収録。全体にピントを合わせ、奥行きをなくした世界各国の墓地の風景は、「死」につきまとう情や思想といった「雰囲気」を断ち切り、フラットな視点を与える。寄稿は倉石信乃。装丁は秋山伸。
Rei | 須田一政
劇団「天井桟敷」の専属カメラマンとしても活躍した写真家・須田一政の写真集。ショーウィンドウに佇むマネキンのなかにエロティシズムの理想を捉えた作品からは、その背景にある幾千もの視線の軌跡が感じられる。
糸井重里画報 CHIKUWA | 学習研究社
糸井重里画報 CHIKUWA/学習研究社から発行された、コピーライター・糸井重里のムック本。「糸井重里キーワード図鑑」、山口昌男との「チクワ談義」、「糸井重里全コピー辞典」など様々な観点から、“チクワのような男”・糸井重里という人物を解き明かしていく。画面構成、表紙ADは赤瀬川原平。イラストレーションにはみうらじゅん、矢吹申彦なども参加。